「看護師を辞めて他の職種に転職しようかな…」
「看護師から看護師以外への転職ってなんとなく難しい気がする…」
「やはり、できることなら看護師経験を活かしたい…」
看護師は収入がよい反面、人命と向き合うプレッシャーがあったり、夜勤で生活リズムが崩れやすかったりすることから、転職を考える方が少なくありません。
本記事では、「看護師からの転職」にフォーカスし、おすすめの転職先や転職活動を成功させるコツ、おすすめの転職サイトなどを紹介します。
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看護師から他職種に転職したいと思う理由
看護師は、「収入がよい」「雇用が安定している」といったことから人気のある職種の一つですが、一方で、辞める方が多いことでも知られています。
一体、どのような理由で辞めているのでしょうか。
主な理由として、次の5つが挙げられます。
- 人間関係が難しいから
- プレッシャーが大きいから
- 勤務形態が不規則だから
- 体力的にきついと感じるから
- 他種職に興味があるから
人間関係が難しいから
一つ目は、「人間関係が難しいから」という理由です。
看護師の世界の人間関係は独特です。
- 女性が圧倒的に多い
- 看護師以外の職歴が無い人が多く閉鎖的
- 患者さんの命と向き合う必要があるためシビアな雰囲気になりやすい
- 綿密なチーム連携が必要
どのような職種でも人間関係の問題はつきものですが、看護師はこのような環境から人間関係の問題がとくに発生しやすいです。
プレッシャーが大きいから
二つ目は、「プレッシャーが大きいから」という理由です。
看護師は患者の命と向き合う必要があります。小さなミスが重大なミスにつながる可能性も高く、責任が重い職業です。
感染症が流行すると、患者が増える一方で自分自身の体調管理にも気をつけなければならず、気を張らなければいけないことも多いでしょう。
このようにプレッシャーが大きいことが、他職種に転職したいと感じる理由になっています。
勤務形態が不規則だから
三つ目は、「勤務形態が不規則だから」という理由です。
看護師は勤務形態が日勤・夜勤などシフト勤務が多いため、どうしても生活リズムが不規則になります。家族や友人など周囲と時間が合わせづらくなり、孤独を感じる人も少なくないでしょう。
また、家事や家の用事、小さい子どもがいる場合はお迎えや行事ごとの時間をとったりするのも難しくなりやすいです。
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気になる方は、ぜひご覧ください。
体力的にきついと感じるから
四つ目は、「体力的にきついと感じるから」という理由です。
看護師は患者の急変や急患の対応など、緊急の対応で残業が発生しやすい職業です。緊急時の待機要員を担当することもあり、体が疲れていてもやむを得ず長時間労働になることがあります。
また、看護師は日勤・夜勤で不規則な生活になりがちなため、体調管理も大変です。そのため、体力に限界を感じて転職を考える看護師は少なくありません。
他職種に興味があるから
五つ目は、「他職種に興味があるから」という理由です。
看護師は病院やクリニックに勤務していることがほとんどで、かつ専門職で、他職種について知る機会が多くありません。そのため、働き方を変えたいと感じた際、専門職ではない一般企業などに興味を抱きやすくなります。
看護師を続けることのデメリットを感じたとき、他職種に興味をもつことが転職を考える理由につながっています。
看護師からの転職でおすすめの職種:看護師経験にこだわらない場合
続いて、看護師経験にこだわらない場合におすすめの職種を5つ紹介します。
- ITエンジニア
- 営業スタッフ
- 販売スタッフ
- 飲食店スタッフ
- 配送ドライバー
なお、「看護師経験にこだわらない場合におすすめ」といっても、看護師経験をまったく活かせないわけではありません。
ITエンジニア
ITエンジニアは仕事内容が幅広く、目指せるキャリアの選択肢が広い職種です。具体的には、以下のような業務があります。
- システムやソフトウェアを作るためのマネジメントをする(システムエンジニア)
- プログラミングを組む(プログラマー)
- システムが正常に稼働するように監視・運用する(保守・オペレータ)
- 社内や顧客から、IT機器についての質問や改善依頼を受ける(社内SE・ヘルプデスクなど)
扱う分野もインフラ・ネットワーク・クラウドなどさまざまで、自分がどの分野に興味があって特化していきたいのかでキャリアパスが変わってきます。
いずれも作業の正確さや厳密さが求められるため、日々繊細な業務にあたってきた元看護師向きです。
また、機器やシステムで、人や社会を支えるインフラを担えるため、看護師同様に誰かの役に立っているやりがいを感じられます。
営業スタッフ
営業スタッフとは、自社の製品やサービスを顧客に提案する職種です。
お客様のニーズを捉えることが何よりも大事であるため、看護師業務を通して得た傾聴力を活かせるでしょう。
販売スタッフ
販売スタッフとは、店舗内で接客や会計、品出し、清掃、在庫管理などを行う職種です。
立ち仕事や力仕事が多いため体力を必要としますが、同じく体力を必要とする看護師をされてきた方であればとくに問題なく取り組めるでしょう。
飲食店スタッフ
飲食店スタッフとは、飲食店で調理や配膳、会計などを行う職種です。
お客さんがたくさん来る時間帯には、効率的かつミスの無いコミュニケーションが求められます。
看護師業務を通して得たチーム連携力を活かせるでしょう。
配送ドライバー
配送ドライバーとは、トラックを使用して、企業や個人宅など、さまざまな場所に荷物を配送する職種です。
体力を必要としますが、同じく体力を必要とする看護師をされてきた方であればとくに問題なく取り組めるでしょう。
また、夜間配送のニーズがあることから、夜勤経験のある方は重宝される傾向にあり、そういった意味でも元看護師に向いています。
看護師からの転職でおすすめの職種:看護師経験を活かしたい場合
「できることなら看護師経験を活かせる職種に転職したい」
看護師からの転職を検討している方の中には、このように考えている方が多いのではないでしょうか。
ここでは、看護師経験を活かせるおすすめ職種を11個紹介します。
訪問看護師
訪問看護師とは、患者さんの自宅に直接訪問して看護業務を行う看護師です。
主治医の指示のもと、健康状態のチェック、注射や点滴などの医療処置、療養生活アドバイスなどを行います。
所属は、訪問看護ステーションや病院などになります。
一人あるいは少人数で業務を行うため、人間関係の問題が起きにくいです。
必要な資格は、一般の看護師と同じ看護師資格です。
産業看護師
産業看護師とは、一般企業で看護業務を行う看護師です。
企業内の医務室に常勤し、従業員さんの救急処置や健康相談対応、健康診断の運営などを行います。
人命に向き合うことはほとんどなく、夜勤もありません。
必要な資格は、一般の看護師と同じ看護師資格です。
美容クリニック看護師
美容クリニック看護師とは、美容クリニック(脱毛や脂肪吸引、整形など、美容医療を専門とするクリニック)で看護業務を行う看護師です。
来院者のカウンセリングや施術、医師が行う手術のサポートなどを行います。
土日出勤となるケースが多いですが、夜勤はありません。
必要な資格は、一般の看護師と同じ看護師資格です。
保健師
保健師とは、保健所や保険センター、地域包括支援センターなどに所属し、主に地域住民に対して保険や衛生に関する指導を行う職種です。
人命に向き合うことは少ないです。
夜勤もありません。
必要な資格は、看護師資格と保健師資格の2つで、すでに看護師資格を持っている場合、必要な資格は保健師資格のみとなります。
養護教諭
養護教諭とは、いわゆる学校(小学校・中学校・高校)の保健室の先生です。
児童・生徒さんの救急処置や健康指導、健康診断の運営などを行います。
一人で業務を行うことが多いため、人間関係の問題が起きにくいです。
夜勤もありません。
必要な資格は、養護教諭資格です。
看護師から養護教諭資格を取得する場合、文部科学大臣が指定する教育機関で所定科目を履修し卒業する必要があります(一般的に1年の期間を要する)。
保育士
保育士は、保育所など児童福祉施設で、乳児から小学校入学前の子どもの保育を行う職種です。
人命に向き合うことは少ないですが、子どもが怪我をしないよう常に見張っておく必要があります。
必要な資格は、保育士資格です。
保育士資格を取得するためには、厚生労働大臣が指定する教育機関で所定科目を履修して卒業するか(一般的に2~4年の期間を要する)、あるいは保育士試験を受験し合格する必要があります。
介護士
介護士は、特別養護老人ホームなどで、要介護者の身の回りの世話を行う職種です。
高齢化社会の進展に伴い需要が高まっています。
人命に向き合うこともありますが、看護師よりは機会が少ないです。
介護士になるためには通常、介護職員初任者研修を受講する必要がありますが、すでに看護師資格を持っている場合は免除となります。
ケアマネージャー
ケアマネージャーとは、要介護者が適切に介護保険サービス(介護保険法にもとづいて運営される介護サービス)を受けられるよう、プランの作成やサービス事業者との調整を行う職種です。
所属は、特別養護老人ホームなどになります。
夜勤はありません。
ケアマネージャーになるためには、指定職種(看護師はこれに該当)で5年以上の実務経験を積んだ上で、介護支援専門員実務研修受講試験に合格する必要があります。
医療事務スタッフ
医療事務スタッフとは、病院やクリニックなどの医療機関で事務作業を行う職種です。
患者さんの来院受付、会計処理、診療報酬請求、カルテの管理、入退院手続きなどを行います。
一人で業務を行うことが多いため、人間関係の問題が起きにくいです。
人命に直接向き合うことはありません。
資格は必須ではありませんが、「医療事務技能審査試験」「診療報酬請求事務能力認定試験」などの民間資格があれば選考で有利になることもあります。
医療系コールセンターオペレータ
医療系コールセンターとは、一般的には、医療機関や薬品メーカー、医療機器メーカーなどのコールセンターをさします。
医療系コールセンターのオペレータとは、そこで利用者さんからの各種問い合わせに対応する職種です。
一人で業務を行うことが多いため、人間関係の問題が起きにくいです。
365日24時間体制で運営されていることが多く、夜勤を求められることもあります。
看護教員
看護教員とは、看護大学や看護専門学校などにおいて、学生さんに対し講義や実習を通して看護師に必要な知識や技術を教える職種のことです。
夜勤はありません。
一般的に、看護師が看護教員になるためには、看護師として5年以上の実務経験を積んだ上で、厚生労働省や文部科学省などが指定する研修・講習を受ける必要があります(一般的に1年の期間を要する)。
看護師から他職種に転職したいと思った際に行うべきこと
看護師が、転職先を考える際には、次の2つのことを行いましょう。
- 今後のキャリアプランを考える
- 失業手当について確認しておく
今後のキャリアプランを考える
そもそもキャリアプランとは、仕事や働き方について描いたビジョンを達成するために行う行動計画を意味します。自分の理想の将来に近づくために、まずはキャリアプランを明確にしましょう。
キャリアプランを考えるときは、自分が転職によってどうなりたいかを考える必要があります。その際に仕事だけではなく、以下のようなライフプランも交えて考えるのがおすすめです。
- 在宅で働きたい
- 個人の裁量が大きい仕事がしたい
- パソコンスキルを活かした仕事をしたい
- 結婚後も長く続けられる職場がよい
自分がどうなりたいか決めたら、その目標を達成するために自分がどんな行動を起こせばよいのかを考えます。
「今年中に○○の資格を取得する」「希望の□□の仕事に就くためにまずは3年間△△の業務で経験を積む」などです。
転職する際はただ職を変えるのではなく、なぜ転職したいのか、どうなりたいのか、そうなるためにはどう動けばいいのか、を考えて臨みましょう。
失業手当について確認しておく
失業手当の金額や支払日、手続き方法などを確認しましょう。
一定の失業手当があれば安心できるでしょう。
看護師から他職種へ転職する際のリスク・デメリット
転職すれば、それまで抱えていた悩みが解決したり、やりたかったことができるようになったりするでしょう。
しかし、転職にはリスク・デメリットもあります。
主なものとして、次の3つが挙げられます。
収入が減ってしまう場合がある
看護師は夜勤が多く、その分の手当が出るため、収入が高い傾向にあります。
看護師から他職種へ転職する場合、収入が減ってしまう場合があることには留意しましょう。
雇用の安定性を失ってしまう場合がある
看護師は雇用が安定しています。
時代によらず必要とされる職種であるから、また高齢化社会の進展に伴い医療を必要とする方の割合が増えているからです。
看護師から他職種へ転職する場合、雇用の安定性を失ってしまう場合があることにも留意しましょう。
仕事にやりがいを感じられなくなってしまう場合がある
看護師の仕事には大変なことが多いですが、一方でやりがいもあります。
多くの看護師が、患者さんが元気になっていく姿を見ること、患者さんに感謝されることにやりがいを感じています。
看護師から他職種へ転職する場合、仕事にやりがいを感じなくなってしまう場合があることにも留意しましょう。
看護師から他職種への転職を成功させるコツ
ここでは、看護師が他職種への転職を成功させるための以下の5つのコツを紹介します。
- 情報収集を行う
- 転職先で活かせる経験の棚卸を行う
- パソコンやIT知識の資格・スキルを身につける
- 転職サイト・転職エージェントを活用する
- 未経験者OKの求人を狙う
情報収集を行う
転職活動では情報収集が重要です。希望する職種だと思い転職しても、実際はまったく違うこともありえます。ミスマッチを防ぐためにも、情報収集はしっかりと行いましょう。
また、今後のキャリアプランをもとに、転職する先の業界について情報収集を行うことも大切です。
転職は、狙う業界が今後伸びていく業界か今後衰退していく業界かの見極めがポイントです。
たとえばIT業界やWeb広告業界など、IT・Web分野は今後伸びていくと考えられています。
反対に、テレビ業界や出版業界、金融業界などはインターネットやAIの発達に伴い、衰退が懸念されています。
転職後にまた転職せざるを得ない状況にならないためにも、今後の企業の状況や業界の状況について徹底的に情報収集を行いましょう。
転職先で活かせる経験の棚卸を行う
看護師から他職種への転職であっても、看護師で得た経験・スキルを活かすことはできます。気になる転職先があれば、そこで活かせる看護師経験が無いか棚卸をしましょう。
たとえば、以下のような看護師経験は他職種であっても活かせるスキルです。
- 看護師は人とかかわる機会が多いため、コミュニケーションに長けている
- 医療現場でミスが許されない場面が多かったため、確認が丁寧で注意力が優れている
看護師から他職種への転職によって、これまで培った経験が0になってしまうことはありません。
看護師として努力した点や長所はすべて洗い出して、アピールポイントにつなげていきましょう。
パソコンやIT知識の資格・スキルを身につける
転職前にパソコンスキルや基本的なIT知識を身につけておきましょう。
職場にもよりますが、看護師はデスクワークではないため、パソコンに触れる機会が少なく、パソコンスキルが身に付いていないケースもあります。
パソコンを使う業務は数多く存在するため、基本的なスキルを事前に身につけておくことがおすすめです。
また、データを扱う企業であれば、ITパスポートや基本情報技術者試験などの資格取得を推奨される場合もあります。
ITパスポートや基本情報技術者試験は初級資格であるため、取得を推奨されていない場合でもIT分野の基本的知識の理解を示せます。
資格取得が自分自身の自信にもつながるため、転職前にスキルアップを目指しましょう。
転職サイト・転職エージェントを活用する
転職サイトや転職エージェントは積極的に活用しましょう。
転職サイトは、時間や場所を気にせず多くの求人を確認できます。そのため、多忙な看護師も自分のペースで転職活動を行えます。
一方で、転職エージェントは求職者が希望する条件で求人を探してくれたり、履歴書・職務経歴書などの添削や模擬面接を行ってくれたりするのが特長です。相談やアドバイスが欲しい人に向いています。
転職サイトと転職エージェントはそれぞれ異なるメリットがあるため、自分の転職活動に適したサービスをうまく活用していきましょう。
未経験者OKの求人を狙う
他職種スキルや一般のビジネススキルに不安を感じている場合は、未経験者OKの求人を狙ってみましょう。
専門職ではない職種や、人材が不足している業界などは未経験OKの求人を出しやすいです。
知識が無いことを前提にして、働きながら学べるよう入社後の教育に力を入れている企業が多いため、転職に成功する可能性が高まります。
とくにIT業界は今後衰退する可能性は低く、また、IT人材は不足しているため未経験OK求人が多い傾向にあります。
目指せるキャリアパスも幅広いため、IT分野に興味のある人は検討するとよいでしょう。
看護師から未経験の転職にはIT業界がおすすめ
IT業界は、IT機器の普及に反して人材不足の状態にあり、常に新しい人材を求めている状況です。そのため、入社時の教育に力を入れた未経験者歓迎の求人も数多く存在します。
システムエンジニアやプログラマーなど専門知識が必要な職種から、ヘルプデスクやIT事務など専門知識を要さない職種まで業務もさまざまです。
まずは未経験でもはじめやすいヘルプデスクから開始し、徐々に専門知識を身につけ経験を積むとよいでしょう。
IT業界はどんどん新しい技術が発展していくため、自己学習が欠かせない業界といえます。
しかし、国家資格取得のために勉強に励んでいたことが看護師としての強みにもなるため、IT業界への転職はおすすめです。
看護師からの転職で活用したい転職サイト・転職エージェント
ここでは、看護師経験にこだわらない転職を行う場合におすすめの転職サイトを紹介します。
- 活学キャリア支援
- doda
- リクナビNEXT
- マイナビ転職
- パソナキャリア
活学キャリア支援
活学キャリア支援は、弊社が運営する未経験専門IT転職エージェントです。「他業種しか経験したことがない」「IT業界ははじめて」という方も安心して転職できるよう、IT転職のプロがサポートいたします。
- すぐに転職したい方には、お給料をもらいながら学べるIT研修付きの求人をご案内
- しっかり学んでから転職したい人は、まずは活学オリジナルカリキュラムを受講
活学キャリア支援では、ご自身のスタイルに合わせた転職活動をスタートできます。ITエンジニアへの転職なら、活学キャリア支援にお任せください。
doda
dodaは、パーソルキャリア株式会社が運営する転職情報サイトです。
ガイドやテンプレートに従うだけで職務経歴書を作成できる機能や3分で年収査定ができる機能に定評があります。
また、無料で参加できる転職フェアやセミナーを随時開催しています。
リクナビNEXT
リクナビNEXTは、リクルートグループが運営する転職情報サイトです。
ユーザー自身が求人検索できるのはもちろんのこと、職歴や保有スキルなどの情報を登録しておくことで企業からスカウトを受けることもできます。
また、人材サービス業最大手のリクルートグループが運営しているしているため、求人の質が高いです。
マイナビ転職
マイナビ転職は、株式会社マイナビが運営する転職情報サイトです。
幅広い業種・職種の求人情報が掲載されていますが、20~30代の若手転職に強みがあります。
また、それぞれの地域に根付いた求人情報を提供する「エリア版」があり、働く地域にこだわる人におすすめです。
パソナキャリア
パソナキャリアは 株式会社パソナが運営する転職サイトです。
ハイクラス転職に強みを持ち、転職成功者のうち、67.1%の方が年収アップを実現しています。
また、女性向け求人情報、IT系求人情報が多い傾向にあります。
看護師から他職種への転職を考えている人からよくある質問
看護師からの転職において、よくある質問に回答いたします。
看護師を辞める人はどれくらい?
看護師を辞める人は、増加傾向にあります。日本看護協会の調査によると、2021年度と2022年度の離職者の割合は以下のとおりです。
※
2020年度 | 2022年度 | |
---|---|---|
正規雇用看護職員離職率 | 2,432人(10.6%) | 3,639人(11.8%) |
新卒採用者離職率 | 2,418人(8.2%) | 3,628人(10.2%) |
既卒採用者離職率 | 2,411人(14.9%) | 3,612人(16.6%) |
調査結果から、正規雇用・新卒・既卒とも自分のキャリアやライフプランを考え直し、理想の働き方を模索していると考えられます。
※引用:日本看護協会「2021年 病院看護・外来看護実態調査報告書」
※引用:日本看護協会「2023年 病院看護実態調査報告書」
看護師から他職種への転職で高収入は目指せる?
看護師から他職種へ転職しても、高収入は目指せます。たとえば、美容クリニックは自由診療で利益率が高いため、給料が高めに設定されていることが多いです。
また、業界によって収入が変わる場合もあります。今後伸びていく業界は給与水準も高くなる可能性があるため、企業単位ではなく業界単位で平均給与の調査をしてみましょう。
※なお、国税庁による令和4年分民間給与実態統計調査によると、平均給与の高い業種上位3つまでは以下のとおりです。
- 電気・ガス・熱供給・水道業
- 金融業・保険業
- 情報通信業
転職サイトを使っていると職場にバレる?
もちろん、転職サイトにもよるのですが、一般的には、「自分に関する情報の一部を非表示にする」「特定の企業・組織をブロックする」など、職場にバレないための設定が可能となっていることがほとんどです。
まとめ:看護師から他職種への転職は可能
本記事では、「看護師からの転職」にフォーカスし、おすすめの転職先や転職活動を成功させるコツなどを紹介しました。
「看護師から看護師以外への転職って難しい気がする…」と悩まれている方も多いですが、実際のところ、看護師から他職種を目指すことは十分に可能です。
また、看護師として働いてきた経験を活かすこともできるでしょう。
看護師からの転職に取り組む上で、本記事の内容がご参考になれば幸いです。
こちらのサイトもぜひご覧ください。
ナースの職業図鑑:看護師の転職ノウハウや、看護師向けの転職サイトを紹介しています。
応援ナースの手引き:応援ナースや看護師の働き方、看護師向け転職サイトを紹介しています。
セルワーク看護師求人:看護師専門の求人サイトで、転職に関する情報も充実しています。
看護師からIT業界への転職をお考えなら、活学キャリア支援の利用をご検討ください。
自己分析や面接対応など、転職活動のさまざまなステップに合わせたサポートをいたしますので、IT業界未経験でも安心して転職活動を進められます。
効率的に転職活動を行いたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。