AIやITが急速に進歩している今、プログラミングスキルの重要性がますます高まっています。
プログラミングを学ぶとなるとスクールに通うのが一般的ですが、最近ではサブスク型のプログラミングスクールも数多く登場しています。
そこで今回は、サブスク型プログラミングスクール19選を紹介します。
スクールの選び方やサブスク型が向いている人の特徴も解説するので、プログラミングスキルを身につけたい人は最後までご覧ください。
サブスク型プログラミングスクールとは
サブスク型プログラミングスクールとは、サブスクリプション型のプログラミングスクールのことです。
独学と比べると高額ですが、サブスク型にすることで1回あたりの支払額が少なくなり、気軽に始められるようになります。
サブスク型プログラミングスクールの選び方
スクール選びでは、以下のポイントを押さえておきましょう。
就職・転職サポートが充実しているか
卒業後の就職・転職サポートがついていることがあるため、就職や転職を考えている人はサポート内容を確認しておきましょう。
エンジニア輩出実績が明確か
実際に卒業生がどのような企業・職種に就いているかを確認することで、理想の就職先・転職先に行けるかどうかを判断できるでしょう。
必要なスキルが身につけられるか
プログラミングといってもWebサイトを構築するHTMLからAIを開発するPythonまで、幅広いジャンルがあるため、自分が身につけたいプログラミングスキルを勉強できるかを確認しておくのが重要です。
講師に直接質問できるか
授業の録画を見て学習するスクールもあれば、講師に直接教えてもらうスクールもあるため、講師に疑問点を直接聞けるかどうかもチェックしておきましょう。
学習環境が合っているか
仕事や大学で忙しい人は隙間時間に勉強できるオンライン型のスクールを選び、他のスクール生と一緒に学びたい人は教室型のスクールを選ぶのがおすすめです。
雰囲気や印象がよいか
体験入学や説明会に参加して、スクールの雰囲気がよいかも確認しておきましょう。
受講生や卒業生の口コミがよいか
公式サイトにはよい情報しか載っていないため、SNSや個人ブログを確認して、受講生や卒業生のリアルな口コミをチェックしておくのがおすすめです。
予算内の金額で受講できるか
受講期間やカリキュラムに応じて金額が大きく異なるため、予算内の金額で受講できるかも調べておきましょう。
教育訓練給付制度の対象か
できるだけ安くプログラミングスクールに通いたい人は、最大70%の補助をしてもらえる教育訓練給付制度の対象になっているスクールを選ぶのがよいでしょう。
おすすめのサブスク型プログラミングスクール19選
おすすめのサブスク型プログラミングスクール19選は、以下の通りです。
UZUZ COLLEGE(ウズウズカレッジ)
UZUZ COLLEGE(ウズウズカレッジ)は、受講者数50,000人以上で就職定着率97%以上の、人気プログラミングスクールです。
インフラエンジニアを目指すCCNAコースやLinuCコース、SEを目指すJavaコースなどの様々なコースがあります。
ITエンジニアとして入社する新入社員向けに提供する法人向けIT研修としても使われているため、ITリテラシーやネットサークの基礎知識を身につけるのにも最適です。
Freeks(フリークス)
Freeks(フリークス)は、Java,やPHPを中心とした専門エンジニアとヒアリングをして、あなたに合ったカリキュラム・学習目標・学習時間をプランニングしてくれます。
Javaエンジニアに必要なJavaやSQL、データベース管理システムを行うMySQL、Web関連職種に必要なPhotoshopなどが身につけられるのが特徴です。
SAMURAI TERAKOYA(侍テラコヤ)
侍テラコヤは、登録者数18,000人以上で教材数100種類以上の、月額2,980円のスクールです。
Amazon風のECサイト制作をしたり、簡単なタイピングゲームを作成したりと、楽しみながら学習できます。
techgym(テックジム)
techgym(テックジム)は、基礎知識不要で気軽に通えるサブスク型のスクールです。
従来のスクールではまずインプット作業をしてからコーディングに入りますが、基礎知識なしでも座学なしでプログラミングに専念できるように設計された「テックジム方式」のカリキュラムメソッドを使うことで手を動かしながら知識をインプットできます。
SHElikes (シーライクス)
SHElikes (シーライクス)は、40種類以上の職種スキルが定額で学び放題の女性向けサブスクスクールです。
プログラミングだけでなく、Webデザイン・ライティング・マーケティングなどの関連スキルも身につけられるため、たくさんの分野のスキルをあげたい人に最適です。
子育てとデザイナーを両立する女性や地方会社員から旅をしながら稼ぐライターになっている女性など、様々な成功事例があるので、フリーランスになりたい女性はぜひSHElikes (シーライクス)を利用してみましょう。
テックスタディ
テックスタディは、月々2,970円(税込)で学べるサブスク型スクールです。
チャットで疑問を即解消できるため、効率良く学習を進められます。
ホームページ制作や業務効率化に関するプログラミング制作、エクセルの自動操作などの他業界で使えるスキルを身につけられるので、IT業界以外への転職を考えている人にも役に立つ内容になっています。
CODEGYM Monthly(コードジムマンスリー)
CODEGYM Monthly(コードジムマンスリー)は、月額24,970円の学習サービスです。
50種類以上の言語を学べるうえに、無制限で質問対応しているため、興味があるプログラミング言語を挫折することなく学べるでしょう。
現場経験年数平均10.7年なので、現場に精通した本当に役立つスキルが身につけられるため、市場価値をあげたいエンジニアに最適です。
Recursion(リカージョン)
Recursion(リカージョン)は、元Metaのソフトウェアエンジニアによって開発されたコンピュータサイエンスを学べるサブスク型サービスです。
ソフトウェアエンジニアに必要な基礎に焦点を当てているため、オブジェクト指向プログラミング・ソフトウェア設計・アーキテクチャなどを体系的に学べます。
要件定義に基づき、技術選定から設計まで、拡張性の高いソフトウェア開発に挑戦することができます。
本気のパソコン塾
本気のパソコン塾は、未経験で働きながらでもWeb制作で副業収入5万円を目指せる、定額学び放題のスクールです。
副業スキルに特化した600本の学習動画を見て学べるため、働きながらプログラミングを副業にしたい人に最適なスクールといえます。
学習スケジュール作成・進捗管理・月に2回のオンライン面談など、学習アシスタントが徹底的にサポートしてくれるのが特徴です。
テックパートナーズカレッジ
テックパートナーズカレッジはプログラミングはもちろん、クライアントとの折衝・話の持っていき方などのエンジニアとして稼ぐ力を身に付けられるスクールです。
PHP/Laravel・Git/GitHub・HTML5・CSS3・JavaScript・MySQLなどのスキルや、SQLインジェクションやディレクトリトラバーサルなどの脆弱性対策を学べるため、即戦力として就職したい人に最適です。
ディープロ(旧DIVE INTO CODE)
DPro(ディープロ)は、DXやデータ分析の力を身につけられる月額生のスクールです。
一部の技術を学びたい人なら1,010円/月(税込)で学べるライトプランから、現役エンジニアから個別レッスンを受けながら学習できる30,000円/月(税込)のサポートプランまで、幅広い層に向けたプランがあります。
PyQ(パイキュー)
PyQ(パイキュー)は、数個の問題からなる「クエスト」という単位で学習するサービスです。
600クエスト・1500問以上存在するすべてのクエストは、好きな順に学び放題なので、隙間時間に学びたい人に最適でしょう。
月額3,040円で全クエストを学習できる個人ライトプランと、非同期やりとりでプロに疑問を解消してもらえる PyQ学習サポートがついた月額8,130円の個人スタンダードプランがあります。
レバテックカレッジ
レバテックカレッジは、Webアプリケーション開発スキルを網羅したカリキュラムで、 3ヶ月間でプログラミング未経験でも「自分で考えて応用した」実装ができるようになるスクールです。
Donbler(ドンブラー)
Donbler(ドンブラー)は、チャット質問・教材・キャリアサポートコンテンツを月額8,800円 (税込 9,680円) で受けられるサブスク型のスクールです。
Donbler公式のチャットコミュニティではプログラミングの質問はもちろん、気になる記事・技術のシェアなどが行われているため、プログラミングを学ぶ仲間と交流したい人にもぴったりといえます。
tech boost(テックブースト)
tech boost(テックブースト)は、現役エンジニアのメンターが、作りたいオリジナルポートフォリオ(Webアプリケーション)に向けて現場目線で本格的なアドバイスをしてくれるため、就職や転職を有利に進めたい人にぴったりといえるでしょう。
化学メーカー研究職からフリーランスになって年収を1.5倍にした人や、大学生から自社開発 / SES / Web開発受託を事業として持つ企業に就職した人など、様々な成功事例があります。
cucua(ククア)
cucua(ククア)は、ウェブデザイナーとしての自立・副業を支援するスクールです。
動画レッスンで学んだりレベル別の試験で力試しをしたりして、自分のペースでコツコツ勉強を進められます。
また、新しい知見や現代の技術などをテーマにゼミを開催しているので、いまの時代にあったWebデザイナーの知識が学べるのも特徴です。
Dig Skill(ディグスキル)
Dig Skill(ディグスキル)は、完全オンラインのプログラミング学習サービスです。
プロのエンジニアも使用するソフトウェアを用いて学習を進めるため、未経験の人でも実践的な「使える」技術を身につけられます。
理解度をチェックボタンで管理できるので、苦手な項目を集中的に復習できるのも特徴です。
マイナーなdocker・postgresql・bitbucket・eclipseなども学べるため、学びたいスキルが明確になっている人にも最適といえます。
ユアスク
ユアスクは、月額15,400円で学べるプログラミングスクールです。
学習スラックやグループビデオ相談で切磋琢磨しながら学習を進めていけるため、独りで勉強するのが不安な人に最適なサービスといえます。
有料オプションで個別ビデオ相談やスクーリングも実施しているため、独学中に挫折しそうになってもモチベーションを保てるのも特徴です。
一定基準を満たした方は運営会社からの採用オファーもでたり、関連企業へ推薦してくれたりするので、転職したい人にも最適でしょう。
ELITES(エリーツ)
ELITES(エリーツ)は、プログラミングの楽しさと可能性を知るためのスクールです。
受講者同士がお互いの日報や質問回答を行っているため、モチベーション高く学習し続けられます。
ウェブ上の文書を記述するためのマークアップ言語HTMLやウェブページのスタイルを指定するための言語CSS、文書を記述するための軽量マークアップ言語など、基本的な言語を体系的に学べるのが特徴です。
また、GitのリポジトリをホスティングするサービスGitHub(ギットハブ)や個人が簡単かつ効率的にITインフラストラクチャを構築できるAWSなど、エンジニアに必須のスキルも身につけられます。
サブスク型プログラミングスクールを選ぶ際の注意点
サブスク型プログラミングスクールを選ぶ際は、以下のポイントに注意してください。
必要なツール・開発環境を準備できるか
パソコンやソフト、開発環境を自分で用意しなければいけないこともあるため、入学に必要な物を準備できるかを確認しておきましょう。
サポートを受けるための条件があるか
スクールによっては、一定の条件を満たさないと就職・転職サポートを受けられないことがあるため、確実にサポートが受けられるかどうかをチェックしておくのも重要です。
入会金が必要か
入会金がないスクールもあれば、高額な入会金が必要になるスクールもあるため、月額費用だけではなく入会金の有無もチェックしておきましょう。
解約できない期間があるか
サブスク型は月額課金なので好きなタイミングで辞められるのが特徴ですが、開始から数ヶ月間は辞められないという規則があるスクールもあるため、必ずどのタイミングで辞められるかを確認しておいてください。
サブスク型プログラミングスクールに通うメリット
サブスク型プログラミングスクールに通うメリットは、以下の通りです。
安価で始められる
一般的なプログラミングスクールでは10万円以上の受講料を支払わないと入学できませんが、サブスク型だと数千円から始められるため、試しに入ってみたい人に最適です。
受講期間を決められる
サブスク型のプログラミングスクールは好きなタイミングで辞められるため、自分が納得するまで学習し続けられます。
短期間で学習し終えればコスパがよい
勉強時間をたくさん取れれば安価でスキルアップできるため、勉強時間が取りやすい大学生や主婦におすすめです。
違約金不要でいつでも解約できる
ほとんどのサブスク型プログラミングスクールは違約金が設定されていないため、気軽に解約できます。
サブスク型プログラミングスクールに通うデメリット
一方で、以下のようなデメリットもあります。
ダラダラ続けると高額になる
サブスク型は月額費用で気軽に始められますが、決まった終わりが設定されていないため、ダラダラ続けると高額になってしまいます。
就職・転職の支援が足りない
一般的なスクールでは卒業後の就職・転職サポートがありますが、サブスク型はいつでも辞められることもあり、就職や転職の手厚い支援は得られません。
学習スピードが遅くなりがち
サブスク型は授業の録画をみて学ぶ形式のスクールが多いため、直接講師に教わるスクールと比べると学習スピードが遅くなってしまうというデメリットもあります。
モチベーションが上がらず挫折しやすい
オンラインでの授業になると、他のスクール生との繋がりが薄くなってしまうため、対面型スクールと比べるとモチベーションが上がらずに挫折する人が多いです。
サブスク型プログラミングスクールの受講が向いている人の特徴
以下のポイントに当てはまっている人は、サブスク型プログラミングスクールの受講が向いています。
試しに勉強してみたいと思っている
プログラミングスクールに興味があるけど入学を決心できない人は、安価で始められるサブスク型のスクールを始めるのがおすすめです。
必要なスキルが明確になっている
必要なスキルが明確になっている人は、サブスク型のスクールに入って短期間でスキルアップするのがよいでしょう。
必要なスキルを身につけたらすぐに辞められるため、コスパよく学習したい人に最適です。
1人で勉強するのが好き
スクールで勉強したいけど他のスクール生と一緒に学ぶのが不安という方は、1人でオンライン講義を受けられるサブスク型のプログラミングスクールを選ぶのがおすすめです。
サブスクでプログラミングを学べるサービス
プログラミングスクール以外にも、サブスクでプログラミングが学べるサービスがあります。
ドットインストール
ドットインストールは、3分の動画でプログラミングの勉強を進められるサービスなので、隙間時間に勉強したい人におすすめです。
ゲーム制作やデータ分析・機械学習/AIに使われる言語まで幅広くカバーしていて、513 レッスンを 7,764 本の動画が用意されているため、どんな言語を学習すればいいかわからない人はドットインストールでいろんな言語を学んでみるのがよいでしょう。
月額1,080円のプレミアム会員になると先生への質問もできるため、独学に不安を感じている人にもぴったりです。
Progate(プロゲート)
Progateは、100カ国310万人が利用している人気学習アプリで、HTMLやPythonだけではなく、Node.jsやGoといった他サービスでは扱っていないような言語も学べるのが特徴です。
スマホやタブレットの画面に最適化されたスライド・キーボードになっているため、通学や通勤時間に勉強したい人にもぴったりといえます。
小学生がJavaScriptでゲーム開発をしたり、アイドルがエンジニア転職したり、元小学校教員が教育現場を変えるエンジニアになったりと、ユーザーの多様な成功体験も見られます。
MENTA(メンタ)
MENTAは、月額数千円でエンジニアに相談や質問ができるサービスです。
スクールのように決められた型や期限がないので、自分のペースで独学していきたい人に最適といえます。
約3,500名の現場で働くプロに直接相談できるため、教科書にはない実践的なスキルを身につけられるでしょう。
語学・ライフスタイル・占い・動画クリエイター・フィットネスなどの分野のプロもいるため、プログラミングと他業種を掛け合わせたいビジネスマンにも使えるサービスといえます。
まとめ
この記事では、サブスク型プログラミングスクール19選を紹介しました。
カリキュラムや金額などに大きな差があるため、自分の身につけたいスキルや予算を考慮して、自分に合ったスクールを選ぶことが大切です。
プログラミングスキルの重要性が高まっているため、スキルを身につけることで就職や転職が有利になったり、希望する働き方を選べるようになったりします。
自分に合ったスクールで効率よく勉強をして、今のうちにプログラミングスキルを身につけてみてください。