ITエンジニアに向いている人・向いていない人の特徴!転職のポイントも

「自分がITエンジニアに向いているのか知りたい」

「ITエンジニアはどんな人が活躍できる職種?」

ITエンジニアを目指している方の中で、上記のような疑問をお持ちの方は多いでしょう。

本記事ではITエンジニアに向いている人の特徴や、向いていない人の特徴を紹介します。

未経験の人や文系学部出身者がITエンジニアを目指す場合は、活学キャリア支援の活用がおすすめです。専属の担当者がスキルやポテンシャルを企業に伝えて、スムーズな転職活動をサポートいたします。

500社以上の優良求人の中から、非公開求人の紹介も可能です。今後ITエンジニアとして活躍したい人は、ぜひ一度ご相談ください。

目次

ITエンジニアに向いている人の特徴

ITエンジニアの仕事に向いている人の特徴は、以下のとおりです。

  • 論理的思考ができる
  • 解決能力が秀でている
  • 集中力が高い
  • 体力・忍耐力が優れている
  • コミュニケーション能力が高い
  • 継続して能動的に学習できる
  • 臨機応変に対応できる
  • 几帳面な性格である

特徴を一つずつ解説します。

論理的思考ができる

ITエンジニアは数字やデータをもとにした根拠のある施策を考える必要があるため、論理的な思考を持っている方に向いています。

システムの開発にかかる期間やコストを見積もる際にも論理的思考が必要になり、考える能力が重要です。

物事を順序よく考えられる方や、逆算して考えられる方などは活躍しやすいでしょう。

解決能力が秀でている

IT業界では急にトラブルが発生するため、問題の分析能力や解決能力がある方に向いています。

また、ITシステムに関する広い知識があるほど、トラブルにすぐに対応できる可能性が高まります。業務に慣れていくほどノウハウが蓄積され、解決能力も高くなるでしょう。

集中力が高い

ITエンジニアの業務は地道に作業する時間が長いため、長時間集中して作業が可能な方に向いています。

プログラミングコードを書き続けているときは、間違いが無いように集中力を保たなければいけません。集中力が途切れてしまうと、ミスが増えてしまいます。

また、集中力が高い方は短時間でコードを書ききれることもあり、効率よく作業を進められるため、現場で重宝される存在になるでしょう。

体力・忍耐力が優れている

ITエンジニアの業務はハードスケジュールになることがあるため、体力や忍耐力に優れた方ほど向いています。

トラブルが発生するとスケジュールどおりに作業が進まず、納期を守るためにハードスケジュールになることがあるからです。

状況によっては、残業や休日出勤をせざるを得ない場合もあるでしょう。また、職種によっては、夜勤が発生する場合もあります。

コミュニケーション能力が高い

ITエンジニアはチームで作業を進めていくため、円滑にコミュニケーションを取れる方に向いています。

コミュニケーション能力が高ければ、周囲と協力して快適に仕事を進められるでしょう。また、ITエンジニアはクライアントへのヒアリングや交渉なども行うため、コミュニケーション能力が低いと困ることも多いです。

クライアントとの関係をよく保つためにも、ITエンジニアはコミュニケーション能力が重要だと覚えておきましょう。

継続して能動的に学習できる

IT技術は常に情報が更新されていくため、ITエンジニアは日々勉強を続けられる方に向いています。

一から学ぶことが好きな方やトライアンドエラーが苦にならない方は、楽しみながら仕事ができるでしょう。また、現状の状態で満足せず、常に向上心を持ち続ける姿勢も重要です。

他にも新しい技術に関心を強く持ち、習得しようと能動的に努力できる方にも向いているでしょう。

臨機応変に対応できる

状況に合わせて臨機応変に立ち回れる方も、ITエンジニアに向いています。

ITエンジニアはクライアントからの要望で仕様が変更になったり、不具合で設計から再検討したりすることがあるからです。

普段は起こらないミスやトラブルが発生した際に柔軟に対応できると、職場から重宝されます。

また、ITエンジニアは仕事に慣れてくると、自分の経験や知識だけで作業を進めがちです。

しかし、IT業界は発展スピードが速いため、新しい技術や知識を柔軟に取り入れられる方だと、クライアントからの評価も高まるでしょう。

几帳面な性格である

几帳面な性格の方ほど、ITエンジニアの仕事に向いています。

ITエンジニアは、クライアントの細かい要望を満たしたり、他人が見てコードがわかるように作業を進めたりする必要があるからです。

また設計書の漏れが無いか、不具合が起こらないかなどを確認する必要もあり、丁寧な作業ができる方だと重宝されるでしょう。

設計書を正確に作成できる几帳面さ、細かい箇所にまで気を配れるスキルがITエンジニアの仕事には重要です。

ITエンジニアに向いていない人の特徴

ITエンジニアの仕事が向いていない人の特徴は以下のとおりです。

  • PC作業が苦手である
  • 個人だけで作業したい
  • 好奇心や自発性が無い
  • 疑問や課題意識が無い
  • 地道な作業が苦手である
  • ルーチンワークが好みである
  • 大雑把である

特徴をそれぞれ詳しく解説します。

PC作業が苦手である

ITエンジニアは長時間PC作業をするため、PC作業が苦痛な方や苦手な方には向いていません。普段からPCを触ってすぐに嫌になる方だと、ITエンジニアになっても苦痛に感じることが多いでしょう。

ただし、未経験の場合は最初から難しい技術や知識を求められる機会はほとんどありません。そのため、苦手意識を持たずに努力することが大切です。

個人だけで作業したい

協調性が無い方や個人だけで仕事したい方には、ITエンジニアは向いていません。

開発現場ではクライアントやチームメンバーとコミュニケーションを取る必要があるからです。コミュニケーション能力がない方や複数人での作業が苦手な方は、ITエンジニアになっても苦痛に感じたり活躍が難しかったりするでしょう。

好奇心や自発性が無い

ITエンジニアは自分で考えて物事を解決する必要があるため、好奇心や自発性が無い方には向いていません。

自分の知らないことを自分自身で調べなければいけないため、教えてもらうのを待つ方には不向きです。積極的に動ける方や自ら進んで勉強できる方でないと、ITエンジニアになるのは難しいでしょう。

ITエンジニアの面接では積極性や自主性の高さを見られることも多いため、自分の性格を正確に把握しておきましょう。

疑問や課題意識が無い

疑問や課題意識を持たない方はITエンジニアに向いていません。

ITエンジニアは疑問や課題に向き合うことが多い職業のため、常にいろいろな側面で物事を見る必要があります。

よりよい仕様にするためにはどうすればよいのか、問題意識を持って自分で考えていける方でないと、ITエンジニアの仕事は難しいでしょう。

地道な作業が苦手である

ITエンジニアは地道な作業や調査を繰り返す仕事のため、これらが苦手な方には向いていません。

業務中にシステム障害が発生した場合は、ログを見て原因を特定したり修正やテストを繰り返したりする必要があります。

トライアンドエラーを繰り返していく仕事のため、これらを苦痛に感じる方は他の仕事を選んだほうがよいでしょう。

ルーチンワークが好みである

ルーチンワークが好みの方にはITエンジニアは向いていません。

ITエンジニアは、以前開発したものと近いシステムの開発でも、設計内容や製造内容が常に異なるからです。

また、開発途中で発生するトラブルを解決するためにスキルが必要になるため、ルーチンワークとは性質がまったく異なります。そのため、ルーチンワークが好みの方は他の仕事を選びましょう。

大雑把な性格である

大雑把な性格の方にはITエンジニアは向いていません。

ITエンジニアは、命名規則などのルールを守ったり、バグを逃さないようにしたりする必要があるからです。

日常生活が大雑把でも問題ありませんが、仕事中は几帳面さを発揮できる方のほうがITエンジニアに向いています。

ITエンジニアの主な職種・仕事内容

ITエンジニアとは、IT技術に関するスキルや専門知識をもつ技術者の総称で、主に以下の職種が挙げられます。

  • システムエンジニア(SE)
  • Webエンジニア
  • プログラマー

システムエンジニアはプロジェクトをまとめるリーダーの立場で、クライアントの要望をヒアリングして、システムの設計や開発を行います。

Webエンジニアは、Webサイトやアプリケーションの設計や開発を行う職種です。

プログラマーはシステムエンジニアが作成した企画書にもとづいて、プログラミングを行います。

このように一言でITエンジニアといっても、職種や仕事内容は多岐にわたるため、自分の希望する職種や仕事内容を明確にしておきましょう。

ITエンジニアの需要・将来性

IT技術を仕事で活用する企業は増加傾向にあるため、システム開発から運用までこなせるITエンジニアの需要は高いです。

またIT業界は慢性的に人材不足となっており、優秀なITエンジニアを欲しがる企業は非常に多いです。最新の技術に対応できる人材であれば、市場で活躍できる可能性が高く、高年収も見込めるでしょう。

さらにITエンジニアは専門的な知識が要求されるため、人材育成に時間がかかってしまいます。そのため、すぐにITエンジニアが急増するとは考えにくく、将来性もあるでしょう。

文系・未経験でITエンジニアへ転職する方法

文系・未経験の方がITエンジニアへ転職する方法は以下のとおりです。

  • 事前にITスキルを身につける
  • ITスキル以外のアピールポイントを作る
  • 転職支援サービスつきのスクールを利用する

それぞれのポイントを解説します。

事前にITスキルを身につける

ITエンジニアに転職するためには、事前にITスキルを身につけてください。

対応できる言語やスキルが多いほど転職活動に成功しやすくなる上に、よい条件で採用される確率が高まります。

主なITスキルの勉強方法は以下のとおりです。

  • 独学で参考書を使う
  • インターネット上の学習サービスを使う
  • ITスクールを利用する

参考書を用いた独学や学習サービスは料金を抑えられるメリットがあるものの、スキルが身につくまでに時間がかかってしまいます。

そのため、短期間でITスキルを身につけたい方は、ITスクールの利用がおすすめです。プロの講師のサポートと効率的なカリキュラムで、必要なスキルや知識をしっかり学べます。

ITスキル以外のアピールポイントを作る

ITスキル以外のアピールポイントを作ることで転職しやすくなります。

以下のようなスキルは、仕事の内容を問わずに役立つからです。

  • コミュニケーション能力
  • 問題を解決する力
  • パソコンやソフト・アプリなどの操作
  • 英語
  • マネジメント能力

転職活動の際には、アピールポイントとして活用しましょう。

転職支援サービスつきのスクールを利用する

未経験からITエンジニアを目指す場合、転職支援サービスがあるスクールの利用がおすすめです。

スクールを利用することで、ITエンジニアとして必要な知識スキルをまんべんなく身につけられます。

また、履歴書や職務経歴書などの作成支援や求人紹介などの転職支援も受けられるため、転職活動の成功率を高められるでしょう。

活学キャリア支援では、文系の方や未経験の方の転職サポートも実施しております。IT研修つき求人も保有しており、自分のスキルや知識に不安がある方でも安心です。

効率よく転職活動を進めたい方や、自力で転職活動を行うことに不安を感じている方は、ぜひご相談ください。

まとめ:スキルを身につけてITエンジニアへの転職を目指そう

ITエンジニアは慢性的な人手不足のため、向いている方であれば転職活動時に適性をアピールすることで転職しやすいでしょう。

ただし、ITエンジニアに不向きな方もいるため、自分の性格や適性を把握し、転職後についてもしっかりイメージしておくことが大切です。

活学キャリア支援は、ITスキルが一切無い方でも安心して転職活動が進められるように、自己分析からサポートいたします。研修がある求人もご紹介可能なため、未経験でも転職に挑戦しやすい環境が整っています。

IT業界が未経験の方や文系出身の方で、スキルを身につけられるか心配な方や、自力での転職活動が不安な方は、ぜひ活学キャリア支援にご相談ください。

目次