Ahrefsの評判は?SEO分析ツールの仕組みや使い方を徹底レビュー

「SEO分析ツールってどれを選んだらいいの・・?」

Webマーケティングを始めたいと考えていたときに、偶然目に入った「Ahrefs(エイチレフス)」というツール。

“自社・競合サイトを徹底分析、SEO施策の指針を導き出す!”って…?と半信半疑で利用開始してみました。

正直、最初は怪しいと思っていたけど、使ってみると意外とちゃんとしている印象。
利用開始までも簡単で、自社サイトだけでなく、競合サイトの分析もできてしまうという。

この記事では、Ahrefsを実際に使ってみた感想と、リアルな口コミ、メリット・デメリットまでまとめています。是非、参考にしてください。

目次

Ahrefsとは?SEO分析ツールの特徴

「Ahrefs」は、NETFLIXやAdobeといったグローバル企業でも使用されている、世界的なSEO分析ツールです。

最大の特徴は、SEO分析ツールの中でも被リンクデータベースが世界最大級であること。
これまでに35兆もの被リンクデータを収集しています。

※2024年11月時点 (最新情報はこちらからご確認ください。)

従来のSEO分析ツールとは異なり、より正確な情報と、分かりやすいユーザー画面での操作性でも、ツールとして取り入れやすい魅力となります。

Ahrefsの仕組みとは?

AhrefsはウェブサイトのSEO分析と競合調査を行うためのツールです。

一般的なSEO分析ツールと異なり、Ahrefsでは、被リンク分析やキーワードリサーチ、競合サイトのトラフィック解析など多彩なSEO機能を備えています。

特に世界最大級の被リンクデータベースを持ち、競合分析に強みがあります。

また、使いやすいインターフェースで、サイト監査やランク追跡まで一つのツールで完結できるため、初心者からプロまで幅広く活用できます。

SEO分析の仕組みと利用条件

Ahrefsでは、ウェブクローラー(自社開発の「AhrefsBot」)を使い、インターネット上の膨大なウェブページを定期的に巡回・収集しています。

収集したデータを基に、被リンク構造やキーワードランキング、トラフィック推移などを解析し、ユーザーは自サイトや競合サイトのSEO状況をリアルタイムに近い形で把握することが可能です。

・分析対象となるウェブサイトは公開されているページであること
・Ahrefsのプランによって利用できるデータ量や機能に制限があるため、より詳細な分析には上位プランの契約が必要
・キーワードやドメインの調査は、登録済みの地域や言語に基づくため、対象市場の設定が重要

上記の条件に沿って、Ahrefsは効率的かつ精度の高いSEO分析を提供しています。

4つの利用プランと違いについて

Ahrefsの主な5つの利用プランとその違いは以下の通りです。

Lite(ライト)
個人や小規模サイト向けの入門プラン。
キーワードリサーチや被リンク分析の基本機能を利用可能。
月間データクエリ数やトラフィック分析の上限が低め。

Standard(スタンダード)
中小企業や成長中のサイトに適したプラン。
Liteより多くのデータアクセスが可能で、より詳細な競合分析も実施可能。
1名につき1ユーザーの利用が可能。

Advanced(アドバンスド)
大規模なサイトやSEOチーム向け。
より多くのレポート作成やトラフィック監視ができる。
APIアクセスや高度なレポートカスタマイズ機能も利用可能。

Enterprise(エンタープライズ)
大企業や代理店向けの最上位プラン。
カスタムデータ容量や専用サポートを含む。
チーム管理やプロジェクト数の上限が大幅に拡張される。

●Starter(スターター)
有償トライアルの位置づけとなる、最も低価格のプランです。
Ahrefsを試しに使ってみたい、というお客様向けとなります。
注:使用できる機能、分析回数の制限が最も厳しいものとなります。

参考ページ:Ahrefsのスタータープランについて|Ahrefs (エイチレフス)

各プランは、利用できる機能の範囲とデータ制限、ユーザー数の上限、API利用可否などが異なり、目的や規模に応じて選択できます。

参考ページ:Ahrefs 各種料金プラン| Ahrefs(エイチレフス)

画像出典:無料の SERP チェッカー:高速・高精度な Google ランクチェッカー|Ahrefs(エイチレフス)

Ahrefsを実際に使ってみた感想

最初は正直、半信半疑でしたが、興味本位でAhrefsを試してみたところ、意外と使いやすく、詳細に自社サイトの分析をすることができました。

ここでは、実際に使ってみた体験談として、申し込みの流れをまとめてみます。

申し込みの流れ

STEP1 ご希望の料金プランの「申し込む」をクリックします。

SEO分析ツールならAhrefs(エイチレフス) | Ahrefs(エイチレフス)

STEP2  Ahrefsの利用規約に同意して、メールアドレスを登録。

STEP3 名前や住所、カード情報などの必要事項を入力します。

STEP4 申込み完了です。すぐにAhrefsを使うことができました。

実際のお申し込みはこちらの公式ページからどうぞ。

Ahrefsで出来ること

早速使ってみましたが、使える機能がかなり多くありました。

1.被リンク分析
 自社サイトや競合サイトのリンク構造を詳細に把握し、質の高いリンク獲得戦略を立てられます。

2.キーワードリサーチ
 検索ボリュームや難易度、関連キーワードを調査し、効果的なSEO対策のためのキーワード選定が可能です。

3.競合分析
 競合サイトのトラフィック動向や強み・弱み、上位ランクキーワードを分析し、自社の戦略に活かせます。

4.サイト監査
 ウェブサイトの技術的な問題点(リンク切れ、重複コンテンツ、速度問題など)を検出し、改善提案を受けられます。

5.ランクトラッキング
 狙ったキーワードの検索順位変動をリアルタイムで追跡し、SEO効果をモニタリングできます。

6.コンテンツギャップ分析
 自社サイトに不足しているキーワードやコンテンツを発見し、新たなコンテンツ戦略を策定できます。

7.レポート作成
 カスタマイズ可能なSEOレポートを作成し、チームやクライアントへの報告がスムーズに行えます。

Ahrefsのメリット・デメリット

実際にAhrefsを使ってみて、「これは便利だな」と感じたポイントもあれば、「ここはちょっと注意が必要かも」と思った点もありました。

この章では、ユーザー目線で感じたリアルなメリット・デメリットをまとめておきます。

Ahrefsの良かった点【使いやすさ・被リンクデータ・作業効率】

●直感的で使いやすいインターフェース
Ahrefsは、初めてでも操作しやすく、必要な情報にすぐアクセスできるためストレスが少なかったです。

圧倒的に豊富で正確な被リンクデータ
リンク状況を詳しく把握できるので、自サイトのSEO強化や競合分析に大いに役立ちます。

●多くの機能が一つにまとまっている
キーワード調査、競合分析、サイト監査、順位追跡など複数ツールを使い分ける必要がなく、効率的に作業ができます。

Ahrefs利用時の注意点

●使いこなしに学習コストが かかる
 
利用可能な機能が多岐にわたるため、全機能を使いこなすまでには少し時間がかかりそうですが、全機能使いこなせるようになる価値は大いにありそうです。

 Ahrefsアカデミーでは、Ahrefsの使い方などを分かりやすい動画形式で公開しています。
もしAhrefsの使い方で困った時には、是非確認してみてください。

●英語ベースのインターフェース
 基本的に英語表記となっていますが、Ahrefsの画面フッターに地球儀のマークがあるので、そこから日本語表示に切り替えることが可能です。

※サイト監査など、一部機能で英語表記のみですが、ほとんどが日本語表示可能となっています。

画像出典:Ahrefsの使い方:サイトエクスプローラー_サイトエクスプローラーの概要 | Ahrefs JPパートナーブログ | SEO分析ツールAhrefs(エイチレフス)を紹介する株式会社フルスピード運営ブログ

Ahrefsの評判・口コミ

ここでは、実際に使ってみて感じたレビュー・評価をまとめました。

高評価の口コミ内容

SEO分析ツールAhrefsは、SEO対策において必須級のツールとして注目を集めています。

Ahrefsの平均評価は4.2と高評価です。(2025年5月時点での自社調べ)

高評価のポイント(ポジティブ意見)としては、

・被リンク分析の精度と詳細さに優れている
・競合分析の有用性がある
・サイト監査機能が充実している

です。

一方で、低評価・課題として挙げられていた点は、

・料金がやや高め
・機能を使いこなすまでに学習コストの高さがある

です。

Ahrefsの評判・口コミ 全57件|ITreview (アイティクラウド株式会社)

まとめ

Ahrefsはアプリ自体の使いやすさや仕組みはとてもシンプルで、転職活動の第一歩として非常に活用しやすいサービスです。

SEO対策においては、膨大な被リンクデータ分析ができることも大きな助けになりますし、自社サイトだけでなく、競合サイトも分析できるのは非常に有難いです。

実際にDR(ドメインランク)を上げて、集客を増やすこともできました。

「SEO分析ツール、どれを使おう…」と迷っている方は、まず試してみる価値アリです。

Ahrefs紹介サイトはこちら

この記事の監修者

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エンジニア・講師

山本 忠輝

東京大学大学院において宇宙関係の研究に従事。その後はIT開発の現場に身を置き、エンジニアとしての実務経験を積みながら、人事としての採用・育成にも携わる。現在は活学ITスクールの講師としても活動中。業界歴は14年におよび、現場と人事の両視点から未経験から活躍できるエンジニアを多数輩出。

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