「ITエンジニアとして働いているけど、別の会社でキャリアアップしたい」
「IT業界に前から興味があって、未経験だけど転職してみたい」
転職は、今後の仕事人生を左右する重要なイベントです。
転職エージェントを利用して、効率的に情報を収集するのがポイントになります。
「でも、転職エージェントといっても沢山あって、どこがいいのか分からない」
そう感じている方のために、この記事では経験者、未経験者、職種別のおすすめIT転職エージェントを紹介します。
悔いなく転職活動を成功させましょう。
IT転職エージェントをおすすめする5つの理由
転職は、誰にとっても不安で心細いものです。
IT業界で転職を行う場合、IT転職エージェントへの登録がおすすめです。
IT登録エージェントでは、転職をサポートするサービスを受けることができます。
ここでは、IT転職サービスをおすすめする5つの理由を紹介します。
IT業界の現状を知ることができる
IT転職エージェントに登録すると、現在のIT業界について知ることができます。
以下のような情報を入手することで、円滑に転職活動を行えます。
・どのエンジニア職に需要があるのか、どの言語の求人が多いかなどのIT業界の転職動向
・自分が希望する企業の求人情報
・自分が希望する年収に必要なスキル
非公開の限定求人に応募できる
非公開求人とは、IT転職エージェントが把握している一般公開されていない求人情報です。
非公開求人の中には、大企業や有名企業などの求人や新規事業案件の募集などさまざまな求人があります。
非公開にする理由としては、ライバル企業や自社の社員に見せたくない、応募者を限定して採用の労力を減らしたい、などです。
一般には公開されていない情報なので、IT転職エージェントに登録すると好待遇の求人に応募できます。
模擬面接や書類作成をしてもらえる
IT転職エージェントでは、面接のツボを抑えた専門の講師がおり、サポート体制が整っています。
職務経歴書などの応募書類の添削や書類の代行作成を行うIT転職エージェントもあるため、自分が希望するサポートを行っている転職エージェントを選ぶことが重要です。
企業に関する詳しい情報を知ることができる
IT転職エージェントでは、自分で探すだけでは分からない企業情報を提供してくれます。
求人に興味のある企業があったら、自分で企業について調べますが、企業の雰囲気など自力では調べられない細かい情報があります。
IT転職エージェントでは、そういった情報を把握している可能性が高いため、専門スタッフから詳細な企業情報を把握することができます。
転職のプロからアドバイスをもらえる
IT転職エージェントでは、キャリアアドバイザーなどの専門スタッフからアドバイスをもらうことができます。
キャリアアドバイザーが市場価値を分析し、独自の視点や経験からあなたにマッチした求人を紹介してくれます。
IT業界に強いおすすめ転職エージェント一覧
この章では転職エージェント名のみを一覧で紹介します。
各転職エージェントについての特徴など詳しい説明は次章で説明していますので、ご自身に合うものを参考にしてください！
IT業界全般におすすめの転職エージェント7選
- レバテックキャリア
- Geekly
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビIT AGENT
- type転職エージェント
- ウィルオブテック
【未経験向け】ITエンジニアにおすすめの転職エージェント4選
- 活学キャリア
- ワークポート
- ハタラクティブ
- ウズキャリIT
【経験者向け】ITエンジニアにおすすめの転職エージェント7選
- Green
- JACリクルートメント
- paiza
- 転職ドラフト
- TechClipsエージェント
- ビズリーチ
- Paycareer
【その他】IT外資/ITコンサル/ベンチャーにおすすめの転職エージェント7選
- パソナキャリア
- マイナビクリエイター（クリエイター・デザイン）
- ランスタッド（IT系外資/日経グローバル）
- アクシスコンサルティング（コンサル）
- プロコミット（ベンチャー）
- keyplayers（ベンチャー）
- 社内SE転職ナビ
【フリーランス】ITエンジニアにおすすめの転職エージェント５選
- レバテックフリーランス
- Midworks
- ギークスジョブ
- シューマツワーカー
- ITプロパートナーズ
IT業界全般におすすめの転職エージェント7選
IT業界全般の求人情報を把握したい方には以下の7社をおすすめします。
活学キャリア
活学（IKIGAKU）キャリアは、完全未経験者からIT業界への転職に特化した転職エージェントです。
キャリアカウンセラーが企業人事とも密にコンタクトを取るのが特徴で、ポテンシャル採用での内定率が高く満足度が高いです。
未経験者向けの求人も多数扱っており、初めてのIT転職ならおすすめのエージェントです。
Geekly
Geeklyは、IT業界に特化した転職エージェントです。
2023年1月時点で年収UP率が81%、2022年の平均年収UP額は76万円という強みがあります。
IT業界11年以上の転職ノウハウで、約2万件以上のIT特化型求人が掲載されています。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、リクルートグループが運用している転職エージェントです。
一般公開していない約20万件の非公開求人を取り扱っています。
在職中でなかなか時間が取れない転職希望者に代わり、応募先企業との面談調整・条件交渉を代行してくれます。
リクルートエージェントについては、career castleでも詳しく紹介しているので参考にしてください。
doda
dodaは、転職業界最大級の取り扱い求人数を誇る転職エージェントです。
キャリアアドバイザーの他に、企業側の求人紹介をサポートする採用プロジェクト担当者がいます。
キャリアアドバイザーのサポートが高いと評判なので、履歴書対策や面接対策を重点的に行いたい方におすすめです。
マイナビIT AGENT
マイナビIT AGENTは、業界大手の「マイナビグループ」が運営するIT業界に特化した転職エージェントです。
ITエンジニアの転職事情に詳しいキャリアアドバイザーによりサポートに加え、転職活動に不慣れでも経験や志望先に合わせた書類作成のアドバイスや面接対策を行います。
電話やメール、Webツールを利用した遠隔での相談も可能で、サポートが充実しています。
type転職エージェント
type転職エージェントは、関東圏のサポートに強い転職エージェントです。
保有求人のうち約70%が非公開求人で、2015年実績で年収UP率が71%と高い実績があります。
年収や入社日、その他の条件交渉、現職を円満に退社するためのノウハウ提供など、安心感のある転職活動が可能です。
ウィルオブテック
ウィルオブテックは、ITエンジニア専門のIT転職エージェントです。
転職者1名に対して専門スタッフが2名つくので、手厚いサポートが受けられます。
約70%が非公開求人であり、年収UPを狙えると評判です。
【未経験向け】ITエンジニアにおすすめの転職エージェント4選
ITエンジニアを目指す未経験者向けには以下の5社をおすすめします。
活学キャリア
活学キャリアは、最短2日で未経験からITエンジニアを目指せる完全無料の転職エージェントです。
離職率が高いなどの社内基準を満たさない求人の取り扱いは行わないなど、転職希望者に寄り添った求人案内を行っていることから、離職率は2％となっています。
1人の転職希望者にキャリアアドバイザー兼リクルーティングアドバイザーを担う1人の担当者がつくため、転職希望者のことを深く理解した上で内定まで導きます。
ワークポート
ワークポートは、未経験者向けの無料エンジニアスクールも開講しているため、未経験でも安心してIT業界への転職活動が可能です。
無料転職活動支援アプリが提供されるなど、スマホで簡単に転職活動を管理できます。
ハタラクティブ
ハタラクティブは、20代向けマンツーマン就職・転職サービスです。
カウンセリング実績が2021年2月時点で約11万人、就職成功率80.4%の実績があります。
内定スピードも最短2週間と、一般的な転職活動よりも大幅に短縮が可能です。
ウズキャリIT
ウズキャリITは、IT業界に特化した転職エージェントです。
動画サイトで高評価の動画教材を使用して学習をサポートしてくれるため、未経験者でもIT業界への転職を可能にします。
また、専門スタッフによるブラック企業判定があり、基準外の企業紹介は行わないサービスがあります。
チアキャリア
チアキャリアは、ベンチャー・成長企業と学生・転職者をマッチングする就活・転職サイトです。
気になる企業へ応募するだけでなく、自分に興味をもった企業からスカウトがくる仕組みになっています。
新卒・第二新卒・転職の求人やイベントが多数用意されているので、様々なコンテンツをどなたでもすぐに利用することができます。
【経験者向け】ITエンジニアにおすすめの転職エージェント7選
ITエンジニアを目指す経験者向けの転職エージェントを7つ紹介します。
Green
Greenには、ベンチャー企業から外資系企業まで幅広く掲載されています。
人事担当者から直接スカウトが可能であったり、企業と直接連絡ができる仕組みがあります。
JACリクルートメント
JACリクルートメントは、高年収、ハイクラス、ミドルクラスに特化した転職エージェントです。
外資系の転職エージェントならではのネットワークで、年収800万円以上を目指したい方におすすめです。
paiza
paizaは、スキルチェックとしてプログラミング力を診断する転職エージェントです。
診断結果で応募できる企業が選定されるため、プログラミング力に自身のある方は高い評価を得られます。
実力で勝負したい人におすすめです。
転職ドラフト
転職ドラフトは、入札形式の転職エージェントです。
ドラフト開催期間中、企業はあなたのプロジェクト経験やスキルを見て、指名を入れるシステムを取り入れています。
TechClipsエージェント
TechClipsエージェントは、事業会社、ITコンサルティング企業に特化したIT転職エージェントです。
年収UP率95%の実績や転職後1年以内の離職者がゼロという実績があります。
年収500万円以上のみを掲載し、元エンジニアのサポートが受けられます。
ビズリーチ
ビズリーチは、職務履歴書を登録すると企業スカウトが受けられる転職エージェントです。
2021年1月時点で転職後の平均年収は840万円という実績があります。
ハイクラス求人のスカウト制なので、効率的に転職活動を行いたい方におすすめです。
Paycareer
Paycareerは、企業側が報酬を支払ってスカウトを行います。
面談後にポイント付きのスカウトが企業から届き、ポイントを現金に交換できるシステムです。
自分のリアルな市場価値を知りたい方におすすめです。
【その他】IT外資/ITコンサル/ベンチャー等におすすめの転職エージェント7選
ランスタッド
ランスタッドは世界最大級のハイクラス転職エージェントです。
外資系IT企業に特化した求人のため、国外のIT企業に挑戦したい方におすすめです。
アクシスコンサルティング
アクシスコンサルティングは、コンサルティング会社への支援実績が高い転職エージェントです。
IT業界のコンサル職を目指している方におすすめです。
プロコミット
プロコミットは、ベンチャー、スタートアップ、成長企業への転職を支援する転職エージェントです。
プロコミットが紹介する人材に定評があることから優良成長企業の求人が多く集まります。
ベンチャー企業に興味がある方におすすめです。
keyplayers
keyplayersは、ベンチャーやスタートアップへの転職を支援する転職エージェントです。
中長期的な目線でのキャリアプランを描くことを掲げており、転職のメリット以外にもリスクやデメリットの説明を行います。
パソナキャリア
パソナキャリアは、2019年から2022年のオリコン顧客満足度で4年連続1位に選出されるほど利用者の評価が高い転職エージェントです。
IT営業やITコンサル、年収800万円以上のハイクラス向けの求人も豊富に掲載されています。
選考対策に高い評価があるため、丁寧なサポートを受けたい方にもおすすめです。
社内SE転職ナビ
社内SEナビは、社内SEへの転職に特化した転職エージェントです。
社内SEの掲載求人数は業界トップクラスで、幅広い職種が掲載されています。
開発エンジニアやインフラ系はもちろん、企画・マネジメント業務への転職を考えている人におすすめです。
マイナビクリエイター（クリエイター・デザイン）
マイナビクリエイターは、Web、ゲーム関連職専門の転職支援サービスです。
Web、ゲーム関連職専門のノウハウを生かしたアドバイスに定評があります。
クリエイター系の方におすすめです。
【フリーランス】ITエンジニアにおすすめの転職エージェント５選
レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは、ITのフリーランスエンジニアを支援するエージェントです。
登録者数が最も多く、利用者の平均年収は876万円になります。
支払いサイトが業界最短、他にもフリーランスの税務関連のサポートや福利厚生などのサポートが受けることが可能です。
Midworks
Midworksは、ITのフリーランスエンジニアを支援するエージェントです。
80%以上の非公開案件や保険料保障、報酬保障のサービスがあります。
年収が倍になった事例が複数あり、フリーランスに興味がある方におすすめします。
ギークスジョブ
ギークジョブは、フリーランスエンジニアに特化した転職エージェントです。
関東、関西、福岡、名古屋エリアを中心にリモート可能な案件が80%以上掲載されています。
他社では公開していない高額な独占案件も多数掲載しており、平均年収867万円で業界トップクラスです。
シューマツワーカー
シューマツワーカーは、最短5日で副業が開始できるIT業界向けの副業サイトです。
求人の99%以上がリモートワーク案件であるため、週末の短時間で副業を始めたい方におすすめです。
ITプロパートナーズ
ITプロパートナーズは、IT業界向けの副業サイトです。週2から働ける求人が掲載されています。
スキマ時間の活用や一定の収入を確保したい方、トレンド技術で新サービスの開発を行いたい方におすすめです。
IT転職エージェントを見分ける5つのおすすめポイント
転職の成功・失敗はキャリアアドバイザーのスキルに左右される場合があります。
スキルの高いキャリアアドバイザーを見分ける5つのポイントを紹介します。
IT業界、エンジニアに特化している転職サイト・エージェントか？
IT転職エージェントを利用する場合、IT業界やITエンジニアに特化しているかは非常に重要です。
IT業界やITエンジニアに特化していることで、より転職希望者の意向に沿う求人や、高い年収の求人紹介を得ることができます。
キャリアアドバイザーがIT業界の出身者であるか？
IT業界を目指すとき、キャリアアドバイザーがIT業界出身であるかが重要です。
IT業界経験者からの視点やIT業界に精通していると、よりリアルなアドバイスを受けることができます。
キャリアパス・キャリアアップを見据えた提案をしてくれるか？
ITエンジニアには、複数のキャリアパスがあるため、より具体的なアドバイスをくれるエージェントを選ぶ必要があります。
IT業界にとりあえず入ればいい、と考えているIT転職エージェントではなく、中長期的な目線を持っているエージェントを選ぶことが重要です。
自分と相性の良いキャリアアドバイザーか？
キャリアアドバイザーには将来のことや現況を話す必要があるため、自分と相性の良いキャリアアドバイザーであるかは非常に重要になります。
タイプが異なると、話すべきことが話せないなどの弊害が生まれ、キャリアアドバイザーから適切なアドバイスを受ける機会が減ってしまう可能性が出てきてしまいます。
口コミや評判を調べる
IT転職エージェントを実際に利用した人の口コミや評判を調べることでリアルな声が聞けます。
合う合わないは人それぞれ異なるので、必ずしも口コミの内容や評判が良いことが良いとは限りませんが、参考になる意見が多いでしょう。
IT転職エージェントを賢く利用するおすすめの方法
IT転職エージェントに登録したら、出来るだけ賢く利用したいものです。
ここでは、IT転職エージェントを賢く利用するおすすめの方法を4つ紹介します。
複数社登録する
IT転職エージェントは各エージェントで非公開求人を持っています。
そのため、複数社登録することで、それぞれから非公開求人の斡旋を受けることができます。
自分の要望を素直に伝える
IT転職エージェントには、キャリアアドバイザーなどの専門のスタッフがあなたの転職をサポートしてくれます。
あなたの要望にあった求人を紹介してもらうためには、自分の要望を素直に伝える必要があります。
希望条件は広めに設定する
自分の希望条件を絞りすぎてしまうと、その条件の求人しかヒットしません。
多くの条件で選択を行う方が、広い目線で自分の転職活動を判断できるため、希望条件は広めに設定することが重要です。
同じ求人に複数社経由で応募しない
希望する会社の求人に応募する時には、1社の転職エージェントのみから応募を行ってください。
掲載しているエージェントが複数でも企業側の担当者は同じ人であるため、手を煩わせるだけになります。
IT転職エージェントを使う時の注意点6つ
IT転職エージェントを利用した方が効率的に良い情報を収集できることが分かりました。
利用する時に注意すべき点を6つ紹介します。
注意点1：事前にサービスやサポートを確認する
IT転職エージェントによって得られるサービスサポートが異なるため、事前にサービスやサポートを確認する必要があります。
期待したサポートを得られないと、思っていたより体力や直感が掛かってしまうため、自分は何をサポートしてほしいのか整理した上でIT転職エージェントを選ぶことが重要です。
注意点2：担当者との相性が悪ければすぐに変更する
IT転職エージェントの担当者が決まると、ヒアリングや面接調整など、さまざまなサポートで転職活動を支援してくれます。
人間同士なので合う合わないなどの違和感を感じたら、転職活動に影響を及ぼす可能性があるため、担当者を変更することをおすすめします。
注意点3：担当者からの優先度が下がる行動はしない
担当者は複数人の転職希望者を受け持っているため、転職希望者の中で優先度が下がる行動はしないよう注意してください。
例えば、連絡を返さない、嘘をつくなどが挙げられます。
有益な情報を得られなかったり、非公開求人を他の人に紹介されて機会を逃すなどの不利益を被る可能性があります。
注意点4：自分の要望（行きたい職種）は明確に伝える
行きたい企業や挑戦したい職種があれば、明確に担当者に伝えてください。
担当者は、あなたの希望を基にマッチする求人を紹介してくれるからです。
明確に決まっていない場合でもその旨伝えることで、担当者の経験から求人の紹介を得ることができます。
注意点5：内定をもらいやすいスキルセットやポートフォリオを聞く
挑戦したい企業や職種のスキルセットやポートフォリオを聞くことで、内定を獲得しやすくなります。
ポートフォリオを作成したことがない方でもポイントを聞けば効率的に作成が可能になります。
万が一スキルが足りない場合でも、取得すべき資格のアドバイスなどを受けることができます。
注意点6：紹介された求人は自分でも必ず調べる
担当者から紹介を受けた求人は、必ず自分で調べることをおすすめします。
担当者から企業に対してメリットやデメリットなどの情報が提供されますが、最終的に転職して働くのは自分自身です。
そのため、自分で納得するまで調べて、求人に応募するか判断することが重要です。
ITエンジニアの転職事情
ITエンジニアが転職を考える理由など、ITエンジニアの転職事情を3つ紹介します。
ITエンジニアが転職を考える主な理由とは？
dodaの2020年の調査によると、ITエンジニアが転職を考える主な理由の1位から3位は以下の通りです。
1位 ほかにやりたい仕事がある
2位 専門知識･技術を習得したい
3位 給与に不満がある
転職する際に転職回数の多さは影響するのか？
IPAの2017年の調査によると、転職を1回以上したことがあると答えた人は48.3%で、ITエンジニアの半数に転職経験がありました。
ITエンジニアの需要が高いため転職先は多くありますが、数か月などの短いスパンで転職を繰り返している方はマイナス評価になってしまうため注意が必要です。
「未経験歓迎」という文言には注意が必要
IT業界では慢性的な人材不足であるため、未経験でも採用する企業が多くあります。
その場合でも最低限のIT知識を身につけて転職を行うことをおすすめします。
企業研修やOJTに期待しすぎてしまうと長続きしなくなってしまうので注意が必要です。
年齢別ITエンジニアの転職事情
転職に興味があるけどなかなか踏み出せない人も多いでしょう。
悩んでいる内に年齢を重ねると、転職で求められるレベルが高くなる傾向があります。
そのため、転職は早めの行動がおすすめです。
20代はポテンシャル採用の可能性あり
20代は企業側からポテンシャルを見込まれて採用されることが多い年代です。
経験値が低くても、将来的に社内で活躍する人物としてみてもらうことができます。
可能であれば資格を取得し、知識を身につけてアピールすることをおすすめします。
30代は受け身だと採用されにくい
30代は実績や高いスキルがあれば採用される年代です。
特にアピールする実績や資格などを有していない場合、転職が難しくなります。
30代で転職を考えている人は資格を取得するなどの知識習得を行うことをおすすめします。
40代は経験重視
40代は今までの経験を踏まえて採用される年代です。
IT業界での40代は管理職系かマネージャー系、専門家系に分類されます。
自分の今までの経験をアピールすることをおすすめします。
ITエンジニアの転職体験談
転職に向けて一歩踏み出すのに、先輩たちの体験談が気になるものです。
成功談と失敗談の両方があるので、参考にしてください。
ITエンジニア転職の成功体験談
リクルートエージェントに以下の成功体験談が寄せられています。
- 自分の弱みと強みを正確に把握し、年収アップに成功
- 転職によって失うものを事前に把握し、ワークライフバランスを達成
他にもやりたい仕事に就けた、年収UPなど、自分の希望に沿った成功事例が挙げられます。
ITエンジニア転職の失敗体験談
リクルートエージェントに以下の体験談が寄せられています。
- ・石の上にも三年を実践して転職機会を見誤ってしまった
転職は年収などの待遇に目を向けがちですが、想像以上にハードワークだった、前社の方が福利厚生が良かったなどの失敗談がよく聞かれます。
今の会社と転職希望先を比較して納得感のある転職活動を行うことが重要です。
ITエンジニアが転職を成功させるための10のポイント
- 転職の目的を整理して明確にしておく
- 今後のキャリアを明確に考える
- 一つの職場での安定か、年収を上げたいのかを明確にする
- 転職先の情報はなるべく集めておく
- 自分のスキルを見つめ直しておく
- 自分のスキル向上を図ることの意欲を示す
- 社外でどのようなスキルが求められているのかを把握する
- 勉強会に参加するなどして情報収集を怠らない
- 転職活動は強気に出ることが大切
- 友人を頼るのも有効
【Q&A】IT転職エージェントについての疑問を解決
IT業界とIT転職エージェントについて、よくある疑問に回答して解決していきます。
Q．IT業界への転職に有利な資格は？
IT全般の知識を問うものは「ITパスポート」「基本情報処理試験」「応用情報処理試験」です。
専門系資格はネットワークであれば「CCNA」、クラウドであれば「AWS」など、分野により異なります。自分の専門分野に近い上位資格を目指しましょう。
Q．IT業界に向いている人は？
- 論理的思考能力が高い
- コミュニケーションスキルが高い
- 地道な作業が好き/得意
- 日常的に知識を習得するのが好き/得意
Q.コロナが転職エージェントに与えた影響は？
- 面接のオンライン化
- リモート求人の増加
Q．IT転職エージェントの料金は無料なの？
一部有料のサービスサポートがあるので、登録したエージェントのメニューを確認してみてください。
Q．IT転職エージェントをすぐに退会できる？
登録したからといって、必ず求人に応募しなくてはいけないルールではないため、辞めたいときに辞めることができます。
Q．IT転職エージェントは再登録はできる？
最初に登録した手順で再登録を行うことができます。
Q．メールの通知が多くなるのが心配
各エージェントごとに設定を行うことで通知を減らすことができます。
Q．転職活動は会社にバレるか心配
基本的に登録を行ったことで情報が外部に漏れることはありませんが、このような設定を使って安心して転職活動を行うことが可能です。
ITエンジニアの狙い目職種
ITエンジニアには、プログラマー、システムエンジニアなど多数の職種があります。
自分の現在の職種やキャリアパスにより異なりますが、狙い目といわれる職種を紹介します。
ITコンサルタント
ITコンサルタントは、IT技術を駆使して企業の課題を解決するコンサルタントです。
ITコンサルタントはシステム開発やソフトウエア導入の提案を行うことから、ITエンジニアからITコンサルタントになるキャリアパスは多くあります。
SIer
Sierは、システム構築から運用・保守を請け負う会社です。
システム開発に関わる仕事全般を請け負うので業務範囲が広く大規模プロジェクトが立ち上がるなど、やりがいのある仕事といえます。
社内SE
社内SEは、一般企業内のシステム部などでシステムの運用・保守を行うエンジニアです。
外部委託ではなく、企業の社員として働くため、安定して長期的な雇用が期待できます。
クラウドエンジニア
クラウドエンジニアは、AWSやGoogle Cloudをはじめとするクラウドサービスを担当範囲にするエンジニアです。
実機サーバーから実機のないクラウドサービスへの移行案件が増加しているため、需要の高いエンジニアです。
まとめ
IT転職エージェントを活用することで、自分では見つけられない非公開求人を紹介してもらえるなど、魅力的な求人に応募することが可能になります。
また、転職活動の効率的な進め方や職務経歴書の書き方、面接のアドバイスなど、さまざまなサポートサービスを受けることができます。
複数あるIT転職エージェントの中からあなたに合うエージェントに登録し、今後の転職活動について相談をしてみましょう！
