プログラミング系のおすすめ資格一覧!取得のメリットやポイントも解説

プログラミング系の資格には国家資格と民間資格があり、プログラミング言語や業務範囲ごとに資格が用意されています。

そのため、プログラミング系の資格を取りたいと思っていても、どの資格を取ればいいのかというのがわかりづらいのが現状です。

そこで今回は、プログラミング系のおすすめ資格を紹介します。

資格取得のメリットやポイントも解説するので、プログラマーになりたい人や、これからプログラミングの勉強を始めるという人は、最後までご覧ください。

目次

プログラマーは資格が必須ではない理由

プログラマーは資格取得が必須ではないと言われていますが、その理由は以下の通りです。

資格がなくても仕事ができるから

プログラマーは資格を持っていなくても業務ができるため、資格を持っていないプログラマーがたくさんいます。

公認会計士や医師などは、資格を持っていないと業務を行うことができませんが、プログラム関係の業務は資格を必要としません

取得には時間とお金がかかるから

資格を取得するためには、時間とお金などのコストが必要になります

資格の難易度や勉強方法によって必要な時間やお金が変わりますが、難易度が高い資格になると数百時間の勉強が必要になることもあります。

書籍や無料のWebサイトならそこまでお金がかかりませんが、プログラミングスクールや大学に通うとなると数十万円以上のお金がかかります

資格よりも実務スキルの方が重要だから

プログラマーになるためには、資格よりも実務を遂行するためのスキルの方が必要になります。

いくら高難易度の資格を持っていても、未経験で実務を行えないと、企業から重宝されることはないでしょう。

資格を取得すれば就職・転職できる、高年収の仕事に就けるということはないので、実務スキルを身につけるための通過点として資格取得をするのがよいでしょう。

プログラミング系の資格を取得するメリット

プログラミング系の資格を取得するメリットは、以下の通りです。

スキルの証明になる

難易度が高い資格や国家資格になると、スキルを持っていることを証明できるというメリットがあります。

モチベーション向上につながる

スキルを身につけたいけど勉強するきっかけがないという人は、資格取得を目標にして勉強すると、モチベーション高く学習を進められるでしょう。

プログラムのスキルを体系的に学べる

仕事の中でもプログラミングを学べますが、仕事内容や所属部署によって知識に偏りが出てしまうため、体系的に学びたい人は資格取得の勉強をするのがよいでしょう。

プログラミング系の資格取得がおすすめの人

プログラミング系の資格取得がおすすめの人は、以下の通りです。

就職・転職を有利に進めたい人

プログラミング系の資格を持っていると、一定以上のスキルを持っていることの証明になるため、就職や転職を有利に進められます

活学ITスクールの「AI・アプリコース」では、今もっとも需要があるプログラミング言語Pythonを使って、0からアプリ開発できるスキルを身につけられます

IT未経験の人向けのカリキュラムになっているため、転職して年収を上げたい人や、フリーランスプログラマーになりたい人は、ぜひ無料カウンセリングを受けてみてください

未経験からプログラマーになりたい人

未経験からプログラマーになりたい人は、体系的にスキルを身につけられる資格取得から始めるのがよいでしょう。

初めてプログラミングの勉強をする人

初めてプログラミングの勉強をする人は、何から勉強すれば良いのかわからないため、資格取得を目標に学習をしていくのがおすすめです。

プログラミング系の資格が役立つ職種

プログラミング系の資格が役立つ職種は、以下の通りです。

Web系プログラマー

Web系プログラマーは、Webサイトのデザインやシステムを構築したり、サーバーやデータベースの開発をするため、JavaやC言語に関する資格が役に立つでしょう。

ゲーム系プログラマー

ゲーム系プログラマーは、ゲームに関する知識やキャラクターの動きを制御するプログラミング能力が必要になるため、C言語やSwiftに関する資格が役立ちます

アプリ系プログラマー

アプリ系プログラマーは、メッセージを行うSNSや商品の売買を行う購買システムを開発するため、JavaやC言語に関する資格が役立つでしょう

汎用系システムプログラマー

汎用系システムプログラマーは、企業用の大規模なデータを扱うシステムを開発するため、COBOLやJavaに関する資格取得がおすすめです。

組み込み系プログラマー

組み込み系プログラマーは、スマートフォンや家電製品などに組み込まれているプログラムの制作を行うため、C/C++やC#に関する資格を勉強するのがよいでしょう。

通信系プログラマー

通信系プログラマーは、ネットワーク機器や企業の基盤となるシステムを開発するため、JavaやC/C++に関する資格取得がおすすめです。

インフラ系プログラマー

インフラ系プログラマーは、サーバーやデータベースなどの開発・運用を行うため、サーバーやアプリケーションに関する資格を取得するのがよいでしょう。

ネットワーク系の人気資格CCNAを取得したいなら、活学ITスクールの「CCNA資格取得コース」がおすすめです。

初めて勉強する人でも理解しやすいアニメーション動画で学べるうえに、実機を触りながら実務的なスキルを身につけられるのが特徴です。

CCNA試験に合格している講師に教えてもらって、最短で合格したいという方は、ぜひ無料カウンセリングで詳細を聞いてみてください

Webデザイナー

Webデザイナーは、Webサイトのデザインを開発していくため、HTMLやCSS、JavaScriptに関する資格取得をしていきましょう。

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、ITツールを使って企業の課題を解決していくため、コンサルティングの内容・分野に応じて取得する資格を選ぶのがよいでしょう。

システムインテグレーター

システムインテグレーターは、企業の課題を解決するためにコンサルティングからシステム開発を行うため、請け負う仕事内容に応じて取得する資格を選びましょう。

プログラミング系のおすすめ資格一覧

プログラミング系のおすすめ資格は、以下の通りです。

ITパスポート試験

ITパスポート試験は、ITの基礎知識を証明する国家資格のひとつで、最も難易度が低い資格なので、プログラミング初学者におすすめの資格といえるでしょう。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、ITの基礎知識が問われる人気資格で、取得を推進している大学や企業も多いという特徴があります。

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験の上位資格という位置付けなので、基本情報技術者試験を取得してから受験するのがおすすめです。

PHP技術者認定試験

PHP技術者認定試験は、PHPの基本的な知識を問う資格で、初級・上級・認定ウィザードの3段階のレベルが用意されています。

Ruby技術者認定試験

Ruby技術者認定試験は、Rubyでのシステム開発を行うために必要なスキルを身につけるための資格で、「Silver」と「Gold」の2種類のレベルが用意されています。

C言語プログラミング能力認定試験

C言語プログラミング能力認定試験は、C言語の概念やプログラミング能力を問われる資格で、3級から1級まで用意されています。

Python3エンジニア認定基礎試験

Python3エンジニア認定基礎試験は、Pythonの基本的なプログラミング能力を問う資格で、出題分野が公式サイトで公開されているのが特徴です。

Javaプログラミング能力認定資格

Javaプログラミング能力認定資格は、プログラムの作成から仕様書の作成までをカバーしている資格で、1級は実技試験が実施されます。

オラクル認定Java資格

オラクル認定Java資格は、日本オラクル社が実施しているJanaに関する資格で、3つの難易度に分けられているため、自分のスキルに応じてレベルを決められるのが特徴です。

オラクルマスター

オラクルマスターは、SQLに関する資格で、「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」の4つの難易度が用意されています。

Unity認定試験

Unity認定試験は、ゲーム開発で必要になるUnityの知識を問う資格なので、ゲーム関連の企業に勤めている人や、個人的にゲーム開発を行いたい人におすすめの資格です。

Android技術者認定試験

Android技術者認定試験は、Androidのプログラミングや知識に特化した資格なので、Androidのアプリ制作を行う技術者は資格取得を検討してみましょう。

シスコ技術者認定

シスコ技術者認定は、ネットワーク機器メーカーのシスコシステムズが行っている認定試験なので、実際にシスコ製品を使っている技術者におすすめの資格といえます。

ノベル認定技術者

ノベル認定技術者は、ネットワークの構築や運用の能力を評価する資格なので、実際に情報システム運用を行っている技術者におすすめの資格です。

LinuC

LinuCは、Linuxの知識やスキルを問われる資格試験なので、実際にLinuxサーバーを扱っている技術者におすすめの資格です。

CIW(Certified Internet Webprofessional)

CIW(Certified Internet Webprofessional)は、JavaScriptを用いたWebアプリ開発に関する資格で、試験は英語のみで実施されています。

PMP(Project Management Professional)

PMP(Project Management Professional)は、プロジェクトマネジメント能力を問われる資格試験なので、プロジェクトマネージャーとして活躍したい技術者向けの資格といえるでしょう。

ITILファンデーション

ITILファンデーションは、ITサービスマネジメントやITIL(ITサービスマネジメントに関する成功事例をまとめた書籍群)について問われる資格です。

CISA (Certified Information Systems Auditor)

CISA (Certified Information Systems Auditor)は、情報システムの監査やセキュリティの知識について問われる資格です。

CISM(Certified Information Security Manager)

CISM(Certified Information Security Manager)は、情報セキュリティ管理の知識を問われる資格です。

VBAエキスパート

VBAエキスパートは、ExcelやAccessのVBAに関する知識や、作業自動化に関して問われる資格です。

情報検定

情報検定は、情報を扱う技術者に必要なICT能力を評価する、文部科学省後援の検定試験です。

OSS-DB技術者認定資格

OSS-DB技術者認定資格は、OSS-DB(オープンソースデータベース)に関する知識を問われる資格です。

マイクロソフト認定資格プログラム

マイクロソフト認定資格プログラムは、マイクロソフト製品に対する知識やスキルを問われる資格です。

情報セキュリティマネジメント試験

情報セキュリティマネジメント試験は、情報セキュリティマネジメントの計画や運用の知識を問われる資格試験です。

ITストラテジスト試験

ITストラテジスト試験は、IT戦略の策定やシステム開発に必要なスキルを問われる、高難易度の国家資格です。

システムアーキテクト試験

システムアーキテクト試験は、情報システムの構造設計や情報セキュリティに関する知識を問われる、高難易度の国家資格です。

ネットワークスペシャリスト試験

ネットワークスペシャリスト試験は、ネットワークサービスの活用や管理に関する知識を問われる、高難易度の国家資格です。

データベーススペシャリスト試験

データベーススペシャリスト試験は、データベースの企画・要件定義・開発・運用・保守の業務を行うために必要なスキルを評価する、高難易度の国家資格です。

エンベデッドシステムスペシャリスト試験

エンベデッドシステムスペシャリスト試験は、IoTを含む組み込みシステムに関する事業戦略や製品開発を行うスキルを問う、高難易度の国家資格です。

プロジェクトマネージャ試験

プロジェクトマネージャ試験は、システム開発プロジェクトの計画や実行を行うために必要なスキルを評価する、高難易度の国家資格です。

ITサービスマネージャ試験

ITサービスマネージャ試験は、サービスの計画立案・設計・移行・提供・改善などを行うために必要なスキルを問う、高難易度の国家資格です。

組み込み技術者試験

組み込み技術者試験は、家電製品や電子機器に組み込まれたプログラム構築を行うためのスキルを問う資格です。

システム監査技術者試験

システム監査技術者試験は、情報システムを総合的に評価して適切なマネジメント・コントロールを行うために必要なスキルを問う、高難易度の国家資格です。

情報処理安全確保支援士試験

情報処理安全確保支援士試験は、サイバーセキュリティに関する知識やスキルを評価する、高難易度の国家資格です。

プログラミング系の資格を取得する際のポイント

プログラミング系の資格取得をする際は、以下のポイントを守るようにしましょう。

実務に活かせるかを考える

資格取得を考えている人は、資格取得が業務に活かせるかを考えてみましょう

現在の業務をスムーズに行いたいだけなら、資格取得よりも業務に関するスキルだけを狭く深く勉強した方がいいかもしれません

取得する資格を絞る

資格の勉強をする際は、1つの資格に絞って勉強するのがおすすめです。

同時に複数の資格の勉強をすると、効率よく勉強を進められず、途中で挫折する可能性が高くなります。

費用対効果が高いかを考える

資格取得の費用対効果が高いかどうかを考えるのも、重要なポイントです。

難易度が高い資格になると数百時間の勉強時間と、プログラミングスクール代数十万円が必要になることがあります。

時間とお金をかけて勉強する価値があるかは、事前によく考えておきましょう。

プログラミング系の資格取得におすすめの勉強法

プログラミング系の資格取得を考えている人は、以下の3つの中から、どの勉強方法で学習を進めていくかを決めましょう。

書籍

どの資格にも参考書や問題集が用意されているため、書籍から勉強を始める人は多いです。

正しい情報を網羅的に学ぶことができ、最低限の費用で勉強を始められるため、まずは書籍から始めるのがおすすめです。

Webサイト・アプリ

有名な資格になると、資格に関するWebサイトやアプリが用意されています

無料で学習できるものも多いため、一度取得しようと考えている資格のWebサイトやアプリがあるかを確認しておきましょう。

プログラミングスクール

書籍やWebサイト・アプリで独学をしてみて、1人では知識が身につけられない、効率よく学習を進められないと感じたら、プログラミングスクールに通うことも考えましょう

その分野のプロに教えてもらえるため、効率よく学習を進められるのはもちろん、一緒にスクールに通っている同期と切磋琢磨して勉強できるため、モチベーションを保てるというメリットもあります。

まとめ

この記事では、プログラミング系のおすすめ資格について紹介しました。

プログラミング言語や業務内容によって取得すべき資格が変わってくるため、自分に必要なスキルが何かを明確にしてから資格を選ぶ必要があります。

資格の範囲や難易度を確認するためにも、最初は書籍やWebサイトで勉強するのがおすすめです。

もし、独学で合格するまでの知識を身につけられないと感じたら、プログラミングスクールに通ってプロに教えてもらうのがよいでしょう

この記事を参考にして、自分に必要な資格を明確にして、スキルアップをしてみてください。

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