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SESはやめとけ?知っておかないと恐ろしいSES業界の闇を徹底解剖!

皆さん、こんにちは!
活学キャリアです。
この記事に巡りあったということは、エンジニア転職について色々調べていく中で、

SESって調べると、ネガティブな情報ばかりだけど大丈夫?



「SES やめとけ」ってワードが出てきたんだけど、なんで?
という疑問を持たれているのではないでしょうか?
実は「SESはやめといた方が良い」って話、あながち間違いではありません。
実際に、ブラックSES企業に騙されて、大切な時間を棒に振ってしまった方を、私もこれまでたくさん見てきました。
以前インタビューに協力してくれた福澤さんもその一人でした。


なぜ、SES業界はこんなにブラックなのでしょうか?
今回の記事では、その理由を可能な限り(ネット上に書ける範囲で)具体的に解説していきます。
一方で全てのSES企業が悪というわけではありません。ほんの一部ですが、本当に良い企業もあります。



これからエンジニア業界で頑張っていきたいと思っている皆さんの人生の時間を無駄にしてほしくない。
そして、少しでもこの記事を通して、見る目を養って良い企業に巡りあって欲しい。
そんな思いで、この記事を書いています。
SES企業で働くことに興味を持っている方は勿論、SESに限らずIT業界を志望している全ての方に最後まで読んでいただきたい内容です。
合わせて読みたい⇒SESを辞めたい人必見!辞める前に知るべき転職成功のコツ
ただ・・・どうしてもネットに書けないような、SESの闇深すぎるエピソードもあります。
そこまで突っ込んだ話を聞いたうえで、絶対に後悔しない転職活動をしたいという方は、ぜひ一度私たちにご相談ください。
SESやめとけと言われる諸悪の根源は?
さて、SESの最大の問題点はいったい何なのでしょうか?
それはズバリ「3次請け」・「4次請け」の存在です。



3次請け、4次請けって何?
という方に向けてまずは、この点について解説していきますね。
SES業界の多重構造
SESだけでなくIT業界全般に言えることですが、何もせず突然仕事(案件・プロジェクト)が生まれるわけではありません。
例えばインフラ系の案件の場合、NTT、KDDI、楽天、ドコモ、ソフトバンクなどのインフラ大手企業が、
既存システムの改修をしたいな…。
では、専門の会社に依頼をしよう!
といった形で、専門の会社へ依頼を持ちかけることで初めてIT企業には仕事が生まれます。
では、この大手インフラ企業はどの会社に依頼を持ちかけるのでしょうか?
基本的に、大手IT企業へ話を持ち掛けます。



具体例を挙げるなら、NECや富士通、日立などです。
IT業界を全く知らない方でも一度は聞いたことがある会社と思っておけばOKです!
そこで、費用や完了までの期間・プロジェクトの構成人数などを決め、正式に発注します。
この時プロジェクトメンバー当たりの単価も発注元と元請けで取り決めが行われます。



1人100万円、プロジェクトメンバーが15人だったら、このプロジェクトの人件費は1500万円ということになりますね。
これらの会社のように、発注元から直接仕事を請け負っている会社のことを「元請け」と言います。
ここで、受注を受けた企業は実際にプロジェクトを完遂させるべく、社内メンバーを招集してプロジェクトチームを発足させます。
しかし、どの企業も社内のリソースは限られています。
プロジェクトに必要な人員を全て、自社の社員で賄えることはほぼ皆無です。
プロジェクトチームが15人構成だったとして、社内で捻出できたメンバーが7人だったとしましょう。
この時元請けは
では、足りない8人を補うために協力会社へ依頼しよう!
ただ、発注元から1人100万円で受け取ってるけど、協力会社へ依頼する時は1人70万に減額して、30万はこちらの利益にしてしまおう。
ということで、協力会社へ応援を要請します。
勿論、この協力会社は発注元と元請けが、メンバーの単価がいくらで契約してるのか知る由もないので、メンバー1人あたり70万円という条件で、自社のエンジニアを元請けの会社へ派遣します。
これらの会社のように、元請けから仕事を請け負っている会社のことを「二次請け」と言います。
二次受けの代表として、「富士ソフト」、「トヨタシステムズ」、「インテック」などが挙げられます。
IT企業について詳しく調べたことがある方なら知っている会社かもしれませんが、元請けほどの知名度はなくなってきました。
ところが、この二次請けの会社も自社の社員で補うことは出来ないことがよく起こります。
さて、この時二次請けの会社はどうするでしょうか?



答えはもうお察しの通り、70万円より低い金額で、二次請けの会社の協力会社(つまり三次請け)へ応援を要請します。
こうして三次請け・四次請け…と多重構造が生まれていくわけです。
三次請け・四次請けの会社となると、相当業界に精通している方でない限り聞いたことがない会社がほとんどと言っても過言ではありません。
エンジニア業界の求人を見ていて、聞いたことがない会社が多いのは、こういった三次請け・四次請けの会社が業界の大半を占めているからです。
立場が弱い三次請け・四次請け
さて、ここまでの説明でSESの多重構造について、そして階層が下になるにつれて1人あたりの単価が低くなっていくというは理解していただけたかと思います。
では単価が低いとどのような問題が生じるのでしょうか?
答えは単純明快で、従業員への還元が満足に行えないといった問題が生じます。
企業は基本的に、依頼先から受け取った単価を元手に従業員へ給料を支払います。
しかし、階層が下がるにつれて受け取れる単価が下がるということは、三次請け・四次請けの会社が従業員へ支払える給料の元手となる金額が少なくなるわけです。
よって、どんなに真面目に頑張ったとしても給料は頭打ちで昇給しない…といった現実が、多くの会社で起こっているわけです。
ここまでの話を聞いて、こんなことを思う方もいるのではないでしょうか?



三次請けの会社が二次請けの会社に、単価を上げるように交渉すればいいんじゃないの?
言っていることはごもっともです。
ですが先ほどの説明で書いた通り、三次請け・四次請けの会社は日本中に沢山存在します。
なので、単価の値上げをしてしまえば二次請けの会社から
同じ単価で引き受けてくれる会社は他にいくらでもいるから、もうあなたの会社には頼みません。
と言われ契約終了を求められることもしばしば。
なので、単価アップをお願いしづらいのです。
立場の弱さがもたらす弊害
ここまでの話で階層が下の会社は立場が非常に弱いということがお判りいただけたと思います。
ですが、この立場の弱さがもたらす問題は、単価の問題だけではありません。
皆さんが働くにあたって、給料だけでなく「どんな仕事をするか?」も重要なポイントですよね。
基本的にSESをはじめIT業界では、大まかに設計・開発・運用・保守という業務フローとなっています。
このうち設計・開発については基本的に元請けと二次請けが担います。
そのため三次請け以下の会社は「運用・保守」領域の仕事しか与えてもらえないケースが一般的です。
よって、階層の低い会社で働く社員は、「運用・保守」の仕事ばかり経験することになります。
すると以下のような問題が起こります。
・設計や開発に携われる機会がなく、キャリアアップが望めない
・運用・保守は24時間365日業務が途絶えることがないので、シフト制や夜勤など辛い働き方をしなければならない。



どうですか?
大きな成長の望めない案件ばかりを、夜勤やシフト制、かつ低賃金でやらされるSES業界。
これが「SESはやめとけ」と言われる最大の原因です。
入社難易度が高い二次請けの会社
ここまでの話を聞くと



だったら二次請けの会社に入社すればいいじゃん?
と思いませんか?
ですが、ここで難しい問題が生じます。
二次請けの会社は入社難易度が非常に高く、新卒以外は経験者か相当な高学歴でもない限りなかなか採用してもらえないのが実情です。
元請けとなれば、その傾向はより顕著です。
なので、未経験・かつ中途の方はどうしても三次請け以下の会社を狙っていくことになります。
ですが、ごく一部、ほんの一部ですが三次請け以下の会社にも優良企業は存在します。
では、どのように見極めればいいのでしょうか?
これに関して、ハッキリ言って会社の外側から判断することは非常に難しいです。
一方で、活学キャリアでは、数ある二次請けや三次請け以下の中から、SES業界の闇を心配する必要のない優良企業の求人のみを取り扱っています。
この求人の多くは、活学キャリアを経由して選考を受けられた方限定の独自のルートです。



同じはじめましての人でも、全くの赤の他人より、自分の親友から紹介された人の方が信頼されるのと同じ原理です。



どんな求人があるの?



私でも内定を取れるホワイト企業はあるのかな?
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SESやめとけと言われるその他の理由6選


SES(システムエンジニアリングサービス)業界は、独特な勤務形態です。
それが故に、SES業界で働くことを「やめとけ」と言われる理由は多岐に渡ります。
ここでは、「SESやめとけ」と言われる主な理由を、実際にSES会社で働いていた方の体験談を踏まえながら6つに分けて詳しく解説します。
労働環境が整っていない
「SESやめとけ」と言われる大きな理由の1つ目が、労働環境の問題です。
こちらは、実際にエージェントサービスを活用して、別のSES会社に転職された方の体験談です。
最初に働いていたSES会社では、プロジェクトによって出社時間が9時だったり13時だったり、夜勤が有ったり無かったりと、勤務時間やルールが大きく異なり、安定した働き方ができませんでした。
これでは自分のライフスタイルと合わないと感じ、転職エージェントで紹介してもらったワークライフバランス重視の企業に転職しました。
その会社で配属されるプロジェクトは、どこも勤務時間が安定していて、ようやく自分のペースで仕事に取り組めるようになりました。
SESでは、プロジェクトごとに勤務時間や残業・夜勤のルールなどが決まっているので、派遣される側がそのルールに合わせることになります。
そのため、プロジェクトが変わるごとに、自身の働き方が変化してしまい、安定した生活を送りにくいといった問題を抱えています。
また、SESエンジニアは、プロジェクトの納期に追われ、長時間労働に陥りがちです。
特に、納期直前やトラブルが発生した際には、残業や休日出勤が常態化し、ワークライフバランスが崩壊してしまうケースも少なくありません。
エンジニアと関係ない仕事をさせられる
「SESやめとけ」と言われる大きな理由の2つ目が、仕事内容の問題です。
最初に聞いていた業務内容と、実際に任せられる業務内容に大きな乖離があるケースが、このSES業界では非常に多いのが現状です。
エージェントサービスを利用した方でも、同じ様な悩みを抱えている方がいらっしゃいました。
僕は以前、エージェントサービスを活用してエンジニアとして入社しました。
それなのに、実際に任せられた業務は、エンジニアとは全く関係のないウォーターサーバーの営業でした。
プログラミングスキルを活かすどころか、お客様への提案や契約といった営業活動がメインとなり、当初期待していたエンジニアとしての仕事とはかけ離れていました。
入社時研修の試験の結果が振るわなかった自分にも責任は有りますが、自分のキャリアプランとのズレを感じ、退職を決意しました。
今回紹介した事例はウォーターサーバーの営業マンでしたが、他にも携帯ショップの販売員や、ヘルプデスクなど、エンジニアと全く関係が無いプロジェクトに配属されてしまうことが往々にして起こっているのが現状です。
悪質なSES企業を選択してしまうと、残念ながらこういったケースは少なくありません。
SES会社に「ITコンサル」として入社したのに、「携帯ショップの販売員」になってしまった方のリアルな体験談も参考にしてください。


このように関係ない仕事をやらされる事例はかなり多く、SESの闇と言われる際たる要因とも言えます。
しかし、このような会社を、一個人が判断するのは至難の業です。
回避するには、業界の内情に詳しい転職エージェントの活用がおすすめです。
しかし、今回のケースは、
エージェントサービスを活用したのに、こういった事態に陥ってしまっているという点です。
「エージェントサービスなんてどこも同じ・・・」
かと思いきや、正直言ってサービスによってかなり質にムラがあります。
例えば、介護業界は得意だけどIT業界は苦手なエージェントみたいなパターンです。
SESへの転職を考えているならば、しっかりとIT業界専門の転職エージェントを活用しましょう。
活学キャリアは、IT業界専門の転職エージェントです。
独自の基準で選んだ未公開求人1000以上の中から、あなたの希望の職種に合った会社だけを提案してくれます。


給料が上がりづらい
「SESやめとけ」と言われる大きな理由の3つ目が、昇給の問題です。
過去にエージェントサービスを利用した方の中でも、昇給に関して悩まれていた方が多くいらっしゃいました。
私は以前、自分で転職活動をしてSES企業へ入社しました。
求人広告では「資格手当あり」と記載されていたため、資格取得に励みました。
しかし、実際に働いてみると、資格手当はほとんど支給されず、給与もなかなか上がらない状況でした。
何度か上司に相談しても、具体的な回答は得られず、モチベーションが大きく下がりました。
せっかく取得した資格が評価されないことに、強い不満を感じていました。
また、プロジェクトによっては残業も多く、プライベートとの両立も難しく、将来に対する不安も募っていきました。
このような状況の中で、私は「このままこの会社で働き続けても、自分の成長につながることはない」と判断し、転職を決意しました。
新しい会社では、資格取得を支援する制度が整っており、給与も能力に応じて正当に評価される環境で働くことができているので、非常に満足しています。
一部の会社ではありますが、この体験談の様に評価基準が曖昧であったり、基準があるにも関わらずそれを無視されることがあります。
そればかりか、昇給以前に残業代未払いなど、労働基準法に違反している会社があるのも事実です。
この問題も、エージェントを活用せずに一個人で判断するには難易度が非常に高いです。
常駐先での孤独感
「SESやめとけ」と言われる大きな理由の4つ目が、孤独感の問題です。
少し意外に感じるかもしれませんが、プロジェクトによっては1人で顧客先に常駐する場合があり、孤独感を抱える人が少なくありません。
僕が常駐していた会社は、けっこう大きな会社で、プロジェクトメンバーは80人くらいいました。
しかし、そのメンバーの中で自分の会社の社員は私一人だけ。
そのため誰にも気軽に相談できず、孤独を感じることが多くありました。
特に、仕事で困ったとき、経験豊富な先輩社員に気軽に質問できる環境が欲しかったですね。
一人で悩みを抱え込み、解決に時間がかかってしまうことも度々ありました。
また、社内イベントや飲み会なども無く、同僚との交流を通して得られる情報や刺激もありませんでした。
周囲の社員の方々が不親切だったというわけではないですが、やはり一番は同じ会社の人間と仕事がしたい、という気持ちが強くなったのです。
孤独感からくる不安感が大きくなり、精神的に参ってしまったため、転職を決意しました。
自分以外に、自社の社員がいない…
ということは、SESという労働環境の特性上、十分にあり得ます。
このケースの場合、体験談にもあるように「気軽に相談できる先輩」がいないのが、何よりもつらいところです。
また、常駐先で常に働き続けることになるので、自分が所属している会社への帰属意識が薄まってしまうという問題もあります。
スキルアップの機会が少ない
「SESやめとけ」と言われる大きな理由の5つ目が、スキルアップの問題です。
SESエンジニアは、一つのプロジェクトに長く携わる機会が少ないので、良く言えば様々な技術に触れることができます。
一方で、特定の技術を深く学ぶことが難しいという側面があります。
また、プロジェクトによっては、昔の技術や手法をそのまま使い続けている所も少なくありません。
その結果新しい技術を学ぶ機会が限られてしまい、意識的に自己学習を積まないとスキルが停滞してしまう可能性があります。
私は以前、SES企業で働いていました。
常駐先のシステムは非常に古いもので、新しい技術に触れる機会はほとんどありませんでした。
当然、最新のプログラミング言語や開発手法を学ぶことは難しく、自分のスキルが停滞しているように感じていました。
同じプロジェクトに参画されている先輩も、新しい技術に興味はあるものの、日々の業務に追われて、自己学習する時間がなかなか取れていないと仰っていました。
このままでは、IT業界で生き残っていくのは難しいと思い、転職を決意しました。
IT技術は日々進化しています。
一方で、プロジェクトの多くは開発した時の技術を使いながら運用や保守を進めている会社が多いのが現状です。
その結果、自分で新しい技術を学ばない限り、どんどん最新技術の事がわからなくなってしまい、いざ転職しようとしても想像以上に低い評価しかもらえない…なんてことも起こり得ます。
キャリアアップの壁
「SESやめとけ」と言われる大きな理由の6つ目が、スキルアップの問題です。
小規模なSES会社では、管理職への道が狭く、キャリアアップが難しい場合があります。
私は以前、エンジニアとして働いていました。
現場で障害が発生した時に技術的な問題を解決したり、新しいシステムを開発したりと、日々忙しく過ごしていました。
そんな中、友人と話しているうちに今後のキャリアについて考えるようになり、管理職への道を考えるようになりました。
しかし、私の所属していた会社では、管理職のポストが限られており、エンジニアから管理職へのキャリアプランが明確に示されていませんでした。
また、現場で実績を積むことよりも、人脈やコミュニケーション能力が重視される傾向があり、私にはハードルが高く感じられました。
さらに、SES企業では、プロジェクト単位で異動することが多く、一つのプロジェクトでじっくりと実績を積むことが難しいという側面もありました。
そのため、管理職への昇進は、実力だけでなく、運の要素も大きく影響するのではないかと感じ、転職を決意しました。
このように、会社によっては昇進が非常に狭き門となっていて、「キャリアアップが難しい…」なんてことが起こり得ます。
キャリアアップを本気で考えている人にとっては、非常に厳しい環境と言えます。
このように、SESをやめた方が良いと言われる理由は多岐に渡ります。
SESやめとけは本当?SESでも成功する人の特徴3選


さて、ここまではSESに関するネガティブな情報をお伝えしてきました。
しかし、「SESは絶対ダメ」なのかと言えばそんなことはありません。
SES企業でもキャリアアップに成功しているエンジニアは多くいます。
そんな方々に共通しているのは、以下の4つの点です。
高い適応力と学習意欲を持っている
SESは担当するプロジェクトが頻繁に変わるため、新しい技術や環境に素早く対応できる適応力が必要です。
また、常に新しい知識を吸収しようとする学習意欲も不可欠です。
知識を吸収する為に、例えば平日は仕事を頑張り、週末はITスクールに通い新しい技術や、普段の業務では触れない領域の学習をしています。
高いコミュニケーション能力がある
さまざまなクライアントやチームメンバーと円滑にコミュニケーションを取れる能力は、SESエンジニアにとって非常に重要です。
他者とのコミュニケーションがスムーズに行える能力がある方は、現場でも非常に重宝され、SES業界でも成功する可能性が高い傾向にあります。
キャリアプランが明確化されている
先ほどから何度か「キャリアプラン」という言葉が出てきていますが、SESで働く上で、どのようなキャリアを築きたいのかを明確にすることは非常に重要です。
自分の中でプランやゴールを決めておくことで、目標に向かって一直線に努力することが出来ます。
そうすることで、今何を頑張れば良いのかが明確化され、成功に近づく事が出来るわけです。
こんなSESはやめとけ?優良SES企業の見極め方


SES業界で活躍するためには、入社する企業選びが非常に重要です。
多くの選択肢の中から、自分に合った優良なSES企業を見つけるために、以下のポイントをしっかりと確認しましょう。
この内容に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください!


SES会社のオススメランキング
そうは言っても、「エージェントオススメの会社を教えて欲しい…」
と思われる方もいらっしゃるかもしれないので、ここでは活学キャリアオススメのSES会社をランキング形式でご紹介いたします。
順位 | 会社名 | 従業員数 | 有休消化率 | 平均年収 |
---|---|---|---|---|
1位 | 株式会社オープンアップITエンジニア | 5,759名 | 80% | 454万円 |
2位 | NSD株式会社 | 4,380名 | 68% | 671万円 |
3位 | アウトソーシングテクノロジー | 26,627名 | 74% | 389万円 |
4位 | ワールドインテック | 17,482名 | 80% | 393万円 |
5位 | アイエスエフネット | 2,520名 | 79% | 439万円 |
6位 | システナ | 3,826名 | 65% | 461万円 |
7位 | コムチュア | 1,912名 | 78% | 606万円 |
8位 | ソルクシーズ | 485人 | 53% | 614万円 |
9位 | ソリトンシステムズ | 659人 | 58% | 705万円 |
10位 | GOOYA | 861人 | 78% | 470万円 |
SESやめとけに関するよくある質問と回答
やばいSES会社を見抜くにはどうしたら良いですか?
基本的には、以下のポイントを考慮して転職先を選びましょう。
- 企業文化
自身の価値観に合う企業文化かどうかを重視しましょう。 - キャリアプラン
将来のキャリアプランと合致しているかを確認しましょう。 - 働き方
残業時間や休日、リモートワークの有無など、働き方が自分に合っているかを確認しましょう。 - 福利厚生
健康保険や年金、育児休暇などの福利厚生が充実しているかを確認しましょう。
しかし、SES会社は、全国に2万件程度有ると言われています。
その中から、本当に良い企業を探し出すのは、正直言ってかなりの困難を伴います。
そのため、リスクの高いSES会社への転職を考えているなら、活学キャリアの活用がお勧めです。
活学キャリアは、IT業界専門の転職エージェントです。
そんなIT業界のプロが、独自の基準で選んだ未公開求人1000以上の中から、あなたの希望の職種に合った会社だけをご提案いたします。
また、非公開求人も多数取り揃えておりますので、難易度が非常に高いSES会社への転職を考えている場合、まずはお気軽にご相談ください。
SESと自社開発、どっちが良い?
まずは、SESとそれ以外の働き方を比較してみましょう。
SES | 自社開発 | フリーランス | |
---|---|---|---|
プロジェクトの多様性 | 高い | 低い | 高い |
スキルアップの機会 | 低い | 高い | 高い |
収入の多様性 | 中程度 | 高い | 不安定 |
自由度 | 低い | 中程度 | 高い |
上記の表からわかるように、SESは、自社開発と比較して、キャリアプランが不透明で、スキルアップの機会が少ない傾向にあります。
また、給与面でも、自社開発エンジニアの方が高い傾向にあります。
一方でプロジェクトの多様性は自社開発に比べ高く、様々な案件に関わることで自分の市場価値を高めることも出来ます。
このように、どちらの働き方にもメリットデメリットが有るので、ご自身の中で何を大切にするのか?という軸を持って、キャリアを考えることがお勧めです。
SESに向いている人はどんな人ですか?
以下の様な方は、SESに向いていると言えるでしょう。
- 様々な経験を積みたい人
多彩なプロジェクトに携わることで、幅広いスキルを習得し、キャリアアップを目指せます。 - 独立志向が強い人
多くのプロジェクトを経験することで、独立に必要なスキルや人脈を築くことができます。 - 柔軟な働き方をしたい人
プロジェクトの状況に応じて、働き方を変えることができるため、ワークライフバランスを調整しやすいです。
SESへの転職は自分の軸が大切!
今回は、「SESはやめとけ」というテーマで、SESのメリットやデメリットをお伝えしてきました。
SESについて調べていると、どちらかと言えばネガティブな情報の方が沢山ヒットするものです。
しかし、SESが絶対悪というわけではなく、「良い会社」に入社できれば、ここでお伝えしてきたメリットを沢山享受できるので、ご自身のキャリアにとって大きくプラスになります。
ここで大切なのは、何をもって「良い会社とするか」は人それぞれであるということです。
だからこそ、転職活動を行う上で最も重要なのは「自分の軸」をしっかりと持つことです。軸がブレてしまうと、最終的に自分の目標や方向性を見失ってしまう可能性があります。
「エンジニアとして、どのようなキャリアを歩んでいきたいのか?」
そこから逆算して、自分に合った業務内容を経験できる会社・自分に合った社風の会社・自分に合った働き方を実現できる会社を探していきましょう。
とはいえ、初めてのエンジニア転職はわからないことだらけだと思います。
活学キャリアでは、専属キャリアコンサルタントが、あなたのなりたい姿から最適なキャリアプランを一緒に考えていきます。
お気軽にご相談ください!