せっかく働くならば知識とスキルを身に着けて成長し、どんどんキャリアアップしていきたいですよね。
健康かつ効率的にキャリアアップしていくために大切なのが、働く環境です。
一生懸命に働いても、将来性のない会社では以後のキャリアに悪影響となる習慣が身についてしまうこともあります。
今いる会社の将来性をしっかり見極めて、必要とあれば転職を検討しましょう。
今回の記事では…
・将来性がない会社とは、どのような会社か
・将来性がない会社に居続けることの危険性
・今いる会社から将来性のある会社に転職するにはどうすればよいか
…について、余すところなくお伝えします。
そもそも会社に「将来性がない」とはどういうことか
「将来性がない」とは、広くは、会社や事業の将来に対して悲観的な見通しを持っていることを指します。
もう少し具体的には、
・業績が向上しないと予想される会社
・時代の潮流にそぐわないサービス・製品ばかり提供する会社
・競合他社に比べて技術力や市場シェアが劣っており成長が見込めない会社
・問題を起こして倒産する危険性がある会社
などが挙げられます。
それでは、会社が今後も成長しないと判断できる具体的な基準を19個ご紹介します。
「将来性がない」と言える会社の特徴19選
1、同族経営の中小企業
同族経営では、経営判断や人事について偏った判断をしてしまうことがあります。
経営者家族の思い込みやバイアスが経営判断に悪影響を与えている場合や、経営者家族以外の社員が不公平な扱いを受けて社員のモチベーションが低下している場合、業績悪化の危険性も高く、長期的かつ継続的な成長は見込めません。
2、創設してからの年数があまりに少ない
一つの会社が存続するには、長い時間をかけて実績を積み重ね、市場からの信頼を得ることが必要です。
信頼構築が不十分であれば、銀行や投資家から信用されず、資金調達が難しくなることもあり得ます。
更に、創設年数が短い会社は、まだビジネスモデルを確立していない可能性があり、事業拡大や新しい市場への進出が難しくなることもあります。
創設年数が短く、信用構築やビジネスモデルが不確かな会社には、継続的に成長していく保証がないといえます。
3、吸収合併を繰り返している
業績を改善させるための吸収合併のはずですが、吸収合併自体に大きなリスクがあります。
十分な準備が無ければ、同じ役職・肩書なのに給料が異なる、合併前の会社ごとに派閥ができて争いが起きる…などトラブルは付きません。
また、制度的にも異なる企業文化やシステムを統合するためだけに経営資源の浪費や組織の混乱が発生することもあり、統合が失敗した場合には逆に業績が悪化するケースも少なくありません。
あまりに短期に、繰り返し吸収合併をしている場合は、要注意です。
4、親会社に頼り切っている
親会社がある場合は、その会社と適度な距離を保てているかにも注目してください。
親会社に依存した事業展開をしていると、親会社の業績不振や経営戦略の変更などにより支援を打ち切られたとき、事業の継続そのものが困難になります。
さらに、親会社と良好な関係を保つために、優秀な人材を流出させてしまう可能性すらあります。
自立的事業展開ができていることは、将来的にも健全な経営がなされていくために必要なことです。
5、長時間残業を美化する
長時間残業は、従業員のストレス・モチベーションの保持の観点からも、法律的な観点からも、決して美化して良いものではありません。
長時間の残業は、ワークライフバランスの欠如、睡眠・運動不足を招き、過剰なストレスやモチベーションの低下をもたらします。
どちらも作業の生産性を落とすばかりでなく、優秀な人材の流出を招きかねません。
加えて、労働基準法により、1日の労働時間や週の労働時間、休日などの規定が定められていますし、長時間労働が原因で健康被害を被った場合には、労働災害と認定される可能性もあります。
6、社長が独裁者のように経営している
社員数が少ない会社では必然的に社長に力が集中しやすいため、避けづらいところではあります。
その社長の手腕が優れていれば問題ありません。
しかし、独善的な判断を繰り返す社長の場合は社の内外に敵を作る可能性がありますし、経営力に問題があればすぐにつぶれかねません。
また、その社長が病気で倒れてしまったらどうでしょうか。
急な代替わりで経営が悪化してしまう会社も少なくありません。
7、経理部が次々と辞めていく
会社において会社の財務や予算、税務を担う経理部。
その経理部の人材が次々と辞職していくということは、何らかの過剰なストレスが経理部にかかっており、会社の経営が健全でない可能性があります。
さらに、機密情報を扱った正確な仕事が求められる経理部において、離職が続いて新任の社員ばかりが経理を担当することになれば、業務の停滞や財務上のミスが頻発することもありえます。
財務の仕事は会社そのものの信頼性にも大きな影響を及ぼしうるため、経理部の状態は会社そのものの将来性を体現することになるのです。
8、離職率が高い
年代・部署関係なく全体的に離職率が高いということは、社員に対する処遇や環境づくりそのものに問題があると考えられます。
今は顕在化していなくても、今後あなた自身が影響を受けてしまう可能性もあります。
後述する転職の前準備を少しずつ始めてみましょう。
9、人員削減が激しい
急激かつ過剰な人員削減をせねばならないということは、会社の財政状況が悪化しているだけでなく、会社側が計画的に社員を雇用できていないことを表す場合もあります。
どちらにしろ、適切な人員による経営を実現できていない会社は、今後の成長が危ぶまれます。
10、セクハラ・パワハラに対処しない
セクハラはセクシュアル・ハラスメント防止法や労働基準法によって、パワハラは改正労働安全衛生法によって法的処罰が定められています。
ハラスメントは、関係している社員だけでなく職場全体の雰囲気を悪化させます。
積極的に対処しようとしない会社は、労働環境の整備を、即ち社員そのものを軽視していると言えるでしょう。
11、その他コンプライアンスを軽視している会社
ハラスメント以外でも、「ちょっとくらい大丈夫」「経営的に厳しい」などの経営者の一方的な意見で、業務に関わる法令を軽視する会社は危険です。
たとえば、
・食品衛生法に基づく表示が行われていない
・画像や文章などの無断転載、引用
・商標が登録された商品名と類似する商品を販売する
など、本来守られるべき法を犯している会社は危機管理意識が低いと言えます。
小さな過ちが積み重なって大きな問題となることも考えられますし、何よりもコンプライアンスのことで社員にストレスをかける会社に健全な成長は望めません。
12、ジェンダー意識が低い
ジェンダー意識を持つことは、性別に関係なく社員それぞれの能力を発揮するためにも、時代に合わせたサービスを提供するためにも大切なこと。
時代の流れを捉えて体制を変革することができない会社に、未来はありません。
・女性社員がお茶くみをやっている、
・資料作成やコピーをやる社員の性別が決まっている、
・それらを強制している・暗黙の了解としている
といったことがあれば、意識が低い証拠です。
根源的な変革を起こせそうもなければ、転職を検討しましょう。
13、年功序列の意識が強い
入社年数によって給与が決まっている、成果に関わらず勤続年数が長い者が優遇されるといった会社では、優秀な若い社員の能力が十分に発揮されません。
会社が継続的に成長していくには、時代の流れに乗ったサービスを提供すること、確かな技術を受け継いでいくことが求められますが、どちらも若い力が発揮されなければ実現できません。
努力や成果が的確に評価される職場であることは、継続的な成長と大いに繋がっているのです。
14、危険な設備を使用し続けている
特にメーカー系で、如何なる理由であれ従業員の安全を軽視するような会社や、安全対策に労を惜しむ会社は要注意です。
災害に巻き込まれてケガなどを負ってしまえば、どんなに努力を積み重ねていても、元も子もありません。
改善される様子が無ければ、すぐにでも転職すべきです。
15、あらゆる場面でコストカットが求められる
少々のコストカットは、事業を効率的に進めるために必要です。
しかし、あまりに多くの場面でコストカットを繰り返し求められたら、それは会社が計画的な経営をできていない証拠かもしれません。
特に、
・カラーコピーを禁止される
・現場で必要な発注品を制限する
・極端に残業時間を制限する
・管理部門の人員を削減する
・営業部のノルマを激増させる
といったことがあったら、経営計画のミスのしわ寄せが従業員に来ている証拠です。
16、努力や実績が給与に反映されない
社員のモチベーションを保つことは、業務の効率化と業績の向上に直結します。
どんなに努力や実績を積み重ねてもほかの要因で給与に反映されなければ、或いは昇給制度がそもそもなければ、社員のモチベーションを著しく低下させてしまいます。
あまつさえ理由なく減給を言い渡されたら、人件費カットを意図している証拠。
社員のモチベ保持を軽視しているとしても、財政状況が厳しいとしても、どちらにしろその会社に将来性はないといえるでしょう。
17、給与制度を激変させる会社
昨今のトレンドに合わせて、給与制度を年功序列型からジョブ型に十分な準備もなく激変させてしまう会社もあります。
一見すると若い世代の給料も伸びやすくなる、良い変化のように思えるかもしれません。
しかし、労働基準法の規制により、旧型の年功序列制度で給与を上げられてきた年配層の給与を急に下げることはできないのです。
工夫・準備が十分でなければ、若い世代の給与が大きく上がることはなく、損をし続けることになります。
如何なる制度改革でも、表面的な改革しかできない会社には実行力がなく、事業を継続的に成長させていくことはできないかもしれません。
18、業種的に将来性がない
シンギュラリティの時代(AIやロボットの発展により様々な仕事が失われていく時代)において、今の業種の仕事が激減する恐れがあるならば、職種を変えることを考えることを検討しましょう。
たとえば、コールセンターなどの電話対応業務や、データ入力などの作業的な業務は、機械に取って代わられてしまう可能性があります。
その仕事に含まれる業務の将来性を含めて、自分がより成長して行ける仕事は何か、その仕事を今の会社でやることができるかを検討しましょう。
19、会社が原因で心身に不調を感じる
もしも会社が原因で、あなたに心身の不調が続いているのならば、会社の将来性を見極めるよりも先に転職を検討することをおすすめします。
何につけても、健康が第一です。
ここまでの18の特徴のいずれにも当てはまらず、将来性ある会社にいたとしても、何らかの理由で心身に大きな負担がかかっているならば、転職を検討すべきです。
「将来性がない会社」からは転職したほうが良い理由
ここまでの19の特徴に当てはまったら、転職を検討した方が良いサインです。
とはいえ、転職活動の手間を考えると二の足を踏んでしまい、「自分が我慢すればよい」と思う方もいらっしゃるでしょう。
そんな方に、「将来性がない会社」から早く転職した方が良い理由を5つ紹介します。
1,仕事がなくなる可能性がある
経営面で見通しが甘いと思われる会社は十分な数の収入源を用意できていない可能性があり、その分脆弱性も高いです。
経営悪化が深刻化すれば、大規模なリストラ、果てには倒産に見舞われることもありえます。
転職先紹介を伴ったリストラであればまだ良いですが、そうでない場合は突然次の働き先を探すことになり、給料がないまま求職することになります。
収入もなく、先も読めない状況で就活する不安を考えれば、今の会社に将来性がないと感じた時点で、少しずつ転職準備をすることをお勧めします。
2,ブラック企業である/将来ブラック企業になる
たとえ今現在「ブラック」と言える環境でなくても、将来性のない会社はこれからブラック企業になる可能性があります。
例えば、業績が悪化すればコスト削減が激化し、サービス残業を強いたり、非正規雇用者を増やしたりすることがあります。
同時に上司や経営陣からのプレッシャーが強まり、社員は心身に強い負担を感じながら働くことになります。
それが原因で精神疾患等に陥ってしまったら、以後の人生にも大きな悪影響を及ぼすことになります。
そんな事態を回避するためにも、早めの退職に踏み切るのも肝要です。
3,今の自分の可能性を潰してしまう
まず、将来性がない会社で働き続けても、会社の経済状況を鑑みれば大きな昇給は見込めません。
また、社員を顧みない会社で働いていると、働くこと自体へのモチベーションが下がりがちです。
そのような人材は、成長意欲が乏しくチームワークにも不向きと判断されるため、転職するにしてもどんな職種でも歓迎されません。
仕事人としても、給与面でも、成長していくためにはより良い環境を適切なタイミングで選択しましょう。
4,自分の心身に悪習慣がしみついてしまう
不健全な働き方・仕事への姿勢が心身に染み付いてしまうことは、以後の自分のキャリアにとっても大きなマイナスです。
長時間のサービス残業やハラスメントといった心身の酷使、危険な設備の軽視といった習慣が染みついてしまうと、健全な会社に転職した後でも仕事のパフォーマンスに悪影響を及ぼすことになります。
「妙なクセ」がつくより前に働く環境を変えることが大切です。
5,やりがいがない会社に居続けることに意味がない
たとえ「将来性がない会社」にいるとしても、自分がその仕事にやりがいを感じているならば、その会社に勤め続ける判断をすることになるでしょう。
一方で、その仕事にやりがいがないならば、効率的な成長もできず、将来への不安も抱え続けねばならないので、得るものがありません。
環境を変えて、新たなキャリアアップを求めて再スタートを切りましょう。
今の会社に「将来性がない」…どうしたらいい?
今の会社に「将来性がない」と分かったからといって、すべてを悲観してはいけません。
今できることを考えていきましょう。
会社に将来性がないのは、あなたのせいではない。自信を持とう。
現状に問題がある場合、まずは現状を多角的に分析し、自分にできることを模索し、チャレンジしましょう。
もし状況を改善できれば、自分の自信になります。
対して、特に制度的な問題で会社に「将来性がない」と判断され、自分一人ではどうしようもない場合は、今自分がより成長するための行動を考え、自信をもって行動しましょう。
とりあえず周囲の人に相談してみよう
転職を決めかねている場合は、周囲の様々な人に相談してみましょう。
自分が今置かれている状況や、心理的状況について、とりあえず周囲の人に相談して、様々な視点からの客観的な意見をもらうと、現状への思わぬ打開策が見つかることもあります。
転職を決意している場合は、自分の長所を聞いて自分がどんな仕事に向いているのかを考えたり、興味のある業界に勤めている人に仕事内容などについて聞いてみましょう。
過去に退職した人の話をきいてみよう
行動することを決めたら、転職の準備を少しずつ始めて行きます。
まずは退職・転職経験のある人に、
・転職を決意した切っ掛け
・退職届を提出したタイミング
・手続きで必要だったもの
・上司や周囲の反応
・転職に際してやってよかったこと・やればよかったこと
などを聞いておきましょう。
具体的なエピソードを聞いていくと、自分の転職への覚悟が決まっているかを改めて確認することができます。
「将来性がない会社」から転職しよう
ここまでの3つで、自分が成長するには今の職場でできることはこれ以上なく、転職するしかないと覚悟が決まったら、いよいよ転職活動を始めて行きましょう。
その際、(緊急で退職する必要があるというのでない限り)いきなり退職届を出す等の極端な行動に出るのではなく、まずは次に紹介するような簡単な作業から進めていきましょう。
「将来性のある会社」をみつけるには
では、転職活動をしたい人が「将来性のある会社」を見つけるためにできることを、簡単なところからお伝えしていきます。
口コミサイトで会社の評判を確認しよう
まずは、業種や規模、希望条件等で気になる会社を絞り、口コミサイトを使ってその会社で働く人の「生(なま)の声」を確認しましょう。
就職活動では求人票や採用ページにある情報を鵜吞みにしがちですが、都合の悪い情報が省かれていたり、実情と異なっていたりすることもよくあります。
口コミサイトには、自分では知ることの出来ない内情、会社上層部の対処の仕方等について書かれていることもあるので参考になります。
求人を出している頻度を確認しよう
「将来性のない会社」では、労働環境へのケアがおろそかになっているので、人材が定着しません。
従って、高い頻度で求人が出されることになります。
中長期的に転職サイトをチェックしていて、常に求人票を出している会社は要注意です。
面接や説明会での面接官の対応を確認する
実際に説明会や面接へ行くようになったら、社員の様子も一つの指標になります。
採用面接といえば、「圧迫面接」等で絞り込みを掛けるイメージがあるかもしれません。
しかし、外部の人と関わる機会において横暴なふるまいが見逃されている会社は、ハラスメント等のコンプライアンスへの意識が会社全体において薄い可能性があります。
実際に「将来性のある会社」に転職するには
ここぞという会社をみつけたら、いよいよ転職を実現するための準備に入りましょう。
自己分析をしよう
自分自身の強みや弱み、興味や価値観、適性を知ることは、面接や履歴書のクオリティを上げるために大切なことです。
特に自分の弱みや過去の経験から得た学びを整理しておくと、成長意欲の高い、自分を客観視できている人材として評価されることもあります。
数年後の自分のビジョンを明確化しよう
自分がどこで、どんなふうに仕事をしていたいか、どれくらいの年収でなにを成し遂げたいかを言葉にして明確化しましょう。
職種によっては、リモートワークが認められていたり、フリーでの活動を目指せたりする会社もあります。
目指したい在り方から逆算すると、会社選びがしやすくなることに加えて、より説得力とパッションのこもった志望動機を作れます。
今の自分に必要な資格と技術を知ろう
「将来性のない会社」に勤めている人が「将来性のある会社」に効率的に就職するために、もっとも必要なのが資格や技術です。
たとえ希望する職種での勤務経験がなくても、国家資格や、即戦力として認められるような資格を持っていれば、書類選考等をスムーズに進んでいくことができます。
とはいえ、今の会社に勤めながらであれば、掛けられる時間と労力に限りがあります。自分のキャパシティーを考慮してできることを絞っていきましょう。
自分に自信を持てるよう動こう
準備をしていくうちに自分に足りないものばかりが見えたり、後ろ向きな気分になったりするかもしれませんが、あくまで自信をもって動きましょう。
自信は積極的な行動につながりますし、面接等の選考においても、自信があるように見える人は、仕事へのモチベーション・成長意欲が高いとみなされます。
転職理由を自分なりに考えておく
採用面接では、勤続できる人を選ぶためにも、なぜ前職を辞めるに至ったのかを必ず質問されます。
そこで、今の会社を辞める(辞める予定である)理由を、
・自分は状況を改善するためにこういう策を考えた
・会社の将来のためにも、こうしたほうが良いと思ったのでこういう提案をした
・それでも会社の状況が変わる様子はなかった
・自分のキャリアアップのためにも転職を決意した
というように、うまくまとめて伝えられる人の方がコミュニケーション力があるようにみえますし、内定への熱量も伝わります。
面接対策をはじめよう
ここまで準備できたら、いよいよ面接対策を始めましょう。
昨今ではWeb面接もありますが、守るべきマナーは対面での面接と同じです。
あいさつや服装、言葉遣い、定番の質問への回答を用意しておきましょう。
本番で過度な緊張をしないためにも、急な出来事に対応できるようにするためにも、細かく準備しましょう。
転職エージェントを活用しよう
ここまで転職に際してすべきことをご紹介してきましたが、慣れないことに不安になることや分からなくなることもあるはず。
失敗せずに、最小限の努力とエネルギーで「将来性のある会社」に就職したいと思ったら、転職エージェントを活用しましょう。
エージェントの知識やデータがあれば、自分についてよりよく知りながら、転職サイト等で見つけにくい会社についても情報を得て、効率的に転職活動を勧められます。
まとめ
「将来性がない会社」、即ち将来継続的な成長が望めない会社に見られる様々な特徴を紹介しました。
つまりは、
・時代の流れに乗れない会社
・社員の労働環境に配慮しない会社
・経営の見通しに問題がある会社
・危機管理意識が低い会社
には、将来性は見込めません。
今は、人生100年時代。
働く時間は昔よりも絶対的に長くなり、かつ人生の多くを占めるはずだからこそ、スキルにおいて健全に成長しながら、お給料もしっかり上げていけるようなキャリアを作っていくのが大切になっていきます。
そのためには、自分が働く環境を改善する努力をし続けねばなりません。
転職する決心がつかない場合は、まずは現状を変えるためにできることを、簡単なことから少しずつ始めていきましょう。
その積み重ねが必ず、あなた自身の自信と成功につながります。
また、シニアの方でも転職を検討されている方は、シニアタイムズをぜひ参考にしてみてください。