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SESのデメリット・メリットとは?元エンジニアがぶっちゃけます!


「エンジニア業界って複雑すぎてよく分からない」



「SES企業は実際どうなの?」
という相談が多く寄せられています。
そこで本記事では、SESに挑戦しようか悩んでいる方に向けて、SESのメリット・デメリットはもちろん、企業選びを間違えた場合のリスクや注意点まで詳しく解説していきます!
トピックス
・SESのデメリットと後悔しないための注意点
・「SESはやめとけ」と言われる理由を徹底解説
・SESで失敗しないための企業選びとリスク回避法
合わせて読みたい⇒SESブラック企業を見抜く逆質問を全公開!ホワイト企業の見極め方とは?
そもそもSESってなに?まずはざっくりと理解しよう!
さて、SESのデメリットを深堀りする前に、まずはSESって結局何なのか?ということを正しく理解しておいてほしいなと思います。
SES(システムエンジニアリングサービス)は、IT業界においてエンジニアをクライアント企業に派遣するビジネスモデルの一種です。
SESの基本的な仕組み:
SES契約は請負契約とは異なり、成果物に対する報酬ではなく、労働そのものに対する報酬が発生します。
これにより、エンジニアのスキルや働き方が直接成果に結びつきやすい環境が作られます。
柔軟な契約形態ではありますが、その分、適切な案件選びが重要です。
SES企業が果たす役割
SES企業の主な使命は、IT人材不足を補うことです。
特に大規模プロジェクトを持つ企業にエンジニアを派遣し、システム開発やインフラ運用などのサポートを行うことで、クライアント企業の課題解決を助けています。
詳しくはこちらで解説していますので参考にしてください。


なぜ「SES デメリット」と検索されるのか?
この記事にたどり着いたあなたは、もしかすると…



これからIT業界に挑戦しようと思って色々調べてたらSESというものを知ったんだけど、調べれば調べるほど不安になってきた・・・



今まさにSES企業で働いているけど、何となくモヤモヤしている・・・
そんな状態なのかなって思います。
この不安、実は今この記事を読んでいるあなただけのものじゃないんです。
たとえば、Googleのキーワードツールで「SES」と入力すると…
SES やめとけ
SES 将来性
SES ブラック
SES やばい
SES 辞めたい
といったネガティブワードのオンパレードばかりが候補に出てくるんです。
これってつまり、多くの人が「SESって大丈夫なの?」って感じている証拠なんです。
ちょっと裏側の話をすると、実際、「SES やめとけ」というワードだけでも数千件の検索があるんです。
この数字、実はなかなかの数です。
では、SNSではどうなのでしょうか?
Twitter(現X)やYouTubeなどを見ていると、SESに対する不満やトラブル体験がをよく目にしいます。
とくに多いトラブルが、この3つのパターン。
「ITって聞いたのに、なぜか量販店で携帯販売させられてる」
→ 配属ガチャの闇。配属先と職種がズレてる問題。
「案件の待機中は給料減額されるなんて聞いてない」
→ 労働条件の説明不足、契約内容と現実のギャップ。
「スキルがまったく身につかない案件にずっといる」
→ キャリア形成に不安。将来が見えなくなる。
もちろん、全部のSES企業がこうなわけではないですが、実際にこういう声が多いのは事実です。
だからこそ、「不安に思って検索する人」がどんどん増えていくわけです。
あなたはどのタイプ?悩み別SESのデメリット解消診断!
ここまで読んで、SESに対して不安な気持ちを抱いている人が多いということは、なんとなく伝わったと思います。
そこで、ここからはその不安・デメリットをどう解消していったら良いのか?についてお伝えしていきたいと思います。
ですが、解決する方法は、大元の不安や何をデメリットと感じているのか?によって全く異なります。
そこで、筆者が考えたオリジナルのSESデメリット解消診断に1つずつ答えていってください。
答えによって6つのグループに分けて、解消方法をお伝えしていきます!



ぜひ気楽にやって、自分に合う読みどころを見つけてみてくださいね!


タイプごとの「気になるポイント」はこんな感じになります。
タイプ | 主な悩み |
A. 現場ガチャ不満型 | ・希望と違う職種に飛ばされてる ・環境そのものが良くない |
B. 成長実感ナシ型 | ・スキルアップできていない |
C. 将来不安型 | ・IT初心者で将来が見えない |
D. なんとなく迷い型 | ・情報が少なくて判断できない |
E. 転職比較検討型 | ・自社開発や受託と比較したい ・未経験なりに業界の全体像は理解しているけど、具体的に働いてる姿の想像が出来ていない |
F. 情報不足型 | ・そもそもSESって何?という状態 |
次の章では各タイプごとに、具体的かデメリット解消法をお伝えしていきます。
当てはまる章を読んでいただくことで、あなたが感じている「デメリット」や「モヤモヤ」がちょっとでも軽くなるように、リアルな情報と経験者の視点でまとめていますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
SESのデメリット解消法① 現場ガチャ不満型の方へ
「希望と違う案件に飛ばされた…」と感じているあなたへ



IT企業に入社したはずなのに、現場ではPCすら触れない



Web系を希望したのに、気づけばExcel職人になってる
こんな“現場ガチャ外れ”に悩む方は、実はとても多いです。
SESという仕組み上、常駐先で何をするかは配属時点で決まることが多く、希望通りの案件に入れるとは限らないという構造的な課題があるんです。
実は活学キャリアの卒業生でも、過去に同じような悩みをもって相談に来て下さった方が沢山いらっしゃいました。




なので、こういった話は悲しい現実ですが、十分起こり得ることなのです。
なぜ「ガチャ」になるのか?理由はこの3つ
- 営業主導のアサインが多い
→ 現場の空き状況や売上重視で決まってしまい、エンジニアの希望が通りづらい。 - スキルシートと実務スキルのギャップ
→ スキル不足と判断されて、希望より簡単な案件に回されるケースも。 - 「未経験OK」でも案件は限られる
→ 本人のポテンシャルよりも、常駐先の“即戦力”ニーズが優先されがち。
これが「SESは案件ガチャ」と言われる原因です。
解決策①:配属前に“NG案件”をはっきり伝える
実は、希望を明確に出している人ほど、希望に近い案件に入りやすい傾向があります。
たとえば、「営業・販売系は絶対NG」「開発経験が積めない案件は避けたい」など、やりたくないことをはっきり伝えることが重要です。
もちろん「選べない雰囲気」で圧をかけられる会社もあるかもしれませんが、本当に優良なSES企業ならその希望を尊重してくれるはずです。逆に、そこで無理やりねじ込まれたら……それは会社を見直すサインかもしれません。
解決策②:短期離脱可能な案件を選ぶ/社内異動制度を活用
配属先によっては「◯ヶ月更新」など短期で切れる契約もあります。
そうした案件であれば、経験を積みながら次のステップへ進みやすいです。
また、会社によっては「案件切れ後に別案件へ移動できる制度」「キャリア相談制度」があるので、配属される前に“出口戦略”をセットにしておくことがカギです。
解決策③:転職活動の準備を同時並行で進めておく
どうしても環境が変わらないと感じたら、「今すぐ辞めなくてもいいので、転職の選択肢を持っておく」だけでも心が軽くなります。
SES→社内SE、自社開発、受託企業など、キャリアチェンジ可能な道は多いです。
スキルがないうちは「転職できないかも…」と感じがちですが、逆に言えば「今の環境を抜け出すためにどんな経験を積むべきか?」が明確になるのは大きな収穫ですよ。
最後にひとこと
配属ガチャに外れると、「なんでこんなことやってるんだろう…」と自己否定に近い気持ちになることもあると思います。
でもそれは、あなたが悪いわけではまったくありません。
配属の仕組み・会社の運用体制・業界の慣習…その影響が大きいだけ。
だからこそ、必要以上に落ち込まず、できることから少しずつ整えていきましょう。
この診断を通じて「次どうすればいいか」が明確になれば、それが第一歩です!
SESのデメリット解消法② 成長実感ナシ型の方へ
「スキルが全然伸びていない…」と悩むあなたへ
SESで働く中で



毎日ただタスクをこなしているだけ



技術的に何も成長していない気がする・・・
と感じていませんか?
それは、まさにSESのデメリットの代表格とも言える悩みです。
特に「やったことがある作業を繰り返すだけ」「資料修正やテストばかり」といった案件では、将来のキャリアに不安を感じてしまいますよね。
なぜスキルが伸びないのか?3つの原因
- 業務内容が“保守・運用寄り”で新しい技術を使う機会がない
- “常駐先の社員”が開発を主導していて、外部メンバーは補佐的な立場
- スキルアップや学習支援の仕組みがSES企業側に用意されていない
つまり、業務内容面の問題が大きいのであって、あなたの努力不足ではないパターンが圧倒的に多いです。
解決策①:現場で“学べる姿勢”を見せて役割を広げる
現場の中には「この人、前向きだな」と思った人により責任あるタスクを任せてくれる文化があることもあります。
資料作成だけのつもりが、レビューや設計まで任されるようになることもあるんです。
「これ、やらせていただいてもいいですか?」といった声がけは、意外と効果大です。
スキルを伸ばすチャンスを、自分から“掴みにいく姿勢”が鍵になります。
解決策②:スキルマップや“次のキャリア”を見据えて学習する
スキルが伸びてないと感じたら、まずは「自分がどんな技術・分野を学んでいきたいのか」を明確にしてみてください。
すると、今の現場で足りない部分・転職で必要なスキルが見えてきます。
たとえば、
- Webアプリ開発をやりたい → HTML/CSS/JavaScriptの基礎から復習
- クラウド系に興味がある → AWSの学習を並行して進める
こうした自主学習と実務をリンクさせることで、“学んでる実感”が取り戻せます。
解決策③:定期的にキャリア相談ができる環境を持つ
優良なSES企業では「キャリア面談」「案件終了後の振り返りMTG」などが定期的に行われています。
もし今の会社にそれがなければ、信頼できる先輩や社外メンターを見つけるのも手。
「誰かに相談する場がある」だけで、成長の実感って変わるものなのです。
最後にひとこと
スキルが伸びていないと感じることは、ちゃんと自分の未来を真剣に考えている証拠。
そして、成長を実感できないのは、あなたの能力不足ではなく、環境の問題であることがほとんどです。
この記事を読んで、「少しでも改善できそう」と感じてもらえたら嬉しいです。
SESのデメリットを正しく理解し、上手に回避していく力を、一緒に育てていきましょう!
SESのデメリット解消法③ 将来不安型の方へ【未経験で不安なあなたへ】
「SESってよく聞くけど、将来食べていけるの?」と感じているあなたへ
これからIT業界を目指す未経験の方にとって、「SES」ってなんか怖い響きがしますよね。
ネットで調べれば「SES デメリット」「SES やめとけ」といった不安な言葉ばかり…。
「そもそも何するの?」「ちゃんとスキルつくの?」と不安になるのも当然です。
でもまずはその不安、あなただけじゃないってことを知っておいてください。
よくある「将来不安」の正体って?
SESという働き方は、
- 常駐先がバラバラ(=仕事内容も環境も都度変わる)
- プロジェクトによっては簡単な作業ばかり(=成長できない気がする)
- 評価制度が見えにくい(=どれだけ頑張っても昇給しにくい)
といった仕組みになっているため、将来像がぼやけやすいんです。
「このままで大丈夫かな?」と感じるのは、むしろ自然なことなんですよ。
解決策①:SES=一生働く場所と決めなくてOK!
「SESでずっと働くこと=ゴール」と考えると、確かに不安になりますよね。
でも実際には、SESは“キャリアの入り口”や“実務経験を積む踏み台”として使っている人も多いんです。
特に未経験の方にとっては、
- 開発現場に早く入れる
- 自社開発や受託企業よりも入りやすい
- 経験を積めば“転職切符”が手に入る
という意味で、スタート地点としては現実的で堅実な選択肢です。
解決策②:「スキルを持って転職する」前提で戦略を立てよう
もしSESに入社するなら、「いつまでに、どんなスキルをつけて、次に進むか」をあらかじめ考えておくのがポイント。
たとえば…
- 1年でJava基礎+Spring Bootを習得
- 2年目でチーム開発経験&Git運用を学ぶ
- その後、自社開発企業へ転職
というように、あらかじめ「将来の道筋」を立てておけば、SESのデメリットを回避しながら活用できるようになります。
最後にひとこと
「将来不安」と感じるのは、自分の未来をちゃんと考えているからこそ。
そして、今こうして調べて行動しているあなたなら、きっとその不安は乗り越えられます。
SESには確かにデメリットもありますが、活かし方次第で、あなたのキャリアの土台になる選択肢でもあります。
安心して一歩を踏み出せるように、このサイトでもしっかりと情報を発信していきます。
SESのデメリット解消法④ なんとなく迷い型の方へ【情報収集中のあなたへ】
「IT業界は気になるけど…SESってアリなの?」とモヤモヤしているあなたへ
最近、プログラミングスクールに通ったり、IT業界に興味を持ち始めた方が増えてきているなと私自身感じています。
でも、いざ「SESって選択肢は、ファーストキャリアどうなの?」と調べると、
「SES デメリット」「ブラック」「将来性なし」…などなど、ネガティブな情報が山ほど出てくる。
結果、「どれを信じたらいいのかわからない」「結局どうしたらいいかわからない」という、情報迷子状態になっていませんか?
実は、多くの人が“なんとなく不安”のまま選んでる
SESって、IT業界初心者の方がよく通る道です。
でも同時に、仕組みがややこしい&会社によって大きく差があるというクセの強い働き方でもあります。
だからこそ、「なんとなく怖い」「自分に合ってるのか判断できない」という声がすごく多いんです。
解決策①:「SESは地雷」ではなく“選び方にコツがある”と知ること
まず知っておいてほしいのは、SES=悪ではないということ。
ただし、企業選びを間違えると、よくネットで言われているような「スキルがつかない」「給料が安い」といったデメリットにハマる可能性があるんです。
だから、これから情報を集めていく中では…
- 「還元率」「待機時の給与保証」「研修制度」などの仕組みを見る
- 現役SESエンジニアのリアルな声を知る
- 実際に面談で質問してみる(転職エージェントを活用するのもアリ)
など、「情報の質を上げること」がすごく重要になります。
ただし、企業選びってなかなか難しいのが現実です。
そんな時は、ぜひ私たち活学キャリアを頼ってみてください!
活学キャリアは、これまでにも多くの未経験からのエンジニアデビューをサポートしてきました。



ファーストキャリアで絶対に失敗したくない!
という方は、ぜひ活学キャリアの転職支援サポートを活用してみてください。
専任スタッフが、最初から内定まで全力でサポートします!
解決策②:迷ってるなら“とりあえず知ってみる”のスタンスでOK!
IT業界って、実は「実際に中に入ってみないとわからないこと」がすごく多いんです。
だからこそ、「迷ってる=止まった方がいい」ではなく、むしろ“調べてみるタイミング”として非常に大事なんですよ。
この時期に、
- 「自分はどんな働き方をしたいのか?」
- 「どんな環境なら成長できそうか?」
を言語化できると、選択ミスのリスクがグッと減ります◎
最後にひとこと
今のあなたの「なんとなく不安」「自信が持てない」という気持ち、経験者として筆者も非常に共感します。
でもそれって、ちゃんと調べて、自分に合う道を探している証拠です。
まだ何も決めなくてOK。
でも、こうして情報に触れていることが、未来の納得いく選択につながっていきます。
「SESって結局どうなの?」というモヤモヤが、この記事で少しでも晴れていたらうれしいです!
どうしても不安だったら、ぜひ活学キャリアを頼ってみてくださいね!
SESのデメリット解消法⑤ 転職比較検討型の方へ
「SESって自社開発より微妙?」「受託開発の方が安定してそう…」と思っている方へ
転職を考えているとき、「SESってよく聞くけど、正直どうなんだろう?」と気になりますよね。
特に、自社開発企業や受託開発企業と比較して、SESにはどんなメリット・デメリットがあるのかをちゃんと知っておきたい、という方も多いはず。
実際、SNSやブログでは「SES デメリット」というキーワードと一緒に、「やめとけ」「ブラック」「将来性なし」などのネガティブなワードも並んでいます。
それだけ選ぶ前に慎重になっている人が多いということ。あなたの疑問は、すごく自然です!
そもそも、何が違うの?3つの開発スタイルを比較!
SES | 受託開発 | 自社開発 | |
働く場所 | 他社に常駐 | 自社 or 客先 | ほぼ自社 |
案件内容 | 毎回変わる | 一括請負 | 自社サービスを育てる |
経験の幅 | 広いが浅くなりやすい | 中程度 | 狭く深く |
スキルの成長 | 案件による | 安定しやすい | 技術志向が強いことも |
キャリア構築 | 戦略次第で大きな成長も | 安定・バランス型 | 特定分野に強くなれる |
このように、どの働き方にもメリット・デメリットがあります。
「SESはダメ」と一概には言えないんです。
これらの違いは、こちらの記事で更に詳しく解説していますので、興味のある方はぜひ読んでみてください!


SESのデメリットを“比較の視点”から考えてみよう
あなたが特に気になっているのは、おそらく以下のような部分ではないでしょうか。
- スキルアップのしやすさ
- 給与や待遇
- 安定性と将来性
確かにSESは、「スキルが伸びにくい案件に当たる可能性がある」「待機中に給与が減る企業もある」などの構造的なデメリットがあります。
ただ、逆に言えば「どのSES企業を選ぶかで、デメリットの大きさが全然違う」という点もポイントです。
解決策①:SESを“キャリアの助走”として使う視点を持つ
「まずはSESで実務経験を積み、その後に自社開発へ転職」という流れは、IT業界では王道ルートです。
とくに、未経験や実務経験が浅い人にとって、SESは“現場に入るための入り口”として非常に有効。
ここで大切なのは、「一社目をゴールにしない」こと。
SESのデメリットは、



抜け出せなくなることではなく、戦略を持たずになんとなく続けてしまうこと
なんだと、私は声を大にして伝えたいです。
解決策②:SES企業選びで“地雷”を避ける方法
転職サイトや求人票だけでは見えない、優良SES企業の見極めポイントはこちら!
- 還元率(60%以上が理想)を開示している
- 待機中の給与保証がある(カットなし or 固定給制)
- キャリア相談の制度がある(営業だけで判断しない)
- 開発案件が豊富で、保守・運用以外の経験が積める
SES企業といっても、ホワイト企業とブラック企業の差は本当に大きいんです。
「SES=悪」ではなく、「選び方を間違えると後悔しやすい」というのが、正しい理解です。
なので、企業を目利きする力を養いましょう!
と言いたいところなのですが、なかなかこのスキルを身につけるのは難しいのが正直なところです。
そんな時は、ぜひ活学キャリアにご相談ください!
活学キャリアでは、いくつものチェック項目をクリアした、厳選された案件のみをご紹介しています!
企業選びに不安がある方にこそぜひ使っていただきたい、転職支援サービスです。
最後にひとこと
SESと他の働き方を比較することは、すごく大切な視点です。
そして、今のあなたはその比較の解像度をどんどん上げている途中なんだと思います。
この記事を通して、「SESって意外と悪くないかも」「自分の希望にはこっちの方が合うな」など、
納得して選べる材料が増えていたら、嬉しいです!
h2 SESのデメリット解消法⑥ 情報不足型の方へ
「SESって言葉は聞くけど、正直よくわからない…」というあなたへ
「SESってそもそも何なの?」
「なんかブラックなイメージあるけど、それって本当?」
そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか?
今この記事を読んでいるあなたは、すでに一歩リサーチを始めています。
でも、まだ全体像がつかめていない=なんとなく不安というのが正直なところだと思います。
SESってざっくり言うとこんな働き方!
SES(システムエンジニアリングサービス)とは、エンジニアが自社ではなく、他の会社の現場に“技術を提供する形で”常駐する働き方のことです。
- 雇用元(SES企業)と契約し、
- 常駐先(お客様企業)に出向いて仕事をする、というスタイルです。
例えるなら「スポーツチームに所属しながら、他のチームに助っ人で入る」みたいな感じ。
ただ、業務内容や扱いはその常駐先によって大きく違ってきます。
情報がないと「SES=デメリットしかない」と思いやすい!
SNSやネット記事では「SES デメリット」が非常に多く語られていて、
- 案件ガチャがある
- 給与が安い
- スキルが身につかない といった声が目立ちます。
でも実際は、会社によって全然違うんです。
還元率や案件内容、待遇、サポート体制など、「SES企業の選び方次第でキャリアは大きく変わる」んです。


解決策①:まずは“中立の視点”で情報を集めてみよう
「SESとはこういう仕組みで、どんなメリット・デメリットがあるのか」
まずは全体像を理解することで、不安はグッと小さくなります。
- IT転職エージェントの無料面談を受けてみる
- YouTubeやXで現役SESエンジニアのリアルをチェック
- 当サイトの他の記事も読んでみる!
自分の中にある“ぼんやりしたイメージ”を言語化するだけで、かなりスッキリしますよ。
解決策②:「最初の一歩」は“合わなかったらやめればいい”の気持ちでOK
たとえ最初の会社が完璧じゃなかったとしても、それが「失敗」ではありません。
今は転職が当たり前の時代。最初はトライアルとして考えるくらいがちょうどいいんです。
- 未経験から実務経験を積める
- 自社開発よりも入りやすい
- 人脈や現場経験が得られる
これだけでもSESには「選ぶ理由」があります。
不安に感じるのは当然ですが、正しく理解した上で選ぶなら、決して悪い選択肢ではありません。
最後にひとこと
「よくわからないから不安」って、実はすごく健全な状態なんです。
それは、自分の将来にちゃんと向き合ってる証拠。
今あなたがいるのは、「まだ知らない」を「知ってみよう」に変えている途中。
この記事が、その背中をそっと押せていたらうれしいです!
SES企業でエンジニアとして働くメリット9選【リアルな体験談付き】
さて、ここまではSESのデメリットと、その解決策についてお伝えしてきました。
ですが、SESで働くことにはメリットも沢山あります。
そこでここからは私自身が、エンジニアとして働いた経験をもとに、SES企業で働くメリットを9つピックアップしました。
気になるポイントをぜひ確認してみてください!
多様な経験を積む絶好の場
SES企業でエンジニアとして働くと、様々なクライアントの業務に携わる機会があります。
それは、次のキャリアステップや年収アップに繋がるからです。



私自身、SES企業で働く中で、システム開発やネットワーク運用といった異なる分野で経験を積むことができ、転職時に大きなアピールポイントとなりました。
SESでは幅広い業界やプロジェクトに触れることで、次の転職で大きなアピールポイントを作れるのが魅力です。
大手企業の現場で最新技術に触れられる
SESのメリットの一つは、大手企業のプロジェクトに参画できる点です。
大手企業での経験は、スキル向上だけでなく、キャリアアップにも直結します。
・大規模プロジェクトに関わることができ、開発スキルが向上する。
・高高度な技術を求められる環境で成長できる。
これらの経験は、自社開発企業や大手SIerへの転職を視野に入れる際に、大きな武器となります。
案件の規模が大きいほど、開発の難易度も高くなり、プロジェクトリーダーのスキルも非常に優れているため、多くのことを学ぶ貴重な機会となります。
常駐先からの引き抜きオファーで正社員になるチャンスも
SES企業で働くエンジニアには、大手企業から直接「社員になりませんか?」という引き抜きの話が来ることもあります。
これは、常駐先での実績が評価された結果です。
もちろん誰でもチャンスがあるわけではありませんが、優秀なエンジニアであればこのような機会を得られる可能性が高まります。
ただし、
引き抜きが発生する際は、労働契約法や就業規則に基づき、SES企業とクライアント企業の間で事前に合意が必要です。一部の企業では、引き抜きに関する契約条項が設定されている場合があるため、契約内容を確認しておくことが重要です。
コネクションを広げることができる
SES企業で働くエンジニアには、多様なクライアント企業やプロジェクトメンバーと関わる機会があるため、幅広い人脈(コネクション)を構築できる点も大きなメリットです。
・次のキャリアに役立つ情報を得られる
・将来的な引き抜きオファーのきっかけにもなり得る
・新たなプロジェクトや技術の紹介を受けるチャンスが広がる
人脈は、自分のスキルや経験を最大限活かすための重要な要素です。積極的にコミュニケーションを取り、周囲との関係を大切にしましょう。
未経験者歓迎!自社開発や受託開発より門戸が広い
SES企業は、自社開発や受託開発企業に比べて、未経験者でも入社しやすい環境が整っています。
・研修制度が充実している企業が多い
・入社直後から高度な技術を求められることが少ない
・初心者向けのサポート業務から始められる案件が多い
SES企業で経験を積むことで、未経験者でもスキルアップが可能となり、次のキャリアに繋げられます。
残業が少ない環境が多い
最新の調査によると、SESエンジニアの残業時間は他の働き方と比較して低めである傾向が見られます。
これには、SES契約の特徴が大きく影響しています。
・ SES契約では、通常140時間~180時間といった「稼働時間幅」が設定され、この範囲内で報酬が確定します。範囲外の稼働は契約違反となるため、残業が抑えらる
・SESエンジニアはクライアント先で働くことが多く、労働時間の管理は基本的にクライアント側が行うため
・過度な残業が続くと労務違反となるので、SES企業側が契約を守る形で労働時間をコントロールため
ただし、すべてのSES企業がこのルールを厳守しているわけではありません。
一部の悪質なSES企業では、暗黙の了解として残業が発生する場合もあります。
スキル次第で自社開発やSIerへの転職が可能
SES企業で経験を積むことで、自社開発企業や受託開発企業へのキャリアアップが視野に入ります。
私自身も1年半SESで実務経験後、スカウトを多数受け自社開発企業へ転職しました。
・SESでは多様なプロジェクトに携わることで、システム開発やインフラ構築などのスキルを習得が可能
・常駐先で評価される実績が、自社開発企業へのアピール材料になる
・特定の分野で高度なスキルを身につけることで、次のキャリアへ進みやすくなる



注意点:
短期離職を繰り返すと、企業からの信頼を損ねる可能性があるため、計画的なキャリア構築が重要です。
案件が合わない時は常駐先を変更できる
SES企業では、常駐先が自分に合わない場合でも、営業担当に相談することで新たな案件を提案してもらえる柔軟性があります。
・チームとの人間関係が難しい
・自分のスキルや希望するキャリアにそぐわない
・残業が過剰など労働条件が契約と異なる
ただし、営業力が弱い企業や案件数が少ない企業では、希望通りの変更が難しい場合もあります。
そのため、企業選びの段階で営業力や案件の豊富さを確認することが重要です。
このように、SES企業の働き方には多くのメリットがありますが、企業選びが非常に重要です。
自分に合ったSES企業を見つけるためのポイントは、関連記事をご確認ください。


技術力だけでなくコミュニケーション力が向上
SES企業で働くエンジニアは、技術的なスキル向上だけでなく、プロジェクトを進める上で重要なコミュニケーション力も磨くことができます。
エンジニアの仕事は、コードを書くことだけではありません。
クライアントの要望を理解し、それを実現するためにチームと協力する力が求められます。
こうしたコミュニケーション力は、キャリアアップの際にも大きなアピールポイントになり活躍の場を広げます。
ネットでの「SESやめとけ」は本当?理由を徹底解説
前述したように、IT以外の業務に派遣するようなブラックSESは「やめとけ」と言われるのは当たり前です。
SES企業でも、そのようなブラック企業と優良企業に2極化しています。
優良SES企業であれば、希望に合ったIT業務に就くことができ、スキルアップできるチャンスです。
「やめとけ」と言われる理由の実態と誤解
「SESはやめとけ」と言われていますが、すべてのSES企業が該当するわけではありません。
以下に、やめとけと言われるSES企業とそうでない企業を比較してみました。
項目 | デメリット多(ブラックSES) | メリット多(ホワイトSES) |
---|---|---|
案件の内容 | IT以外の業務(販売・コールセンターなど)に派遣される | IT業務のみでスキルを活かせる |
待機中の対応 | 待機期間中に給与が削減される | 待機期間中も給与が満額支給される |
スキルアップ支援 | 研修やキャリア支援がほとんどない | 充実した研修やキャリアサポートがある |
給与・還元率 | 還元率が低く、給与が上がりにくい | 還元率が高く、昇給や評価が明確 |
労働環境 | 長時間労働やサービス残業が多い | 適正な労働時間で残業代も支払われる |
配属先の選択肢 | 希望が反映されず、不本意な案件に配属される | 希望に合った案件を提案される |
帰属意識 | フォローが少なく、孤立しやすい | 定期的な面談やサポートで安心感がある |
合わせて読みたい⇒SESはやめとけ?体験談をもとに理由を徹底分析!
デメリットを理解した上で成功するためのポイント
前述したように、「企業の選び方を見極める」ことが最大のポイントです。
とはいえ、自分だけでブラックSESとホワイトSESを見分けるのは難しいものです。
信頼できるエージェントに相談すれば、優良企業を見つけるサポートが受けられます。
SES企業に向いていない人の特徴をズバリ解説
SES企業で働くには向き不向きがあります。



これまで多くのエンジニアと接してきた中で、「この業界、合わないかも…」と感じた人の多くが、実際に1年以内に辞めてしまうのを見てきました。
無理に合わない環境で頑張るのは、時間も労力も無駄にしてしまいます。
だからこそ、自分が本当にSES企業で働くのに向いているかどうかを、入る前にしっかり見極めておくことが大切です。
・配属先が変わることにストレスを感じる
・自ら学習する意欲がない
・受け身で指示待ちタイプ
自分がSESでやっていけるか不安な方は、ぜひ一人で悩まずプロに相談してください。
活学キャリアは、未経験からのIT転職専門のエージェントです。どんなことでも気軽にプロに相談することができます。SESについて不安がある方は相談してみてください。
優良SES企業で最短キャリアを実現する方法
このセクションでは、元エンジニアの実体験をもとに、SES企業を見極めるポイントや成功事例を紹介します。
【元エンジニアの実体験】転職で後悔しないSES選びの秘訣



私も「どれがいいのか全然わからない」と不安でいっぱいでした。
入社後に後悔しないために、実際にやってみて良かった具体的な行動をお伝えします。
・面接で率直に質問する
私は面接で「案件の単価や内容を教えてください」とストレートに聞きました。
答えを濁す企業は避け、しっかり説明してくれる会社を選びました。
・研修内容を体験談から確認する
求人票の情報だけでは足りないので、同じ会社で働く人の口コミをチェックしました。
そこで「研修が形だけの会社」も見分けられました。
・評価制度の具体例を聞く
「年収が上がった事例を教えてください」と聞いたところ、明確に答えられない企業はスルーしました。
聞きにくいことでも質問してみる勇気が大切です。
その場でわからなくても、答え方や対応で信頼できる企業か判断できました。
【実例紹介】優良SES企業でのキャリアアップ成功ストーリー



「SESってブラックばかりなんじゃ…」と疑っていました。
でも、慎重に選んで入社した会社では、スキルアップと年収アップを実現できました。
・目標を明確にしたことが大きなカギ
入社直後に「数年後には自社開発企業に行きたい」と営業担当に伝えました。
それ以降、スキルが伸びる案件を優先してくれたんです。
・勉強時間を確保してくれる環境
案件によっては残業が多いこともありましたが、配属先の変更をお願いし、学習時間を取れる現場に移動できました。
・仲間との情報交換で知見を広げる
同じ会社の仲間とスキルや転職の情報をシェアすることで、次に進むべき方向性が明確になりました。
営業担当や同僚を味方につけ、協力してもらうのもキャリアアップしやすいなと感じました。
【元エンジニアの実体験】元請け2次請けのSES企業で年収アップ



私はSES企業で年収がしっかりアップしました。
元請けや2次請け企業を狙って、実際に取った行動を紹介します。
・単価と還元率の質問をためらわない
面接で「還元率はどのくらいですか?」と聞きました。
意外と答えられない企業が多いですが、具体的な数字を提示してくれた会社は信頼できました。
・未経験でも成長できる案件を希望した
案件選びでは「基礎から学べる現場に行きたい」「徐々に最新技術に触れたい」と営業に要望を伝えました。
最初はサポート的な業務が多かったものの、スキルが身についてからは徐々に高度な案件にアサインされるようになりました。
・キャリアアップ転職を視野に入れて行動した
2年目には転職を見据えてエージェントに登録しました。
スキルや経験を整理して相談したところ希望する案件への転職が決まりました。結果、年収も大幅にアップし、今より充実した仕事に就くことができました。


まとめ
SES企業は、デメリットもありますが、メリットもあります。
デメリットを回避するためには、とにかく企業選びがカギです。
SES企業での経験は、キャリアアップの大きな一歩となることが多いので、失敗を防ぎ理想のキャリアを実現するために、ぜひ本記事を参考にしてください!