本記事では、セキュリティエンジニアを目指すうえでおすすめの資格を7つ紹介します。
昨今、IT技術は飛躍的に発展していますが、同時に高度化するサイバー攻撃に対するセキュリティも重要な課題です。
そんな市場価値の高いセキュリティエンジニアを目指しているものの、資格を取得しておくべきなのか悩む人もいるでしょう。
そこで本記事では、それぞれの資格の難易度や勉強法についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
なおセキュリティエンジニアは、インフラエンジニアの一種です。
そのため、セキュリティエンジニアを目指す方には、ネットワーク分野の代表的な資格「CCNA」の取得はおすすめです。
「CCNA」の取得を検討している方は、ぜひ「活学ITスクール」の「CCNA資格取得コース」をチェックしてみてください。
【セキュリティエンジニアにおすすめの資格一覧】
名称 | 受験料 | 難易度 | 合格率 |
---|---|---|---|
情報セキュリティマネジメント試験(SG) | 7,500円 | レベル2 | 50~60% |
CompTIA Security+ | 5万672円 | 初級 | 非公表 |
CompTIA PenTest+ | 5万672円 | 中級 | 非公表 |
情報処理安全確保支援士試験(SC) | 7,500円 | レベル4 | 20%前後 |
CCNA(シスコ技術者認定資格) | 4万2,900円(税込) | 中級 | 25~30%(非公表) |
公認情報セキュリティマネージャー(CISM) | 760USドル(非会員) | 中級 | 非公表 |
CC(ISC²資格) | 199USドル | エントリーレベル | 非公表 |
SSCP(ISC²資格) | 249USドル | 実践レベル | 非公表 |
CISSP(ISC²資格) | 749USドル | プロフェッショナル | 非公表 |
※受験料は2023年11月時点での価格です。
セキュリティエンジニアとは?
情報セキュリティ分野に精通し、企業におけるサーバーやシステムのセキュリティ全般を担当するエンジニアです。
IT技術が普及した現代では、業界に関わらずどのような企業にも情報セキュリティ対策が求められます。
具体的なセキュリティエンジニアの業務内容は次の5つです。
- セキュリティを考慮したシステム設計・構築
- セキュリティテストの実施・脆弱性の確認
- セキュリティシステムの導入・設定
- 現在のセキュリティレベルや、攻撃・感染を受けた履歴調査
- 万が一攻撃を受けた際のトラブル対応
具体的な業務は企業によって多少違いますが、企業のサーバー・システムを安全な状態に保つ点は変わりません。
このため、その他のエンジニアとは異なるスキルがセキュリティエンジニアには求められます。
セキュリティエンジニアの詳しい業務内容については、以下の記事も参考にしてください。
セキュリティエンジニアになるために必要な3つの知識
仕事をするうえで、セキュリティエンジニアに求められる知識は次の3つです。
- セキュリティ全般に関する知識
- IT全般に関する知識
- 法律に関する知識
以上の知識をバランスよく習得することを考慮して、取得する資格を検討してください。
セキュリティ全般に関する知識
システムやサーバー、ネットワークの脆弱性を分析し対策を講じるために、セキュリティ全般に関する知識は欠かせません。
情報セキュリティに関して対応すべき事案は年々変化しています。
たとえば、情報処理推進機構(IPA)が発表した「情報セキュリティ10大脅威 2023」※の上位3つの脅威は次の通りです。
- ランサムウェア(PC、サーバーのデータを暗号化するウイルス)による被害
- サプライチェーン(商品の企画から販売までのプロセス)の弱点を悪用した攻撃
- 標的型攻撃(官庁や企業など、特定の組織を狙った攻撃)による機密情報の窃取
セキュリティエンジニアはさまざまな脅威に対応するため、最新情報・知識を常に吸収し続けなければなりません。
※引用:独立行政法人情報処理推進機構「情報セキュリティ10大脅威 2023」
「情報セキュリティ10大脅威」は毎年発表され、その年によってランキングは変動します
IT全般に関する知識
セキュリティエンジニアには、次のような幅広い知識が求められます。
- ネットワークの知識
- 暗号化や認証技術の知識
- OSに関する知識
- プログラミングの知識
- マネジメントや運用の知識
企業のセキュリティレベルを分析し、対策を講じるにはシステム・ネットワーク全般に関する知識が欠かせません。
また、すでに企業で人事・労務システムが導入されている場合、既存システムとの相性も考慮する必要があるでしょう。
そのためにはシステムの構成を把握し、システムごとに最適なセキュリティ対策を講じるための幅広い知識が求められます。
法律に関する知識
セキュリティエンジニアは、業務にかかわる法律についての知識が求められることもあります。
セキュリティ対策を講じる際に、法律にのっとって外部からのサイバー攻撃や情報悪用を防ぐ必要があるためです。
このため、個人情報保護法などについて概要を把握しておく必要があります。
セキュリティエンジニアに求められる知識については以下の記事でも解説しているので、参考にしてください。
セキュリティエンジニアが資格を取得するメリット
資格を取得・保有することで、セキュリティエンジニアには次の4つのメリットがあります。
- 必要な資格を体系的に学べる
- 資格勉強で得た知識が現場で活用できる
- スキルが客観的に証明でき就職活動で有利になる
- 昇進や昇給の可能性が高まる
知識の習得、そしてキャリアアップのためにぜひ資格の取得を検討してください。
以下でそれぞれのメリットを解説します。
必要な知識を体系的に学べる
資格を取得する最初のメリットとして、必要な知識を体系的に学べることがあげられます。
セキュリティエンジニアに求められる知識は、セキュリティ・IT技術全般・法律関連など、とても多様です。
IT業界が未経験の場合、何から勉強したらいいのかわからず迷ってしまうこともあるでしょう。
そこで、資格取得に向けて各科目を勉強することで、必要な知識を効率よく、体系的に身につけられます。
合格点という目標ができるため、勉強のモチベーションも持続しやすいでしょう。
資格勉強で得た知識が現場で活用できる
セキュリティエンジニアの現場では、資格勉強で得た知識が活用できる機会もあります。
予期せぬトラブルが起こった際にも幅広い知識を活かして迅速に対応できるためです。
情報セキュリティに関する脅威は日々移り変わっており、前例の無いトラブルに直面する可能性もあります。
資格勉強を通じてシステムについての理解を深めておくことで、不足の事態にも適切に対応できるでしょう。
スキルが客観的に証明でき就職・転職活動で有利になる
未経験者にとっては、資格を取得しておくと就職・転職活動で有利になることは大きなメリットでしょう。
資格を持っていれば、一定の知識を持っていることを客観的に証明できます。
完全に未経験の社員に知識を身につけさせて育成するのは、会社にとってはコストになります。
とくに転職市場では、ある程度の能力をすでに身につけている即戦力の人材が重宝される傾向にあります。
「◯◯の資格を取得済みです」と具体的に伝えれば、未経験でもエンジニアへのやる気、適性がアピールできるでしょう。
昇進や昇給の可能性が高まる
資格を取得することで、キャリアアップや給与アップにつながることもあります。
業務に直結する資格の場合、資格手当や報奨金を設定して取得を奨励する企業があるためです。
代表的なエンジニア資格と資格手当、報奨金の相場は以下の通りとなっています。
資格名 | 資格手当相場(1ヶ月あたり) | 報奨金相場 |
---|---|---|
基本情報技術者 | 5,000~1万円 | 2~4万円 |
応用情報技術者 | 5,000~2万円 | 3~5万円 |
情報セキュリティマネジメント試験 | 1~2万円 | 7~9万円 |
情報処理安全確保支援士 | 1~2万円 | 7~9万円 |
シスコ技術者認定 | 5,000~2万円 | 4~6万円 |
ORACLE MASTER | 5,000~2万円 | 2~5万円 |
※参照:
リクナビNEXT「国家資格が有利?IT系資格で会社にいくらもらえるか」
株式会社ワイドテック「資格取得支援制度」
株式会社エフアイティ「資格手当制度」
転職Hacks「おすすめの資格・相場の一覧つき 資格手当とは?どのくらいもらえる?」
企業によっては資格取得が昇格要件になっていることもあります。
企業選びの際には、これらの制度があるかどうか事前に確認しておきましょう。
最初に取得すべきおすすめのセキュリティ資格3選
セキュリティエンジニアになるために最初に取得すべき資格について解説します。
名称 | 受験料 | 難易度 | 合格率 |
---|---|---|---|
情報セキュリティマネジメント試験(SG) | 7,500円 | レベル2 | 50~60% |
CompTIA Security+ | 5万672円 | 初級 | 非公表 |
CompTIA PenTest+ | 5万672円 | 中級 | 非公表 |
※受験料は2023年11月時点での価格です。
情報セキュリティマネジメント試験(SG)
情報処理推進機構(IPA)が運営する、情報セキュリティマネジメントに関する知識や技能を認定する試験です。
情報セキュリティに関する法律や規制、リスクマネジメントなど、セキュリティエンジニアに必要な知識を幅広く網羅しています。
資格の難易度は初心者レベルなので、まずセキュリティ関連の資格としてはじめに取得するのにおすすめです。
名称 | 情報セキュリティマネジメント試験(SG) |
受験料 | 7,500円 |
難易度 | レベル2 |
合格率 | 50~60% |
合格点 | 1,000点満点中660点 |
試験時間 | 120分 |
試験方式 | CBT方式 |
試験内容 | 午前:テクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系 午後:情報セキュリティマネジメントの計画、要求事項、運用・継続的改善に関すること |
公式サイト | 情報セキュリティマネジメント試験 |
CompTIA Security+
ネットワークやコンピュータのセキュリティに関する知識を証明できる国際的な資格です。
コンピュータの脆弱性やハッキング技術、暗号化技術、認証技術など、幅広いセキュリティに関する知識が問われます。
世界的に有名なため、今後海外でもセキュリティエンジニアとして活躍したい人はぜひ取得を目指しましょう。
名称 | CompTIA Security+ |
受験料 | 5万672円 |
難易度 | 初級(セキュリティキャリアを検討する場合、最初に取得を奨励) |
合格率 | 非公表 |
合格点 | 900スコア満点中750スコア |
試験時間 | 90分 |
試験方式 | CBT方式 |
試験内容 | 脅威、攻撃、脆弱性・テクノロジーとツール・アーキテクチャと設計・アイデンティティとアクセス管理・リスク管理・暗号化とPKI |
公式サイト | CompTIA Security+ |
CompTIA PenTest+
ネットワークの脆弱性評価やペネトレーションテストに関するスキルを問うプロフェッショナル向けの国際資格です。
ペネトレーションテストは、発見した脆弱性を利用して実際にシステムに侵入するテストを指します。
システムがどのような脅威にさらされるリスクがあるのか、エンジニアが攻撃者の視点に立って評価する重要なテストです。
CompTIA PenTest+は米国防総省から高水準なスキルを保証する資格に認定されており、取得すれば高い評価を受けられるでしょう。
試験では、クラウドやアプリケーション、モバイルデバイスなどさまざまなIT環境の脆弱性を見つけ、対策するための技術や知識が求められます。
名称 | CompTIA PenTest+ |
受験料 | 5万672円 |
難易度 | 中級(3~4年目の実践経験で得られるスキルが目安) |
合格率 | 非公表 |
合格点 | 900スコア満点中750スコア |
試験時間 | 90分 |
試験方式 | CBT方式 |
試験内容 | 計画とスコープ・情報収集と脆弱性のスキャン・攻撃とエクスプロイト・報告とコミュニケーション・ツールとコード分析 |
公式サイト | CompTIA PenTest+ |
キャリアアップのために取得しておきたいおすすめのセキュリティ資格6選
次に、セキュリティエンジニアとしてキャリアアップのために取得しておきたい資格を6つ紹介します。
名称 | 受験料 | 難易度 | 合格率 |
---|---|---|---|
情報処理安全確保支援士試験(SC) | 7,500円 | レベル4 | 20%前後 |
CCNA(シスコ技術者認定資格) | 4万2,900円(税込) | 中級 | 25~30%(非公表) |
公認情報セキュリティマネージャー(CISM) | 760USドル(非会員) | 中級 | 非公表 |
CC(ISC²資格) | 199USドル | エントリーレベル | 非公表 |
SSCP(ISC²資格) | 249USドル | 実践レベル | 非公表 |
CISSP(ISC²資格) | 749USドル | プロフェッショナル | 非公表 |
※受験料は2023年11月時点での価格です。
上記の資格は難易度が高いため、就職前の未経験者向きではありません。
キャリアを積んでいくなかで、セキュリティのスペシャリストとして専門的に働きたい場合に取得を検討しましょう。
情報処理安全確保支援士試験(SC)
セキュリティスペシャリストとも呼ばれ、情報セキュリティに関する国家資格では日本で最も有名な資格です。
IPAが実施する試験としては最高レベルで、情報セキュリティに関する高度な知識やスキルが問われます。
しかし取得すれば、他の資格と比較しても高い専門性を有していることを証明できるので、高い評価が受けられるでしょう。
名称 | 情報処理安全確保支援士試験(SC) |
受験料 | 7,500円 |
難易度 | レベル4 |
合格率 | 20%前後 |
合格点 | 正答率60% |
試験時間 | 午前Ⅰ:50分 午前Ⅱ:40分 午後:150分 |
試験方式 | 午前:選択式 午後:記述式 |
試験内容 | 午前:テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系 午後:情報セキュリティマネジメントの推進、企画・設計・開発・運用におけるセキュリティ確保、情報システムの利用におけるセキュリティ対策の適用、情報セキュリティインシデント管理 |
公式サイト | 情報処理安全確保支援士試験 |
シスコ技術者認定
ネットワーク機器を提供しているシスコシステムズが実施しているベンダー系資格です。
ネットワークセキュリティのスペシャリストを認定する資格として国際的に高い知名度を誇ります。
セキュリティ・ネットワーク系のエンジニアにまずおすすめなのは「CCNA」です。
世界的にも高いシェアを誇るシスコ製品について、ある程度の知識・スキルがあることの証明になるでしょう。
名称 | CCNA |
受験料 | 4万2,900円(税込) |
難易度 | アソシエイトレベル(中級) |
合格率 | 25~30%(非公表) |
合格点 | 正答率60% |
試験時間 | 120分 |
試験方式 | CBT方式 |
試験内容 | ネットワークの基礎IPサービスルーティングスイッチ間接続の設定 |
公式サイト | CCNA 認定 |
CCNA以外にも、シスコ技術者認定ではセキュリティ向けの資格が4種類用意されています。
- CyberOps Associate
- CyberOps Professional
- CCNP Security
- CCIE Security
資格のレベルが高くなるほど試験時間も長くなるため、十分な対策をして臨む必要があるでしょう。
なお、「活学ITスクール」では、未経験からエンジニアを目指す人にCCNA資格取得コースを提供しています。
エンジニア経験者であるプロの講師のサポートが受けられるため、ネットワークに関する知識が無い人でも挫折することなく学習が進められます。
転職活動に活かせる・実践で役立つスキルを身につけたい人はぜひ受講をご検討ください。
CISM(Certified Information Security Manager)
セキュリティエンジニアのなかでも、情報セキュリティマネージャーのための専門資格です。
情報セキュリティ管理者に必要なスキルや知識に関する資格で、世界中の組織で高い評価を得ています。
問われるのは、情報セキュリティに関する広範な知識、セキュリティに関するリスク管理およびコントロールの専門的なスキルです。
またマネージャーとして、情報セキュリティにおけるビジネス戦略の確立に関する専門的な知識も身につける必要があります。
名称 | 公認情報セキュリティマネージャー(CISM) |
受験料 | ISACA会員:575USドル、非会員:760USドル |
難易度 | 中級(マネジメント経験者) |
合格率 | 非公表 |
合格点 | 800点満点中450点 |
試験時間 | 240分 |
試験方式 | CBT方式 |
試験内容 | 情報セキュリティガバナンス、情報リスク管理、情報セキュリティプログラム、インシデント管理 |
公式サイト | CISM |
(ISC)²資格
世界中の情報セキュリティプロフェッショナルによって高く評価される資格です。
広範囲にわたる情報セキュリティの知識が必要であり、最低5年間の情報セキュリティ経験が必要と言われています。
しかしその分セキュリティエンジニアとして高いスキルの証明になるため、キャリアを重ねるなかで取得を考えましょう。
名称 | CC | SSCP | CISSP |
受験料 | 199USドル | 249USドル | 749USドル |
難易度 | エントリーレベル | 実践レベル | プロフェッショナル |
合格率 | 非公表 | 非公表 | 非公表 |
合格点 | 1000点満点中700点 | 1000点満点中700点 | 1000点満点中700点 |
試験時間 | 120分 | 240分 | 360分 |
試験方式 | CBT方式 | CBT方式 | CBT方式 |
試験内容 | セキュリティの原則、事業継続・災害復旧・インシデント対応の概念、アクセス制御の概念、ネットワークセキュリティ、セキュリティの運用 | セキュリティの運用と管理、アクセス制御、リスク特定・モニタリング・分析、インシデントレスポンスとリカバリ、暗号化、ネットワークと通信のセキュリティ、システムとアプリケーションセキュリティ | セキュリティとリスクマネジメント、資産のセキュリティ、セキュリティアーキテクチャとエンジニアリング、通信とネットワークセキュリティ、アイデンティティおよびアクセス管理、セキュリティの評価とテスト、セキュリティの運用、ソフトウェア開発セキュリティ |
公式サイト | ISC2 | ISC2 | ISC2 |
セキュリティエンジニアの資格を取得するための勉強方法
セキュリティ関連の資格を取得するための勉強方法は、上記のとおり4つあります。
それぞれ解説するので、自分にあったやり方を選びましょう。
IT技術書で勉強する
もっとも一般的なのは、IT技術書・参考書を用いて独学で勉強することです。
書籍は基礎レベルから応用レベルまで幅広いため、自分の実力・ペースにあわせてじっくり学習を進められます。
つまずいたときに頼れる人がいないため挫折しやすい点が独学のデメリットです。
Webの学習動画などオンライン教材で学習する
動画共有サイトに掲載されている解説動画や、Webサイトのオンライン教材を使って学習する方法もあります。
代表的なものとして、買い切り型の動画講座プラットフォーム「Udemy」が挙げられます。
自宅だけでなく、通勤通学中などの隙間時間にも学習を進められるのが、オンライン教材のメリットです。
動画では講師が映像と音声でわかりやすく説明しているため、セキュリティ技術の理解の手助けにもなります。
ただし、とくに個人が運営しているWebサイトではクオリティに良し悪しがあり、正確性に欠ける可能性もあるので注意しましょう。
勉強会に参加する
IT業界では定期的に有志が勉強会を開催しているので、勉強会に参加することも手段の一つです。
開催している勉強会は、TECH PLAYやconnpassなどの勉強会支援プラットフォームで検索できます。
勉強会では自分の選んだ分野の知識やスキルを高めるだけでなく、さまざまなエンジニアとつながりがもてる貴重な場です。
しかし、なかにはまったく関係ないビジネスの勧誘を行う業者も入り込んでいるので注意してください。
スクールを受講する
IT業界未経験で転職も視野に入れて資格取得を考えている人には、スクールの受講もおすすめです。
スクールは、わからないことを講師に質問して解消しながら学習が進められることがメリットです。
スクールによっては転職支援やキャリアサポートを受けられることもあります。
無料カウンセリング、相談会を実施している場合もあるので、ぜひ一度利用してみましょう。
なお活学ITスクールでは、セキュリティエンジニアを目指す人も取得しておきたいCCNA資格取得コースを提供しています。
ネットワークの仕組みがわかりやすいアニメーション動画での講義、実機を動かしながらの研修が特徴です。
「日本のITリテラシー向上」をミッションに、実績あるプロのキャリアアドバイザーの転職サポートも受けられます。
市場価値の高いエンジニアを目指したい人は、ぜひ利用を検討してみてください。
まとめ:セキュリティエンジニアを目指すなら資格を取得しよう!
本記事では、セキュリティエンジニアになるときに取っておきたい資格と勉強方法について詳しく解説しました。
活躍するエンジニアになるためには、IT全般に関する知識とセキュリティに関する専門的な知識が必要です。
資格取得を目指して勉強する過程で、業務にも活かせる実践的なスキルを身につけられます。
まずは情報セキュリティマネジメント、CompTIA Security+、CompTIA PenTest+のうち、いずれかの取得を目指しましょう。
資格を取得することで、スキルと客観的にアピールでき転職活動で有利になるため、ぜひ挑戦してみてください。