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インフラエンジニアのやりがいとは?現場で感じる5つの価値とリアルな体験談


インフラエンジニアって地味だよね?



やりがいって感じられるの?
そんな疑問を持つ方もいるかもしれません。
でも実は、インフラエンジニアこそ“社会を裏から支える縁の下の力持ち”。
目立たなくても、なくてはならない存在です。
この記事では、現場での実体験やリアルな声をもとに、やりがいの本質をわかりやすくまとめました。
ぜひ参考にしてください!
- インフラエンジニアがやりがいを感じる5つの瞬間
- 実際に働いている人の体験談と本音とは?
- やりがいを感じやすい職場の特徴
- “やりがいある働き方”を実現するためのコツ
インフラエンジニアが語る“やりがい”5選【共感されるリアルな瞬間】
インフラエンジニアとして働く中で、実際に「やりがいを感じた」と語る声には、共通する瞬間があります。
ここでは、そのリアルな体験を5つ紹介します。
「そもそもインフラエンジニアってどんな仕事?」という方はこちらをご覧ください。


- 社会インフラを支えている実感がある
- チームと連携して大きなトラブルを乗り越えた達成感
- ユーザーからの「ありがとう」が直接届く
- 最新技術を扱える面白さ
- 安定稼働が当たり前だからこそ求められる「縁の下の力持ち」的な誇り
1. 社会インフラを支えている実感がある
インフラエンジニアの仕事は、企業のシステムだけでなく、公共機関や医療・交通など、日常生活に直結するシステムを支えることも多くあります。
そのため、「自分の仕事が誰かの生活を支えている」と実感できるのは、大きなやりがいです。
たとえば、災害時に止まらず稼働し続ける通信インフラや、病院のシステムを支える保守運用など、自分の仕事が「社会貢献」と直結していることを実感できる瞬間があります。
2. チームと連携して大きなトラブルを乗り越えた達成感
システムトラブルやネットワーク障害など、緊急対応が必要な場面では、エンジニア同士が一丸となって対応します。
チームで連携し、夜を徹して問題解決にあたることもありますが、乗り越えたときの達成感は格別です。
「ありがとう、復旧して本当に助かった」
そんな言葉をもらえると、苦労した分だけ心に残ります。
3. ユーザーからの「ありがとう」が直接届く
BtoBの現場では、クライアント企業の担当者から直接感謝の言葉をもらうこともあります。
システムが安定して動いていると「意識されない存在」になりがちですが、だからこそ障害対応や改善提案などが評価されると、やりがいが一層大きく感じられます。
「地味でも確実に価値がある」
その実感が、エンジニアとしての自信につながります。
4. 最新技術を扱える面白さ
クラウド技術やゼロトラスト、コンテナ技術など、インフラの世界は地味なようでいて技術革新が激しい分野です。
常に学び続ける必要はありますが、「今この業界でしか触れられない技術を扱っている」という刺激は、やりがいのひとつです。
スキルが直接仕事に活かされ、「成長が実感できる環境」で働けることは、技術者にとって大きなモチベーションになります。
将来性の高いインフラエンジニアに求められるスキルや、なる方法はこちらの記事で解説しています。


5. 安定稼働が当たり前だからこそ求められる「縁の下の力持ち」的な誇り
インフラエンジニアの仕事は「問題が起きないこと」が最大の成果です。
だからこそ、誰にも気づかれないまま一日を終えることに価値があります。
「普通に使えて当たり前」な状態を守る難しさと責任。
それを知っているからこそ、プロとしての誇りを持って働いている人が多いのです。
転職者の声|「やりがいを感じた瞬間」をインタビュー
インフラエンジニアとして働く人たちに、やりがいを感じた瞬間を聞きました。
- 未経験から構築現場に立てたとき
- 大規模システム障害の復旧を担当した経験
- 初めて一人で設計した構成が採用された日
未経験から構築現場に立てたとき
文系出身・IT未経験で入社したAさん。最初は簡単な運用から始まりましたが、半年後に小規模なネットワーク構築を任されました。
「初めて自分で作った構成図が採用されて、実際に動いたとき、“自分でもインフラエンジニアとしてやっていける”と自信が持てました」
学び続けた成果が形になる瞬間は、大きなやりがいになります。
大規模システム障害の復旧を担当した経験
障害発生のアラートが鳴ったのは深夜3時。
10人以上が関わる緊急対応チームの中で、ネットワーク切り分けとログ解析を担当したBさん。
「復旧できたとき、あの緊張感の中で冷静に動けた自分にちょっと誇りを持てました」
プレッシャーを乗り越えた先にある達成感は、現場を知る者にしかわからないやりがいです。
初めて一人で設計した構成が採用された日
中堅インフラエンジニアのCさんは、上司のサポートなしで設計を任されたプロジェクトで、提案した構成がそのまま採用されました。
「設計レビューで“よくできてる”と褒められたとき、本当に嬉しかったです。日々の積み重ねが認められた瞬間でした」
他にも未経験からインフラエンジニアとして活躍しているインタビュー記事です。
参考にしてみてください!


「やりがい」と「きつさ」は紙一重?乗り越えるからこそ価値がある
インフラエンジニアは、やりがいの裏に“きつさ”がついて回ることも事実です。
そのことから「やめとけ」と言われる噂も、、。
インフラエンジニアやめとけと言われる理由については、こちらで詳しく解説していますので参考にしてください。


- 夜勤や障害対応の現場で感じるプレッシャー
- 学び続ける姿勢が“評価”に変わる瞬間
- やりがいを実感するには、自分から働きかける姿勢も大切
夜勤や障害対応の現場で感じるプレッシャー
24時間365日動き続けるシステムを支える以上、トラブルは避けられません。
特に夜間の対応や休日出勤は体力的にも精神的にもハードですが、「頼られている感覚」が逆にモチベーションになることもあります。
学び続ける姿勢が“評価”に変わる瞬間
新しい技術が次々登場するインフラ分野では、常に学び続ける必要があります。
しかし、その学びが実務に直結し「現場で役立った」と感じた瞬間は、自分の努力が報われたと感じられます。


やりがいを実感するには、自分から働きかける姿勢も大切
待っているだけではやりがいは得られません。
自分から改善提案をしたり、新しいツールを試したり、行動することでこそ「自分で選んだ仕事」としての喜びが生まれます。


「やりがい」を感じやすい職場の特徴とは?
職場環境によって、やりがいの感じ方には大きな差があります。
- 主体性を尊重してくれる現場
- 若手でも裁量が与えられる文化
- サポート体制が整っていて挑戦を応援してくれる


主体性を尊重してくれる現場
単なる作業者としてではなく、一人の技術者として意見や提案が尊重される環境では、やりがいを感じやすくなります。
「それ、やってみよう」と言ってくれる上司の存在は、成長の後押しにもなります。
若手でも裁量が与えられる文化
年次に関係なく、やる気や提案次第で仕事を任せてくれる職場では、自分の成長をダイレクトに感じられます。
仕事に責任を持てること=やりがい、という構造が自然に生まれます。
サポート体制が整っていて挑戦を応援してくれる
チャレンジには失敗がつきもの。
だからこそ、フォローしてくれる先輩や仕組みが整っている職場は安心感があり、結果的に前向きな挑戦がやりがいにつながります。
【まとめ】“やりがい”を感じる働き方に出会うには?
インフラエンジニアのやりがいは、表に出にくいからこそ、本人が一番よく知っているものです。
「社会を支えている」「誰かの役に立てている」「技術者として成長できている」と実感できることが、モチベーションや誇りに変わります。
これからインフラエンジニアを目指す方も、転職を検討している方も、自分なりの“やりがい”に出会える環境を探してみてください。
活学キャリアでは、インフラエンジニアとしての働き方やキャリア相談も可能です。
やりがいのある職場と出会いたい方は、ぜひ一度プロに相談してみてください。


staffH
都内在住の40代男性。ITエンジニア歴15年。スマホアプリ開発会社にてITエンジニアをやっている。本業での持ち回りはバックエンドだが、好きなのはフロント側。某大手メーカーにて汎用系のシステム開発(社員:300名) → Web系システム開発会社(社員:10名程度) → フリーランスとして活動 → 《現在》スマホアプリ開発会社(社員:50名くらい)
転職ストーリーズというエンジニアのための情報メディアを運営して情報発信をしている。参考記事:「インフラエンジニア向けおすすめ転職サイト・転職エージェント11選!」