SESは待機期間になるとクビになる？給料は？リスク対策についても徹底解説

SESといえば、IT業界で完全未経験からでも始められる仕事として人気です。

しかしSESのなかには「待機期間」が長く感じられて、キャリアへの不安や所属企業への不満が強くなってしまうという人も多いです。

今回は、そもそもSESの「待機期間」とは何か、クビになるリスクはあるのか、キャリアの為には転職をすべきなのかどうかについても詳しく解説していきます。

トピックス

・待機期間が長引くとどうなる
・待機期間中に何をすべき？
・SESで待機期間が発生しない企業は？

合わせて読みたい⇒SESの現場を変えたい人必見！ぴったりの現場に出会うための徹底マニュアル

そもそもSESの「待機期間」とは何？

SESの待機期間とは、次に参加できるプロジェクトが決まらず、エンジニアとしての仕事がなくなってしまう期間のことです。

会社に所属していてもエンジニアとしての実務経験がない「待期期間」は、転職の際にも「ブランク」として捉えられてしまい、マイナス要素とされてしまいます。

「待機期間」はなるべく無い方が良いですが、もし発生してしまったら資格を取得するなどして有効活用し、キャリアにとってのプラス要素にしていくことが大切です。

SESの待機期間が発生するシチュエーション3選

ここではそもそも、SESはなぜ「待機期間」が発生してしまうのかについて、3つのシチュエーションに分けて解説していきます

契約が終わっても次のプロジェクト先が決まらない

大抵、今の案件が終わる1ヵ月ほど前に営業担当が次の案件を見つけてくれるので、SES面談に通れば「待期期間」は発生しません。

しかし営業担当が紹介できる案件が無い場合や、紹介を受けた案件の面接に落ちてしまった場合には「待期期間」が発生することになります。

急に契約が終了になった

契約が突然終わってしまい、次の案件をみつけるのが間に合わなくなってしまう場合もあります。

実際に急に契約が終了してしまうよくある原因は、以下のようなものです。

突然契約が終了してしまうと、営業担当が次の案件を探すことすら間に合わなくなってしまい、待機期間が生じることになります。

入社後すぐでプロジェクト先が決まらない

多くのクライアントは短期間でも結果を出せる経験者を望むため、経験が浅かったり資格を持っていなかったりすると、なかなかプロジェクトが決まりません。

特に新卒や未経験で入社した場合には、先輩社員が既に配属されているプロジェクトや、比較的難易度が低い常駐先に配属されることが多いです。

条件が多くなる分、なかなか案件が見つからないので、待機期間が長くなってしまうのです。

SESに待機期間が発生するのはなぜ？

「待機期間」は、案件がスピーディーに決まらない場合に発生してしまいますが、スムーズに進まない理由にはSES側のものと会社側のものが2通りあります。

ここでは「待機期間」はなぜ発生するのか、どうすれば待期期間を最小限にしてキャリアを積んでいけるのかを解説していきます。

SES会社側の営業力が足りない

そもそも所属企業の営業力が足りず、会社がもつ案件や取引先が少なければ、エンジニアのポテンシャルに合ったプロジェクトを見つけることもできません。

さらに、会社の営業力が低いと、単価が低かったり、ブラック企業ばかりを受注していることも多いです。

本当にSESにとって働きやすい企業かどうかは、就職する前に転職サイトの口コミなどで確認しましょう。

本人のスキルが足りない

そもそも、多くのクライアントが望むようなレベルに本人のスキルが達していなければ、案件を見つけるのは難しいです。

特に、多くの企業がSESに求めるのは高水準の即戦力なので、資格も経験も足りない場合にはどうしても案件が見つからず、待機期間も長期化してしまいがちです。

さらに、スキルが低いまま年月を重ねてしまうと増々決まりにくくなります。

SES面談への対策が足りない

せっかくちょうどよい案件を紹介してもらえても、SES面談で良い印象を残せなければ案件に配属されることはなく、その分待期期間も伸びます。

面談を受ける前には必ず以下の準備をしておきましょう。

面談では、必要なスキルの有無に加えて、プロジェクトへのモチベーションの確認や、コミュニケーション能力についてもチェックされるので、すべてに対策が必要です。

SES面談の必勝法についてはこの記事で詳しく特集しています。
実際にそのまま使える解答例文も豊富に紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください！

待機期間中のSESの給与はどうなる？

ここまで見てきたように、待機期間中のSESはエンジニアの仕事をすることができなくなりますが、その間、給与がどのように支払われるかは会社によって違います。

ここでは待機期間中の給与はどうなるのかについて、5つの観点から解説していきます。

社内待機では給料は減らない

社内業務を担う場合には、給料は100％支給されることがほとんどです。
また、社内で研修を受けている場合や自学自習している場合でも、出社していれば給料は100％支給されます。

実際に、自分に合った案件が見つからないのは、会社の営業力が不足していたり、マッチする会社を見つけられていないだけである可能性も高いので、決してもらいすぎではありません。

自宅待機で給料が60％になる場合がある

一部のブラックSES企業では、労働基準法第26条を利用して待機期間を「休業状態」と捉え、給料の60%しか支払わないこともあります。

特に学習の支援なども行われず「自宅待機」とする会社は、待機期間をエンジニアとしての仕事をできていない期間として「休業状態」とみなしてしまいがちです。

自宅待機でも給料が減らないこともある

一方、自宅での待機期間であっても「休業期間」とはみなさず、給料もそのままにしてくれる会社もあります。

たとえば、自宅に居ながらでも学べるeラーニングや資格取得のための講習を受けられる場合や、自学自習の内容を報告することで勤務実態を把握してくれる場合には、自宅待機であっても「休業」とはみなさないことが多いです。

そのような会社では、待機期間中でも給料を全額支払ってくれます。

労働基準法での待機期間の扱い

労働基準法第26条によれば、企業側の都合で社員が働けない状態（休業状態）になった場合は、通常の60％の賃金を休業手当として支払うこととされています。

逆にいえば、もし会社側が待機期間を「休業状態」とみなした場合、給与の60％さえ支払えば法的には問題ありません。

この法律を利用して、待機期間には普段の給与の6割しか支払わないという会社もあります。

しかし会社によっては、たとえ自宅待機であっても、待機期間を「休業」とみなさず給与も全額支払ってくれます。

待機中の福利厚生や手当の扱い

SESの場合、福利厚生や各種手当は所属企業から支給してもらうことになりますが、待機期間には、これらの手当は受け取れないことがほとんどです。

さらに待期期間が長期化すると、ボーナスを支給しないという企業もあります。

細かな規定については契約書に書かれているので、必ず確認しておきましょう。

SESは待機期間中にどこで何をするか

待機期間が発生したら何をするかは、企業によって待ったく異なります。

大きく分けて自宅で待機する過ごし方と社内で待機する過ごし方の2種類がありますが、ここでは3つに分けて待機期間中の過ごし方を解説していきます。

社内でプロジェクトに参加する（社内待機）

待機期間中に所属企業に出勤し、社内業務を任されたり、社内で参加できるプロジェクトに配属されることがあります。

特にSES派遣だけでなく、自社での受託開発を行っている企業では、待機期間中でもエンジニアとしての仕事を任せてもらえる場合が多いです。

社内での待機となった場合には給与が減額されることもないので安心ですが、エンジニアとしての案件が決まらずに同僚や上司と長期間顔を合わせることをストレスだと感じる人も多いです。

自宅にて自学自習（自宅待機）

会社によってはeラーニングなどの学習ツールを研修として提供し、待機期間に自宅でのスキルアップを援助してくれる会社もあります。

その分給与も全額支払われることに加え、資格を取得することもできるので、以後の転職にも有用な時間になります。

ただ、自宅待機の場合には勤務実態を確認するために企業側が様々な決まりを設けている場合もあるので、窮屈に感じる人も多いです。

自宅で待機（自宅待機）

企業によっては、自宅待機の際に研修のための学習ツールなどを与えてもらえないこともあります。

会社から与えられる仕事も無いまま時間が過ぎてしまい、問い合わせても「自学自習しておいてください」と言われて、給料や手当も減額されてしまうケースもよくあります。

特に未経験で所属企業に入社したにもかかわらず研修がなく自宅待機となった場合、エンジニアとしての実力を成長させてもらえない企業である可能性が高いので注意しましょう。

SESの待機期間を一番効果的に活用する4つの方法

いくら対策をしても、SESを続けていると待機期間が発生してしまうことはありますし、運悪くどうしても待機期間が長期化してしまうこともあります。

しかし実際に待機期間に入ると、確実にキャリアアップしていくには何をすればよいか分からなくなってしまう人も多いです。

ここでは、待機期間をただの「ブランク」にしないためにできることを４つ紹介していきます。

今あるスキルを整理する

今後効率的にキャリアアップしていくためにも、まずは今の自分の経験や資格、実績を整理しましょう。

また、IT系の転職サイトで今の自分の仕事内容や実績に基づいて適正年収を割り出してみることで、転職でどんなキャリアパスが拓けるかについても検討しましょう。

自分の今のスペックを客観的に見直して、自分のポテンシャルではどんな仕事や条件の現場に入れる可能性があるのかを知ることで、今取るべき資格や必要なスキルが見えてきます。

資格取得のために勉強する

特におすすめなのは、プログラミング系やクラウド系など、転職市場で高く評価されるような資格を取ってスキルアップすることです。

資格があれば、経験年数や実績が不足していてもポテンシャルを評価して好条件のプロジェクトに配属してもらえる可能性もあります。

ITに関する資格はたくさんありますが、実際に転職市場で高評価される資格は限られているので、調べてから勉強を始めましょう。

下の記事では難易度別におすすめの資格ランキングを、概要についての解説とともに紹介しています。

SES面談の対策を強化する

エンジニアを採用する際に、実績や経験、資格と同じくらい重視されるのが、スムーズに仕事を進められるコミュニケーション能力です。

実際、スキルや経験を積んだのに待機期間が長くなりがちだという人の中には、せっかく案件を紹介してもらえても面談に受からず配属に至らなかったという人も多いのです。

待期期間に入ったら、いつ面接が入っても大丈夫なように、仕事内容や実績の説明を口頭でスムーズにできるよう、準備して練習しておくことが大切です。

特に逆質問でどのように効果的なやり取りができるかは、コミュニケーション能力を確認するために注目してみられているので、下の記事を参考にぜひ対策してみてください。

エージェントに相談する

待機期間が長い原因には様々なものがありますが、たとえスキル不足が原因で待機期間が長引いていたとしても、所属企業が変われば自分にあった案件に出会える可能性はあります。

さらに、エージェントに相談することで、今の給与が自分の実力に見合っているか見極めるチャンスにもなります。

案件に配属されていない待機期間中こそかなり自由に動けるので、今の環境が自分に合っているかを客観的に見直し、転職の為に動き始めるチャンスです。

待機期間で分かる危ないSES企業の特徴7選

「待期期間」そのものがSESに特有なものでもあるため、法律でも扱い方に関して細かく決められているわけではありません。

だからこそ、所属企業が「待期期間」をどう扱うかによってその企業が働きやすい会社かがわかります。

ここではSESにとって働きにくい会社の見分け方を7つ紹介していきます。

研修なしで入社後即自宅待機になる

SESとして入社したにもかかわらず研修がなく、そのまま自宅待機になってしまう場合には、注意が必要です。

特に未経験で入社した場合には、研修や学習支援が無ければ、どうやってエンジニアとして成長していけばいいのか分らなくなってしまうものです。

そんな状態で放置する会社は、エンジニアを育成する気もなく、また紹介できる案件も持っていないのに採用した可能性が高いです。

何のサポートもなく自宅待機になったら、その状態は一時的なものなのかどうか転職サイトで確認したり、可能であれば先輩社員や同期の社員に確認してみましょう。

待機期間が1か月以上続く

案件の調整としての「待機期間」は、長くても1か月ほどで終わるのが通常です。

それ以上続くのであれば、その会社はSES企業として多様な案件を獲得するだけの営業力・競争力を持っていない可能性が高いです。
そのような会社では、今後スキルアップしていっても条件の良い案件を紹介してもらえません。

成長していくスキルに見合った現場に入ることでキャリアアップできるのがエンジニアなので、良い案件に出会える環境にあるかどうかは今後のキャリアパスに関わります。

しょっちゅう待機期間が発生する

通常は契約が終わる前に営業担当が次の案件を探してくれるので、「待期期間」は発生しません。

そもそも経験年数を積んでスキルが上がっていれば、その分選べるプロジェクトも増えるはずなので、働くほどに案件は見つかりやすくなっていくものです。

にもかかわらず頻繁に待機期間が発生する場合には、営業担当の仕事がうまく回っていないか、案件が獲得できない状況が常態化してしまっている可能性があります。

自分のキャリアのためにも転職を考えましょう。

待機期間中に給与が減らされる・ゼロになる

待機期間を「休業状態」と見なすことで、給与を60％に減額する会社もあります。
しかし、そもそも全ての会社が待機期間を理由に必ず減額するというわけではありません。

待期期間中であっても、これまで通り給与を支払ってくれる会社もあるので、減額してくる時点で注意が必要です。

さらに、待機期間を理由に給料をゼロにする場合は完全に違法なブラック企業です。

待機しているエンジニアが多い

たとえ今自分が待機期間に入っていなくても、待機しているエンジニアが多いと、プロジェクトに入っているエンジニアの売り上げだけでは賄えなくなってしまいます。

そのような状態が続けば、いずれ待機中のエンジニアの給与が減額され、企業の将来性も危うくなっていくでしょう。

待機中のエンジニアが多いかどうかは、転職サイトの口コミ等でも確認するのが難しいため、入社後に同僚とのコミュニケーションを図って情報収集をするようにすることが大切です。

営業担当からのサポートが希薄

待機期間に希望する条件を伝えても、それに合わない案件ばかりを紹介される場合もあります。

そのような会社は営業担当がクライアントとのやり取りや営業活動に注力することが習慣化してしまっている可能性が高いので注意が必要です。

実際、営業担当がエンジニアのために動いてくれない企業では、現場でトラブルがあった際に連絡を入れて相談しても対処してくれません。

安全な環境で働き続けるためには、確実にサポート体制が整っている環境を探しましょう。

待機期間が長いことを理由にクビになる

企業側は本来、待機期間が長いことを理由に社員を解雇することはできません。

にもかかわらず会社側が待機期間が続いている社員を自己退職にするべく圧力をかけてくる可能性があります。

たとえば、

このようなことがあれば、完全にブラック企業なので、なるべく早く転職しましょう。

エンジニアはスキルを身に着けることでこそ、キャリアアップを狙えるので、成長するための機会が与えてもらえない環境からはなるべく早く離れるようにしましょう。

SES企業の優良企業を見つけるコツ

ここまで見てきたように、「待機期間」だけみても、SES企業ごとに様々な決まりを設けていることが多いです。

もしスムーズにキャリアアップしていきたいのであれば、働きやすい企業を選んで就職・転職していくことが大切です。

これらのポイントをクリアしているSES企業は、エンジニアがやりがいを持って働きやすい環境をつくることに注力している企業であることが多いです。

特に教育支援制度がある会社は、たとえ転職しても使えるスキルを働きながら手に入れられる場合があるので、エンジニアにとっても嬉しい優良企業です。

活学キャリアでは、キャリアカウンセラー自ら厳選したSES企業と契約しているからこそ、エンジニアの成長を真摯に考えてくれる企業だけをご紹介しています。

カウンセリングから採用までを一括してサポートできるからこそ、定着率98％、紹介実績4000件以上を達成しています。

SESエンジニアが待機期間をつくらないためにできる３つのこと

待機期間は、スキルアップのために役立てることもできる大切な期間ではありますが、スムーズにキャリアアップしていくためにはなるべくない方が良いです。

ここではそもそも待機期間ができないようにするために、普段からエンジニアができることを3つ紹介していきます。

営業担当とのコミュニケーション強化

まず一番大切なのは、営業担当と意思疎通を図ることです。

自分がどんな仕事をしていきたいのか、どんな条件で働いていきたいのか、どんな条件であれば譲歩できるかを確実に伝えましょう。

営業とのコミュニケーションがしっかり図れていれば、危険なクライアントについても教えてもらえる可能性があります

自分が働きやすい案件と確実に出会うためにも、営業担当とのコミュニケーションは綿密にとりましょう。

スキルアップ・資格取得

そもそも高いスキルを持つ人材は多くのクライアントから求められるようになり、選べる案件の幅が広がるので、待機期間が発生しにくくなります。

さらに、たとえ実務経験が少ない人であっても資格を取得していれば、高いポテンシャルを見込んで採用してもらえる可能性が大きく上がります。

待機期間をなるべく作りたくないのであれば、クライアントからの幅広い要望に答えられるように、自分のスキルを広げ、それを証明できる資格を取っていきましょう。

教育支援制度が充実した会社に転職

普段からの自己研鑽が非常に大切ですが、どれだけモチベーションがあっても時間やお金が無くて勉強できないことはよくあります。

スキルが伸び悩むと自分の希望に合った案件に出会いにくくなり、結果として待機期間が発生したり、長期化したりすることになってしまいます。

今後もエンジニアを続けていきたい方や、もっと勉強して知識やスキルを広げたいという方は、教育支援制度がある会社に転職したほうが、効率的にスキルアップもキャリアアップも叶います。

SESの待期期間についてよくあがる質問

特に自宅待機になってしまうと、相談できる人も近くにおらず、不安を抱えて過ごさなければいけない人が多いです。

ここではSESの待機期間について、よく寄せられる質問について解説していきます。

待機期間の間に転職しても大丈夫？

もちろん待機期間中に転職しても大丈夫です。

むしろ案件に入っていない時期であれば、転職に伴う引継ぎの作成や転職後のクライアントへの影響を気にせず転職できるので絶好のチャンスです。

また、待機期間が1か月以上に及んでいたり、待機期間であることを理由に減給されているのであれば、なるべくはやく転職しましょう。

転職に迷っているのであれば、まずは転職エージェントに相談して今の自分に合った仕事にはどのようなものがあるのか聞いてみると視野が広がります。

SESが待機になってしまう一番よくある原因は？

SESが待機になる原因には様々なものがあります。

会社側の原因としては、

等の問題があることが多いです。

などがあげられます。

また、単にタイミングが合わず条件に合った案件が見つからないだけということもあるので、待機期間が発生してもあまり気に病まないようにしてください。

待機期間中に副業しても大丈夫？

待機期間中を含め、副業をしてもいいかどうかは会社の就業規定や契約書で決められているので、まずは確認しておくことが大切です。

とはいえ、もし副業禁止であっても確定申告を自分で行うなどの対策をすることで、会社にバレない範囲で副業をすることはできます。

特にプログラミング系や開発系の仕事で、副業としてできることがあれば、今後のキャリアアップにもつながるのでチャレンジしてみましょう。

【体験談】待機期間が長すぎて転職した話

文系出身だった私は、完全未経験でもエンジニアとして働けると聞いて前の会社に入社しました。

3か月の研修の後現場には入れたものの、学んだことのない言語の仕事を任されてしまい、うまく対応しきれずにその現場は契約解除になってしまいました。

営業担当に事情を説明しましたが、すぐに紹介できる案件はないとのことで結局自宅待機になり、「自宅での待機では勤務実態が完全には把握できないので休業扱いにする」と一方的に通達され、給与は以前の6割ほどになってしまいました。

さらに住宅手当などの手当もなく、転職しようと決意しました。

活学キャリア支援で初回カウンセリングで現状を相談してみて初めて、今の会社がブラックだったと、はじめて知りました。

この方は活学キャリアでのカウンセリングを通じて、案件を紹介してもらえない状態が続くことや、待機期間中に減給されることは当たり前でないと気づき、転職に踏み切りました。

前職での経験からスキル不足についても不安に思われていましたが、活学キャリアで2つのSES企業から内定を獲得したとのことです。

今の会社では入社後の待機期間もなく研修制度も充実しており満足いく働き方ができています。

入社時の契約の時にも、待機期間になっても減給はないこと、待機期間は学習支援制度を活用したり社内SEの仕事を担当できることなど、詳しい説明があったので安心して働き始められました。

待機期間に関する実情などは、自分一人の力ではなかなか見抜けないものです。
本当に働きやすい会社に出会うには、プロのサポートが欠かせないと改めて感じました。

活学キャリアでは、専任のキャリアアドバイザーがカウンセリングから選考対策まで指導してくれるから、自分に本当に合った会社と出会うことができます。

さらに今なら、併設のスクールで資格取得講座を無料で受講することもできます。

SESの待機期間が長すぎたらスキルアップして転職しよう

待機期間は、短期間であればむしろ勉強やスキルアップのためのチャンスですが、長期にわたる場合にはエンジニアとしての実務経験を積めない「ブランク」になってしまいます。

エンジニアにはとにかく即戦力が求められるので、キャリアアップしていきたいのであればなるべく継続的に案件に入り、もし案件に入れなくても資格を取得するなどしてスキルアップすることが大切です。

だからこそ、待機期間が出にくい環境にある会社や、学習支援制度が整っている会社に入って自分が成長できる環境を選んで働いていかなければなりません。

しかし、待期期間の実情までは、転職サイトだけではなかなかわかりません。

本当に自分に合った、そして成長できるような会社に出会うには、転職エージェントに相談することをおすすめします。

活学キャリアでは、ブラック企業を排除した満足度高いキャリア支援を実現しています。
そのため、満足度も98％以上、転職成功立も98.7％以上と高水準です。