インフラエンジニアってオワコン?年収・将来性・キャリアについて解説!

「インフラエンジニアはオワコン…?」

「実際の年収や将来性はどうなんだろう…?」

このような不安をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、インフラエンジニアがオワコンと言われる理由や、インフラエンジニアの需要、将来性などをご紹介します。

また、インフラエンジニアになるために必要なスキルや、インフラエンジニアになった後のキャリアパスについても紹介します。

目次

インフラエンジニアがオワコンと言われる理由

インフラエンジニアがオワコンと言われるのには、大きく分けて3つの理由があります。

突然トラブルが発生する

サービスやアプリを運営するインフラでは、突然システムトラブルや障害が起きることがあります。

そのときに、インフラエンジニアは、サービスやアプリを動かしているシステムにどのような問題があって、どのように解決すればいいのかを対応する必要があります。

しかし、このようなITシステムを運用していく中で、予期せぬトラブルは珍しいことではありません。

慎重に設計し、構築し、保守してきたシステムでも、どこかに不具合が生じることはよくあることです。

インフラエンジニアには、問題を素早く特定し、解決する能力が求められます。

残業が発生する

インフラエンジニアは、システムで起こっている障害などの困難な問題を解決するために、残業が発生することも珍しくありません。

残業は深夜や早朝に及ぶことも多く、規模の大きい障害対応する場合には、休憩がほとんどないことも少なくありません。

常に新しい技術を学び続ける必要がある

IT業界は常に進化しており、日々新しい技術が登場しています。

そのため、インフラエンジニアも常に新しい技術に対応していく必要があります。

常に新しい技術を学び、最新の業界動向を把握できるようにすることが大切です。

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インフラエンジニアの需要と将来性

インフラエンジニアの需要は高く、今後もその需要は高まる一方と予想されます。

その背景には、クラウド技術の継続的な発展や、よりグローバルなデジタル市場におけるネットワークやシステムインフラの利用が増加していることが挙げられます。

オンプレミスがなくなることはない

オンプレミスとは、インフラシステムを自社で保有して運用するというシステムの形態です。

オンプレミスのインフラは、オンプレミス特有の拡張性や柔軟性を代替することが困難であるため、今後も需要が続く見込みです。

そのため、オンプレミスのソリューションに特化したインフラエンジニアの需要は引き続き継続していく見込みです。

クラウドに関する業務が増加する可能性

インフラエンジニアの年々需要は高まっています。

特にクラウドコンピューティングが普及しているので、クラウドに関する業務増加が予想されます。

クラウドに関するインフラエンジニアの具体的な業務としては、以下が挙げられます。

  • インフラに必要なサーバーやネットワークなどを統合するクラウドインフラストラクチャの構築や運用
  • インフラシステムを運用するために必要なセキュリティの向上やパフォーマンスの最適化

メタバースの普及で需要が高まる可能性

近年話題になるメタバースの普及により、インフラエンジニアの需要は今後ますます高まると予想されます。

メタバースの分野でのインフラエンジニアの具体的な業務としては、メタバースに必要なシステムやネットワークの構築、開発、保守などが挙げられます。

また、サーバーやネットワークだけでなく、メタバースを円滑かつ安全に運用するために必要なソフトウェアやアプリケーションに関する運用や保守の業務を行うことも考えられます。

今後、メタバースがより多くの人に活用されていくことで、より高いセキュリティも求められます。

インフラエンジニアの将来性について、こちらの記事でさらに詳しく紹介していますので、ご覧ください。

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インフラエンジニアの平均年収

厚労省の職業提供サイトによると、インフラエンジニアの年収は平均733.6万円と高い水準です。

これは、一般的な会社員よりも高い年収になっています。

クラウドコンピューティングやメタバースの拡大に伴い、今後もインフラエンジニアの需要が高まるため、この年収の傾向は続くと予想されます。

インフラエンジニアの年収について、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。

年収アップや役立つ資格も知ることができますので、ぜひご参考ください!

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インフラエンジニアに必要なスキル

インフラエンジニアになるためにはどのようなスキルを身につければよいのでしょうか。

インフラエンジニアは、基盤システムを構築するために、ネットワーク、クラウド、セキュリティに関するスキルが必要です。

また、インフラの自動化などを実施する場合には、プログラミングスキルも必要になります。

それぞれのスキルについて詳しく紹介していきます。

ネットワークに関するスキル

インフラエンジニアは、ローカルエリアネットワーク(LAN)やワイドエリアネットワーク(WAN)、無線LAN(Wi-Fi)などの、様々なタイプのネットワークについてのスキルが必要です。

また、プロトコルやスイッチ、ルーター、ファイアウォールなど、ネットワークを構成する様々なハードウェアやソフトウェアも理解している必要があります。

インフラのネットワークを構築するための方法や手順、運用するための方法についても理解している必要があります。

クラウドに関するスキル

現在、さまざまなサービスにおいて、クラウドプロバイダー(AWS、Azure、Google Cloudなど)が提供するクラウドサービスを利用する機会が増えています。

インフラエンジニアは、このようなクラウドプロバイダーが提供するクラウドサービスについてのスキルも身につけておく必要があります。

各クラウドサービスごとの特徴である、スケーラビリティ、フェールセーフ性、柔軟性などについても知っておく必要があります。

各クラウドサービスごとのメリットやデメリット、各データセンターの仕組みなども理解している必要があります。

具体的に、AWSやAzure、Google Cloudが提供するクラウドサービスを実際に利用して、クラウドインフラを構築し、運用するスキルも必要になってきます。

クラウドを運用していく中では、コストの削減方法や、システムの高速化についてのノウハウも身につけていく必要があります。

プログラミングに関するスキル

インフラシステムの自動化をすることで、インフラ業務の効率化に繋がります。

そのため、自動化のスクリプトやプログラムを作成するために、プログラミング言語を理解しておくと役に立つ場合が多々あります。

代表的なプログラミング言語は、例えば、Python、Ruby、Java、Goなどが挙げられます。

また、スクリプトやプログラムを作成するために、アルゴリズムやデザインパターンを理解しておくことで、質の高いコーディングができます。

また、インフラを自動化するためのツール(Ansible、Chef、Puppetなど)を理解していることで、更なる業務効率化に繋げられる見込みがあります。

セキュリティに関するスキル

インフラエンジニアは、セキュリティリスクを評価し、リスクに対するセキュリティ対策を設計できるスキルも必要になってきます。

セキュリティ対策を導入するためには、まず、代表的なセキュリティ対策の方法やツール(ファイアウォール、アンチウイルス、アクセス制御など)の仕組みを理解している必要があります。

また、実際にセキュリティ対策を導入する際には、それらの対策やツールの効果を評価し、インフラ環境に応じてベストプラクティスを選択する必要もあります。

加えて、セキュリティ監視システム(SIEM、IDPSなど)を利用して、インフラのセキュリティを監視する仕組みについても知っておくことで、運用業務の効率化にも繋がります。

インフラエンジニアのキャリアパス

インフラエンジニアは、個人のスキルの方向性によって、さまざまなキャリアが考えられます。

その中でも、インフラエンジニアの代表的なキャリアパスについて3つご紹介します。

「もし自分がインフラエンジニアになったら、将来はどんなキャリアが待っているのだろう…?」

キャリアについても気になる方もいらっしゃるかもしれません。

ちなみに、一般的にはインフラエンジニアは、ネットワークエンジニア、ソフトウェアエンジニアリング、クラウドエンジニアリング、システムエンジニア、クラウドアーキテクト等と表現されます。

専門性の高いプロフェショナル

インフラエンジニアは、ネットワーク分野、クラウドコンピューティング分野、プログラミング分野、セキュリティ分野など、あらゆる分野におけるプロフェッショナルになるキャリアが考えられます。

ある一つの分野に特に秀でた人は、世界中のテクノロジー企業、通信会社、主要な組織から高い需要があり、多くのスカウトを得る機会があります。

また、IT分野ではプロフェッショナルな人材になるほど、年収も高くなる傾向があります。

専門的なスキルを身につけた分だけ、自分自身の市場での評価が上がるということは分かりやすく、スキルを身につけていくモチベーション向上にもなります。

コンサルタント

インフラエンジニアの中で、特に需要が高いのがコンサルタントです。

コンサルタントでは、1社からあるプロジェクトを受注するだけでなく、さまざまな企業に自分の専門性を提供してコンサルティングを実施する機会もあります。

さまざまな企業での業務経験が得られるので、エンジニアとしてのスキルも多様化し、幅広いドメイン知識も身につけられます。

プロジェクトマネージャー(PM)

IT業界では、チームを率いてマネージャーとして活躍するキャリアも可能です。

特にプロジェクトマネージャー(PM)は、クライアントとエンジニアチームの接点となる重要な仕事です。

プロジェクト全体を統括し、納期に遅れることなく、かつ、予算内でプロジェクトを完了させることが求められます。

プロジェクトマネージャーになる人は、問題解決能力が高く、優れた管理能力とコミュニケーション能力を持ち、複雑な技術的プロセスを処理できる必要があります。

高い能力を期待されるので、その分、市場での価値も高くなり年収も高い傾向にあります。

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未経験でもインフラエンジニアになれるのか

「IT業界が未経験でもインフラエンジニアになれるの…?」

これからインフラエンジニアを目指したい人の中には、こういった悩みを抱える方もいるかもしれません。

この質問に対する答えは、ズバリ「YES」です。

インフラエンジニアになるためのスキルを身につけることで、未経験でもインフラエンジニアになることは可能です。

インフラエンジニアに向いている人の特徴にも興味をお持ちの方は、こちらの記事で未経験から目指す方法も交えて紹介していますのでぜひご覧ください!

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IT業界が人手不足なので未経験でもなれる

現在ではさまざまな業界がIT技術に力を入れており、その結果、業界全体としてもIT業界は非常に需要が高い傾向にあります。

需要が高まる一方、資格や経験のあるエンジニアや十分なスキルを保持しているエンジニアの不足が深刻化しています。

そのため、IT業界が未経験の方にとっては大きなチャンスです。

初期の段階からインフラエンジニアになるための学習やトレーニングに時間を投資し、自分のスキルを高めていくだけで将来はさまざまなキャリアパスが用意されています。

スキルを身につけることが、直接自分自身の市場価値を高めることになるので、高いモチベーションを維持できます。

Web上に教材がたくさんあるので独学でも専門的な学習ができる

現在、Web上にはさまざまな教材や映像資料が公開されており、初心者であっても、インフラエンジニアになるための十分なスキルを身につけられる環境が整っています

教材は、無料のオンラインチュートリアルから、充実したオンライン講座、メンター制度や実習制度まで、さまざまなサービスがあります。

これらの教育サービスを活用することで、これからインフラエンジニアを目指す人であっても、将来のエキスパートになるために必要なスキルを身につけられます。

新しい技術が日々登場するので、素早い情報キャッチアップするスキルが重要視されるため

IT業界は、新しい技術が常に登場するので、変化の激しい業界でもあります。

そのため、常に最新のIT技術に対応することが求められています

新しい技術を素早くキャッチアップし、自分のスキルとして落とし込み、業務に取り入れるスキルも重要になります。

インフラエンジニアが最新の技術を身につけるには、さまざまな方法があります。

IT業界のニュースや書籍を読んだり、IT業界で頻繁に開催されている勉強会に出席したり、セミナーやウェビナーに参加することもできます。

また、SNSでは、その道のプロフェッショナルの方と気軽に知り合うこともできるので、人づてに最新情報を得ることも可能です。

まとめ

インフラエンジニアになることは、最初は難しく思えるかもしれませんが、IT業界が未経験の方でも、インフラエンジニアになれます。

最新のIT技術を学び、Web上のさまざまな教育コンテンツを活用してスキルを高めていくことで、未経験でもIT業界への道を切り開くことができるのです。

最初は多くの努力が必要になるかもしれませんが、学習で得たスキルは実際の業務で直接活用できます。

また、スキルを高めていくことで、それに見合うだけの報酬を得ることにも繋がります。

インフラエンジニアになることに少しでも興味があるなら、例えば、Web上で学習コンテンツを探してみたり、SNSでプロフェショナルの人をフォローしてみてはいかがでしょうか?

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