プログラマーになるには?必要なスキルとキャリアパスを徹底解説

プログラマーになるにはどんなスキルが必要なの?

プログラマーからはどんなキャリアパスが目指せるの?

未経験からプログラマーを目指している方の中には、このような疑問のある方も多いでしょう。

本記事では、プログラマーに必要な知識やスキル、おすすめの資格や学習方法について解説します。

プログラマーからのキャリアパスについても解説するので、未経験からの転職を目指している方はぜひ参考にしてみてください。

目次

プログラマーとは?

まずは、プログラマーがどのようなエンジニアなのか、把握しておく必要があるでしょう。

ここではプログラマーについて以下の4つの観点で解説します。

  • 仕事内容
  • プログラマーの種類
  • 働き方
  • 年収相場

仕事内容

プログラマーは、プログラムミングを通してシステムやアプリケーション開発・保守を行うエンジニアです。

プログラム言語を用いてプログラムを作成するのが基本的な仕事内容となりますが、テストを担当することもあります。

仕様書に従ってコードを書き、システムに必要な機能を実装していく仕事です。

プログラマーの種類

プログラマーにも様々な種類があり、開発するものによって呼び名が分けられるのが一般的です。

プログラマーには主に、以下のような種類があります。

  • Webプログラマー
  • アプリケーションプログラマー
  • ゲームプログラマー
  • 組込みシステムプログラマー
  • 汎用系システムプログラマー
  • 通信系プログラマー

プログラマーの種類によって、需要の高い言語や必要なスキルにも違いがあります。

プログラマーを目指す方は、自分がどのようなプログラマーになりたいのかを考えることからはじめるとよいでしょう。

働き方

プログラマーの働き方は、企業や案件によって異なることが多いです。

リモートワークやフレックスタイム制を導入している企業も多く、エンジニアの中では比較的自由な働き方を選びやすいと言えるでしょう。

雇用形態も正社員だけでなく、パートや派遣からフリーランスまで様々です。

スキルさえあれば働き方を選択しやすい業界なので、自由な働き方を目指している方の中には、プログラマーを選択肢の1つとして考えている方も多いのではないでしょうか。

年収相場

プログラマーの年収はスキルや企業に大きく依存しますが、エンジニアの中ではあまり高くありません

たとえば、大手求人サイト「求人ボックス」によれば、プログラマーの平均年収はおよそ「433万円」です。

「プログラマー」と呼ばれるエンジニアは下流工程を担当しており、まだ経験が浅いエンジニアが多いため、統計上どうしても年収が低くなってしまうのです。

派遣社員などの非正規雇用のプログラマーが多いのも、年収相場が低めになっている理由の1つとされています。

未経験からプログラマーになれる?

IT未経験からでもプログラマーになれます

一定のプログラミングスキルさえあれば就職のチャンスが見込め、未経験からでも比較的転職しやすく、エンジニアとしてのキャリアをスタートさせる際の有力な選択肢の1つです。

もちろん誰でもプログラマーになれるという訳ではなく、転職を成功させるには一定のスキルやコミュニケーション能力が求められ、年齢も考慮されます。

エンジニアの中では未経験からでも転職しやすいとはいえ、転職を成功させるにはきちんと準備し、できるだけ早く動くことが大切です。

未経験からプログラマーになるには?

未経験からプログラマーになるにはどうすれば良いのでしょうか。

ここでは、未経験からプログラマーになるための手順をご紹介します。

  1. 目指すプログラマー像を決める
  2. スキルを習得する
  3. 転職・就職活動をする

目指すプログラマー像を決める

まずは、自身が目指すプログラマー像を決めることが大切です。

どのようなプログラマーを目指すべきかが定まっていないと、学ぶべき言語やスキルも定まりません。

具体的なプログラマー像がまだ定まっていない方は、汎用的なプログラミング言語を選んで学習を始め、その過程で業界を絞っていくと良いでしょう。

スキルを習得する

スキルが習得できなければ、転職活動を成功させるのは難しいでしょう。

たしかに、スキルがない状態でもポテンシャルで採用してもらえることはあります。

しかし、年齢が上がるほどポテンシャル採用は難しくなるのはもちろん、一定のスキルを身につけておくことで採用されやすくなることも確かです。

転職・就職活動をする

スキルの習得と並行して、転職・就職活動も進めましょう。

プログラミングスキルだけでなく、コミュニケーション能力やビジネススキルなどが評価の対象になります。

面接対策や書類準備も進めておきましょう。

プログラマーになるために必要なスキル

プログラマーになるには、以下の2つのスキルが求められます。

  • プログラミングスキル
  • IT全般についてのスキル

それぞれについて詳しく解説していきます。

プログラミングスキル

プログラマーには、プログラミングスキルが欠かせません。

プログラミング言語の基本的な文法や、プログラム全般に共通するデータ構造やアルゴリズムについて理解しておきましょう。

プログラムの実行環境の構築や、エディターをはじめとする開発ツールの使い方も覚えておきたいところです。

IT全般についてのスキル

IT全般についてのスキルも、プログラマーには欠かせません。

プログラマーは、プログラムというシステム開発の一部分を担当するエンジニアです。

プログラムについての知識さえあれば良いというものではなく、システム開発全体についての知識があれば、キャリアパスが広がる可能性に期待できます。

IT全般についてのスキルがあった方が、プログラマーのキャリアは実現しやすいでしょう。

プログラマーにおすすめの資格

プログラマーを目指している方には、資格の取得もおすすめです。

本来プログラマーは資格が必要な職種ではありませんが、資格を取得できれば、転職活動での評価につながることもあります。

プログラマーにおすすめの資格として、以下が挙げられます。

  • 基本情報技術者試験
  • Oracle Master
  • 各種民間・ベンダー資格

基本情報技術者試験

IPAが認定している「基本情報技術者試験」は、エンジニアを目指す全ての人に取得をおすすめしたい資格です。

コンピュータやネットワーク、データベースといった、ITに関する基本的な知識や技術についての理解が問われます。

特に未経験からITエンジニアになる方、なった方が取得しておきたい資格の1つです。

2023年度より試験の時期と出題範囲も大きく変わっています。

詳しくはIPAによる公式の案内をご覧ください。

(参考:基本情報技術者試験(FE)

Oracle Master

Oracle Master」は、データベース製品の大手ベンダーであるオラクル社が認定している、「Oracle Database」という製品についてのスキルを認定する資格です。

データベースエンジニアを中心に、プログラマーも取得しておきたい資格です。

データベースはITシステムに欠かせない要素のため、スキルがあれば活躍の場を広げられるでしょう。

試験には、簡単な方から順に「Bronze」「Silver」「Gold」「Platina」という4つのグレードがあります。

レベルに合わせ、まずは「Bronze」から受けると良いでしょう。

(参考:ORACLE MASTER Portal

各種民間・ベンダー資格

プログラミング言語ごとに、民間やベンダーによる資格試験が実施されています。

プログラマーを目指している場合は、自分が勉強している言語の資格を受検してみるのも良いでしょう。

主な民間・ベンダー資格として以下が挙げられます。

  • Oracle 認定 Javaプログラマ
  • PHP技術者認定試験
  • Ruby技術者認定試験
  • C言語プログラミング能力検定試験
  • VBAエキスパート
  • Python3エンジニア認定基礎試験

これらの資格は、「基本情報技術者試験」などに比べると優先度が下がってしまいます。

プログラミングは実務で評価されるため、資格よりも自身がコードを書いたオリジナルアプリなどの方が評価されるでしょう。

プログラマーになるための学習方法

プログラマーになるための学習方法には、主に「独学」と「スクール」という2つの選択肢があります。

それぞれの選択肢について、メリットとデメリットをご紹介します。

独学

書籍やWebサイトを使った独学のメリットは、コストをおさえて自分のペースで勉強できるという点です。

書籍をそろえるのにも数千円程度しかかからず、Webサイトを使えば無料で一定のスキルを学習できることもあります。

時間をかけてじっくり学習できるため、勉強時間を確保するのが難しい方にもおすすめです。

独学のデメリットは、学習効率が低く挫折しやすいという点です。

分からない点があっても自分の力で解決しなければならないので、学習効率が悪く、挫折しやすくなってしまいます。

スクールの受講

スクールに通うメリットは学習効率の高さです。

講師によってつくられたカリキュラムに沿って学習を進められ、困ったことや分からない点があっても質問ができるため、挫折しにくく、効率的に進められます。

スクールに通うデメリットはコストがかかることです。

スクールやカリキュラムにもよりますが、数十万円の受講料がかかってしまうため、負担に感じる方も多いでしょう。

プログラマーからのキャリアパス

プログラマーからのキャリアパスとして代表的なものは以下の3つです。

  • システムエンジニア
  • プロジェクトマネージャー
  • インフラエンジニア

システムエンジニア

システムエンジニアは、プログラマーの代表的なキャリアパスの1つです。

システムエンジニアは、プログラムの実装をはじめとする「下流工程」の仕事だけでなく、「上流工程」の仕事も担当します。

システムの要件定義や設計といった、より高度な仕事もこなすエンジニアです。

システム開発に関する、より広い知識と豊富な経験が要求されます。

システムエンジニアについて、詳しくは以下の記事もご覧ください。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーも、プログラマーのキャリアパスとしてはメジャーな選択肢の1つです。

プロジェクトの進捗を管理したりメンバーをアサインしたり、プロジェクト全体の意思決定を担う役職です。

様々な案件で経験を積むだけでなく、多くのエンジニアをまとめあげるマネジメントスキルも要求されます。

インフラエンジニア

プログラマーからインフラエンジニアになることも可能です。

システム開発に関する知識があれば、サーバーエンジニアやデータベースエンジニアとして活躍できるチャンスはあるでしょう。

インフラエンジニアからプログラマーへのキャリアパスもおすすめ

インフラエンジニアからプログラマーへとキャリアチェンジする方も珍しくありません。

プログラマーは最初にプログラミングを学ぶ必要がありますが、特に独学の場合は挫折しやすいです。

インフラエンジニアはインフラ分野の基礎スキルさえ習得できていれば、はじめのうちはプログラミングスキルがなくても十分に活躍が可能で、後からプログラマーへキャリアチェンジするのはそれほど難しくありません。

未経験でIT業界を目指したいがプログラミングには抵抗を感じるという方は、まずインフラエンジニアからキャリアをスタートさせるのもおすすめです。

もちろんインフラエンジニアになるためにも、相応の学習、準備が必要で、効率よく就活・転職を進めるにはやはりスクールの受講がおすすめです。

下記ではおすすめのインフラエンジニアスクールについて紹介しておりますので、インフラエンジニアに興味のある方は合わせてチェックしてみてください。

まとめ

本記事では、プログラマーに必要なスキルや知識、キャリアパスについて解説しました。

プログラミングスキルはもちろん、IT全般についての幅広い知識があれば、プログラマーとして転職しやすくなります。

プログラマーのキャリアパスとしては、システムエンジニアやプロジェクトマネージャーが一般的で、システム開発のスキルを向上させながらマネジメントや設計といったスキルを磨いていく必要があります。

プログラミング言語を習得しなければならないため、未経験からでは挫折が心配な方もいるでしょう。

インフラエンジニアからプログラマーへのキャリアチェンジも有力な選択肢なので、まずはインフラエンジニアからキャリアをスタートさせるのもおすすめです。

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