プログラマーを目指す方にとって、自分に適性があるかどうかは気になるところでしょう。
「プログラマーに向いているか適性を知りたい」
「文系出身でもプログラマーとして活躍できるのか」
このように感じている方は、ぜひこの記事で自分が向いているのかをチェックしましょう。
本記事では、プログラマーに向いている人の特徴や、無料でセルフチェックできる適性診断サイトも紹介しています。
また、文系出身者でも一人前のプログラマーとして活躍できます。
プログラマーへの転職を目指している方は、活学キャリア支援の利用をご検討ください。
最短2日でIT業界への転職を叶えられるだけでなく、実際、未経験を含む受講者の98.7%がIT業界への転職に成功した実績を誇ります。
気になる方は、活学キャリア支援を活用し、IT人材としての一歩目を踏み出しましょう。
プログラマーに向いている方の特徴
プログラマーに向いている方の特徴は、以下の3つです。
- ロジカルシンキングが得意
- 発想力豊かなアイデアマン
- ものづくりが好き
すべて当てはまっていなくてもよいですが、当てはまる項目が多いほど向いているといえるでしょう。
ロジカルシンキングが得意
プログラミングには観察力や推理力が必要とされます。
そのためロジカルシンキング(物事を根拠と結論に分け、論理的につなぎながら思考する方法)が得意な方ほど向いている職種です。
たとえば、プログラムにエラーが発生した場合に、どのコードを修正すべきなのかを分析し、課題を洗い出し解決策を考えるには、問題の特定と結果の考察が必須です。
プログラマーはスキルが高まるにつれてより高度なプログラミングを行うため、ロジカルシンキングができなければ効率的なスキルアップは見込めません。
ロジカルシンキングはプログラマーになるうえで必須のスキルで、得意な方はプログラマーに向いているといえるでしょう。
想像力が豊か
想像力があり、物事の後先を考えながら行動できる方もプログラマーに向いています。
なぜならプログラミングには、「入力したコードが実際の動作にどのように影響するのか」を想像する作業が必須であるためです。
逆に上記を思い描けなければ、高度なプログラミングは不可能でしょう。
「自分の行動が結果にどう結びつくか」を常に想像できる方は、プログラマーの適性があるといえます。
ものづくりが好き
ものづくりが好きであることも、プログラマーに向いている方の特徴です。
プログラミングとは「コンピュータに指示を出し、プログラムやさまざまな動作を実施させる」ための作業を指します。
便利なオンラインサービスや家電製品はプログラミングによって形成され、社会を支えているのです。
つまりプログラマーの仕事とは、この社会の基盤を形作ることとも言い換えられます。
自分の手で開発したものを通じて人の役に立ちたいと考えている方は、プログラマーの仕事に強いやりがいを感じるでしょう。
プログラマーとしてとくに活躍する方に共通する3つの性格
プログラマーとしてとくに活躍できる方には、以下の特徴があります。
- 面倒なことが嫌いで、いつも効率を突き詰めている
- コミュニケーション能力が高く、協調性が高い
- 好奇心旺盛で、新しいことを学ぶのが好き
スキルや経験は誰でも身につけられる分、性格はプログラマーとしての大きな差別化ポイントになり得ます。
上記に当てはまる方はプログラマーとして活躍できる可能性を秘めているため、積極的に挑戦することをおすすめします。
面倒なことが嫌いで、いつも効率を突き詰めている
面倒ごとを嫌い、常に効率を追い求めている方は、プログラマーとして活躍する素養があるでしょう。
日々膨大な数のコードを書くプログラマーにとって、効率化は欠かせません。
常に無駄の無い方法を常に考え、業務を遂行する力があれば、効率よく成果を出せます。
効率よく仕事を進められれば納期の短い案件にも対応でき、高い評価をもらえるでしょう。
物事を逆算し、常に最高効率を突き詰められる方は、プログラマーとして活躍できる可能性を秘めています。
コミュニケーション能力が高く、協調性が高い
コミュニケーション能力が高く、周りの意見を取り入れながら仕事を円滑に進められる方は、プログラマーとして活躍できる可能性が高いでしょう。
企業に勤めても、フリーランスとして独立しても、チームやクライアントとの協業は必須であるためです。
プログラマーは一人でひたすらコードを書き続ける職業と捉えられがちですが、実際は、周囲と常にコミュニケーションをとり、仕事を前進させる能力が求められます。
チームの意見をまとめたり、クライアントと建設的な関係を築いたりできる方は、プログラマーとして重宝されるでしょう。
好奇心旺盛で、新しいことを学ぶのが好き
好奇心旺盛で、常に新しい知識を取り入れ続けられる方も、プログラマーに向いています。
とくにIT業界は変化のスピードが目まぐるしく、常に最新のトレンドや技術を学習し続ける必要があるためです。
たとえばプログラマーとは切っても切り離せないプログラミング言語には、トレンドの移り変わりがあります。
トレンドの言語を使いこなせる人材は需要が高く、重宝されるでしょう。
移り変わりの早いトレンドをキャッチアップし、常に学びの手を止めずに成長できる方は、プログラマーとして活躍できるでしょう。
プログラマーに向いていない方の3つの特徴
以下の3つに当てはまる方は、プログラマーには向いていません。
- パソコンに苦手意識がある
- 英語に苦手意識がある
- 数字の絡む緻密な作業に苦手意識がある
ただし、上記に当てはまる場合でも、プログラマーとして活躍できる可能性はあります。
本気でプログラマーを目指す方は、苦手意識の解消から取り組んでみましょう。
パソコンに苦手意識がある
プログラマーは常にパソコンを利用して業務を実施するため、パソコンへの苦手意識は致命的です。
プログラマーの求人自体、パソコンを使えることが前提となるため、パソコン操作が苦手な方は向きません。
ただし、プログラマーを目指す場合でも、パソコンを完璧に使いこなせる必要はありません。
ネット検索やタイピングができれば、プログラマーとしてのキャリアをスタートできます。
ただ、パソコンを利用せずに業務は実施できないため、その点のみ留意しておきましょう。
英語に苦手意識がある
英語やアルファベットに抵抗がある場合、プログラマーの仕事をきついと感じるでしょう。
英語を使ったコミュニケーションはありませんが、英単語やアルファベットは日常的に利用するため、苦手意識がある方には向きません。
ただし、英語への苦手意識は勉強していないことから来る場合も多く、プログラミングのなかで慣れるものです。
普段の生活で意識的に英語やアルファベットに触れられれば、プログラミングで使う英語への苦手意識は解消されるでしょう。
数字の絡む緻密な作業に苦手意識がある
プログラミングには数学的な要素が多くあるため、数字の絡む緻密な作業が苦手な方には、プログラマーは向きません。
- 数式の利用
- 数値の代入
- データの分析
上記のようなプログラミングに利用される技術は、数学の知識をベースにしています。
数学が苦手な方は、きついと感じがちでしょう。
ただし、数学ができなくても必要な知識を補いながらプログラミングも可能です。
プログラミングは言語的要素も強いため、数学が苦手な方や文系の方でもプログラマーとして十分活躍できるのです。
【無料】プログラマーに向いているか調べる方法
自分がプログラマーに向いているか調べるおすすめの方法は、以下の3つです。
- 一般財団法人エンジニアリング協会の診断
- プログラマスター
- 想定年収診断|GEEK JOB
これらを利用すれば、あなたの性格やスキルがプログラマー向きかを手軽に調べられます。
なお、診断結果はあくまで目安である点には留意しておきましょう。
一般財団法人エンジニアリング協会
一般財団法人エンジニアリング協会が実施する適性診断では、仕事への姿勢や役割に対する行動パターンに関する15の設問に回答し、プログラマーとしての適性度をチェックします。
診断後は、プログラマーに向いている方の特徴を示す模範解答も得られます。
この適性診断で測れるのは、「現在の自分の考えや行動が、エンジニアリング業界で活躍して行くのに向いているのかどうか」です。
適性が無いと判断された場合でも、これを機に考えや行動を見直せばプログラマーとして活躍できるチャンスを掴めるかもしれません。
プログラマスター
プログラマスターでは実際に行われるCAB試験の問題を解き、適性度を診断します。
出題される問題は、暗算・法則性・命令表・暗号の4分野から計16項目です。
正答率に加え、解答にかかった時間も計測されるため、より正確なスキル的な適性を判断できます。
この診断を受けることでプログラマーの適性度だけでなく、得意・不得意な分野の傾向が理解できます。
一般財団法人エンジニアリング協会の適正診断とは異なり、スキル面の適性を図るため、上記と合わせて診断してみるのがおすすめです。
想定年収診断|GEEK JOB
GEEK JOBは、簡単な設問に回答すると未経験でプログラマーに転職した際の想定年収などを診断できるツールです。
わずか5分の診断で以下の情報を得られます。
- プログラマー適性
- 転職後の想定年収
- プログラミング適性
短時間で簡単に上記を測れるため、お試しで自分の適性をチェックしてみたい方は一度利用してみましょう。
プログラマーがキャリアアップ時に求められる能力
プログラマーとしてキャリアアップする際に求められる能力は、以下の2つです。
- コミュニケーション力
- マネジメント力
もちろん専門技術の高さや知識も必要ですが、上記のソフトスキルも重視されます。
効率的なスキルアップを目指すのであれば、以下の項目もチェックしておきましょう。
コミュニケーション力
コミュニケーション力に長けている方ほど、キャリアアップを目指しやすくなります。
先述のとおり、プログラマーの仕事はパソコンに向かうだけでなく、チームやクライアントとのコミュニケーションが必須であるためです。
客先でのプログラムのデモンストレーションやプレゼンをする機会もあり、難しい情報をわかりやすく簡潔に伝える力も求められます。
そのため、相手に合わせて伝え方を変えたり、チームの意思疎通を促して全体を活性化させたりできる人材は高く評価され、効率よくキャリアアップできるでしょう。
マネジメント力
マネジメント力もプログラマーとして活躍するうえで磨いておきたいスキルです。
具体的にはプロジェクトの進捗を管理したり、メンバーサポートのような全体を統括したりする能力を指します。
マネジメント力は、とくに知識や経験がついてきた段階で求められます。
チームのメンバーを目標に向かって引っ張っていける方は、マネージャーとしてより重要なポジションを任される可能性が高いでしょう。
プログラマーは文系出身でもなれる?
結論、文系出身でもプログラマーとして十分活躍できます。
実際、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が「IT人材白書2020」で発表したIT業界における文系出身者の割合は、30%を超えています。
出典:IPA(独立行政法人情報処理推進機構)「IT人材白書2020」
理系のイメージが強いプログラミングの世界ですが、IT業界の人材不足の影響もあり、企業側も文系・理系を問わないケースが大半です。
文系出身でプログラマーを目指す方法
ここでは文系出身でプログラマーになる3つの方法について解説します。
- プログラマー養成スクールに通う
- 書籍やブログ、動画で独学
プログラマー養成スクールに通う
まず、プログラマー養成スクールの利用です。
養成スクールでは、プログラミング言語の習得、Webデザインやデータ解析などプログラマーとしての基礎力を効率よく学べます。
養成スクールはオンラインとオフラインの2種類があります。
オンラインであれば好きな場所で学べるため、通学する時間のとれない社会人でも利用しやすいでしょう。
未経験からプログラマーを目指す方には、「活学キャリア」の利用がおすすめです。
実際、未経験を含む受講生の98.7%がIT業界への転職を成功させており、最短2日からエンジニアとしてのキャリアをスタートさせられます。
給料をもらいながら働けるため、転職のリスクを抑えながらスキルを磨けるのも魅力です。
書籍やブログ、動画で独学
マイペースに学びたい方は、書籍やブログ、動画での独学がおすすめです。
無料で学べるプログラミング専門の学習サイトもあるので、活用してみてもいいでしょう。
ただ、有料のスクールに比べてサポート体制が弱いため、わからない箇所があっても自ら調べて解決する力が必要になります。
また、自分でモチベーションを保ちながらスキルを高める必要があるため、初心者の方にはハードルが高いでしょう。
本気でプログラマーとして活躍したい方には、有料のスクール利用を強くおすすめします。
プログラマーに向いていれば未経験でもなれる?
結論、未経験からでも第一線で活躍するプログラマーを目指せます。
また、IT業界の人材は不足傾向にあり未経験可の求人は増えているため、比較的始めやすいでしょう。
未経験からプログラマーになるには、主に4つの間口があります。
- 新卒枠
- 第二新卒枠
- 中途採用枠
- アルバイト/インターン枠
未経験から目指しやすいのは「新卒・第二新卒枠」です。
中途採用であっても未経験者歓迎の企業は増えつつありますが、社会人スキルやある程度のプログラミングスキルを求められる場合もあります。
未経験からプログラマーを目指す方は、自分のプログラマーとしての適性もチェックしておきましょう。
未経験でプログラマーを目指すコツや勉強方法をより詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
プログラマーに向いていないと感じたら、インフラエンジニアもおすすめ
IT業界の職種はさまざまですが、なかでも需要が高まっているのがインフラエンジニアです。
インフラエンジニアとは、インターネットやシステムの基盤の設計・構築・運用・保守を行う技術者を指します。他のエンジニア職と比べて、初期に求められるスキルや資格取得のハードルが低いことが特徴です。
その平均年収は684万円と、プログラマーの平均年収558万円を大きく上回っています。
また、インフラエンジニアはプログラミングスキルを持っていなくても活躍できる職種です。
IT業界で働くにはプログラミングスキルが必須と思われがちですが、実はプログラミングの知識を必要としない職種は多くあります。
「プログラマーには向いていないけれど、IT業界で活躍したい」と考えている方は、インフラエンジニアとしてキャリアをスタートさせるのも一つの手です。
インフラエンジニアについての詳しい情報は、以下の記事で解説しています。
活学キャリア支援なら、プログラマーとしてだけでなくインフラエンジニアとしてもIT業界への転職を叶えられます。
最短2日で転職を実現できるだけでなく、インフラエンジニアに必須のサーバーやネットワークに関するスキルも身につけられるでしょう。
参照:システムエンジニア(基盤システム) – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))
プログラマー – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))
まとめ:自分の特徴・性格を見極めて、プログラマーとしてのキャリアをスタートさせよう!
プログラマーに向いている方の特徴・性格は、以下のとおりでした。
- ロジカルシンキングが得意
- 想像力が豊か
- ものづくりが好き
- 面倒なことが嫌い・いつも効率を突き詰めている
- コミュニケーション能力が高い・協調性が高い
- 好奇心旺盛
自分の特徴・性格に当てはまる方でプログラマーに興味を持っている方は、ぜひ本格的に転職を検討してみましょう。
プログラマーに向いていないと感じた方は、インフラエンジニアなど他の職種へのチャレンジも方法の一つです。
プログラマーもインフラエンジニアも、「活学キャリア支援」を利用すれば未経験でも最短2日で転職を成功させられます。
「興味があるけど、転職活動に踏み切れない」と感じる方は、まずは無料相談に申し込んでみましょう。
自分のキャリアへの理解を深め、よりよいチャンスを掴むのに役立つはずです。