これからどんな業界が伸びるのか？
将来の見通しが危うい業界は？
これらをランキング形式で紹介していきます。
何が起きるか読めない変化の激しい現代で、少しでも有利な転職を実現するために参考にして下さい。
【2023年最新】これから伸びる業界ベスト10
ここではこれから伸びることが見込まれる、将来性の高い業界を見ていきます。
【1位】IT業界
これから伸びる業界として、初めに名前が挙げられるのは「IT業界」です。
もはや現代においてITは、仕事・プライベートともに欠かせない重要なインフラと化しているためです。
またAIや5G、ブロックチェーンをはじめ、IT技術の進化はとどまることを知りません。
実際にいま時代の先頭を走る巨大企業「GAFAM」も、すべてIT事業によって現在の地位を確立しています。
この背景からIT業界はこれからもどんどん伸びていき、より欠かせない存在となっていくことは間違いありません。
IT業界への転職を考えてる方は、「未経験からのIT転職」を専門で行なっている「活学キャリア」がおすすめです。
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【2位】ネット・Web広告
ネットおよびWeb広告も、これから伸びる業界の代表格といえます。
ネットやSNSなどの利用者は、日に日に増えているからです。
近年、ネット・Web広告は「テレビCM以上に一般的に普及している広告」とまで言われています。テレビCMは不特定多数の方に放映する一方、ネット広告はユーザーの
- 年代
- 性別
- 趣味嗜好
- 住んでいる地域
などの情報から、一人ひとりに合わせたターゲティングができるためです。
これからのネット業界の拡大と並行して、Web広告業界も大きな拡大を見せるでしょう。
【3位】半導体業界
半導体関連も、今後の伸びが期待できる業界です。
PCやスマートフォンをはじめ、
- テレビ
- 自動車
- 家電製品
- AIロボット
などといったあらゆる電子機器すべてに、半導体は必要不可欠だからです。
その需要の大きさから現代は半導体不足で、需要が圧倒的に供給を上回っている状態にあります。
今後のITの普及に伴って半導体はさらに拡大し、さらに半導体に付随する事業も伸びる見込みです。
ですが、半導体業界といってもブラック企業からホワイト企業までさまざまなので、転職に興味がある方は一度エージェントに相談してみてください。
【4位】Webエンタメ業界
これから伸びる業界として、Webエンタメも挙げられるでしょう。
Webエンタメとは主に「ユーザーに娯楽を提供する業界」のことで、具体例としては以下が挙げられます。
- 動画配信プラットフォーム
- 音楽サブスクリプションサービス
- オンラインおよびスマホゲーム
こちらはコロナウイルスの影響が逆に追い風となって大幅な市場拡大を記録。
その勢いは丸3年経った今でも、途切れずに続いています。
【5位】EC業界
EC業界とは、いわゆる「電子商取引」を提供する業界のことを指します。
具体例としては、
- Amazon
- メルカリ
- Zoom
- Shopify
など、その他にもさまざまなサービスが挙げられます。
コロナウイルスの影響で、EC業界全体が大きな拡大を見せました。
とくにZoomについては2020〜2021年の売上高は、2.9倍を記録しています。
これだけ世に浸透したECがすぐに廃れることは考えにくいでしょう。
【6位】物流業界
物流業界も、これから伸びる業界として目が離せません。
前述の「EC業界」の、今後のさらなる需要拡大が期待されているためです。
さらに物流業界では、
- 物流倉庫のIT化やAI導入
- 今後の「自動運転技術」
などの理由から、今後はいっそう事業が発展していくと期待されています。
【7位】フードデリバリー業界
フードデリバリーとはいわゆる「出前」のことで、
- 出前館
- ウーバーイーツ
が代表的な例です。
こちらもコロナウイルスの影響が、逆に追い風となった代表的な事例。
「外出せずとも、おうちで外食が楽しめる」ことから人気を博しています。
さらに「デリバリー前提のメニュー」をリリースする飲食店も登場するなど、急激な盛り上がりを見せています。
【8位】医療業界
医療業界がこれから伸びる理由は、主に以下の2つです。
- ワクチンの研究開発技術の向上への期待が高まっているから
- ヘルスケア事業に参入する企業が増えているから
ワクチンに関する医療技術の向上は、今もなお世界が注目し、期待を寄せている現状です。
また近年ではAppleやGoogleをはじめとする巨大企業が、次々とヘルスケア事業に参入しています。
この影響から医療へのデジタル化やAIの導入が進み、さらなる需要の底上げが見込まれるでしょう。
【9位】農業業界
農業業界も、これから伸びることが大いに期待されています。
農業は私達の健康を保持するうえで、「なくてはならない存在」です。今後衰退していくことは考え難いでしょう。
また近年の農業には、ドローンや温湿度管理システムをはじめとする「IT機器」の導入事例が目立ちます。
「需要の安定」＋「技術力の向上」の観点から、今後の市場拡大に注目です。
【10位】フリーランス業界
今後の拡大が期待される分野として、フリーランス業界が挙げられます。
コロナウイルスの影響もあって「働き方の多様化」が浸透したことで、フリーランスとして独立する人が年々着実に増えています。
それに伴い、近年の世の中では
- フリーランス向けのプラットフォームが登場・充実し始めている
- 国（厚生労働省）がフリーランスを支援する方向に舵を切っている
など、フリーランスにとってメリットの大きい動きが見られるためです。
こういった「会社員以外の選択肢」は今後も知名度を上げていき、フリーランス産業の拡大にも拍車がかかるでしょう。
とはいえ、スキルなしでフリーランスとして独立するのは難しいです。
とくにITスキルは今後必須となるため、今のうちから何かしらのスキルを身につけておくのが得策です。
将来が見通しにくい業界トップ5
この章では、将来の見通しが怪しい業界をご紹介していきます。
【1位】出版業界
出版業界は、将来が見通しにくい業界のひとつです。
ここでいう出版業界とは、主に「紙媒体コンテンツを提供する業界」を指します。
いまや新聞、雑誌、書籍、チラシなど、あらゆるコンテンツがデジタル化に進んでいるからです。
とくに新聞離れは目まぐるしいスピードで進んでおり、もはや「タダでも受け取らない」という方も存在します。
【2位】金融業界
将来が見通しにくい業界のひとつに、金融業界があります。
ここでいう金融業界は、主に「銀行」。
最新のIT技術やAIシステムの普及よって、銀行が不要になりつつあるためです。
さらに2023年3月、アメリカの大手2銀行が破綻するニュースがありました。
こういった影響から、今後もさまざまな金融業界が大きな打撃を受けるでしょう。
【3位】テレビ業界
テレビ業界も、将来が見通しにくい業界とよく言われています。
インターネットやSNSの利用者が拡大している影響で、「テレビ離れ」が深刻化しているためです。
実際にアニメやドラマ、映画、スポーツなどはサブスクで十分に賄えます。
もしどうしても見たいテレビ番組があっても、「ティーバー」や「NHKプラス」で視聴が可能です。
こういった理由で、テレビを手放す人も少なくありません。
【4位】製造業界
将来が見通しにくい業界として、製造業界もよく名前が挙げられます。
製造業は、決まりきった流れ作業であることが多いからです。
一般的に「パターン化された業務」というものは、AIに代替されてしまいます。
今でこそ「人の手でないとできない繊細な作業」など、手動を貫く企業も少なからずありますが、
- 業務効率化
- 人件費削減
- 時代の流れ
といった影響から、今後だんだんと自動化されていく可能性は否めません。
【5位】士業業界
税理士、弁護士、会計士、司法書士といった士業全般も見通しが明るいとはいえません。
ITの発展でそのような方の力を借りずに済む時代になってきているためです。
たとえば一昔前までは、確定申告は税理士に依頼することが一般的でした。
しかしいまや会計ソフト「Freeee」を使えば、質問に答えるだけで確定申告が完了します。
このように「士業の人の手が必要な場面」は、じわじわと減少が進んでいます。
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これから伸びる業界の見極め方
ここでは、これから伸びる業界を見分ける方法について見ていきます。
AIの自動化の実現まで時間がかかりそうか
単純作業の繰り返しやパターン化された仕事など、「AIによる自動化がまもなく実現しそうなもの」は、これからの伸びは期待できません。
逆に、
- ライティング
- デザイン
- プログラミング
- 動画編集
といった比較的クリエイティブな仕事は、まだAIによる自動化の実現までに時間がかかりそうです。
これからの伸びを意識するなら、自動化までに時間がかかりそうかを考えてみるのがいいでしょう。
生きていくうえで「なくてはならないもの」か
生きていくうえで「なくてはならないもの」であるか否かも、今後の伸びを判断する指標となります。
たとえば電気水道ガスのようなインフラは「ないと困る」ため、今後数年で廃れることは考えがたいです。
同様に現代においてはMicrosoft、Google、Apple、Amazonいずれかが倒産したら心底困る方は大勢いるでしょう。
ないと困るかどうかは、将来性や今後の伸びを考えるひとつの材料になります。
リモートでの作業が可能なものか
リモート作業が可能かどうかも、今後の伸びを見極めるうえで重要になります。
これからは「働き方の多様化」がさらに進んでいくことが見込まれるためです。
そういった流れに柔軟に対応していくためにも、やはり「自由度の高い働き方ができる環境づくりにしっかり投資しているか」は、確認すべきポイントになるでしょう。
とはいえ医療業界や農業など例外もあるので、「フルリモート不可だから将来性がない」と極端に決めつけるのはよくありません。
コロナウイルスの影響で伸びたかどうか
将来性を見極めるポイントとして、「コロナウイルスの影響が追い風となったかどうか」も挙げられます。
コロナウイルスで売上が落ちた企業が、必ずしも「将来性がない」とは限りません。
とはいえコロナウイルスは世の中に甚大な影響を及ぼし、
- 企業のあり方
- これからの働き方
- 時代の流れ
を大きく変えたことは事実です。
この影響を味方につけた企業は、コロナによる影響が緩和されても、今後もしばらくその波に乗り続けることが予想されます。
IT事業に関連しているか
これから伸びることがほぼ確実な「IT業界」に付随する事業かどうかも、将来性を見極めるポイントです。
DXに取り組んでいたり、最新の技術やシステムに敏感であるなど、何らかの形でIT事業に関連していることが重要。
「ITに関係ないうえ、まったく無関心な企業」となると、今後の見通しはあまり明るいとは言えません。
これから伸びる業界で働くとき覚えておくべき懸念点
今後の拡大が期待される企業で働く際にも、注意すべき点は存在するので、この章でしっかり把握しておきましょう。
今後の拡大が保証されているわけではない
いくら今後の見通しが明るく、将来性が抜群と言われている業界でも、安定が保証されているとは限りません。
世の中は私たちが寝ているときも絶えず動き、変化を続けています。現代はその変化がとくに目まぐるしく、流行り廃りも激しいです。
そのため「今伸びている業界が今後も衰退することはない」と言い切ることは不可能です。
ライバルが多い
今伸びている業界はやはり人気が高く、その分ライバルも増えます。
面接では必然的に、熾烈な内定争いに参加する形になるでしょう。
そのため、
- 高学歴の人にどうやって勝つか
- 付加価値をどうアピールし、周りとどう差別化するか
をしっかり考えて対策することが、内定獲得のカギになります。
特化型の能力や付加価値が必要
これから伸びる業界で働くとなったら、
- 特化型の能力
- 付加価値
が必要となります。
現代は企業も星の数ほどあり、以前に比べて転職もカジュアルなものになりました。
そのため広く浅く何でもできる「器用貧乏タイプ」より、ひとつのことをとことんできる「特化型タイプ」が求められる傾向です。
特化した能力とともに、自分にしか提供できない「付加価値」も備えておくとなお良いでしょう。
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これから伸びる業界で重宝する資格
今後拡大していく業界で役に立つ資格をご紹介します。
CCNA
CCNAはネットワーク分野に関連したIT資格で、
- ネットワークにおける概念
- 構築から運用
- セキュリティ対策
など、あらゆる幅広い知識が問われます。
未経験者にとっては難易度が高く、受験料も安いとはいえません。
しかし活学ITスクールを利用すれば、短期間で取得可能です。
さらに合格率も98％以上を誇るため、これから伸びる業界に転職したい方にぜひおすすめです。
ネットワークスペシャリスト
その名のとおり、ハイレベルなネットワークの知識が問われる資格です。
ITの基盤「ネットワーク」における、プロフェッショナルな知識をもつ人材であることの証明となります。
難易度も高めですが、あらゆる局面で役に立つことは間違いないでしょう。
データベーススペシャリスト
データベーススペシャリストも、これから伸びるIT業界で役立つ資格です。
どんなに革新的なAIやITシステムが生まれても、データベースが不要になることはありません。
これからはAIにおける「ビッグデータ」を扱うニーズも高まるため、将来性の観点からもっておいて損はないでしょう。
まとめ：今から転職するならこれから伸びる業界を選択するのが吉！
これから転職することを考えている方は、特別やりたいことなどがない限り、伸びる業界を選択することが賢明です。
そうすることで長期的に安定して働けるうえ、年収アップも期待できます。
本記事で紹介した見極め方を参考に、これから伸びる業界に挑戦してみてはいかがでしょうか。
