インフラエンジニアがきつい理由は?対策やメリットもご紹介!

インフラエンジニアはITインフラを支える重要な仕事で、将来性などの観点から人気の職業です。

しかし一方で「インフラエンジニアはきつい」という声が多いことも、事実としてあります。

今回の記事ではこれからインフラエンジニアになろうと考えている方に向け、インフラエンジニアの仕事内容から「きつい」と言われる理由、またその対処法などをご紹介します。

インフラエンジニアを目指すうえで、失敗を避けるために大切な情報が3分で理解できますので、ぜひ参考にしてください。

「インフラエンジニアやめとけ」と言われる他の理由についてはこちらで解説しています。

この記事を読めば分かること
  • インフラエンジニアはIT企業の心臓となるインフラを支える重要な仕事
  • インフラエンジニアは残業や夜勤も多く、ミスが許されないプレッシャーに追われる仕事
  • インフラエンジニアがきついなら、担当業務や工程を変えるよう交渉すること
  • インフラエンジニアは低学歴でも目指しやすい
  • 実績が作りやすく、資格取得などのスキルアップが収入に繋がりやすい
目次

インフラエンジニアの仕事内容

インフラエンジニアは現場や業種によって、さまざまな種類に分けられます。大きく分けると以下の2種類です。

  • サーバーエンジニア
  • ネットワークエンジニア

この章では、それぞれの特徴などをご紹介します。

サーバーエンジニア

サーバーエンジニアはその名のとおり、サーバー周りの運用や保守を行うエンジニアです。

そもそもサーバーとは、ユーザーのあらゆる要求に対してレスポンスを返してくれるコンピューターのことを指します。種類としてはメールサーバーやWebサーバーなど、じつに様々です。

このサーバーはITインフラにおける心臓のような部分で、不具合が起こると業務にあらゆる支障をきたします。常に快適なサーバー環境を維持するための保守をしたり、障害発生時に素早く対応することが、サーバーエンジニアの主な仕事です。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは一般的に、快適で安定したネットワーク環境の運用・保守を担当するエンジニアです。

こちらのネットワークもITインフラにおいて非常に重要で、支障が出ると「社内のインターネットやLANの環境がつながらない」といった影響があります。こういった障害が起きないように運用・保守を行ったり、障害が起きたら素早く復旧させ被害を最小限にするのがネットワークエンジニアの仕事です。

またネットワーク環境を作るときの必要機器の選定や、機器への接続・設定なども行います。

「ネットワークエンジニアのやめとけ」と言われる理由と魅力について、詳しくはこちらを参照ください。

インフラエンジニアがきついと言われる理由

インフラエンジニアはITインフラの基盤を支える、なくてはならない役割です。しかしインフラエンジニアの仕事は「きつい」と言われることが少なくありません。この章では、その理由を7つご紹介します。

残業が多いから

インフラエンジニアがきついとされる理由は、残業が多いからです。

ITインフラには不具合がつきもので、小さなものから大きなものまで、その種類は多岐にわたります。その不具合をきちんと解決しないことには、仕事にも大きな支障をきたしてしまうため帰ることはできません。

さらに大きなトラブルがあった際などは、休日出勤を強いられることもあります。残業なしでプライベートにこだわりたい方にとっては、この点はきついと感じるでしょう。

夜勤があるから

夜勤があることも、インフラエンジニアのきつい点として挙げられます。

ITインフラは24時間365日、正常に稼働していなければなりません。そのため監視やメンテナンスの作業は、社員が働いていない深夜に行われることがあるからです。

人間が本来休むべきタイミングで働く「夜勤」には、心身ともにストレスを感じてしまう方が多くなっています。

ただ夜勤があるのは、インフラエンジニアの中でも、主に保守や監視の下流工程を行う方です。

かたや上流工程を担当するインフラエンジニアは、一般的に夜勤はありません。

ひとつのミスが重大なトラブルになるから

ひとつのミスが重大なトラブルを招くことも、インフラエンジニアがきついとされる理由です。

インフラエンジニアが何かしらのミスをすることで、社内のサーバーやネットワークなどに支障が出るためです。

その結果、社員の業務をストップさせてしまうなどの損失につながってしまいます。

場合によっては社内だけでなく、その影響は社外に及ぶこともあるかもしれません。

つまり、インフラエンジニアは常に「支障が出るとまずい部分」を扱っています。

ミスが許されない、プレッシャーのかかる環境も、きつさを感じてしまう理由です。

覚えることや勉強することが多いから

覚えることや勉強することが多いのも、インフラエンジニアがきついとされる理由です。

ひとえにサーバーやネットワークといっても、ただ取り扱い方法を覚えるだけでは務まりません。

業務で扱う以上、内部の仕組みや動き方についても理解を深める必要があります。

また現代はIT技術の進化が目まぐるしいため、知識のアップデートは必要不可欠です。

新しいものが好きで、知識のアップデートが苦にならない方のほうが適しているでしょう。

仕事の達成感を感じにくいから

インフラエンジニアがきついとされる理由に、仕事の達成感を感じにくいことがあります。

インフラエンジニアはサービスを開発したり与えたりするのではなく、快適なインフラ環境を守り、それを維持していくことが主な仕事です。

そのためクライアントとの関わりはあまりなく、かといって社内の方に感謝されることもほとんどありません

インフラに支障が出たときには責められるのが宿命です。

インフラエンジニアは「地味な仕事」であることも否めず、達成感を感じにくいという理由で、きついと感じる方もいます。

急なトラブルに対応を迫られるから

インフラエンジニアは急なトラブル対応を迫られることも、きついと言われる理由としてあります。

トラブルや異常が起こらないよう運用していても、インフラには何かしらのトラブルがつきものです。

トラブル時には普段の業務に加え、突然重要な仕事が割り込まれる形になるため、場合によっては残業を強いられます。

ITインフラは社員が働いていない深夜や早朝にかかわらず、24時間365日正常に稼働していなければなりません。

いつどんなトラブルに見舞われるかわからないプレッシャーも、インフラエンジニアのきついところです。

人によってはサーバールーム環境が合わないから

人によってはサーバールームの環境が合わないため、インフラエンジニアがきついと感じるでしょう。

サーバールームには、以下のような特徴があるためです。

  • 効きすぎている冷房
  • ファンをはじめとする機械音
  • 独特の機械臭

冷房は人が過ごすためでなく、熱を帯びる機械を冷却するために、常に稼働させておかなければなりません。

またファンの音をはじめ、通信や読み込みなどのときの機械音、さらに独特の機械臭も、人によっては気になるでしょう。

音などに敏感な繊細なタイプの人は、ストレスを感じてしまう可能性が高いです。

インフラエンジニアがきついと感じた時の対策

この章では、インフラエンジニアがきついと感じたときの対策を3つご紹介します。

なぜきついのか原因を明確にする

まずは「きつい」と感じている大きな原因はなにかを明確にしましょう。それを明確にすることで、適切な対処法も変わってくるためです。

まずは自分が何が嫌で、何が改善したら満足なのか、紙やメモに書き出してみることをおすすめします。

  • 夜勤が嫌なのか
  • 仕事のプレッシャーがきついのか
  • やりがいがほしいのか
  • 作業環境がストレスなのか

「何が苦痛に感じていてどう改善したいのか」これが明確になったら具体的なアクションプランを立てることです。

目的があやふやなまま動き出すと、逆に失敗する可能性もあるので注意しましょう。

担当業務や工程を変えるよう交渉する

インフラエンジニアの仕事がきついと感じたら、担当業務や工程を変えるよう、上長などに交渉してみるのもいいでしょう。

たとえばインフラエンジニアでも、上流工程の担当は夜勤がありません。

担当業務や工程が変われば、仕事の内容や環境も大きく変わります。

「今の業務は向いてない、合わない」と感じたなら、勇気をもって早めに相談しましょう。

条件の合う会社に転職する

きつい旨を上長に相談しても何も変化がなかった場合、転職もひとつの選択肢となります。

転職することで上流工程に携われ、夜勤を減らせる可能性もあるでしょう。

また、さらに今よりも収入がアップすることもあるかもしれません。

一定のインフラエンジニアとしての知識や経験があれば、他の企業への転職もしやすくなります。

インフラエンジニアになるメリット

この章では、インフラエンジニアのメリットを5つに絞ってご紹介します。

低学歴でも目指しやすい

インフラエンジニアおよびIT業界は、低学歴でも目指しやすいことがメリットとなります。

IT企業の求人などを見ていると、学歴不問となっていることが一般的です。

インフラエンジニアのみならず、IT業界は一般的に実力主義となっています。学歴フィルターにかけられないため、学習のモチベーションにもなるでしょう。

またインフラエンジニアとしてIT業界に飛び込むことができれば、スキルや経験も身につき、人材価値も上がります。

実績が作りやすい

インフラエンジニアになれば、実績が作りやすいこともメリットと言えます。

インフラエンジニアはサーバーやネットワークをはじめ、幅広いOSや設計、クラウドの知識が身につくからです。

特定の言語や技術を用いて、企業で運用や保守を行ったことは、大きな実績としてアピールできるでしょう。

またITに関する職務経歴書やスキルシートは、プロジェクト単位での記入を強いられることがほとんどです。

インフラエンジニアとして何らかのプロジェクトに参画できれば、そのようなスキルシートも躓くことなく書くことが可能になります。

ひとりで黙々と作業ができる

インフラエンジニアは比較的、ひとりで黙々と作業ができます。

一方の開発エンジニアの場合、チーム作業となるので、必然的に周りの人とコミュニケーションをとる機会が多いです。

コミュニケーションが苦手だったり、人間関係の構築が苦手な人は、傾向としてインフラエンジニアのほうが向いているといえます。

仕事がなくなりにくく安定している

仕事がなくなりにくく安定していることも、インフラエンジニアのメリットとなります。

インフラエンジニアが担当するのは、ITの基盤となる部分だからです。もはやITインフラは電気やガスと同様で「ないと困るもの」に分類されます。

こういった環境を整備できる専門知識をもったエンジニアは、社会的にも需要が高く信用も厚いため、この先数年でなくなるとは考えがたいでしょう。

資格取得で収入アップが図れる

資格の取得で収入アップが期待できるのも、インフラエンジニアのメリットです。

企業の技術力や専門性をアップさせるため、傾向として資格保持者を優遇するIT企業が多くなっているためです。

自分を高めるための努力が苦にならない方にとっては、大きなメリットとなるでしょう。

インフラエンジニア目指すために取るべき資格や資格取得のメリットはこちら。

インフラエンジニアに向いている人

ここまでのインフラエンジニアのつらい点やメリットをふまえ、インフラエンジニアに向いている人の特徴は、以下のとおりです。

人間より機械を相手にする仕事が好きな人

人間とのコミュニケーションよりも、機会を相手にする仕事が好きな人は、インフラエンジニアに向いています。

インフラエンジニアも最低限、人間とコミュニケーションを取ります。しかしサーバーおよびネットワーク機器が仕事相手になることが圧倒的に多いです。

日常の業務でもトラブル対応のときも、主な作業相手は機械で、人との関わりは最小限となります。こういった状況が苦にならない方にはおすすめでしょう。

変化や挑戦よりも同じことの繰り返しが好きな人

変化や挑戦より、同じことの繰り返しを好む方には、インフラエンジニアが向いているでしょう。インフラエンジニアは開発エンジニアと比較すると、傾向としてルーチンワークが多いためです。

開発エンジニアの場合、プロジェクトや案件、タイミングによって、その都度新しい技術を習得しなければなりません。

一方インフラエンジニアは「快適なインフラ環境を維持すること」が目的です。そのため発想力や適応能力より、やるべきことを正確にできる能力が重要となります。

ルーチンワークが苦にならない人は、インフラエンジニアがおすすめです。

インフラエンジニアに向いてる人の特徴はこちらも参考にしてみてください。

インフラエンジニア転職を成功させるには?

インフラエンジニアへ転職したい方に向け、この章ではインフラエンジニアへの転職を成功させるための方法を、3つに絞ってご紹介します。

資格を取得してやる気をアピールする

インフラエンジニアへの転職を成功させるなら、資格を取得してやる気をアピールするのがおすすめです。

インフラエンジニアの資格としては、具体的に以下のようなものがあります。

  • CCNA資格
  • 基本情報技術者試験 
  • システムアーキテクト
  • ネットワークスペシャリスト
  • ほか

ただインフラエンジニアになるのに、資格は必須ではありません。どちらかというと重視されるのは実績や経験なので、資格は「ないよりはあった方が有利」程度に考えておきましょう。

インフラ向けのプログラミングスクールを利用する

プログラミングスクールを利用し、インフラエンジニアとしての知識や技術力を身につけていく方法です。

プログラミングスクールで学んだことを活かして自らポートフォリオなどを作成すれば、転職成功に一歩近づくでしょう。

インフラエンジニア向けのコースがあるプログラミングスクールには、以下が挙げられます。

  • 活学ITスクール
  • DMMWEBCAMP
  • SAMURAIENGINEER
  • TechCamp
  • RaiseTech
  • GEEKJOB
  • エンジニアカレッジ

中でもとくにおすすめなのが、活学ITスクールとなります。市場価値の高いインフラエンジニアになるために必須なCCNA資格が短期間で取得できるためです。

また活学ITスクール利用者のCCNA資格の合格率は92%と高い水準を誇ります。これからインフラエンジニアを目指したい初心者の方にもぜひおすすめのエンジニアスクールです。

インフラエンジニアを目指せるITスクールはこちらでも詳しく紹介しています。

IT転職エージェントを利用する

インフラエンジニアの転職成功率を上げるなら、ITに特化した転職エージェントの利用は必須です。大手の転職エージェントはもちろん、IT業界に特化したものにも複数登録しましょう。

そして最初のうちは、改善を繰り返しながら、とにかく応募の数を増やすことが最重要です。

インフラエンジニアの求人数も豊富な転職エージェントは、以下が挙げられます。

  • 活学キャリア
  • Green
  • レバテックキャリア
  • マイナビIT AGENT
  • Geekly
  • パソナキャリア

上記の中でも活学キャリアは転職成功率98.7%、離職率2%の実績を誇ります。一人ひとりに専門の担当者がつくため、個々の強みや希望を熟知した担当者がベストな企業を紹介してくれるためです。

もちろん完全無料で利用できるので、これからインフラエンジニアを目指したい方であれば、利用しない手はありません。

まとめ:インフラエンジニアはきついけどメリットがたくさん

インフラエンジニアは役割によっては夜勤があったり、仕事のプレッシャーもあるため、「きつい」と感じる人も多い職業です。

しかし一方で、ひとりで黙々と作業ができたり、仕事がなくなりにくく安定しているなど、メリットがたくさんあることも事実です。インフラエンジニアになってからも努力を惜しまず、スキルアップして高収入を実現している人もたくさんいます。

自分の特性や得意なことをしっかり見極め、インフラエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。

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