「インフラエンジニアは副業できるのか?」
「インフラエンジニアの副業案件はどうやって探せばいいのか?」
インフラエンジニアの副業について上記のように悩む方は多いです。
インフラエンジニアはサーバーやネットワークを扱う職種であり、企業のITインフラを支える重要な役割を担っています。
副業でできるインフラエンジニアの仕事は多々ありますが、効率的な仕事の獲得方法や高単価案件を獲得するために必要な準備などについては知らない方も多いです。
今回の記事では、インフラエンジニアの副業について、仕事内容やメリット、副業案件の探し方などについてお伝えしていきます。
- インフラエンジニアが副業でできる仕事内容は、インフラ構築や運用・保守など幅広い
- 副業をすることで収入が増え、スキルアップもできる
- 副業で案件を見つける方法
- 副業するためにはスキルや実績が必要
インフラエンジニアは副業できる
インフラエンジニアはスキルや実績をアピールできれば副業が可能です。
IT化が進む現代において、ITインフラを支えるインフラエンジニアの需要は高いです。
また、少子高齢化や日本のIT教育の遅れなどにより人材が不足しているため、副業で働けるインフラエンジニアを求める企業は増えています。
こうした時代背景もあり、インフラエンジニアもスキルを活かせるインフラ構築や運用、さらにスキルと経験次第では、ITコンサルタントやスクール講師などの副業案件を獲得しやすい傾向にあります。
そのようなメリットがある一方で、インフラエンジニアでのデメリットもあります。
内容についてはこちらで解説していますので参考にしてください。
副業でできるインフラエンジニアの仕事内容
副業でできるインフラエンジニアの仕事内容は下記6つです。
- クラウド環境でのインフラ構築
- オンプレミスでのインフラ構築
- ITインフラの運用・保守
- ITインフラに関するコンサルティング業務
- インフラエンジニアの講師案件
- インフラエンジニアに関するライティング業務
一つ一つ詳しく説明していきます。
クラウド環境でのインフラ構築
IT化が進む現代においてインフラもクラウド化が進んでおり、クラウド環境でサーバーやネットワークなどのインフラ構築を行う副業の仕事はとても増えてきています。
クラウド化の流れは今後も進んでいくため、仕事を通じてスキルアップすれば、将来的に活躍できるインフラエンジニアを目指すことが可能です。
リモートでできる案件も多いため、インフラエンジニアとしての業務経験やクラウドの知識があれば、クラウド環境でのインフラ構築の副業案件を獲得できるでしょう。
オンプレミスでのインフラ構築
企業やデータセンターなどで作業を行うオンプレミスのインフラ構築の副業案件もあります。
「オンプレミス」とは、サーバー機器などのハードウェアやアプリケーションなどのソフトウェアを自社で用意して運用する形態のことを指します。
ITインフラをオンプレミスで構築する場合、サーバー機器やネットワーク機器を企業内やデータセンターなどに設置することが必要です。
現場での作業となるため、機器を使った作業の経験や現場のメンバーとのコミュニケーションスキルが求められます。
ITインフラの運用・保守
既に構築されているITインフラの運用・保守を任される副業の仕事もあります。
ITインフラは常に正常に稼働している必要があるため、サーバーの監視や障害発生時の対応などが必要です。
オンプレミス型のITインフラの場合、実際に企業に出向いて作業する必要があります。
運用・保守が24時間必要なITインフラや、土日もインフラエンジニアを必要とする企業が多いため、副業の仕事を獲得しやすいでしょう。
ITインフラに関するコンサルティング業務
企業のITインフラに関してアドバイスを求める企業は増えているため、コンサルティング業務も多い案件の1つです。
コンサルティングの副業案件は継続案件だけでなく単発案件も多いため、短期間だけ副業したい人にも向いています。
また、インフラエンジニアとしての知識だけでなく、コミュニケーションスキルや経営的な視点も必要となるため、難易度が高い分高単価な案件も多いです。
インフラエンジニアの講師
未経験者や経験の浅いエンジニア向けのインフラエンジニアスクールや動画教材は増えており、講師案件の需要は増えています。
インフラエンジニアの需要が高まっており、インフラエンジニアスクールや動画講座などの講師として活躍できる場が近年広まってきました。
インフラエンジニアの経験があれば、現場で必要な知識やスキルに精通しているため、分かりやすい講義を実施できるでしょう。
インフラエンジニアに関するライティング業務
インフラエンジニアに関する情報を提供するメディアは増えており、ライティング業務の副業案件は多いです。
専門領域を有するジャンルとなるため、通常のライティング業務と比較して高単価な副業案件を獲得できます。
また、ライティングの副業案件は仕事する時間が自由な場合が多いため、スキマ時間や土日などを活用して稼ぎやすいです。
主なインフラエンジニアの仕事については、こちらで詳しく紹介しています。気になる方はぜひご覧ください!
インフラエンジニアが副業するメリット
インフラエンジニアが副業するメリットは下記3つです。
- 収入が増える
- インフラエンジニアのスキルが高まる
- 人脈が広がる
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
収入が増える
インフラエンジニアが副業した場合、仕事の稼働時間や成果に応じて収入を増やせます。
会社員の給料は毎月ある程度決まっており、収入を短期間で大幅に上げることは難しいです。
副業の場合、仕事における稼働時間や成果に応じて収入が得られるため、会社員の給料以外で収入が得られるようになります。
また、自分のスキルや経験に比例して時間単価を高めることも可能です。
インフラエンジニアのスキルが高まる
副業の仕事を通じて様々な業務に挑戦できるため、インフラエンジニアとしてのスキルを高められます。
本業が会社員の場合、会社から仕事を任されるため、やりたくない仕事や自分の成長に繋がらない仕事をする機会が多いです。
一方で副業の場合、自分の伸ばしたいスキルや経験したい業務に合わせて仕事を獲得できます。
本業の時間以外でスキルアップできるため、インフラエンジニアとしての市場価値を高められ、転職や独立の際に有利となるでしょう。
人脈が広がる
副業すれば様々な人と繋がりを持つことができるため、人脈を広げられるというメリットもあります。
会社員の場合、所属する会社や自分の仕事で関わる人としか繋がりが生まれないため、人脈を広げにくいです。
副業すれば仕事を通じて他の会社や業界の人と接点が持てるため、将来的に仕事依頼に繋がる可能性のある人脈を広げられます。
また、副業に興味をお持ちの方は、以下の記事もよく読まれていますので合わせてご参考ください。
インフラエンジニアが副業するデメリット
インフラエンジニアが副業するデメリットは下記2つです。
- 本業以外の仕事が増え、多忙になる
- 確定申告の勉強が必要になる
それぞれのデメリットについて詳しく見ていきましょう。
本業以外の仕事が増え、多忙になる
副業案件を獲得すれば仕事の負担が増えるため、健康や時間管理に注意が必要です。
副業をするためには本業以外にも仕事の時間を確保しなければなりません。
仕事の時間が増えて体調面や精神面での負担が増えることがあるため、副業するためには高い自己管理能力が求められます。
確定申告の勉強が必要になる
副業をする場合、収入が一定金額を超えると確定申告が必要になるため、その知識も勉強しなければなりません。
確定申告については難しい内容も多いため、勉強にかかる時間や労力を面倒に感じる人も多いです。
また、確定申告の対策をおろそかにしてしまうと、税務署から指摘されて延滞税などを支払う必要があるため、注意しましょう。
インフラエンジニアの副業の報酬相場は案件内容により異なる
インフラエンジニアの副業の報酬相場は、案件で求められるスキルや実績により異なります。
例えば、ITインフラに関する高いスキルや要件定義などの上流工程の経験が求められる案件の場合、報酬は高いです。
副業案件も多数紹介されているITプロパートナーズでは、経験が浅いインフラエンジニア向けの週2日で報酬が月19万円以下の副業案件があります。
一方で週3日で月40万円程度稼げる案件もあるため、インフラエンジニアとしてのスキルや実績がある場合、より高い報酬を得ることが可能です。
インフラエンジニア以外にも、Pythonでの副業で稼ぐ方法などが知りたい方はこちらを参考にしてみてください!
インフラエンジニアの副業案件の探し方
インフラエンジニアの副業案件の探し方は下記3つです。
- クラウドソーシングサービスを活用する
- エージェントサービスを活用する
- 知人や友人に紹介してもらう
それぞれの探し方について確認していきましょう。
クラウドソーシングサービスを活用する
クラウドソーシングサービスを活用すれば、個人でも自分のスキルや実績に合った副業案件を探せます。
副業などの個人で活動する方が増えているため、個人でも案件を獲得しやすいクラウドソーシングサービスの需要は高いです。
また、クラウドソーシングサービスで案件を獲得した場合、契約や報酬の振込などの作業も簡易的に進められます。
副業における面倒な手続きを減らし、効率的に案件探しを進めていきましょう。
エージェントサービスを活用する
エージェントサービスを活用すれば、自分の希望条件に合った副業案件を紹介してもらえます。
エージェントに案件探しを任せれば、自分で仕事を探す手間が省けるため、効率良くインフラエンジニアの副業案件を探すことが可能です。
エージェントサービスでしか紹介していない非公開求人も多く、エージェントに相談しなければ出会えない優良案件を見つけられる可能性もあります。
しかし、副業案件を獲得するには経験やスキルを習得していなければならないことが多いです。
もし、将来的に副業ができるよう未経験からインフラエンジニアに就職したいなら、こちらのエージェント「活学キャリア」がおすすめです。
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知人や友人に紹介してもらう
知人や友人にインフラエンジニアの副業案件を紹介してもらうのも一つの手です。
過去のクライアントやエンジニアなどの人脈を活用すれば、自分のスキルや実績を活かせる副業案件を獲得することが可能です。
また、知人や友人であれば仕事の詳しい内容を把握できるため、安心してインフラエンジニアとしての副業を始められます。
インフラエンジニアが副業するための準備
インフラエンジニアの副業に必要な準備は下記4つです。
- 就業規則を確認する
- 事前に副業する時間を確保する
- スキルアップする
- ポートフォリオを準備する
それぞれの準備内容について見ていきましょう。
就業規則を確認する
従業員の健康管理や情報漏洩防止のために副業を禁止している企業は多く、事前に就業規則で副業が可能か確認しておく必要があります。
また、副業禁止の場合、確定申告の際に住民税の支払いを「普通徴収」にするなど、会社に副業していることが見つかりにくくするための対策が求められます。
後々トラブルにならないように就業規則で副業が可能か確認しておくようにしましょう。
事前に副業する時間を確保する
インフラエンジニアが副業する場合、副業は本業以外の時間で行う必要があるため、事前に副業に向けたスケジュール管理が必要です。
残業が多い方やプライベートの予定が多い方の場合、副業案件を獲得した後に仕事ができず、クライアントに迷惑をかけてしまう可能性があります。
仕事が終わらずにトラブルに発展する可能性もあるため、副業のための時間を事前に確保し、余裕をもって副業を開始できるように準備しておきましょう。
スキルアップする
インフラエンジニアが副業するためには、仕事を獲得するためにITインフラに関する知識や現場経験を積んでいく必要があります。
インフラエンジニアの仕事は常に最新の技術が求められるため、日々勉強し知識をアップデートしなければなりません。
日々の業務や業務時間外を有効活用し、インフラエンジニアに関する知識やスキルについて自分から学習する意欲が必要です。
副業案件を獲得するための準備として、資格の勉強やインフラエンジニアスクールなどを通じてスキルアップしていきましょう。
インフラエンジニアのやりがいを中心に、仕事内容や必要なスキルをわかりやすく解説していますので、ぜひご覧ください!
ポートフォリオを準備する
ポートフォリオで自分のスキルや実績をアピールできれば、仕事を獲得できる可能性が高まります。
ポートフォリオを作成する際は、可読性を高め、読む人がひと目で内容を理解できるようにしておくことが必要です。
自分で作成した設計書やネットワーク構成図、サーバーの構築手順書などをまとめ、アピールできるように準備しておきましょう。
インフラエンジニアは副業で稼げる
今回の記事では、インフラエンジニアの副業について、仕事内容やメリット、副業案件の探し方などについてお伝えしてきました。
インフラエンジニアができる副業の仕事は、インフラ構築や運用・保守、コンサルティングなど様々です。
スキルや実績があればインフラエンジニアとして副業で稼げるようになります。
未経験からインフラエンジニアを目指す場合、必要な知識やスキルを講師のサポートを受けながら学べる活学ITスクールがおすすめです。
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未経験からでもインフラエンジニアを目指しやすいため、活学ITスクールで学ぶことを検討してみてください。