【ブラックSES企業からの脱出】IT会社に入社したはずなのに携帯販売員になってしまった話

こんにちは!

活学キャリア編集部です!

今回のインタビューに協力いただいたのは、元携帯ショップの販売員だった福澤さん。

福澤さんは、SES会社にITエンジニアとして入社したにも関わらず、入社後聞いていた業務と全く違う業務をさせられて悩んでいました

そんな過去から、どうやってキャリアチェンジを成功させたのかお話を伺ってきました!

SESの闇の1つと言われている、「聞いてた業務と違うことをさせられる」というリアルな体験談は、これからエンジニアを目指す皆さんにとっても凄く参考になる話だと思うので、ぜひ最後までお読みください!

目次

なぜエンジニアを志したのですか?

私は生粋の文系だったので、ITや情報系とは全く無縁の生活を送っていました。

ですが、やっぱり今の時代何かしらの形でIT技術に触れる機会って多いじゃないですか?

それで、少しずつITについて興味を持つようになって…。

そんなことを考えているうちにITエンジニアとして働いてITの力を通して世の中を便利にしたいなと考えるようになりました。

なので、将来的には「ITコンサル」を目指せる会社に入社したいなと考えるようになりました。

どのように就職活動をされたのですか?

実際に就活を始めようと思ったのですが、思いの外IT企業が多く衝撃を受けたことは今でも覚えています。

それだけ会社があるにもかかわらず、傍から見るとどの会社も同じに見えてしまって、企業選びに凄く苦労しました

当時の私は、IT業界の裏側を全然知らなかったので、あまり深く考えずとりあえず何社か受けて内定をもらった会社に入社することにしました。

入社後の業務ではどのようなことをやっていましたか?

内定をいただいた時に業務内容の確認をしたのですが、その時は「ITコンサル」と言う風に言われました。

ですが、実際に入社すると、研修と称して何故か携帯ショップの販売員をさせられることになりました。

確かに社会人として、対人スキルを磨く必要が有ることの重要性は分かっていたので、最初は渋々頑張っていました。

しかし、半年たってもこの状況が変わらず、いつになったらこの研修が終わるのかすら見当が付かないなかで、この会社で頑張っていくモチベーションが湧かなくなってしまい転職しようと決めました。

それが転職活動を始めることになったきっかけになったんですね!

そうですね。

異業種への転職も考えたのですが、やっぱりITコンサルになりたいという夢を諦めることが出来なかったんですよね。

ただ、ここでまた自力で会社を選んで転職活動をすると、新卒の頃の失敗をまたしたらどうしようと思って…。

そんな時、たまたまSNSの広告で活学キャリアを見かけて、なんとなく無料カウンセリングに申し込んでみました。

無料カウンセリングではどんな話をしましたか?

カウンセリングでは主に「前職の経験」と「私がこれから目指す将来像」の2つについて詳しく話しました。

特に、前職の経験の話は凄く印象に残っていて…

私が前職で直面していた「入社前に聞いていた内容と全く違う業務を押し付けられた」という経験が、自分では特殊なケースだと思っていたんです。

でも、SES業界ではそういったことが実はかなり一般的だと、カウンセリングで初めて知りました。

驚きと同時に、少し安心した部分もありました。

私だけが困っているわけではないんだと分かったので。

さらに、カウンセラーの方からSES業界の“闇”と呼ばれる部分についても詳しく教えていただきました

契約条件や労働環境が曖昧なまま放置されてしまったり、キャリア形成におけるリスクなど、実際に働いていると見えにくい部分を丁寧に解説してくださいました。

もちろん、SES業界にも「良い会社」が存在することは理解していましたが、自分だけの判断でそうした会社を見抜けるかと言われると、やっぱり自信が持てなくて…。

そんな不安を払拭するためにも、プロのアドバイスを受けて正しい選択をしたいと思い、最終的に転職エージェントを活用することに決めました。

転職活動を始める上で不安だったことはありますか?

正直、不安しかなかったです(笑)

特に、前回の失敗があるので、もしまた同じ目にあったらどうしようとか…。

あと、前職を1年足らずでやめてしまったので、面接でその点について聞かれたらなんて答えたら良いのだろうとか…

挙げたらキリが無いですね(笑)

その中で活学キャリアの利用を決めた理由はなんですか?

私が活学キャリアを利用することに決めた理由は、大きく分けて2つあります。

1つ目は、担当カウンセラーの郡谷さんのお人柄です。

郡谷さんとカウンセリングをしながら自分の転職軸を整理していた時に、言ってくれた「自分の欲望を全開にして良いんだよ」という一言がとても印象に残っています

これまでは、仕事に対して「何かを犠牲にして頑張らなければならない」という思い込みがあったんです。

しかし、その言葉を聞いた瞬間、まるで重荷が取れたように気持ちが楽になり、自分らしく働くことの大切さを改めて感じました

2つ目は、学習のサポートが充実していたことです。

前職での業務内容から、私はIT未経験者扱いになってしまい、スキル面での不安がありました。

しかし、活学キャリアを使って転職活動中の人限定で、通常は30万円ほどかかる併設スクールの講座を無料で受けられる制度があったんです

これにより、学びのチャンスが得られるという点が、活学キャリアを利用する大きな決め手になりました。

これが後々大きく効いてきたんですよね。

転職で譲れなかったポイントはありますか?

もちろんあります!

もう何度も言っていることですが、やはり「自分がやりたい仕事をしっかり任せてくれる職場で働くこと」ですね(笑)

自分の場合ならITコンサルの仕事です。

これは転職活動の最初から最後まで、私の中で一貫して揺るがない絶対条件でした。

あとは、やりたい仕事をさせてもらえるだけでなく、SES業界の“闇”と呼ばれるようなブラック企業は絶対に避けたいと思っていました。

やはり、仕事とプライベートのバランスが取れた生活を送りたいですし、仕事に偏り過ぎてては、どれだけやりがいのある仕事でも長続きしないと思ったので。

だからこそ、ワークライフバランスが充実している職場も、譲れないポイントの一つでしたね。

実際に提案された会社はいかがでしたか?

全部で4社紹介してもらったんですけど、最初に遠慮することなく欲望全開の軸を郡谷さんにお伝えしたことで、自分の理想に近い働き方が実現できそうな会社ばかり提案してもらえました。

結果的に応募した会社のうち3社から内定をいただく事が出来ました。

その中から現職の会社に決めた理由はなんですか?

3社とも素晴らしい会社さんだったので、正直かなり悩みました(笑)

ですが、現職の会社は内定をいただいた時に、今後のキャリアステップについて凄く親身に相談に乗ってくださいました。

その中でITコンサルの仕事に挑戦したいとお伝えしたら、ITコンサルを目指すには相当な知識と現場経験が必要だということを教えていただき…。

確かに中途半端な知識でコンサルをやるよりも、エンジニアとして経験豊富な人の方が、中長期的に価値の高いコンサルを目指せるなと少し考え方が変わりました。

そんな感じで1社員のキャリアプランを大切にしてくれる面倒見の良さに惹かれて、今の会社に入社を決めました

今後のキャリアプランを教えてください!

先ほどお話したように、暫くはエンジニアとして様々なプロジェクトを経験して、自分の引き出しを増やしていきたいなと思っています。

ただ、実際にエンジニアとして実働してみると思いの外楽しくて…(笑)

活学キャリアを利用して転職をしていかがでしたか?

なんといっても郡谷さんの存在が大きかったですね(笑)

SES業界のことや、転職活動の軸の決め方、今後のキャリアの考え方、履歴書・職務経歴書の書き方、面接対策などなど…これでもかというほどお世話になりました。

そして、なんといっても自分に正直になれたことが大きかったです

そのおかげで、心の中のモヤモヤを抱えることなく転職活動を進めることが出来ました。

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