社内SEはやめとけって本当?知らないと怖い5つの問題と対処法!

こんにちは、活学キャリアです!

社内SEは人気と注目が集まっていますが、「やめとけ」という意見も飛び交っています。

でもそれを信じて諦めてしまうと、せっかくのチャンスを逃してしまいそうでちょっと迷ってしまいますよね。

実際、本当にやめたほういい仕事なの?

そもそもなんで「やめとけ」って言われるの?

今回は、社内SEがやめとけと言われるワケや働くうえでの注意点を踏まえ、「後悔しないためにできること」を掘り下げてみます。

目次

社内SEがやめとけと言われる理由は?

「やめとけ」と言われる背景には、何らかの理由があることは事実です。

どんな理由なのか、くわしく見ていきましょう。

業務領域が広範囲だから

実際の業務ではプログラミングや運用・保守など広範囲にわたって業務を担います。

社内の様々なポジションの人と関係を構築できるので、面白さはある一方、捌く仕事の量も増えるので、そうした負担の大きさからやめとけという声が上がります。

同時並行でいくつものタスクを処理を求められるから

前述の業務のほか、トラブルが起きたらそちらを優先せねばならないなど、複数タスクが同時進行しているのが実情。

「一つひとつのタスクを落ち着いて片付けたいタイプ」には、難易度は高いです。

社内における折衝調整力が欠かせないから

ITに対する理解の浅い立場の方にも、IT事情を解説してあげたり、時には互いに妥協しなければならないシーンが多々あります。

相手の理解度に合わせて調整することがポイントなので、調整や会話が苦手だと難易度は高いとも言えます。

専門性重視の人には物足りなさを感じるから

社内SEは「なんでも屋さん」のような立ち位置になりがちなので、専門性を深めていきたいと考える方にとっては、物足りなさを感じます。

大企業であれば役割が細かく分担されますが、ほとんどの中小企業は一人で何役もこなします。

何か1つのことに特化したいと考える方は、どうしてもミスマッチを起こしてしまいます。

そもそも「社内SE=安泰」と勘違いしている人が多いから

外部のクライアント対応がない分、納期やプレッシャーは少なめだから「実は楽と仕事では?」と想像している方も少なくありません。

ただ、現実は先述したように決してそう甘くはありません。

そこにギャップを感じた方が、「やめとけ」と発信したりしています。

どんな仕事も、その人の考え方や向き合い方によって、捉え方が180度変わってしまうということを念頭に置いて、本当に自分に合った職種を探すことがとても大事です!

社内SEは「未経験や新卒ならなおさらやめとけ」って本当?

一部のコンテンツでは「未経験者、また新卒の方はなおさらやめとけ」などと書かれることもありますが、いったいそれはなぜなのでしょうか?

その主たる理由は二つあります。

一つは、「初心者向けの求人数があまりない」からです。

求人の中によくある「未経験者歓迎」は、結果的に雑務しか任されずスキルが身につかないことがほとんどです。

なので必然的に優良企業のポジションを探すことになりますが、それだと「要経験」「~年以上の経験必須」などに限られてしまいます。

そしてもう一つの理由は、「SEに比べて専門性が身に付きづらい」からです。

社内SEは自社システム全般の運用や保守といった様々な領域を満遍なく担います。

一方で一般的なSEは、プロジェクトごとに、専門的な技術を活かしながら開発を進めるのが仕事です。

傾向としては社内SEのほうが残業が少なめで安定した環境が多いですが、技術を深く学ぶ機会は限定されがち。

かたやSEはスキルアップしやすい反面、納期のプレッシャーや長時間労働のリスクもあります。

どちらを目指すべきかは、目指すキャリアや働き方次第なのが結論です。

ただ、今後どうしていきたいのか、IT業界のことがあまり深く分かっていない状態で一人で考えるのって、とても難しいですよね。

活学キャリアに寄せられた相談にも・・・

自分は結局、理想の働き方がわからない

どんな風にキャリアプランを考えればいいのか、そもそも根本が分からない

という方、実は結構いらっしゃいました。

理想のキャリアを目指してコンスタントに動いて成功するケースもあれば、妥協も交えた選択することで軌道に乗れるケースもあるもの。

過去に社内SEを目指すにあたって向き不向きを解説した記事を書きました。

SEの向き不向きについて気になっている方に向けて、考え方やキャリアプランをどのように考えたら良いのかを徹底解説した記事もあります。

こういった記事を参考にしていただきたいなと思いつつも、大きな決断で何が正解がわからないからこそ、悩んでしまうのだと思います。

活学キャリアのプロのカウンセラーは、あなたのこれまでの経験とこれからのゴールをしっかりヒアリングしてくれます。

私たちの社員には元IT人事も在籍しており、独自の視点から成功率が高くなりそうな提案を行うので、ぜひ無料カウンセリングで気軽に話してみてください!

やめとけと言われる社内SEが人気を集めるワケ

「やめとけ」という意見がはびこるということは、それだけ人気と注目を集め続けている証拠でもあります。

どんな理由があるのか言語化していきます。

納期や要求といったクライアントからのプレッシャーはない

一般的なSEは、納期や仕様変更のプレッシャーに追われることが多いです。

なので外部クライアント対応があまりないので、周囲から「うらましい」という目で見られます。

外部案件のような厳しいプレッシャーがない点が人気の理由のひとつです。

社員の生の声をダイレクトに感じられる

通常のSEはクライアント向けの開発が中心で、利用者の声を直接聞く機会は少ないです。

それに比べると、社内SEは社員から、「使いやすくなった!」「いつも助かってる」といった声をもらえる機会は多いです。

自分の仕事が現場の役に立っていると実感しやすいのも人気を集める理由です。

上流工程ほかプロジェクト全体の仕事を経験できる

一般的なSEは下流工程のプログラミングやテストに集中したりなど、役回りが決められています。

ですが社内SEの仕事は、役割分担されることが少ないです。

良し悪しがあるので好みは分かれますが、システムの構想段階から経営視点にまでも養われることは、貴重な経験になるのは確かです。

時間外労働が少ない傾向にある

社内SEは、他の職業と比べて残業が少ない傾向があります。

大手転職サイト「doda」の調査によると、社内SEの残業時間は21.5時間となっており、他のエンジニアと比較しても少ない傾向にあります。

  • アプリケーションエンジニア 22.6時間
  • ゲームクリエイター(Web/モバイル/ソーシャル) 25.6時間
  • IT営業 24.9時間
  • ネットワークエンジニア 20.9時間
  • 社内SE 21.2時間

参考:doda公式サイト

残業の多さでいうと、ゲームクリエイターやIT営業がとくに多くなっています。

社内SEの残業時間が少ない主な理由は、次のとおりです。

  • 自社で開発日程の調整がしやすいから
  • 大規模開発は外部ベンダーに依頼するケースが多いから

大規模開発だと外部ベンダーに依頼することが多いため、負担を軽減できるのも理由のひとつです。

社内SE適性の高い人・低い人の共通点

役割を決めたい方よりは、幅広い工程に携わりたい方のほうが適性があるといえます。

その他にもさまざまな要素があり、詳しくは以下の記事でくわしく紹介しているので、ぜひご覧ください。

IT化でますます注目を集め、需要増が見込まれる社内SE

DXが進められる昨今のため、社内SEの需要はこれからもますます高まっていくと予想されています。

DXとは?

企業がデジタル技術を駆使し、業務の革新を行う取り組みのこと

自社でシステムを内製化するとなれば、技術をもつ人材を確保しようとする企業は増えるものです。

またIT業界はコロナウイルス以降、全体的にリモートワークも増えています。

ゆえにネットワーク環境やセキュリティ整備の重要性も増し、ますます重要になっているのです。

社内SEとして「やめとけばよかった…」と後悔しないためには

せっかく転職成功を実現しても「やめておけばよかった…」と後悔してしまうこともあります。

たしかにやってみなければわからないことのほうが多いものの、正しい自己分析や自己研鑽、また事前調査を行うことでその可能性を減らせるでしょう。

この章では、その方法を見ていきます。

自分の強みと将来像を明確に掴んでおく

まずは自分の強みや将来のキャリアを明確にしておくことです。

目的もなしに社内SEになると、専門性を活かして成長するのではなく、スキルを要さない雑用を幅広くこなす「なんでも屋」にとどまりやすくなってしまいます。

自分が得意な分野や、どんなスキルを伸ばしたいのかを、しっかり面接でアピールすることが大切です。

企業の事前調査はやればやるほどいい

社内SEは、その名のとおり「社内のために社内で働くSE」ですので、一般のSE以上に企業内の事前調査は徹底するべきです。

会社の公式サイトや採用ページを見るのはもちろん、社内の雰囲気や実際の働き方が分かる口コミサイトなどにも目を通しましょう。

リーダーシップを高める

リーダーシップを高めることも重要です。

なぜかというと、以下のようなことも仕事のうちだからです。

  • 社内の調整役としてプロジェクトを牽引
  • 経営層と現場の橋渡し
  • 企業によっては外部ベンダーとの交渉

リーダーシップを高めないと牽引したり、橋渡しや交渉することも難しくなります。

リーダーシップを鍛えるには、

  • 常日頃から経営視点でものを見る
  • 初対面の方とのやりとりを積極的に行う

といったことを、意識して行うのがおすすめです。

資格をはじめとする「証明できるスキル・実績」を手に入れる

専門性をもたない社内SEは、雑用にとどまってしまいます。

すなわちスキルや実績を証明できれば、専門性の高い仕事に従事しやすくなります。

そのため、転職する前にやっておきたいアクションは以下です。

  • Webアプリやゲームを自作し、URLで公開する
  • クラウドソーシングサイトなどで開発案件を獲得し納品、評価をもらう
  • 中~上級レベルのIT資格資格を取得する

以下の記事では、「必ず役に立つ、初心者でもとりやすいIT資格」を紹介しています。

社内SEとしても参考になる内容なので、読んでみてください。

転職エージェントに相談してみる

後悔しない選択をするために、転職エージェントも有効な方法です。

転職エージェントは、各企業と直接パイプを持っているので、独自の求人情報を持っています。

また、自分ひとりの転職活動では得られない「企業の内部情報」や「客観的なアドバイス」を得ることだって出来ちゃいます。

活学キャリア」は、社内SEを募集している優良企業との繋がりが多数あるので、バリエーション豊富な未経験の方向け求人を取り扱っています。

「企業の事前調査はやればやるほどいい」と前述しましたが、実際ひとりの力で行うのは困難。

ぜひ無料カウンセリングを活用いただき、信頼できる情報とアドバイスを武器に、理想の転職に向けていっしょに対策をしていきましょう!

まとめ:「社内SEはやめとけ」と言われるけど実際そんな事はない

社内SEは安定した職種として人気がある一方で、ネガティブな意見も少なくありません。

ただし、それらの意見は「実際に社内SEを経験した上で合わなかった人」の声が大半です。

実際には、時間外労働が少なく、外部クライアントからの圧力を受けにくいというメリットも多く、単に「やめたほうがいい」と断言するのは早計でしょう。

一般的なSEとは異なる課題ややりがいがあり、デメリットばかりに目を向けず、チャレンジしてみる価値は十分にあります。

とはいえ——

転職って人生の大きな決断だし、失敗したくない…

こんなふうに不安を感じるのは当然です。

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さらに、求職者のスキルや性格、適性を徹底的に分析し、本当にフィットする職場だけを紹介する仕組みになっています。

「転職しなければよかった」と後悔しないためのサポート体制が整っているので、一歩を踏み出せずにいる人にこそおすすめです。

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