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サーバーエンジニアに向いている人はどんな人?未経験からの道筋も解説


サーバーエンジニア志望なんだけど、自分に勤まるかな?
新しい職種にチャレンジする時は、皆不安なものです。
特にIT関係は、特別なスキルがいるイメージがあり、自分に向いているのか判断しづらいため、チャレンジするか迷ってしまう方も多いかもしれません。
なので、本記事ではどういった方がサーバーエンジニアに向いているのかを一度整理してみたいと思います。
サーバーエンジニアがそもそもどのような職業なのか分からないという方は、こちらも併せてご覧ください。
あわせて読みたい⇒サーバーエンジニアとはどんな職業?これを読めば全てがわかる!
仮に、この記事で自分には向いていないと思ったとしても、あきらめるのはまだ早いです!
向いているかどうかの最終判断をするためには、何よりプロに聞いてみるのが一番です。
転職エージェント「活学キャリア」は、多くの未経験者をサーバーエンジニアデビューさせるお手伝いをしてきました。
サーバーエンジニアに向いていないのでないかと自己判断されていた方が、立派にエンジニアとして働いてるという例はたくさんあります。
なのであきらめてしまう前に、一度無料カウンセリングにいらっしゃいませんか。
ともにサーバーエンジニアとしての未来について考えてみましょう。
サーバーエンジニアに向いている人の特徴6選
まず一般的にサーバーエンジニアに向いている人の特徴をいくつか挙げてみたいと思います。
ただし、これに当てはまらないからといって、サーバーエンジニアとしてやっていけないというわけではないので注意してください。
機器をいじるのが好きな人
サーバーエンジニアは、物理サーバーやネットワーク機器のセットアップ、設定変更などを行う機会が多いため、機器を扱うことが好きな人に向いています。
ハードウェア(機器)の構造に興味があり、特に自作PCなどを触るのが好きな人には適した職種です。
論理的思考が得意な人
サーバーの構築やトラブルシューティングでは、原因を論理的に考え、適切な対応を取ることが求められます。
どこに原因があるのか、どの記録を確認すれば答えにたどり着けるのかを地道に、論理的に筋道立てて考えられる人はサーバーエンジニアに向いています。
新しい技術の習得に前向きな人
サーバーの技術は日々進化しており、新しいサービスやセキュリティ対策が次々に登場します。
そのため、最新の技術に興味を持ち、積極的に学ぶ姿勢がある人が活躍しやすい分野です。
サーバーエンジニアに必要な勉強や資格について深く知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
慎重かつ正確に作業できる人
サーバーの設定ミスは、業務システムの停止やセキュリティリスクに直結します。
そのため、細かい設定を正確に行い、変更時にはバックアップを取るなど、慎重な作業ができる人が求められます。
問題解決が好きな人
サーバー障害やネットワークトラブルが発生した際、原因を特定し、素早く解決する力が求められます。
トラブルの発生を前向きに捉え、解決する過程を楽しめる人はサーバーエンジニアとして成長しやすいでしょう。
コミュニケーション能力がある人
サーバーエンジニアは、他のエンジニアやクライアントと連携しながら業務を進めることが多いため、円滑なコミュニケーションが重要です。
サーバーに関する専門的な内容を分かりやすく伝える力や、トラブル対応時に適切な報告・連絡を行う力が求められます。
逆にサーバーエンジニアに向いていない人
何事も向いている人もいれば、向いていない人もいます。
向いていない場合は、早めの方向転換が肝心です。
休日や夜間の出勤が嫌な人
サーバーエンジニアは、システムのメンテナンスや障害対応のために、夜間や休日に作業が発生することがあります。
企業によっては緊急の対応が求められることもあるため、完全な定時勤務を希望する人には向いていません。
ただし、休日・夜間の仕事を担当するのは、サーバーエンジニアの中でも、保守担当の人です。
しっかりした会社では、ずっと保守業務ばかりということはなく、2年目3年目と年次が進めば、設計業務へと進むことになります。
1年くらいなら頑張れるということであれば、決してサーバーエンジニアを諦める必要はありません。
ただ、ブラックな会社の場合、この限りではないので、しっかりした会社を選びましょう。
とはいえ、どの企業がまっとうなのかを見極めるのは難しいですよね。
そんな時は、プロの意見を聞くのが簡単かつ確実な方法です。
転職エージェント「活学キャリア」では、しっかりキャリアアップしていける優良求人のみをご紹介していますので、興味のある方は、ぜひ無料カウンセリングからお問い合わせください。
プレッシャーに弱い人
サーバー障害が発生すると、復旧までの時間がシビアに設定され、プレッシャーのかかる状況での迅速な対応が必要になります。
冷静に状況を分析し、適切な判断ができる人でないと、長期的に働くのが難しいかもしれません。
コミュニケーションが極端に苦手な人
サーバーエンジニアは、単独で作業することもありますが、他のエンジニアや関連部署と連携する機会が多くあります。
特に障害発生時には、状況を正確に伝えたり、関係者と協力したりする能力が必要です。
極端にコミュニケーションが苦手な人には厳しい環境かもしれません。
ルーティンワークが苦手な人
サーバーの運用・保守には、定期的なバックアップや監視業務、マニュアルに沿った作業が含まれます。
こうしたルーティンワークが苦手で、常に新しい刺激を求める人には向いていません。
ルーティンワークしかやりたくない人
逆に、決まった作業だけをこなしたいという人も、サーバーエンジニアには向いていません。
新しいシステムの導入やトラブル対応など、臨機応変な対応が求められる場面が多いため、変化を嫌う人には厳しいでしょう。
新しい技術を学ぶのが苦手な人
IT業界は日々進化しており、サーバーの技術も変化し続けています。
新しい技術に対応するための学習を避けてしまうと、スキルが陳腐化し、仕事の幅が狭くなってしまいます。
学び続ける姿勢がないと、サーバーエンジニアとして成長するのは難しいでしょう。
ここで挙げたいくつかに当てはまったからといってすぐにあきらめる必要はありません。
自分では苦手と思っていても、実際にはそうでもないといったケースもあります。
客観的に判断したいなら、「活学キャリア」の無料カウンセリングをおすすめいたします。
活学キャリアはこれまで多くの方のサーバーエンジニアデビューをお手伝いしてきたので、見る目は確かです。
是非お気軽にご利用ください。
サーバーエンジニアの年収・将来性
サーバーエンジニア(管理・運用)の年収は、厚生労働省の職業情報サイトjob tagによれば、年齢ごとに以下の様に推移します。
経験やスキル、勤務先によって異なりますが、おおよその目安は以下の通りです。
未経験・初心者(1~3年) | 年収300万~450万円 |
中堅エンジニア(3~7年) | 年収450万~650万円 |
上級エンジニア(7年以上) | 年収650万~800万円以上 |
マネージャー・スペシャリスト | 年収800万~1,000万円以上 |
特に、セキュリティ関連のスキルを持っていると、市場価値が高まり、年収アップにつながりやすいです。
また、デジタル化推進などにより、サーバーエンジニアの高需要は今後も続くと考えられるので、年収は維持されるか上昇していくでしょう。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。年収をさらに上げる方法などを特集しています。
サーバーエンジニアのやりがい
サーバーエンジニアのやりがいとしては、以下があります。
・インフラを支える重要な役割
・技術の進化を体感できる
・需要が高く、安定したキャリアを築ける
・チームワークで課題を解決する充実感
詳しい内容については以下の記事で解説していますので、ぜひ併せてお読みください。
サーバーエンジニアの大変な点
サーバーエンジニアが苦労する点としては、以下がよく言われています。
・夜間・休日対応が多い
・責任が重い
・トラブル対応がストレスフル
・スキルの更新が必須
・サーバー監視業務がきつい
・給与が割に合わないこともある
・業務範囲が広く、求められる知識が膨大
・ルーチンワークが多く、成長を実感しにくい
詳しくは以下の記事で、どう対処するかも含め特集していますので併せてチェックしてください。
サーバーエンジニアのキャリアパス
サーバーエンジニアは、経験を積むことでさまざまなキャリアパスを選択できます。
ここでは、主なステップアップの道筋を紹介します。
1. 初級エンジニアからのステップアップ
経験を積んで、運用・保守→設計・構築とステップアップします。



ただし、ブラック企業に引っ掛かってしまうと、ずっと保守ばかりやらされる…なんてケースもあるので注意が必要です!
2. クラウドやセキュリティへの展開
近年はクラウド技術やセキュリティの重要性が高まっており、サーバーエンジニアが次のステップとして以下を目指すことが多いです。
・クラウドエンジニア(AWS、Azure、GCP などの設計・運用)
・セキュリティエンジニア(サーバーのセキュリティ対策や監査)
3. マネジメントやアーキテクトへのキャリア
技術を極めるだけでなく、次のように、チームをまとめたり、システム全体の設計を担う道もあります。
・リードエンジニア(チームの技術的リーダーとして育成や指導を担当)
・アーキテクト(システム全体の設計を考案し、技術選定を行う)
・ITマネージャー (経営目線でIT戦略を策定)
詳しくは以下の記事で解説しています。是非併せてお読みください。
未経験からサーバーエンジニアに挑戦するには
未経験からサーバーエンジニアになることは十分可能です。
ただししっかり準備することが必要です。
以下を着実にこなせば、決して困難な道ではありません。
1. IT基礎知識を学ぶ
未経験からサーバーエンジニアを目指すなら、まずはITの基礎知識を身につけることが大切です。
以下のような、分野の基本から学ぶとよいでしょう。
・ネットワークの基礎(IPアドレスなど)
・Linux(サーバーのよく使われるOS)の基本操作(コマンド、ファイル操作など)
・サーバーの仕組み
2. 実際に手を動かして学ぶ
知識を学ぶだけでなく、実際に手を動かして学ぶことが重要です。
例.Linux環境を構築する
3. 資格を取得する
資格は学習の指標になり、転職時のアピール材料にもなります。特におすすめなのは以下の資格です。
・ITパスポート(ITの基本知識を学べる)
・LPIC-1(またはLinuC-1)(Linuxの基礎知識を証明できる)
・CCNA(ネットワークの知識を深められる)
サーバーエンジニアに必要なスキル・資格
サーバーエンジニアにとってスキルとは、自身の価値を高めるための手段です。
スキルを身につけることで、より高度な業務に対応できるようになり、キャリアの幅も広がっていきます。
具体的には、以下のスキルです。
・サーバー設計・運用・保守のスキル
・クラウドサービスを扱えるスキル
・セキュリティを扱えるスキル
・仮想化・コンテナ化の知識
そして、自身の持っているスキルを証明するためには、何よりも資格です。
以下の記事では、サーバーエンジニアにおすすめのスキル・資格を特集しています。
効率的な学習方法についても扱っていますので、ぜひご確認ください。
サーバーエンジニアに向いている人に関する質問
ここでは、サーバーエンジニアを目指す方からよくある質問にお答えします。
文系出身でもサーバーエンジニアになれる?
文系出身でもサーバーエンジニアになることは可能です。
実際に、未経験から学習を重ねてエンジニアとして活躍している文系出身者も多くいます。
文系でもできるということを示すために、以下をおすすめします。
・ITの基礎知識を学ぶ(ネットワーク、Linux、クラウドの基礎)
・実機や仮想環境での実践的な学習(サーバー構築やコマンド操作の経験を積む)
・資格取得を活用する(LPIC、CCNA、AWS認定など)
学習意欲があれば、着実にスキルを習得し、サーバーエンジニアとして活躍できるでしょう。


サーバーエンジニアに向いているか確かめる方法は?
サーバーエンジニアに向いているかを確かめるには、以下の方法を試してみるのがおすすめです。
・実際にサーバーを触ってみる
→ Linux環境を構築し、基本的なコマンド操作を学ぶ。
・ネットワークやサーバーの勉強をしてみる
→ 書籍やITスクールなどで学習し、興味が持てるか確認する。
・簡単な資格試験を受けてみる
→ ITパスポートやLPIC Level1などの資格勉強を通じて適性を確認する。
・サーバーエンジニアの業務を調べる
→ 仕事内容を知り、自分がやってみたいと感じるか考えてみる。
サーバーエンジニアに向いていない場合、他にどんな職種がある?
サーバーエンジニアに向いていないと感じた場合、IT業界には他にもさまざまな職種があります。
・プログラマー(Webエンジニア、アプリ開発など)
→ コードを書くのが好きな人向け。
・ITサポート・ヘルプデスク
→ ユーザー対応やトラブル解決が得意な人向け。
・セキュリティエンジニア
→ ITセキュリティに興味がある人向け。
・データアナリスト
→ 数字や統計を扱うのが得意な人向け。
IT業界は幅広いため、自分の得意なことや興味のある分野を見つけることで、別のキャリアパスも開けるでしょう。
最後に大切なのは適性よりもやる気!しっかり準備して挑戦しよう
サーバーエンジニアに向いている人としては以下が挙げられます。
・機器をいじるのが好きな人
・論理的思考が得意な人
・新しい技術の習得に前向きな人
・慎重かつ正確に作業できる人
・問題解決が好きな人
・コミュニケーション能力がある人
ただ、最も大切なのは「適性」よりも「やる気」 です。
サーバーエンジニアは、ITインフラを支える責任のある仕事です。
なので、この仕事に意義を感じていることが何より大切です。
適性に不安を感じるよりも、「やってみよう!」という気持ちを大切にしましょう。
しっかり準備をして挑戦すれば、未経験からでもサーバーエンジニアとして活躍できる道は必ず開けます!
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