インフラエンジニアはやめとけ?その理由と実情を徹底解説!

インフラエンジニアはやめとけ?その理由と実情を徹底解説!

世界中のIT基盤を支える重要な職業、インフラエンジニア。

しかしインターネット上では、「インフラエンジニア やめとけ」とのキーワードも数多くヒットするなど、インフラエンジニアへの転職を踏みとどまってしまいそうな意見も散見されます。

そこで今回は、なぜ「やめとけ」と言われるのか、その理由を考察すべく、
「インフラエンジニアになって後悔した理由」
「インフラエンジニアになって後悔しなかった理由」
「インフラエンジニアの将来性」
「インフラエンジニアに向いている人の特徴」
「未経験からインフラエンジニアになるには」
「未経験インフラエンジニアが取得しておきたい資格」
「未経験者が後悔しない企業の選び方」
と、インフラエンジニアに関する疑問を徹底解説します。

インフラエンジニアへの転職を考えている方、「インフラエンジニア やめとけ」とのキーワードに引っ掛かりを感じている方は、是非とも本記事を参考にしてみてください。

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目次

インフラエンジニアになって後悔した理由

まずはじめに、インフラエンジニアになって後悔した理由を見ていきましょう。

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夜勤や休日出勤がある

インフラエンジニアの仕事は、24時間365日(24365と呼ばれることも多い)稼働しているプロジェクトも多く、そのため夜勤や休日出勤を含むシフト制の現場に配属される可能性がかなり高いです。

特に未経験からの転職の場合、最初は経験を積む意味も込めて24365・夜勤ありの現場配属になるパターンがほとんどでしょう。

そのため、体内時計や自律神経が乱れやすく、「体力的に辛くて後悔した」との声が多数見受けられます。

高度な技術職であり、外部委託も少なく、ガッチリとシフトが組まれることが多いため、体調を崩しても急には休めない、という現場もあるでしょう。

「やめとけ」と言われる理由の多くは、こうした健康上の問題が大きいと思われます。

常に勉強し続ける必要がある

未経験からの求人も多いインフラエンジニアですが、非常に幅広い知識が求められる職業でもある点は留意しておきましょう。

IT業界は時代の流れも非常に早く、常に勉強し続ける必要があります。

中でもインフラエンジニアに必要な分野は、サーバー、ネットワーク、セキュリティ、ミドルウェア、仮想化技術、OS、アプリケーションなど、非常に多岐にわたります。

実際に多くの企業では、人事評価や給与アップの条件として資格取得を掲げているところもあり、これらの知識は基本的に業務時間外で身につけなくてはいけません。

インフラエンジニアとして活躍するためには、プライベートの時間を犠牲にして勉強することが必要となります。

下請け・孫請けでは給与が低い

IT業界では、下請け・孫請けと多重下請構造を形成していることが多いです。一般的に、下請け・孫請けとなれば、その分だけ給与が低くなってしまいます。

特にインフラエンジニアの案件を含むSIerやSESと言われる業界では、下請け・孫請けとして業務に従事することも多いです。

そのため、給与の低さから「やめとけ」との声が上がる場合も多いと考えられます。

緊急時のトラブル対応がある

また、24365のシフト勤務や夜勤に加えて、緊急時のトラブル対応があることも、後悔される理由のひとつです。

深夜・休日にメンテナンス作業を行う現場など、夜勤時も忙しいプロジェクトも多いと言えます。

また、急なトラブルが生じた場合は夜間・休日対応が頻発するといったケースも少なくないでしょう。

日頃から不規則な生活を送ることになる上に、さらにトラブル対応での残業・出勤となると、体が悲鳴をあげる人も少なくありません。

インフラエンジニアになって後悔しなかった理由

残業は少なめである

インフラエンジニアの主な業務内容は「監視・運用・保守」となります。

これらはシフト勤務や交代制が主であり、そのため比較的残業時間が少なめで、定時退社も可能な職業です。

仮にやらなければならない仕事が残っていても、次のシフト担当者に引き継ぎができるため、勤務後や休日の予定を立てやすいというメリットもあります。

幅広いスキルが身に付く

インフラエンジニアは、ネットワーク、サーバー、セキュリティ、ミドルウェア、アプリケーションなど、幅広いスキルが必要な職業です。

会社としてそれぞれの分野の資格取得を掲げているところも多く、社内制度を使ってスキルアップを図ることもできます。

また、さらに設計や構築の部門に属する場合は、ヒアリングや提案力のスキルも磨くことができます。ITの知識に限らず、幅広いスキルを身につけられることがインフラエンジニアの大きな特徴です。

安定した職業である

近年の生活にITは必要不可欠な存在であり、この先もIT社会は拡大していく一方でしょう。

そのため、IT社会の基盤を支えるインフラエンジニアは安定した職業であると言えます。仕事が急になくなる心配もありません。

また、その専門性とセキュリティやクラウドといった最先端の時代のニーズから、現在インフラエンジニアの市場価値は高いです。そのため、仮に自社が傾いたとしても、転職先も比較的容易に見つかるでしょう。

現在の流行はセキュリティやクラウド、仮想化やAIの技術です。それぞれ興味の湧いた分野を極め、専門性の高いエンジニアになることで、この先のキャリアも明るいものとなります。

エンジニア未経験でも求人数が多かった

結論から言うと、インフラエンジニアは未経験からでも目指すことが比較的容易な職種であると言えます。

理由はシンプルに「人手不足だから」で、これにより未経験のエンジニアの教育や育成に注力している企業もますます多くなってきています。

また、エンジニア未経験であっても、後述する資格を取得しておくとさらに転職しやすいと言えるでしょう。特にITパスポートは、IT未経験者でも挑戦しやすい難易度の試験となっていますので、未経験転職に不安感がある人は、是非とも資格取得からチャレンジしてみてください。

やりがいや社会貢献度が大きい

先述した通り現代においてITインフラは欠かせないものであり、インフラエンジニアは社会を支える重要な職種の一つです。

そのため、やりがいや達成感を見出しやすかったり、社会貢献度の高い職業であると感じられたりする場面も多いでしょう。

現場によっては金融や医療機関、政府機関と直接関わることもあるため、より責任が重大になる仕事もあります。そうした場合のやりがいは、仕事を続けるに欠かせないモチベーションとなるでしょう。

インフラエンジニアの将来性

2023年現在、インフラエンジニアの市場価値はとても高く、求人数も年々増加傾向にあります。

なお、現在はクラウドサービスの普及により、クラウドに関する知識やスキルを持った人材が貴重な時代です。さらに、テクノロジーの進化に伴ってセキュリティ関連の需要も大きいものとなっています。

インフラエンジニアは全体的に将来が明るい業界ですが、クラウドやセキュリティに関する知識を持っておくと、より貴重な人材とみなされるようになるでしょう。

詳しくはこちらでも解説してるので参考にしてみてください。

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インフラエンジニアに向いている人の特徴

ITやインターネットの仕組みに興味がある

ITの流行は時代と共にものすごい勢いで流れていくため、ITやインターネットの仕組みそのものに興味がない人にとっては厳しい職種であるかもしれません。

サーバーの組み立てやネットワーク機器の設置、通信の監視などが好きだという方は、インフラエンジニアに向いていると言えるでしょう。

学習意欲がある

インフラエンジニアは常に勉強を続けることが必要な職なので、学習意欲がある人は向いていると言えます。

また、常に最先端の情報に携わっていたいという人にもおすすめな職業です。新たな技術や発見に対して、興味関心を持って接することのできる人は、インフラエンジニアとしての適性があります。

地道な作業や細かい業務が好きである

インフラエンジニアの主な仕事は保守・運用であり地道なもので、あまり表立った派手な職種ではありません。

面倒くさがらずに事前準備ができたり、細かい業務をコツコツと積み立てられる人には向いている職業でしょう。裏方の仕事が好きだという人にもおすすめです。

手に職をつけたいと思っている

現代はIT時代真っ盛りであり、ITインフラが突然なくなる可能性はかなり低いとされています。そのため、インフラエンジニアとしての技術をつけてしまえば、職に困るということはほとんどないと言えるでしょう。

インフラエンジニアという職業自体が、手に職がつくものであるため、安定・継続して働きたいと考えている方にはぴったりの職業です。

さらに詳しく「向いてる人」と「向いてない人」について、こちらで解説してます。参考にしてみてください!

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未経験からインフラエンジニアになるには

転職サイト・エージェント上には、未経験者歓迎の求人が多数掲載されています。そのため、未経験者は転職サイト・エージェントの利用をするのがおすすめです。

特に転職エージェントは、未経験者においても強みになる部分を洗い出してくれたり、合った求人を紹介してくれたり、実際に企業とやり取りしてくれたりするなど、非常におすすめのサービスとなっています。

未経験者だからこそ、研修がしっかりしているなど適切な企業に転職することが大切です。転職サイト・エージェントを利用して、自分に合った企業へ転職しましょう。

未経験インフラエンジニアが取得しておきたい資格

ITパスポート

ITパスポートとは、国家資格・情報処理技術者試験のひとつで、ITを活用するすべての社会人にとって必要となる、ITの基本的な知識を身に着けていることを証明する資格です。

ITの国家資格と言っても、情報処理技術者試験の試験レベルの中ではもっとも低いレベル1に分類されており、IT部門の基本的な知識を問われる資格ということになります。

受験者対象も、専門性の高い人材ではなく、「ITを利用する者」とされており、新卒入社の最初の一歩としてもよく用いられる試験ですので、まずはこちらから挑戦してみることをおすすめします。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、情報処理技術者試験の試験レベルの中でレベル2に分類される試験です。

ITパスポートを取得した次のステップとして捉えると良いでしょう。

本資格を取得することで、一般的なIT業務・用語はある程度こなせると認められますので、IT未経験者にとっては一歩他者より抜きん出られる、非常に有意義な資格となります。

情報セキュリティマネジメント試験

情報セキュリティマネジメント試験は、 基本情報技術者試験と同じく、情報処理技術者試験の試験レベルの中でレベル2に分類される試験です。

本試験は基本情報技術者試験と比べてセキュリティ分野に特化したものであり、現在セキュリティ人材が重宝される時代であることから、ITパスポートをとった次のステップとしてこちらを受験するのも良いでしょう。

また、基本情報技術者試験と比べてアルゴリズムやプログラミングの問題が少ないのも本試験の特徴で、開発経験のない未経験者にとっては情報セキュリティマネジメント試験の方が合格しやすいかもしれません。

一方で、一般的に名前が知れ渡っているのは基本情報技術者試験の方ですので、ご自身の得意不得意に合わせて受験を決めることをおすすめします。

インフラエンジニアの資格については、こちらでさらに詳しく説明していますので参考にしてください。

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未経験者が後悔しない企業の選び方

研修・制度がしっかりした大手企業

先述した通り、インフラエンジニアに必要な知識は非常に多岐にわたります。

そのため、しっかりとした基礎研修のある会社で働けるかどうかが非常に大きなポイントです。

できるだけ下請け・孫請けのSESは避け、研修制度の充実した大手企業を狙うと良いでしょう。

ワークライフバランスが整っている企業

インフラエンジニアは24365・夜勤ありの現場も多く、体調を崩しやすい職業です。

そのため、休暇制度などワークライフバランスが整っている企業かどうかは、他の業種よりもさらに厳しい目で確認しておきたいポイントです。

上流工程にも携われる企業

企業選びの際には、上流工程にも携われる企業かどうかも見ておくと良いでしょう。

上流工程とは、主に「要件定義」「機能定義」「構成管理」「計画立案」などの工程のことで、クライアントとのミーティングやシステムエンジニアとして全体を指揮する立場になることも多い業務です。

反対に下流工程とは、実際の開発や運用・保守・監視など、納品物を製造し完成させる工程のことです。最初は下流工程からのスタートが多いですが、キャリアや給与のアップには上流工程にも携わる必要があります。

派遣が主であるSIerやSESでは上流工程をなかなか経験できないまま年齢を重ねてしまうことも多いため、請負元である企業を志望するなど、転職の際から工程を意識しておくことが大切です。

とはいえ、転職前に企業の内情を詳しく知るのは難しいため、転職エージェントの活用をおすすめします。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

インターネット上には「インフラエンジニア やめとけ」との声も多いインフラエンジニアですが、その理由は勤怠や健康面、また下請け・孫請けでは低賃金となってしまうことが多いようです

一方で「安定した職である」「専門性の高いキャリアを築ける」といったメリットも多い職業であるとも言えるでしょう。

インフラエンジニアへの転職の際には会社選びが重要です。

是非とも本記事を参考に、インフラエンジニアへの転職を始めてみてください。

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