Javaは広く使用されているプログラミング言語であり、その資格は多くの企業や組織で高く評価されています。
そのため、Java資格はIT業界でのキャリアアップを目指す方々に非常に人気であり、未経験からIT業界を目指している方にもおすすめです。
この記事では、資格取得を検討している方に向け、おすすめのJava資格と勉強方法を解説します。
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おすすめのJava資格4選
Javaに関するおすすめの資格4選は以下のとおりです。
資格 | 試験区分 | 資格区分 |
---|---|---|
Oracle認定Javaプログラマ (OCJP) | Bronze Sliver Gold | 民間資格 |
Javaプログラミング能力認定試験 | 1級 2級 3級 | 民間資格 |
Android技術者認定試験 | アプリケーション技術者認定試験 プラットフォーム技術者認定試験 | 民間資格 |
基本情報技術者試験 | なし | 国家資格 |
各資格の詳細や難易度を解説していきます。
Oracle認定Javaプログラマ (OCJP)
Oracle認定Javaプログラマは、Oracle社が提供する、Javaの知識やスキルを評価する公式ベンダー資格です。
試験区分にはBronze(ブロンズ)、Silver(シルバー)、Gold(ゴールド)の3つがあり、それぞれの概要は以下のとおりです
Bronze | Sliver | Gold | |
---|---|---|---|
試験時間 | 65分 | 180分 | 180分 |
問題数 | 60問 | 80問 | 80問 |
合格点 | 60% | 63% | 63% |
難易度 | 低 | 中 | 高 |
出題内容 | Java言語のプログラムの流れ、データの宣言と使用、ループ分など | 簡単なJavaプログラムの作成、配列の操作、例外処理など | 関数型インタフェースとラムダ式、並列処理、アノテーションなど |
Oracle認定Javaプログラマは海外でも知名度の高いJava資格です。
SilverとGoldは国際資格のため、取得できれば海外でのキャリアアップも目指せます。
Javaプログラミング能力認定試験
Javaプログラミング能力認定試験は、株式会社サーティファイから提供されている、Javaのプログラミング能力を評価する日本の資格です。
Javaの基本的な知識やアルゴリズム、データ構造などの実務的な知識が評価されます。
試験区分は3〜1級に分かれており、概要は以下のとおりです。
3級 | 2級 | 1級 | |
---|---|---|---|
試験時間 | 60分 | 90分 | 150分 |
問題数 | 多肢選択式テーマ別大問6門 | 多肢選択式テーマ別大問7門 | 実技試験(PC使用)2問 |
合格点 | 60% | 60% | 60% |
難易度 | 低 | 中 | 高 |
出題内容 | Javaの基礎、Javaの扱うデータ、演算子、制御文、クラスとメソッド | 演算子、制御文、クラスと継承、変数とメソッド、総称、パッケージ、例外処理、スレッド、クラスライブラリ | テーマプログラム「人材派遣管理プログラム」に対する仕様変更、仕様追加等の課題についてのプログラム作成 |
2級までは筆記試験ですが、1級はPCを使って実際にプログラミングを行う試験となっています。
Android技術者認定試験
Android技術者認定試験は、Androidアプリケーションの開発に関する知識やスキルを評価する資格です。
厳密にいえば、Java資格ではありませんが、AndroidのOSやアプリにはJavaが使われているため、この資格でJavaのスキルを証明できます。
試験区分は以下の2つに分かれています。
アプリケーション技術者認定試験ベーシック | プラットフォーム技術者認定試験ベーシック | |
---|---|---|
試験時間 | 90分 | 90分 |
問題数 | 70問 | 70問 |
合格点 | 70% | 70% |
難易度 | 中 | 中 |
出題内容 | システムアーキテクチャ、ユーザーインタフェース、リソースファイルなど | init、システムアーキテクチャ、リソースファイルなど |
アプリケーション技術者認定試験には「プロフェッショナル」もありますが、2024年9月現在準備中のため、試験は受けられません。
Android技術者認定試験は英語版と中国語版も用意されており、海外でも評価が期待できる資格です。
基本情報技術者試験
基本情報技能者試験は、IT全般の知識を評価する経済産業省認定の国家資格です。
Javaに特化した資格ではありませんが、試験の出題内容にJavaが含まれています。
以下が試験の詳細です。
科目A | 科目B | |
---|---|---|
試験時間 | 90分 | 100分 |
問題数 | 60問 | 20問 |
合格点 | 60% | 60% |
難易度 | 低 | 低 |
出題内容 | 基礎理論、コンピューターシステム、技術要素など | プログラミング全般、プログラムの処理の基本要素など |
Javaだけでなく、IT業界で必要な幅広い知識を身につけられるため、これからIT業界を目指す方にはおすすめの資格です。
初心者におすすめのJava資格は?
どの資格を取得するか迷っている初心者には、Oracle認定Javaプログラマがおすすめです。
Javaの公式ベンダー資格で、シルバーやゴールドであれば海外でも通用する資格のため、国内においても就職や転職の際に有利になります。
IT業界未経験であれば、ブロンズから挑むのをおすすめしますが、学習する時間を確保でき、意欲がある方ならば、シルバーから目指してもよいでしょう。
就職活動や転職活動でアピールするならば、シルバー以上の取得を目指してください。
Java資格の取得メリット
Java資格を取得するメリットは以下の7つです。
- スキルの証明
- キャリアの進展
- 資格手当や待遇の向上
- プロフェッショナルネットワークの拡大
- 自信の向上
- 継続的な学習の促進
- 市場価値の向上
それぞれ詳しく解説します。
スキルの証明
Java資格は、あなたがJavaプログラミングの知識とスキルを持っていることを公式に証明するものです。
試験を通過することで、Javaの基本的な概念から高度なトピックまでの知識を持っていると証明されます。
そのため、Javaのプロジェクトを適切に管理し、実装できると雇用者やクライアントに示せます。
キャリアの進展
Java資格を取得すると、キャリアの進展に大きな影響を与えられます。
Javaのプロジェクトにおいては、Java資格を持っているプロフェッショナルを優先的に採用する企業が多いです。
難易度の高い資格を取得できれば、昇進や昇給も期待できます。
資格手当や待遇の向上
Java資格を持っている従業員に対して、資格手当や特別な待遇を提供している企業もあります。
これは、資格を持っていることの価値を認識し、そのスキルと知識を評価するためのものです。
資格を取得することで、給与やその他の福利厚生が向上する可能性が高まります。
プロフェッショナルネットワークの拡大
Java資格を取得する過程では、多くの他のプロフェッショナルと交流する機会が増えます。
業界の専門家や同僚との関係を築けると、キャリアの成長や新しい機会を探求するうえでのサポートが受けられます。
自信の向上
Java資格を取得することで、自分自身のスキルと知識に対する自信が向上するのもメリットの一つです。
資格を取得する過程での学習や試験の経験は、新しい挑戦やプロジェクトに取り組む際に役立ちます。
継続的な学習の促進
Javaの技術やトレンドは常に進化しており、継続的な学習やスキルの更新が必要です。
資格取得の過程で、継続的に学習する習慣がつき、最新のJavaの知識や技術を維持できます。
市場価値の向上
Java資格を持っているプロフェッショナルは、市場での価値が高まります。
資格により、雇用者やクライアントに対して、スキルや知識を証明できるため、転職活動を有利に進められます。
実務的な資格を取得できれば、未経験からでもIT業界に転職可能です。
Java資格の勉強方法
Java資格を効率よく取得するためには、以下の4つの勉強方法がおすすめです。
- 参考書や問題集を利用する
- 実際にコードを書く
- オンラインリソースを活用する
- プログラミングスクールに通う
それぞれ詳しく解説します。
参考書や問題集を利用する
独学で資格取得を目指している方はJava資格対策の参考書や問題集を利用しましょう。
Javaは知名度が高く、人気のあるプログラミング言語のため、さまざまな参考書や問題集から、自分に合ったものを選択できます。
一人で勉強を進めるのが不安な方はオンラインコミュニティや勉強会に参加するのがおすすめです。
実際にコードを書く
Java資格の試験では実際にプログラミングを行う場合もあるため、自分で環境構築をすることもおすすめの勉強方法です。
実際にコードを書くと、Javaの知識や技術を理解しやすく、効率よく学習を進められます。
参考書やインターネット上でコードの書き方を身につけ、小さなプロジェクトやアプリケーションを作成して、実践経験を積みましょう。
オンラインリソースを活用する
インターネット上には、Javaの学習リソースや資格対策の情報が豊富にあります。
無料で公開されているものも多いため、ネット教材や学習サイトを使っても効率よく学習を進められます。
プロの講師が授業をしている有料の学習サイトもあり、予算に合わせて無料のサイトと有料のサイトを活用しましょう。
プログラミングスクールに通う
IT業界未経験者や独学で学習するのが不安な方はプログラミングスクールに通うのがおすすめです。
プログラミングに詳しいプロの講師がわかりやすく授業を行っており、わからないことがあれば気軽に質問できます。
ただし、他の学習方法に比べて費用がかかるため、予算に合ったスクールを選びましょう。
Java資格に関するQ&A
Java資格に関するよくある質問とその回答を紹介します。
Q:Java資格の難易度はどれが一番高いですか?
Java資格の中では、Oracle認定JavaプログラマのGoldが最も難易度の高い資格だといわれています。
この試験では、Javaの高度な機能や最適化技術、設計原則などが問われるため、十分な準備と実務経験が必要です。
Q:Java資格の学習にはどれくらいの時間がかかりますか?
Java資格の学習時間は、個人の経験や知識、学習方法によって大きく異なります。
初級の資格であれば、数ヶ月の学習で合格を目指せますが、難易度の高い資格では、1年以上の学習時間が必要な場合もあります。
効率的に合格を目指すためには、過去問演習や模擬試験の受験、実務経験を活かした学習がおすすめです。
Q:Java資格試験の受験料はどれくらいですか?
Java資格試験の受験料は、資格の種類やレベルによって異なります。
初級の資格試験の受験料は5千円〜1万円程度、上級の試験は2万円程度が一般的です。
詳しい受験料や最新の情報は、公式サイトで確認できます。
Q:Java資格の有効期限や更新方法は?
Java資格は、一部の資格を除き、有効期限は設定されていません。
しかし、Javaのバージョンアップや技術の進化に伴い、新しい内容の試験が追加されることがあります。
そのため、定期的に最新の情報を確認し、必要に応じて再受験や更新を行うことがおすすめです。
まとめ:Java資格を取得してスキルアップを目指そう
Java資格は、プログラミングスキルの証明として、多くのメリットがあります。
資格を取得することで、自分のスキルを客観的に示せ、転職や昇進の際に大きなアドバンテージとなります。
実務的な資格であれば、未経験からでもIT業界へ転職可能です。
自分に合った学習方法で、効率的に勉強を進めて、スキルアップを目指しましょう。
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