SESを辞めてよかったと感じた3つの理由【元エンジニア体験談】

実際にSESを辞めたエンジニアが、転職後にどんなメリットを感じたのか。転職後に大きな変化を実感した人の声を集めました。
『辞めてよかった』と実感できた体験談をお届けします!

本記事を読んでわかること
  • SESを辞めてよかったと感じたリアルな理由や体験談
  • 転職後に得られた年収アップや働きやすさの変化
  • 辞める前に知っておくと安心できる判断材料
  • 後悔しない転職を実現するための具体的なステップ

いまSESを辞めるべきか悩んでいるなら、まずはこちらの記事をご覧ください。

目次

SES辞めてよかったと感じる理由

SESを辞めた人の多くが口を揃えて言うのは、「転職して本当によかった」という実感です。
ここでは、実際に辞めたエンジニアが感じた代表的な理由を紹介します。

SES辞めてよかったと感じる理由
  • 年収が上がり生活にゆとりができた
  • 客先常駐のストレスから解放された
  • キャリアアップでスキルの幅が広がった
  • 自社開発企業で働く安心感を実感した
  • 正当に評価される職場で働けるようになった
  • 勤務環境や福利厚生が整い働きやすくなった

年収が上がり生活にゆとりができた

転職サイトdodaの統計によると、ITエンジニア全体の平均年収は462万円(2024年時点)。
SESから自社開発・社内SEへ移行すると給与テーブルや賞与が明確になり、可処分所得と将来設計が安定します。

ブラックSES企業から転職し、年収が100万円も上がったインタビュー記事です。
現在SESで働いていて、年収が上がらないという方は活学キャリアへ一度相談してみることをおすすめします。

客先常駐のストレスから解放された

常駐先ごとに人間関係を作り直す負荷が無くなり、1つのチームで腰を据えて働けるように。
心理的安全性が上がり、離職意向が低下します。

キャリアアップでスキルの幅が広がった

受託や自社では、要件定義〜設計〜開発〜運用の上流・横断経験が積みやすく、市場価値が上がります。

「SESで、このまま働いていて大丈夫なのかな…」と不安な方は、以下記事もぜひ参考にしてください。

自社開発企業で働く安心感を実感した

自社の人事制度で評価が一貫し、アサインもキャリア目標と連動。昇格・異動の透明性が高まります。

勤務環境や福利厚生が整い働きやすくなった

在宅勤務・フレックス・教育支援・単価可視化など、制度面の差が累積的に効きます。
賃金の公的統計は厚労省の「賃金構造基本統計調査」を参照。

こうした環境改善は、長期的にキャリアを築いていくうえで欠かせないポイントです。

実例で見る「辞めて良かった」のリアル

数字だけでは伝わりにくい「変化の実感」を短いケースで紹介します。
数字だけでは見えないリアルな体験が、これからの判断材料になるはずです。

SESを辞めてよかった人のリアル体験談
  • 体験談①「収入が安定して将来設計ができるようになった」
  • 体験談②「ストレスが減り、長く働ける環境に出会えた」
  • 体験談③「スキルを活かせる職場で自己成長を実感」
  • リアルな声①「勤務環境や福利厚生が整い働きやすくなった」
  • リアルな声②「客先常駐のストレスから解放された」

体験談①「固定給+賞与で貯蓄が進んだ」

20代後半・男性

SES時代は月収25万円前後で、案件の待機があると手取りが減ることもありました。
結婚や住宅購入を考えると将来に不安を感じ、転職を決意。

転職後は自社開発企業に入り、年収は80万円アップ。
毎月の給与が安定し、ボーナスも支給されるようになったことで貯金もできるようになりました。

本人は「ようやく安心して将来設計ができるようになった」と語っています。

体験談②「ストレスが減り、長く働ける環境に出会えた」

30代前半・女性

SES時代は、毎年違う現場で人間関係を一から築かなければならず、常に孤独感を抱えていました。
上司からの評価も不透明で、「自分は何のために働いているのか」と悩む日々。

転職後は自社サービスの開発チームに所属し、5年以上同じメンバーと働ける環境に。

心理的安全性が高まり、仕事に集中できるようになったことで「今はストレスなく長く働ける」と笑顔で話しています。

体験談③「上流工程に挑戦できた」

20代前半・男性

SES時代はテスト業務ばかりで、スキルが伸びていない焦りがありました。
「このままでは市場価値が上がらない」と不安になり、活学キャリアの無料相談を利用。

紹介された受託開発企業に転職し、設計から開発・運用まで幅広く携われるように。
資格取得支援制度もあり、入社2年でAWS認定資格を取得。

本人は「SESを辞めたからこそ自己成長できた」と実感しています。

転職の進め方や現職調整に不安がある場合は、「ブラックSES企業からの脱出」の記事も参考に。

リアルな声①「勤務環境や福利厚生が整い働きやすくなった」

待遇改善を理由に転職を決めた人も少なくありません。
Noteに投稿された体験談では、

「待機になると給与は6割に減り、帰社日の交通費も出なかった。転職してからは当たり前のように全額支給され、福利厚生も整って安心した」(noteより)
参考:闇のSESを辞めた話

リアルな声②「客先常駐のストレスから解放された」

SES時代に感じるストレスは人間関係や孤独感が大きな割合を占めます。
実際に、SNS上では次のような声もありました。

「SESを辞めてよかったのは、普段一緒に業務する上司から評価をもらえて相談できること。常駐先では得られなかった安心感がある」(Twitterより)
参考:投稿リンク

辞めて広がるキャリアの選択肢

SESを辞めた後、多くのエンジニアが感じるのは「キャリアの自由度が一気に高まった」ということです。

SESに在籍していた頃は将来が見えづらく、不安を抱えていた人も、環境を変えたことで選択肢が増え、市場価値の高まりを実感しています。

社内SE:事業を支える内製・運用の要

SESでは「単価がいくらで売られているか」が評価の中心で、自分のスキルや成果が正当に反映されないと感じる人も少なくありません。

しかし、転職して自社開発や受託開発に移ると、プロジェクトの成果に直接関わる人材として評価されるようになります。

実際にQiitaに投稿された体験談でも、

「SESを辞めて社内SEに転職したら、ようやく自分の会社に所属している実感が持てた」

と語られており(Qiitaより)、市場での立ち位置が変わったと実感できる声が出ています。

受託開発:多様な業種・技術で経験を広げる

SES時代は「次の現場を選べない」「キャリアを自分で描けない」という制約がありました。
しかし、転職後は 自社開発・社内SE・受託開発・フリーランス といった幅広いキャリアを選択できるようになります。

noteに投稿されたエンジニアの声では、

「SESを辞めてからは、自分の得意分野に合う案件を自ら選べるようになった。会社の都合に振り回されず、自分のキャリアを主体的に描けるようになった」

と紹介されており(noteより)、キャリアの自由度が広がったことが大きな満足につながっています。

フリーランス:収入と稼働を自分で最適化

SESに残っていた頃は「このまま年を取って大丈夫だろうか」という不安を抱く人が多いです。
しかし、転職で安定した給与やスキルアップの環境を得ることで、長期的にキャリアを描けるようになります。

Study-Infraの体験談では、

「SESを1年8ヶ月で辞めてフリーランスになった。収入は倍以上になり、自分で案件を選べるようになった。将来を主体的に描けるようになったのは大きい」

と語られています(study-infra.com)。

SESを辞めてよかった!実際に多い質問と回答

SESを辞めようか迷っている人が特に気になるのは「辞めた後どうなるのか?」という点です。

ここでは、実際に多く寄せられる質問に答えていきます。

SESを辞めた後の年収はどう変わった?

多くのエンジニアが「SESを辞めて収入が上がった」と回答しています。
転職サービスdodaの調査でも、SESから自社開発や社内SEに移った人の平均年収は50万〜100万円ほどアップする傾向が見られます。

実際の体験談でも、

「SESを辞めてよかったのは年収が80万円アップし、ボーナスも支給されるようになったこと」
といった声があり、生活の安定を実感する人が多いです。

ただし転職先やスキルによって差があるため、市場価値の把握とキャリア相談の活用が成功の鍵になります。

辞めて後悔する人はいる?

「辞めてよかった」という声が大多数ですが、少数ながら後悔する人もいます。
よくあるケースは以下のとおりです。

  • 経験が浅く、転職市場で希望の求人に出会えなかった
  • 退職を急ぎすぎて、次のキャリアを十分に考えられなかった
  • フリーランスに挑戦したが、案件獲得がうまくいかなかった

とはいえ、これらは「準備不足」による後悔です。逆に事前にキャリアの方向性を固め、並行して転職活動を進めれば後悔は防げると言えます。

どんな転職先を選ぶ人が多い?

SESを辞めた人が選ぶ転職先として多いのは以下です。

  • 自社開発企業 … 自分のサービスに腰を据えて携わりたい人
  • 受託開発企業 … 幅広い案件を経験し、スキルを広げたい人
  • 社内SE … 安定した環境で長く働きたい人
  • フリーランス … 高単価・自由な働き方を目指す人

実際にQiitaやnoteでも「自社開発でようやく所属感を得られた」「フリーランスで収入が倍増した」といった声が見られます。

転職先の傾向はバラけていますが、共通するのは“自分の意思でキャリアを選べるようになった”という点です。

辞めたことで一番大きく変わったことは?

SESを辞めて一番大きく変わったのは「精神的な安心感が得られた」という声です。

  • 客先常駐の不安定さや孤独感から解放
  • 評価が目に見える形で得られるようになった
  • 将来設計が立てられるようになった

あるnote投稿では、

「SES時代は将来が見えず不安だったが、転職してからは長期的にキャリアを考えられるようになった」
という声があり、安心感が何より大きなメリットであることが分かります。

まとめ|SESを辞めてよかったと思える転職を実現するために

SESを辞めた人が口を揃えて言うのは、「環境を変えたことでキャリアの可能性が広がった」ということです。

年収が上がったり、ストレスが減ったり、スキルを伸ばせる環境に出会えたりと、辞める前には想像できなかったメリットを実感するケースは少なくありません。

活学キャリア では、SESからキャリアチェンジを成功させた実績が多数あり、

  • 年収アップを実現した事例
  • 自社開発や社内SEに転職した成功例
  • フリーランスとして独立したケース

など、リアルな事例をもとに一人ひとりに合ったキャリアプランを提案しています。

不安なまま一歩を踏み出すのではなく、安心して「SESを辞めてよかった」と思える転職を実現するために、まずは無料相談から始めてみてください。

活学キャリアの転職成功者インタビュー

どのように就職活動をされたのですか?

実際に就活を始めようと思ったのですが、思いの外IT企業が多く衝撃を受けたことは今でも覚えています。

それだけ会社があるにもかかわらず、傍から見るとどの会社も同じに見えてしまって、企業選びに凄く苦労しました。

当時の私は、IT業界の裏側を全然知らなかったので、あまり深く考えずとりあえず何社か受けて内定をもらった会社に入社することにしました。

入社後の業務ではどのようなことをやっていましたか?

内定をいただいた時に業務内容の確認をしたのですが、その時は「ITコンサル」と言う風に言われました。

ですが、実際に入社すると、研修と称して何故か携帯ショップの販売員をさせられることになりました。

確かに社会人として、対人スキルを磨く必要が有ることの重要性は分かっていたので、最初は渋々頑張っていました。

しかし、半年たってもこの状況が変わらず、いつになったらこの研修が終わるのかすら見当が付かないなかで、この会社で頑張っていくモチベーションが湧かなくなってしまい転職しようと決めました。

その中で活学キャリアの利用を決めた理由はなんですか?

私が活学キャリアを利用することに決めた理由は、大きく分けて2つあります。
1つ目は、担当カウンセラーの中里さんのお人柄です。

中里さんとカウンセリングをしながら自分の転職軸を整理していた時に、言ってくれた「自分の欲望を全開にして良いんだよ」という一言がとても印象に残っています。

これまでは、仕事に対して「何かを犠牲にして頑張らなければならない」という思い込みがあったんです。

しかし、その言葉を聞いた瞬間、まるで重荷が取れたように気持ちが楽になり、自分らしく働くことの大切さを改めて感じました。

2つ目は、学習のサポートが充実していたことです。
前職での業務内容から、私はIT未経験者扱いになってしまい、スキル面での不安がありました。

しかし、活学キャリアを使って転職活動中の人限定で、通常は30万円ほどかかる併設スクールの講座を無料で受けられる制度があったんです。

これにより、学びのチャンスが得られるという点が、活学キャリアを利用する大きな決め手になりました。

これが後々大きく効いてきたんですよね。

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この記事の監修者

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エンジニア・講師

山本 忠輝

東京大学大学院において宇宙関係の研究に従事。その後はIT開発の現場に身を置き、エンジニアとしての実務経験を積みながら、人事としての採用・育成にも携わる。現在は活学ITスクールの講師としても活動中。業界歴は14年におよび、現場と人事の両視点から未経験から活躍できるエンジニアを多数輩出。

この記事の監修者

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谷川 昭雄

株式会社ラストデータ 代表取締役/元Earth Technology創業者

IT未経験者向け転職支援・エンジニア育成のプロ。
2013年に「英語×IT人材」に特化したEarth Technologyを創業し、年商18億円企業へと成長。2021年には株式会社ラストデータを設立。未経験から活躍できるエンジニアを多数輩出。累計5,000名以上のキャリア支援を行う。

IT業界歴は17年以上におよび、未経験者向け転職支援・エンジニア育成のプロ。

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