転職エージェントは「やめとけ」って本当?その理由やメリット・デメリットを徹底解説

いまや転職の手段として必ず取り上げられる「転職エージェント」ですが、

検索候補に「やめとけ」って言われてるけどなんで?

エージェントってそんなにいいものじゃないってこと?

など、利用に対して不安を抱える方が多いことも事実です。

たしかに転職エージェントによっては担当者の押しが強かったり、ミスマッチ求人を紹介されたりなど、使用前とのギャップを感じることもあります。

本記事では転職エージェントが「やめとけ」と言われる理由やメリット・デメリット、上手に活用するコツについて徹底解説していきます。

目次

転職エージェントはやめたほうがいいの?

転職エージェントが合わなかったり、不満を感じる人はいますが、結論、それでも転職エージェントは積極的に使ったほうが多くのメリットが得られます。

上手に活用して、理想のキャリアをスムーズに実現させた例も少なくありません。

メリットはたくさんありますが、一概に「すべての求職者が使うべき」と断言もできないのが実情です。

なぜ「やめとけ」という声が存在するのか、次の章でその理由について詳しく見ていきます。

「転職エージェントはやめとけ」と言われる理由・デメリット7つ

転職エージェントは大きなメリットがあると前述しましたが、もちろんデメリット、すなわち「やめとけと言われる理由」もいくつか存在します。

その理由はすべての求職者に該当するものもあれば、人によって当てはまるものなどさまざまです。

この章では「転職エージェントはやめとけ」と言われる代表的な7つの理由について、詳しく解説していきます。

担当者都合で自分に合わない求人を紹介されるから

担当者都合で自分に合わない求人を紹介されるのが、転職エージェントを「やめとけ」と言われる一因です。

たとえば自社開発志望なのにSES求人を強く推されたり、レベルが明らかに異なる職種を提示されるケースも見受けられます。

また、身の丈に合う求人しか紹介されないなど、挑戦的な選択肢が限られることもあります。

結果的にミスマッチが起こりやすく、転職後に不満が残るリスクが高まるため、注意が必要です。

なお、SESにも「やめとけ」という声はあり、以下の記事で詳しく解説していますので、気になる方はぜひご一読ください。

転職・就職を急かされるから

転職・就職を急かされることも、やめとけと言われる理由のひとつです。

なぜなら、転職エージェントの担当者は「早期の内定獲得」が成果として評価されやすく、求職者のペースよりもスピードを重視しがちだからです。

たとえば、応募企業を検討中なのに「とりあえず面接を受けてみませんか」と強引に話を進められたり、「人気の求人なので早く決断しないと他の求職者に取られてしまいます」と急かしてくる担当者もいます。

自分のペースでやりたい人にとっては、不向きといえるでしょう。

担当者によって転職支援の質が変わるから

担当者によって転職支援の質が変わるのも、やめとけと言われる原因です。

知識が浅かったり企業本位のスタンスを優先する担当者に当たると、求職者の要望に寄り添わない支援になりやすいです。

また、エージェントによっては求職者の希望条件を十分にヒアリングせず、数ある求人情報を一括で紹介するだけで終わってしまうケースもゼロではありません。

紹介先には中小企業が多いから

転職エージェントから紹介される求人は、中小企業が多い傾向があります。

なぜなら、人気のある大手企業の場合、転職エージェントを使わずとも自社の公式採用サイトから十分な数の応募が殺到するからです。

また、営業力が強いエージェントでない限り、大企業の求人を紹介することは難しいのが現状です。

結果として多くの転職エージェントでは、大企業の求人や独自の求人が少ない傾向にあるので、

大企業を希望していたのに、紹介されるのは中小企業ばかり…

という不満が多いことは否めません。

営業力の強いエージェントを探しているなら、ぜひ活学キャリアをご検討ください。

活学キャリア担当者の営業力が強いため大企業はもちろん、中小企業の隠れた優良求人や非公開求人など、豊富な種類の求人が揃っています。

コンサル型の転職支援で、一人の担当者が求職者と企業を繋げているため、高いマッチ率を実現していることが特徴です。

ぜひ活学キャリアで選択の幅を広げ、さまざまタイプの求人に出会ってみてはいかがでしょうか。

人によってはやり取りが手間に感じるから

転職エージェントとの連絡や面談が頻繁になり、人によってはやり取りそのものを煩わしく思ってしまうのもデメリットです。

エージェントは求人紹介や書類添削などで密にコミュニケーションをとろうとするため、返信や面談のスケジュール調整が負担になります。

さらに、レスポンスが遅い担当者に当たると、余計なストレスを感じることがあります。

連絡が嫌いな方、また自分のペースを大切にしたい方にとっては、手間と感じてしまうでしょう。

人によっては内定時に辞退しにくくなるから

担当者からサポートをたくさん受けていると、人によっては内定を辞退しにくい心理が働きやすいです。

なぜなら、エージェントが企業との調整や書類添削など多くの時間と労力を割いてくれた手前、断ることに対して気まずさや罪悪感を抱いてしまうものだからです。

こんなに尽力してもらったのに断りづらい、申し訳ない…

と感じ、引っかかりを残したまま妥協を正当化し、入社を決めてしまう方もゼロではないと思います。

転職は自分の人生を左右する大事な選択なので、遠慮せず辞退する勇気も必要です。

エリアによっては対応していないから

地方など特定のエリアでは、転職エージェントが対応していないケースがあります。

主に転職エージェントは都市部を中心に求人を扱うことが多く、地方の求人枠はそもそも少ないです。

地方在住の方が登録しても、結果的に「その地域に対応する支店や求人がほとんどない」と言われることがあります。

事前に自分の希望地域に強いエージェントかどうか確認したほうがいいでしょう。

転職エージェントの内情・実情

この章では、転職エージェントの内情および実情について解説していきます。

決して転職エージェントを批判するわけではありませんが、ビジネスとしてこのような現実もあるので、ひとつの参考にしてください。

ビジネスの観点では求職者が「商品」となる

そもそも転職エージェントは、

転職者が企業に入社すると、年収の3割ほどの「紹介手数料」を企業から受け取って、利益を得る

というビジネスモデルです。

言い方はよくありませんが、求職者は「企業へ納品される商品」として扱われるのが実態です。

また、優先度としても「求職者<企業」という構図になりやすいです。

その理由は以下のとおりです。

  • 求職者:一度の転職のために、無料で転職エージェントを使う
  • 企業:継続的にお金(紹介手数料)を払うために、転職エージェントを使う

転職エージェントは「営業職」に他ならない

転職エージェントで働くアドバイザーは、実質的に「人材会社の営業担当」といって差し支えありません。

報酬が入る仕組みとしては、

  1. 転職希望者を企業に紹介
  2. 入社が決まると企業に成功報酬が入る
  3. その一部がインセンティブとして支給される

といった感じで、ハイクラス案件では一件あたり100万円以上となることもあります。

こういった背景から強引な営業手法や虚偽を語る担当者もいるため、求職者はしっかりと知識をもち、注意を払いつつ利用しなければなりません。

「実際に良くない転職エージェントに当たって転職活動に難航し、その後、別の転職エージェントに切り替えたら就活がスムーズに進んだ」という例もあるので、興味のある方はぜひ以下の記事もお読みください。

転職エージェントが増えすぎている理由

一言で転職エージェントといっても、いまやその種類は迷うほどあり「増えすぎ」と言われています。

以下は厚生労働省による、民間職業紹介事業所数のグラフです。

引用:厚生労働省

多少の上がり下がりはあるものの、全体的に見れば右肩上がりであることがわかります。

一見すると求職者としては選択肢が増え、利用しやすくなったようにも思えますが、その裏には「利益率の高さ」や「参入の容易さ」など、特有の背景が潜んでいるのです。

この章では、転職エージェントが増えている主な理由について解説します。

利益が出やすいから

転職エージェントは利益が出て儲かりやすいのが、増えているもっとも大きな理由です。

一般的に転職エージェントは、求職者が採用されるとその企業から「想定年収の30%」ほどの手数料を得られる仕組みです。

求職者の方々が、無料で転職エージェントを活用することができるのはこのためです。

SNSやスカウトサイトを活用して転職を検討している方を数名確保し、その方々に求人を紹介して一人でも採用が決まれば、一度の成約で高い報酬を得ることが可能になります。

もちろん求人数が増えれば増えるほど収益チャンスも拡大し、大手からベンチャーまで参入が相次ぐでしょう。

結果として、多くの事業者が参入しやすく、市場全体が急速に拡大しているというわけです。

参入のハードルが低いから

転職エージェントは、有資格者でなければ立ち上げられないわけではありません。

人材紹介業の許認可さえ取得すれば、比較的小規模でも運営を開始できるのが実情です。

またここ数年で、エージェント同士で企業の求人をシェアできるデータベースやサイトが急激に普及したことも、参入ハードルが下がったきっかけのひとつです。

さらに求人管理や面談もオンラインでできる仕組みが整いつつあり、結果としてさまざまな事業者が次々と参入し、転職エージェント市場の過当競争を招いているのです。

少ないランニングコストでの運営が可能だから

ランニングコストが少ないことも、転職エージェントが増えすぎている理由です。

転職エージェント業は在庫を抱える必要がなく、最小限のオフィススペースで運営できるため、固定費を抑えやすいビジネスモデルです。

さらに、オンラインにおけるリモート面談ができる環境をしっかり整えれば、レンタルオフィスなどでも開業要件をクリアできます。

転職エージェントはやめとけって嘘?活用する7つのメリットとは?

ここまで転職エージェントのデメリット、および「やめとけ」と言われる理由について解説してきましたが、それ以上のメリットはもちろんあります。

そのメリットとして挙げられるのは、主に以下のようなものです。

  1. 非公開求人の閲覧
  2. 無料で使える
  3. 市場や採用に関する動向がわかる
  4. 企業の内情がわかる
  5. 客観的な書類添削や面接対策が受けられる
  6. 企業とのやり取りの手間削減
  7. 選考後のフィードバックや採用後のアフターフォロー

中小企業の求人が多いものの、通常の転職活動では絶対に出会えないような好求人に出会えたり、その求人の内情、そして転職市場全体の動向など情報収集という観点でもメリットが大きいです。

大企業だから絶対良くて、中小企業だから悪いと一概に言えないのが転職の難しいところなんだよね…。

また客観的な視点での対策やフィードバックを目的に、転職エージェントを活用する方もたくさんいます。

転職エージェントを使ったほうがいい人の特徴

転職エージェントにはメリット・デメリットがそれぞれあるため、「使うべきか否かは人による」というのも事実です。

ここからは転職エージェントを使ったほうがいい人と、使うべきではない人をそれぞれ紹介します。

まずは、使ったほうがいい人から見ていきましょう。

転職活動に不慣れで進め方がわからない

転職活動に不慣れで、進め方に自信がない方は、使ったほうがいいでしょう。

なぜなら、自己PRや志望動機の書き方から選考の進め方まで手探りになりがちで、結果として非効率な応募を繰り返したり、せっかくのチャンスを逃してしまう可能性が高くなるからです。

転職エージェントを利用すれば、キャリア相談や書類添削など基礎的なサポートを受けられ、スムーズに活動が進む可能性が高まります。

客観的なアドバイスやフィードバックがほしい

自分では気づきにくい強みや改善点を客観的に指摘してもらえるのは、転職エージェントの大きな魅力です。

とくに書類選考や面接では、自分では気付けない課題点が少なからずあるものです。

自己分析だけでそれを把握するのは無理があるので、第三者視点のフィードバック、および客観的なアドバイスはたいへん貴重なものといえるでしょう。

経歴や職歴に自信がない

誇れる経歴や職歴がない方も、転職エージェントを活用したほうがいいでしょう。

自力での就職活動では応募できる企業(内定をもらえる可能性のある企業)には限りがあり、かつ応募企業にアピールできる要素の整理も大変です。

転職エージェントを活用すれば、担当者が過去の経験や強みをしっかり整理し、説得力のある自己PRを作成してくれます。

また、企業側の視点を踏まえた応募書類の修正や面接対策を提案してもらえるため、自分だけでは気づけない改善点に気づける点もメリットです。

転職エージェントを使わない方がいい人の特徴

ここからは、転職エージェントを使わないほうがいい人の特徴について解説していきます。

転職活動に慣れていたり進め方がわかる

すでに複数回の転職経験がある、もしくは書類対策や面接対策のコツを把握しており、自力で効率的に活動を進められる人は、わざわざ転職エージェントを利用しなくてもいいでしょう。

企業研究や情報収集も問題なくこなせるなら、手数料の発生しない転職サイトや直接応募を選んだほうがスムーズに進みやすいです。

自分で自由に動けるため、余計な手続きややりとりを省ける点もメリットです。

マイペースでじっくり就職活動を進めたい

転職エージェントのサポートは手厚い反面、登録後は頻繁に連絡が来たりなど、内定獲得まで忙しくなる傾向にあります。

スピード感よりも、自分のペースでじっくり慎重に企業を選びたい人からすれば、スケジュール調整や連絡頻度が負担になる可能性も否めません。

急かされるとストレスを感じやすいタイプの方は、転職サイトなどを使いながら一人で情報収集を進め、納得がいくまで考えるほうが結果的に満足度の高い転職につながるでしょう。

応募する企業が決定している

すでに行きたい企業や応募先があらかじめ決まっていて、かつ自分で直接エントリーを進める意思が固まっている場合、転職エージェントの利用は必ずしも必要ではありません。

特定の企業に照準を絞っているなら、サイトや企業の採用ページを活用して応募するほうが、ミスマッチの求人提案や無駄な手間を省けます。

また、転職エージェントを使うと、たくさんの企業の情報に触れることになります。

それはメリットでもありますが、余計な目移りや気持ちの揺らぎも生じ、決断に余計なリソースがかかってしまうデメリットもあるのも事実です。

失敗しない転職エージェントの選び方

ここまで転職エージェントのデメリットや、向いている人とそうでない人などを紹介してきましたが、

じゃあ結局、どんな選び方をすれば転職エージェント選びの失敗を避けられるの?

と思う方もいるでしょう。

転職エージェントの失敗しない選び方には、以下のようなものがあります。

  • 求人数や規模が大きいものから優先的に登録する
  • 「総合型」と「特化型」の違いを理解して選ぶ
  • 実績や口コミ、評判をリサーチする

求人数が比較的多い、また規模が大きく有名なものなどは、それほど大きな失敗はないと考えて差し支えありません。

また口コミや評判のリサーチについては「過去のエージェント利用者の体験談などが顔出しで掲載されているか」など、信憑性にも留意しましょう。

上記の選び方について詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。

転職エージェントを上手に活用するコツ

転職エージェントは使い方次第で、理想の転職を実現することもできますが、前述したデメリットの部分を招いてしまうこともあります。

上手に活用するためにはいくつかの方法があり、主に以下が挙げられます。

  • 複数の転職エージェントを並行して使う
  • 担当者には忖度せず正直な要望を伝える
  • 希望条件は絞りすぎないようにする
  • 転職に有利になる何らかの実績を聞いて制作する

転職エージェントによって注力している求人ジャンルやサポート体制は異なるので、2~3個ほど登録しましょう。

また担当者には素直な要望を伝えつつ、そのうえでなるべく希望条件を広げて探すのがコツとなります。

より詳しく知りたい方は、以下の記事をぜひ参考にしてみてください。

転職エージェントの利用に迷ったら試しに登録してみるのもあり

転職エージェントの利用に迷ったら、まずは登録してみるのもひとつの選択肢です。

なぜなら、登録後に受けられるヒアリングや求人紹介を実際に体験することで、自分の希望やペースに合うかどうかを冷静に判断できるからです。

たとえば担当者との相性がしっくりこない場合は別のエージェントを試すことも可能ですし、複数サービスを比べる中で自分に合った担当者が見つかる例も珍しくありません。

また、ほとんどの転職エージェントは無料で使えるので、使うことで大きく損をするということもありません。

少しでも興味があるなら試しに登録してみることで、得られる情報や選択肢が大きく広がるでしょう。

とはいえ、

担当者に急かされるのとかすごく嫌

結局エージェントもビジネスでやってるし、本当に自分に合うものなんて紹介してくれないのでは?

と思ってしまう方もいるでしょう。

このような不安を抱えている方は、ぜひ「活学キャリア」をご活用ください。

通常のエージェントは「キャリアアドバイザー」と「リクルーティングアドバイザー」は別ですが、活学キャリアは一人がその両方を担当するので、書類添削だけでなく、面接における徹底的なトータルサポートを行ってくれます。

同一の担当者によって書類だけでなく、転職者の「想い」や「ポテンシャル」など、書類以外の魅力を存分に伝えることができるので、限りなく理想に近い転職が実現できるでしょう。

また活学キャリアは、ブラック企業や離職率が高い企業は取り扱っていません。

独自の厳しい基準を満たした求人のみを取り扱っているので、初めて転職する方でも安心して利用できます。

転職エージェント選びに悩んでいる方だけでなく、やりたいことが全く決まっていなかったり、ちょっとした疑問や要望、わがままでも構いませんので、ぜひお気軽に活学キャリア無料カウンセリングにご相談ください。

転職エージェントを活用した方が良い業種3つ

転職エージェントは個々の就活スタイルはもちろん、業種によっても活用すべきか否かが変わってきます。

転職エージェントを活用したほうがいい業種は、主に以下の3つです。

  • IT業界
  • 保育士
  • 看護師

なぜなら、上記の業種はいずれも求人数が非常に多いため、未経験の状態から良質な求人を見抜くのは難しいからです。

また内情なども企業によって大きく異なるので、潔くその道を知るプロに頼るほうが失敗を避けられるでしょう。

ここからは、前述したそれぞれの業界について紹介していきます。

IT業界

IT業界はここ数年で需要が急増している業界で、非公開求人も豊富なため、転職エージェントの利用価値が大きい分野です。

なぜなら、最新の技術動向や企業の開発体制などを熟知するエージェントから的確な提案や面接対策を受けられるからです。

プログラミング経験がゼロ、もしくは少なくても、ポテンシャル採用に積極的な企業を紹介してもらえる可能性が高いです。

おすすめのIT業界向けの転職エージェントについては、以下を参考にしてください。

また、以下はWeb業界向けのおすすめ転職エージェントを紹介しているので、興味のある方は併せてお読みください。

保育士

保育士業界は需要が大きいわりに人材不足が続いており、さらに会社によって条件や待遇に差があるので、転職エージェントを活用するのが得策です。

保育士に強みをもつエージェントは各園の実情や人間関係など、求人票だけではわからない内情を把握していることが多いです。

たとえば残業が少ない園や福利厚生が手厚い職場など、希望に合った条件を見つけやすくなります。

看護士

看護士は常に高い需要があり、こちらも職場環境の違いによって働きやすさが大きく変わるため、エージェントを利用したほうがいいでしょう。

たとえば看護業界は病院やクリニックだけでなく、介護施設などさまざまな勤務先があるので、夜勤の有無や専門性、内情も大きく異なります。

なので、その道に精通したプロに希望を相談のうえ、それに適した求人を紹介してもらうのがベストでしょう。

ちなみに看護士は女性が多く、女性向けの転職エージェントに看護士求人が多く掲載されている傾向にあります。

女性向けのおすすめ転職エージェントについては、以下の記事を参考にしてください。

おすすめの転職エージェント【IT業界】

ここからは、前述した3つの業界に転職したい場合、使うべきエージェントを紹介していきます。

まずはIT業界から見ていきます。

活学キャリア

IT業界への転職を狙うなら、活学キャリアがおすすめです。

活学キャリアは求職者と企業のマッチ率に定評のある転職エージェントで、企業満足度が高く、多くの企業から多大な信頼を得ています。

コンサル型の支援を行っているのが特徴で、一人の担当者が書類添削から面接対策まで一貫してサポートしてくれるので、魅力やポテンシャルを存分に企業へ伝えられます。

さらに、ブラック企業や離職率の高い企業は独自の基準で排除されており、一切取り扱っていないので、初めて転職エージェントを使う方でも安心です。

理想のキャリアを安心してスタートしたいなら、ぜひどんな悩みでも構いませんので、一度無料カウンセリングにご相談ください。

マイナビITエージェント

マイナビITエージェントは、IT・Web業界に特化した転職エージェントで、IT業界での経験が豊富なキャリアアドバイザーが在籍しています。

非公開求人が多いことに定評があり、また独占求人や質の高い案件が多い背景から、多くのIT転職希望者が活用しています。

さらにエンジニアの年収アップ率が70%以上と高く、キャリアアップを目指す方にもおすすめです。 

Geekly

GeeklyはIT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。

年収アップに強みがあり、平均年収アップ額が76万円、転職後の職場定着率が97%と高い実績を誇ります。

また転職におけるスピード感も重視しているので、1日でも早く転職を実現したい方に最適です。

おすすめの転職エージェント【保育士向け】

続いてこの章では、保育士として転職したい方に向けたエージェントを紹介します。

マイナビ保育士

マイナビ保育士は、株式会社マイナビが運営する保育士特化型の転職支援サービスです。

業界に精通したキャリアアドバイザーが、実際に保育園を訪問して職場環境をチェックし、非公開求人を含む質の高い求人を厳選して紹介してくれます。

ブランクのある方でも丁寧にサポートしてもらえるため、復職やキャリアアップを目指す人にも最適でしょう。

さらに入職後もアフターフォローが充実しており、じっくり条件を比較しながら理想の職場を探したい方におすすめです。

保育士ワーカー

保育士ワーカーは、株式会社トライトキャリアが運営する保育士向けの転職支援サービスです。

2025年時点で約2万件の求人を公開しており、保育士ワーカーにしかない非公開求人も多数取り扱っています。

転職サポートも充実しており、給与交渉や採用後のトラブルサポートもついているので、初心者でも安心して就職活動を行えます。

保育のお仕事

保育のお仕事は株式会社トライキャリアが運営している、約5万件の求人を公開する保育士特化型の転職サイトです。

保育士が使いたい転職サイトNo.1に輝く実績があり、検索機能の使いやすさとサポート体制が充実しています。

非公開求人には急募案件や人気園が含まれ、入職前に職場の情報をしっかり把握できるのも魅力です。

おすすめの転職エージェント【看護師向け】

続いて、看護士に向けたおすすめの転職エージェントを解説していきます。

マイナビ看護師

マイナビ看護師はその名のとおり看護士に特化した転職エージェントで、全国に20拠点を展開し、公開求人約9万件(2025年2月時点)と求人数が非常に豊富な点が特長です。

病院や介護施設だけでなく、美容クリニックや一般企業、トラベルナース向けなど多彩な職場を網羅し、好条件・高収入案件も盛りだくさんです。

医療業界の転職支援で実績を積んだアドバイザーが対面面談を重視し、個々の希望や背景をしっかりと把握してミスマッチを抑えてくれます。

看護roo!(看護ルー)

看護roo!(看護ルー)は東証プライム市場に上場する株式会社クイックが運営する看護師専門の総合サイトです。

約6万件(2025年現在)の求人を扱っており、電話で希望条件を伝えるだけで、職場の良し悪しや人間関係などを含めた詳細情報を得られるため、ミスマッチを最小限に抑えられます。

面接対策や書類添削、給与交渉など手厚いサポートも充実しており、初めての転職や職場環境にこだわりたい方におすすめです。

レバウェル看護

レバウェル看護は看護師に特化した転職支援サービスで、全国の病院やクリニック、介護施設など約16万件の求人を扱っています。

正社員や派遣、パートなど柔軟な働き方に対応し、オリコン顧客満足度調査でも

  • 担当者の対応
  • 交渉力
  • 紹介案件の質

で1位を獲得しています。

サービス登録後は担当エージェントとLINEでやり取りできるため、気軽に相談しやすいのも魅力です。

手厚いサポートを重視したい方や、働き方の選択肢を広げたい方におすすめです。

転職エージェントに関するよくある質問

ここからは、転職エージェントに関するよくある質問について回答していきます。

転職エージェントに関する知見を深めるために、ぜひ参考にしてください。

転職エージェントを使ったほうが年収は上がる?

転職エージェントを利用すると、結果的に年収は上がりやすくなります。

なぜなら、求人数が豊富であるうえ、担当者やアドバイザーが効果的なアドバイスやサポートを行ってくれるためです。

ただ、転職エージェントを利用するから必ず昇給する、というわけではありません。

自分の市場価値を上げるために勉強など努力することが前提であり、そのうえでよりよい企業を効率的に探すために転職エージェントを使うことで、年収アップは実現します。

転職エージェントと転職サイトとの違いは?

大まかに言えば、担当者によるサポートの有無です。

転職エージェントは担当者が求人紹介や面接対策など、手厚くサポートをしてくれるのが特徴です。

一方、転職サイトは求人や市場動向といった情報の掲載のみで、自分で求人を検索・応募するスタイルが基本となり、応募書類や面接の準備なども自己管理となります。

自身のペースで動きたいならサイト、専門家の意見を聞きたいならエージェントがおすすめです。

転職エージェントは何社くらい登録するといい?

2〜3社ほど登録するのがいいでしょう。

複数登録すれば、それぞれの得意分野や非公開求人の違いを比較しつつ、自分に合った求人を見つけやすくなります。

ただし、あまり多く登録しすぎるとスケジュール調整や連絡対応に追われ、情報管理が煩雑になりがちです。

転職エージェントの活用は今の会社にバレる?

転職エージェントの利用が、現在勤めている企業にバレることはほぼありません。

エージェント側が企業や第三者へ利用者の情報を漏らすことはないので、自分から言わない限りは心配ないでしょう。

求人への応募時も個人情報の取り扱いには十分配慮されるため、よほど特殊な事情がない限りバレる可能性は低いです。

給与の交渉依頼は転職エージェントにしてもらったほういい?

給与交渉をするなら転職エージェントにしてもらったほうがスムーズでしょう。

ただ、管理職や専門職、ハイクラス求人など上位ポジションなら給与交渉したほうがいいですが、一般職などの立場で行うと企業側の印象を損ねるリスクが大きいです。

交渉するなら自分の年齢や立場、実績・経験の有無で、給料の適正相場を把握したうえで、適度に行いましょう。

なぜ採用企業側も転職エージェントを利用する?

社内リソースを抑えつつ、要件に合う人材を効率的に確保できるメリットがあるからです。

転職エージェントに掲載すると自社の知名度が低くても応募を集めやすくなりますし、人気企業であれば「基準を満たす人材だけを紹介」してもらうこともできるので、選考の手間を大幅に削減できます。

転職エージェントは求職者を見捨てることもある?

事実として、転職エージェントが求職者を見捨てるケースは、ゼロではありません。

なぜならエージェントにとって求職者は「企業に紹介する商品」といった側面があるからです。

スキルや経歴が基準に達していない場合、利益になりにくいため、相応の求人しか提案してもらえない可能性もあります。

大企業は転職エージェントを使わないって本当?

大企業は自社の採用ページで募集をかけても応募が十分に集まるため、転職エージェントを利用するメリットが少ないです。

実際、有名企業や人気企業は知名度が高く、求人を出すだけで多くの候補者を確保できるので、コストのかかるエージェントサービスを使わないケースも珍しくないのです。

相談だけの目的で転職エージェントは使える?

相談だけでの利用も十分可能です。

実際、

将来どのようにキャリアを積むべき?

現職でスキルを磨いてから転職する際の市場の動向は?

など、長期的に見た情報収集や壁打ち相手としてエージェントを活用する人も多いです。

将来的な転職戦略を検討するうえでも、有益なアドバイスを得られる点が大きなメリットです。

まとめ

転職エージェントには、ミスマッチや担当者との煩雑なやり取りなど懸念点もありますが、非公開求人や書類添削などのサポートは大きなメリットとなることは間違いありません。

自分では見つけにくい好条件の案件や、第三者からの客観的なアドバイスを得られるため、キャリア形成を効率的に進められるようになるでしょう。

転職エージェントとの相性などで活用に二の足を踏んでいる方は、ぜひ活学キャリア無料カウンセリングにご相談ください。

利用者のほとんどが未経験者でありながら、転職成功率98.7%・実績4,000人以上の実績があります。

同一担当者が書類添削から面接対策まで徹底支援してくれるので、やりたいことが漠然としていたり、もしくはまったく見えていない方でも問題ありません。

ぜひ無料カウンセリングを活用し、いっしょに理想のキャリア像を考えることから始めていきましょう!

転職成功者インタビュー

アドバイザーに相談してみる

お気軽にご相談ください。

目次