G検定の勉強法まとめ!おすすめ書籍・動画・学習サイトを徹底解説

現在急成長しているAIの勉強をして、今後伸びていく業界に就職・転職をしたいと考えている人は多いでしょう。

AIに関心がある人の中にはG検定の受験を考えている人がいますが、専門的な内容ということもあり、勉強方法に悩んでいる人が多いです。

そこで今回は、G検定の勉強方法について解説します。

G検定の対策にピッタリの書籍・学習サイト・アプリも紹介するので、G検定の受験を考えている人はぜひ最後までご覧ください。

結論からいうと、AIの知識がある人は参考書や問題集で試験対策するのがおすすめですが、AI初学者はスクールに通って勉強するのがおすすめです。

目次

G検定に合格するための勉強法

G検定に合格するための勉強法は、以下の通りです。

AIのイメージを掴む

AIについての基礎知識がない人は、まずAIの技術・活用例を学んで、イメージを掴むことが大切です。

日常生活でどのように活用されているか、どういう構造でAIができているかを学ぶことで、G検定取得のモチベーションも上がります

G検定の大枠を知る

AIの概要や活用例のイメージが掴めたら、次はG検定の大枠について知りましょう。

G検定の試験範囲や問題傾向を知ることで、これからどのような知識を身につけていく必要があるかがはっきりします。

G検定の解説をしている動画を見たり、G検定の受験者体験談を見たりすると、資格についてのイメージが膨らむと思います。

G検定の公式テキストを読み込む

G検定の概要が理解できたら、公式テキストを読み込んで、出題範囲や問題傾向の詳細を掴んでいきましょう

公式テキストは、試験の正しい情報が載っているのはもちろん、試験で問われる重要なポイントを詳しく説明しています。

そのため、試験勉強の中で他のテキストを使おうと思っている人も、一度は公式テキストを読んでおくようにしましょう

G検定・AI関連の動画で勉強する

テキストで理解できないところは、YouTubeやUdemyを使って動画で学習するのもおすすめです。

イラストや写真があることでスムーズに理解できるうえに、通勤時間や待ち時間にスマホでサクッと勉強できるので、勉強時間を確保しやすいというメリットもあります。

問題集・模擬問題を解く

基礎的な知識を身につけたら、問題集を使って問題を解く練習をしましょう

G検定に合格するためには、短時間で100問以上解く必要があるため、問題をすばやく解いていくのに慣れておく必要があります。

公式テキストを1周流し読みし終わったら、一度問題集に挑戦してみて、足りない知識や難易度を理解しておくのがよいでしょう。

隙間時間はアプリで勉強する

公式テキストや問題集を持ち歩いて勉強するのもよいですが、まとまった時間がないと書籍で勉強する気が起きないという人もいるでしょう。

そういう方は、通勤時間や待ち時間にサクッと勉強できるアプリを使うのがおすすめです。

独学が難しかったらスクールに通う

G検定はAIやディープラーニングに関する専門的な知識を問われるため、AI初学者の人には難しいかもしれません

難しくて諦めてしまいそうな人は、独学ではなくスクールに通うという手もあります

専門知識を持った講師に直接質問できるので効率よく学習を進められますし、同じG検定受験者と一緒に勉強していくことでモチベーションを高められるというメリットもあります。

G検定対策におすすめの書籍・テキスト

独学するなら、以下の書籍・テキストでG検定対策するのがおすすめです。

深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第2版

JDLAが発行している公式テキストということもあり、試験内容を完全にカバーした内容になっているので、G検定を取得したい人は読んでおくようにしましょう。

初学者がいきなり読んでも理解できないところがあると思うので、最初は流し読みをして繰り返し読んで勉強するのがおすすめです。

ディープラーニングG検定(ジェネラリスト)最強の合格テキスト[明瞭解説+良質問題]

ディープラーニングG検定(ジェネラリスト)最強の合格テキストは、解説テキストに加えて問題集がついているので、G検定取得者の多くが利用している定番の本です。

公式テキストよりもやさしく解説してくれているので、初学者はこの本から読み出してもよいかもしれません。

最短突破 ディープラーニングG検定(ジェネラリスト) 問題集 第2版

試験慣れをするためには、最短突破 ディープラーニングG検定(ジェネラリスト) 問題集を使って繰り返し問題を解いていくのがよいでしょう。

書籍にはオンラインで回答できる模擬問題が付属しているので、パソコンで問題を解く練習にもなります

スッキリわかる ディープラーニングG検定(ジェネラリスト) テキスト&問題演習 第2版

スッキリわかる ディープラーニングG検定(ジェネラリスト) テキスト&問題演習は、G検定の試験を徹底的に分析して、出題されやすい問題について詳しく解説している本です。

過去の問題を参考に制作した予想問題もついているので、合格できるラインかどうかを判断したい人にも最適といえるでしょう。

ディープラーニング活用の教科書

ディープラーニング活用の教科書は、AIをどのように企業で活用しているのかという、ディープラーニング活用事例が多数記載されている書籍です。

G検定の学習に直接役立つわけではありませんが、企業でどのように活用されているかを学ぶことで、資格取得の目的を明確にできるのが読むメリットといえるでしょう。

例えば、生簀の中のマグロを数えるシステムだが、物体検知で移動物体を数えるのは物体が2次元で動くものを数えるのは簡単だが3次元で動く物体を数えるのは難しい。歩く人は上下に移動しない2次元の動きなので真上からカメラで撮影すれば容易にカウントできる。マグロは3次元で動くのでマグロ同士が重なったり奥に消えたりするので非常に困難だと思う。独自アルゴリズムでマグロの動きを捉えたとあるが、そもそも正しくマグロを3次元的に捉えるために撮影するのに必要な複数台のカメラはどのように設置して、どのようにマルチアングルからの物体検知を行なったのか書かれていない。

出典:Amazon

ディープラーニング活用の教科書 実践編

ディープラーニング活用の教科書 実践編は、キユーピーのAIを使った原料検査装置や、 楽天の自動翻訳プロジェクトなど、6社のAI関係の取り組みを詳しくまとめた書籍です。

直接G検定の勉強にはならないため、これから業務にAIを取り入れる管理職や、AI技術を積極的に取り入れている企業に転職したいエンジニアにおすすめの書籍といえるでしょう。

AIビジネスを展開するベンチャー企業へ、法務部員として転職を控えている者です。

この領域に関心を持ってから、①「AIと法」という切り口で既存ルール・ガイドラインがどう変わるかを説明する書籍、②主に非エンジニアを対象にAI(特にディープラーニング)に関する技術的な解説を試みた書籍、③AIが実際のビジネスにおいてどのように用いられ成果を上げつつあるかを紹介する書籍、という区分で読み漁っております。

この本は、③に区分されるものですが、豊富な事例がとても要領よくまとまっており、国内外を問わずAIビジネスの動向を知ることができる良書です。さすが日経クロストレンド。嘆息の一言に尽きます。

出典:Amazon

JDLAのAI関連資料

G検定を実施しているJDLAは、生成AIや契約締結についての情報など、AI関連の資料を公式サイトで公開しています。

AIの最新情報を知れるので、AIの概要が理解できたらチェックしておくのがよいでしょう。

国のAI関連資料

日本でどのようにAIが使われていくのかを知りたいなら、経済産業省や総務省が公開している資料を読むのがおすすめです。

AI関連の政策についてわかりやすく資料で解説されているうえに、日本が行っている最新のAI政策について学べるので、興味がある人は見てみましょう。

AI白書

AI白書は、国内外のAI活用例やAI技術動向を解説している書籍なので、G検定の内容を深掘りしたいAIエンジニアにおすすめです。

ただ、書籍版は5,500円とかなり高価なので、とりあえずAIについて知りたいという人は初学社向けの簡単な書籍から買うのがよいでしょう。

高価ではありますが、その分AIについての深い知見を取り入れるのには最適です。

他の指摘にもあるように、白書なので網羅的なつくり。

けれども、技術から実装、制度政策まで広範な知識が抑えてあり、生成AIとそれに関わる倫理といったところの記述もある。大規模言語モデルとかそもそもの要素も読めるので、生成AIがどういう技術で、どういう経緯で生まれてきたのかはよくわかった。

出典:Amazon

人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの

AIとは何か、どうやってAIが使われていくのかというのが知りたい人は、「人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの」がおすすめです。

AIの歴史や日常で使われているAI技術についてわかりやすく解説されているため、G検定に必要なAIの知識を学ぶ前に読んでおくと、試験内容がスッと頭に入ってくるでしょう。

2013年の末。人工知能学会誌のタイトルを『人工知能』と改め、ロボットメイドのアニメ絵を表紙にしたことで一部の人たちから「女性蔑視だ!」と炎上した事件があった。

この本を著した松尾豊氏は、その炎上を引き起こした張本人である。若くして編集委員長を任され、それまでの堅苦しい学会誌のイメージを払拭し、広く認知させた功績と言い換えてもよい。

本の内容としては、数式を交えた専門的な内容ではなく、AIが何かについて知りたい人に向けた入門書であった。日本と世界のAIの歴史や流れについて、分かりやすく解説されている。

本書を読んで面白いと感じた人には、ジェフ・ホーキンス著『脳は世界をどう見ているのか』をお薦めしたい。

出典:Amazon

G検定対策におすすめのYouTube動画

YouTubeでG検定の勉強をするなら、以下の動画を見てみてください。

JDLA G検定資格勉強法と直前対策 2023年最新版

AIビジネスチャンネル (ABC) が投稿した「JDLA G検定資格勉強法と直前対策 2023年最新版」は、試験内容や対策をわかりやすく理解できるのはもちろん、G検定合格者の生の声を聞けるので、モチベーションアップにも最適です。

インタビュー形式の動画が好きな人や、実際にG検定を取得した人がどう勉強してきたのかを知りたい人は、まずこの動画から見てみてください。

人工知能基礎編[G検定対応・初級]

ITエンジニア ノイさんの「人工知能基礎編[G検定対応・初級]」は、人工知能の基本やディープラーニングの概要など、G検定で必要になる分野を9本の動画で具体的に解説しているため、AIの勉強をしたことがない人にもおすすめです。

【5分で分かる】G検定に合格するための勉強方法!

スタビジ【誰でもAIデータサイエンス】byウマたんが公開している「【5分で分かる】G検定に合格するための勉強方法!」は、テンポがいいアニメーション動画でG検定の勉強方法を解説してくれているので、これからG検定の勉強を始める人にぴったりといえるでしょう。

普段からYouTubeを見ている人や、アニメーションでの解説動画が好きという人は、この動画を見ると効率よく学べるかもしれません。

JDLA G検定模試をひたすら解説する!

JDLA G検定模試をひたすら解説する!」は、パソコンでG検定の模擬試験を受けながら、問題を解説してくれる動画です。

問題の解き方や考え方を知れる動画なので、模擬試験を受けたけど難しかったという人は、この動画を見て解き方を勉強するのがよいでしょう。

また、G検定に興味があるけど受験しようか迷っている人も、この動画を見て試験の雰囲気や難しさを知っておくのがよいかもしれません。

文系未経験異業種からの受検でした。テキストを読んでも理解が及ばずネットで調べても専門的な記事が多くて分からなくて困っていた所こちらの動画を見つけました。vol.5 後半まで、計6本の動画を何度も繰り返し視聴して、ノートもとって勉強しました。この動画のおかげで合格できました。わかりやすい解説をありがとうございます。正解以外の選択肢の説明もあったのがとても良かったです。ありがとうございました!

出典:YouTube

Deep Learning入門

ソニーのディープラーニング開発環境の「Neural Network Console」が運営しているこのチャンネルでは、ソニーの社員がディープラーニングやニューラルネットワークについて解説してくれているDeep Learning入門の動画をあげています。

ディープラーニング関連の動画を14本あげているので、隙間時間にこまめに見ていくのがよいでしょう。

わかりやすい。素晴らしい。量子コンピュータが出来たら、計算能力が恐ろしく上がるし、並列処理も対応しやすいので、今の技術だけで、機械翻訳や音声認識の学習が早くなり、膨大になるな。学習結果をスマホで使えれば、通訳いらないかも。

この先生が言う通り、このような良質な講義を政府がばら撒いてほしい。

出典:YouTube

G検定対策におすすめの勉強アプリ・サイト・スクール

G検定対策におすすめの勉強アプリ・サイト・スクールは、以下の通りです。

Study AI

Study AIは、G検定対策の講義を行なっています。

動画を使って試験範囲を学習できるのはもちろん、720問以上の模擬問題を解いて試験慣れできるので、効率よく勉強を進めたい人におすすめといえるでしょう。

Udemy

Udemyは、有料動画プラットフォームで、G検定やAIに関する動画がたくさん販売されています。

AIの基本知識をイラストでわかりやすく解説した動画や、模擬問題を解説した試験対策の動画など、自分に合った動画を選べるのがメリットです。

DPRo EXAM

DPRo EXAMは、人気のIT系資格の学習を月980円で勉強できるオンライン学習サービスです。

安価で模擬試験を受けられるので、パソコンで問題を解く練習をするのに最適なサービスといえるでしょう。

スタアカ

スタアカは、月980円でデータサイエンティスト関連の講義を受けられる、オンライン学習サービスです。

直接G検定の学習ができるわけではありませんが、ディープラーニングや機械学習実装の講座を受けておくと、G検定の範囲の理解も深まるでしょう。

テックアカデミー

テックアカデミーは、Pythonやプロンプトエンジニアリングなどの勉強ができるプログラミングスクールです。

エンジニア転職の支援もしてくれるので、資格取得やスキルアップをして転職したい人におすすめです。

アガルートアカデミー

アガルートアカデミーでは、G検定に特化した動画講義が用意されています。

16時間でG検定の試験範囲を勉強することができ、購入から半年(180日間)なら何度でも繰り返し視聴できるので、コツコツ独学を進めたい人におすすめの講座です。

活学ITスクール

活学ITスクールは、未経験特化型のプログラミングスクールです。

初学者でも理解できるアニメーション動画で勉強できるので、文系大学出身の人やパソコンが苦手な人に最適なスクールといえるでしょう。

G検定の合格率を上げるコツ

G検定の合格率を上げるためのコツは、以下の通りです。

基本内容は暗記する

問題集や参考書で頻繁に出題されている基本問題は、必ず暗記しておきましょう

G検定は自宅で書類を見ながら受験できますが、簡単な内容まで全て調べていると、全問解答するのは不可能です。

検索しやすいカンペを制作する

参考書を見ながら回答していく人もいますが、自分用のカンペを用意するのがおすすめです。

参考書には基本的な内容や知っている内容も載っているため、わからない内容を検索するのに手間取ってしまいます

そのため、自分が苦手な問題をまとめたカンペを用意して、検索しやすいように付箋をつけたり色付けしたりしておくのがよいでしょう。

マインドマップで用語・概念の関係性を理解する

G検定ではAIやディープラーニングに関係する専門用語がたくさん出題されるので、初学者の方は混乱してしまう可能性が高いです。

そのため、マインドマップを使って用語や概念の関係性を理解するのがおすすめです。

解ける問題から解く

1問目から順に全て解答していく人もいますが、最後まで回答できずに終わってしまう可能性がたかいので、解ける問題から解いていくのがおすすめです。

どの程度正解すれば合格するかというラインは公表されていませんが、おおよそ7割程度と言われています。

未回答の問題が多いと、それだけで合格するのが難しくなってしまうので、全問に手をつけて解ける問題を確実に取っていくようにしましょう。

難問に時間をかけない

G検定は短時間に100問以上も解かなくてはいけないので、1問に時間をかけるのはおすすめできません

問題集やテキストを読み込んでいたとしてもわからない問題はあるので、難問だと感じたら飛ばして次にすすむようにしましょう。

G検定の勉強をするときの注意点

G検定の勉強をするときは、以下の注意点を守りましょう。

発行日・公開日を確認する

資格の参考書や問題集を買うときは、必ず発行日・公開日を確認して、最新のものを購入するように気をつけましょう。

安く済ませるために中古で購入する人もいますが、古いバージョンの本を選んでしまうと、現在の試験に出題されている問題がカバーされていないことがあります。

問題集で出題傾向・問題のクセを掴んでおく

資格取得をするときは、問題集を使って実際に問題を解いて、出題傾向やクセを把握しておく必要があります。

AIに関する知識が豊富なエンジニアだとしても、問題に慣れていないと試験に落ちる可能性が高いので、自信がある人も問題慣れしておくようにしましょう

スマホのアプリで問題を学習すると、通勤時間や待ち時間などの隙間時間に勉強できますが、試験本番の環境とは違って自分のペースで問題を解けます

そのため、試験時間2時間を測ってパソコンで模擬試験を解くという、本番と同じ環境で問題を解く練習をしておきましょう

自分に合った難易度の書籍・勉強サイトを選ぶ

資格試験の勉強をするときは、自分のスキルに合った書籍・勉強サイトを選ぶようにしましょう。

いくら評価が高い書籍だったとしても、初学者がAIエンジニア向けの書籍を使って勉強するのは効率的とは言えません。

まとめ

この記事では、G検定の勉強方法を紹介してきました。

すでにAIの知識がある人は参考書・問題集で試験対策できますが、機械学習未経験の人が自分ひとりで勉強すると、途中でわからなくなって挫折しがちです。

そのため、AIの基礎からしっかり学びたいという人は、ぜひスクールに通ってG検定で要求される知識を習得してみましょう

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