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サーバーエンジニアの様々なキャリアパス!それぞれについて詳しく解説


サーバーエンジニア志望だけど、どんなキャリアパスがあるの?
未経験からIT業界を目指すと言った時、最初にまずサーバーエンジニアを目指すようアドバイスされることが多くあります。
実際にサーバーエンジニアは未経験者が挑戦しやすい職種です。
それではサーバーエンジニアとしてIT業界に入っていった場合、その後はどのような道があるのでしょうか。
本記事では、サーバーエンジニアのキャリアパスについて詳しく解説します。
「その前にサーバーエンジニアって?」という方は、まず次の記事をお読みください。
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サーバーエンジニアの9つのキャリアパス
サーバーエンジニアとして基本的な構築・運用を経験した後は様々な方向へキャリアパスは分かれていきます。
例えば、次のようなキャリアパスがあります。
・キャリアアップ
スペシャリスト | 業務内容は特定の技術領域(OS、仮想化、ストレージなど)に特化。 |
アーキテクト | システム全体の設計・技術選定を行う仕事です。 全体の視点を持つ必要があるので、サーバーの他、ネットワーク、クラウドなどの知識が必要。 |
マネージャー | インフラチームの管理、技術選定、プロジェクトマネジメントを行う仕事です。 |
コンサルタント | 企業のインフラ改善提案、クラウド移行支援などを行います。サーバー・ネットワーク・セキュリティ・クラウドの幅広い知識を身につけたうえで提案資料作成や顧客折衝の経験も必要。 |
・キャリアチェンジ
クラウドエンジニア | クラウド環境構築・運用を行います。 クラウドは元々サーバーと密接に関係するものなので、サーバーエンジニアからこちらの道へ行くケースは多いです。 |
ネットワークエンジニア | ネットワークインフラの設定・運用を行う仕事です。 サーバー、ネットワークの両方について詳しくなれば、将来、アーキテクトになるキャリアパスも見えてきます。 |
セキュリティエンジニア | サーバーやネットワークの脆弱性診断、対策を行う仕事です。 サーバーエンジニアをやっていると、セキュリティを意識するきっかけが多くあるため、この道を志す方が多いようです。 |
データベースエンジニア | 企業のシステムにおけるデータの管理・運用・最適化を担当します。 サーバーエンジニアとしてDB運用経験を積んだ結果、こちらの道に進む方もいます。 |
・独立
フリーランス | フリーランスになり、インフラ設計・運用、クラウド、セキュリティ案件を受託するキャリアパスです。 スキル次第で高収入も可能ですが、全て自分次第なので、どのタイミングで独立するかの見極めが大切です。 |
それぞれの詳しい解説は次の章以降をご覧ください。
サーバーエンジニアのキャリアパス①スペシャリスト
サーバーエンジニアとして経験を積み、特定の技術(OS、クラウド、セキュリティなど)を極めることで、企業のITインフラを支える不可欠な存在になります。
技術の最前線で活躍できる点が特徴です。
年収
厚生労働省による職業情報提供サイトjobtagによれば、一般的なサーバーエンジニアの平均年収は約450万円から600万円に対し、スペシャリストとしての高い専門性を持つ場合、年収は700万円以上となることもあります。
やりがい・大変なこと
技術を極められることが最大のやりがいです。
希少価値の高いスキルを持つことで、最前線で活躍でき、高収入も期待できます。
また、この方向に進む人はその技術が得意、好きという場合が多いので、好きなことを深掘りできるのはメリットと言えるでしょう。
一方で、特定分野において常に最新の知識を習得し、誰よりも詳しくなる必要があるため、プレッシャーを感じることもあります。
向いている人
以下の特徴を持つ人は向いていると言えるでしょう。
・技術が好きで、深く掘り下げるのが苦にならない人
・特定の技術に強い関心があり、それを武器にしたい人
サーバーエンジニアとして実務経験を積む中で、自分の得意分野を見つけるとよいでしょう。
必要スキル・資格
専門領域に応じた高度な資格取得を目指しましょう。
例えば以下のようなものがあります。
LPIC (レベル2以上) | Linuxの高度な知識 | Linuxを極めたい人向け |
Red Hat Certified Engineer(RHCE) | Red Hat系Linuxの専門知識 | Linuxのエンタープライズ運用を目指す人 |
AWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル | AWS(クラウドサービス)の設計・運用スキル | クラウド技術を極めたい人 |
CCNP | ネットワーク設計・運用 | インフラ全般の知識を深めたい人 |
自分の目指す分野に合わせて、適切な資格を選びましょう。
サーバーエンジニアのキャリアパス②アーキテクト
企業のITインフラ全体の設計・構築を担う上流エンジニアです。
サーバーやネットワーク、クラウド、セキュリティなど幅広い知識を活かし、システムの最適な構成を設計します。
年収
アーキテクトの年収は、経験やスキル、所属企業の規模などによって大きく変動しますが、サーバーエンジニアからしっかり経験を積み上げていった場合は、年収は600万円~950万円程になるでしょう(厚生労働省による職業情報提供サイトjobtagより)。
また、求人ボックスによれば、平均年収は747万円となっています。
やりがい・大変なこと
インフラの最適な構成を考え、長期的な視点で設計に携われること、それを通して企業のIT戦略に影響を与えられることが最大のやりがいでしょう。
ただし、その分、設計ミスがサービス全体のパフォーマンス低下につながる可能性があるので責任は重いと言えます。
また、ビジネス視点も必要で、コストや運用の効率性を考慮しなければいけない点は、技術のみを追求したい方は不満に感じることもあるでしょう。
向いている人
まずシステム全体の構造を考えるのが好きな人が向いていると言えますが、仕事の性質上、以下の特徴も重要です。
・技術だけでなくビジネス視点も持ちたい
・チームと連携しながら働くのが得意
必要スキル・資格
サーバー以外にも幅広い分野(ネットワーク、セキュリティ、クラウド)の知識・スキルが必要になります。
LPICのレベル2以上は前提として、CCNA、CCNPなどのネットワーク関連資格、AWSなどのクラウド関連資格も順に取得していきましょう。
サーバーエンジニアとしての経験を活かしながら、ネットワークやクラウド分野のスキルを 体系的に習得する ことが重要です。
サーバーエンジニアのキャリアパス③マネージャー
マネージャーは、技術者としての知識・経験を活かしながら、チームやプロジェクトを統括する役割を担います。
サーバーエンジニアとしての技術力に加え、マネジメントスキルや高いコミュニケーション能力 が求められます。
年収
マネージャーの年収は、企業規模や管理する範囲によって異なりますが、厚生労働省による職業情報提供サイトjobtagによれば、十分にキャリアを築いていけば、700万円〜1,100万円以上期待できます。
やりがい・大変なこと
技術とビジネスの両方を理解し、企業のIT戦略の立案に関わるチャンスもあるというのがやりがいとなるでしょう。
多くの仲間を導きながら、仕事をやり遂げた際の達成感は格別です。
一方で、エンジニアリングの実務から離れ、技術よりも管理業務の割合が増えることを不満に思うケースもあるようです。
また、会社の方針と現場の意見の調整が求められ、板挟みになってしまうこともあります。
向いている人
技術だけでなく、組織やチームの成長にも興味がある人であるというのが前提となります。
複数のタスクを同時進行で管理するのが得意な人も、この職に向いています。
また、現場の意見をくみ取りつつ、経営層と交渉できる人は現場から歓迎されるでしょう。
必要スキル・資格
技術的な知識は前提として、マネジメントスキルを磨くことが重要です。
以下の資格を取得することで、管理職としての専門性を高められます。
PMP(Project Management Professional) | プロジェクトマネジメントの国際資格 |
ITIL Foundation | ITサービス管理の基礎知識 |
中小企業診断士 | 経営・財務・戦略の知識 |
基本情報技術者 / 応用情報技術者 | ITの基礎~応用知識(技術とマネジメントの橋渡しを担うために有効) |
技術力だけではなく、組織を動かす力を身につけることが、マネージャーとしての成功につながります。
サーバーエンジニアのキャリアパス④コンサルタント
サーバーエンジニアとしての豊富な知識と経験を活かし、クライアント企業のITインフラに関する課題を解決するのが「ITコンサルタント(インフラコンサルタント)」の役割です。
技術力だけでなく、ビジネス視点や提案力が求められる職種であり、エンジニアとしてのキャリアを一歩進めたい人にとって魅力的な選択肢の一つです。
年収
厚生労働省による職業情報提供サイトjobtagによれば、平均年収は684万円ですが、特に高度な技術や業界知識を持つコンサルタントならば、1,000万円以上の年収も達成可能です。
やりがい・大変なこと
業界や企業規模を問わず、さまざまなインフラ課題に対応できるため、経験の幅が広がることが最大のやりがいでしょう。
同時にこれはクライアントごとに異なる課題を解決する必要があるという意味で大変な点とも言えます。
他には次のようなやりがい、大変なことが挙げられます。
やりがい
・ビジネス視点と技術視点を融合し、企業のIT戦略に直接的に貢献できる
・クライアントと密接に関わり、具体的な課題解決に向けて動く実感が得られる
大変なこと
・課題の複雑さや規模が大きくなることもあり、解決策を見つけるために高い技術力や提案力が必要
向いている人
問題解決が好きで、論理的に考えるのが得意な人というのは前提として、以下の特徴も必要です。
・対話しながら課題を明確にするのが得意
・新しい技術や業界知識を学び続けるのが好き
・プレゼンテーションや提案資料の作成が得意
・チームでの協力ができ、柔軟に対応できる
サーバーエンジニアとして培った技術力を活かし、さらにビジネス視点を磨きたいと考えている人には特に向いている職種です。
必要スキル・資格
インフラ全般(サーバー、ネットワーク、クラウド、セキュリティ)の技術スキルは前提として、以下が必要です。
・コンサルティングスキル
(ヒアリング・要件定義、業務改善・IT戦略の立案、プレゼンテーション・提案力)
・プロジェクトマネジメントスキル(ITプロジェクトの計画・管理)
・ビジネス・経営知識
資格としては、技術資格の他に以下を取得するとよいでしょう。
PMP(Project Management Professional) | プロジェクトマネジメントの国際資格 |
ITIL Foundation | ITサービス管理の基礎知識 |
中小企業診断士 | 経営・財務・戦略の知識 |
ITストラテジスト試験(ST) | IT戦略の立案・経営戦略の知識 |
サーバーエンジニアとして得た技術スキルを活かしつつ、ビジネス視点を加えた課題解決力を身につけることで、ITコンサルタントとしてのキャリアを築けます。
サーバーエンジニアのキャリアパス⑤クラウドエンジニア
近年、クラウド技術の進化と普及により、多くの企業がオンプレミス(自社運用のサーバー)からクラウド環境へ移行しています。
この流れを受け、サーバーエンジニアにもクラウド関連のスキル習得が推奨されるようになり、クラウドエンジニアへの転向を考える人も増えています。
クラウドエンジニアの仕事内容や年収・やりがいなどについては、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひあわせてお読みください。
サーバーエンジニアのキャリアパス⑥ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアは、企業やデータセンターのネットワークインフラの設計・構築・運用を担当する専門職です。
サーバーエンジニアがアプリケーションやデータの管理を行う環境を整備するのに対し、ネットワークエンジニアはそれらを安全かつ高速に通信できるようにする役割を担います。
年収
ネットワークエンジニアの平均年収はサーバーエンジニアと同程度ですが、すでにサーバーエンジニアとしてのキャリアを積んでいる場合は、その分も考慮されるので、500万円以上は期待できます。(参考:求人ボックス)
詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
やりがい・大変なこと
ネットワークはサーバー含むITインフラの要であり、適切に設計・運用することで快適な通信環境を提供できるので、システム全体の根幹を支えるというやりがいがあります。
またサーバーエンジニア→ネットワークエンジニアという形で経験を積めば、将来的にアーキテクトなどの上流キャリアパスが開けます。
大変な点としては、ネットワークトラブルが発生すると、全システムに影響を及ぼすため、迅速な対応が求められ、夜間休日対応が必要な場合もあることが挙げられます(ただし、それは運用・監視に携わるキャリア初期に限った話です)。
これらは一例で、より詳しい内容はこちらの記事で解説しています。
向いている人
ネットワークトラブルの原因は機器、回線、クラウド環境など多岐にわたるため、以下のような特性を持つ人が向いています。
・論理的思考が得意で、原因を突き止めるのが好きな人
・システム全体の仕組みを理解し、最適なネットワーク構成を考えたい人
こちらの記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
必要スキル・資格
ネットワークエンジニアには、ネットワークに関する専門知識・スキルが不可欠 です。
資格取得を目指しながら学ぶのが効果的でしょう。
特に次の資格がおすすめです。
CCNA | ネットワークの基本知識・技術を証明 |
CCNP | より高度なネットワーク設計・運用を証明 |
情報処理技術者試験 ネットワークスペシャリスト | 国家資格でネットワーク設計・運用の知識を証明 |
サーバーエンジニアの経験を活かしつつ、ネットワークの知識を深めることで、インフラ全体の設計・運用に関われるエンジニアへのキャリアアップが可能です。
こちらの記事では、他の資格についても解説しています。
サーバーエンジニアのキャリアパス⑦セキュリティエンジニア
セキュリティエンジニアは、企業のシステム、サーバーやネットワークをサイバー攻撃や不正アクセスから守る専門職です。
近年、クラウド化やリモートワークの普及に伴い、情報セキュリティの重要性が増しており、需要が急拡大している職種 の一つとなっています。
詳しくはこちらの記事をお読みください。
サーバーエンジニアのキャリアパス⑧データベースエンジニア
データベースエンジニアは、企業のシステムで扱うデータの設計・管理・最適化を行う専門職です。
近年、データ活用の重要性が高まり、データベースのパフォーマンスを最適化する技術者の需要が増加しています。
そのため、サーバーエンジニアとしてDB運用経験を積んだ後、データベースエンジニアへ転向する人も多い です。
年収
厚生労働省による職業情報提供サイトjobtagによれば、平均年収は558万円、求人ボックスによれば、 約598万円です。
レベルにより以下の様に推移します。
初級レベル(DB運用・保守):400万〜500万円
中級レベル(DB設計・チューニング):600万〜800万円
上級レベル(データアーキテクト・DBA):800万〜1000万円以上も可能
やりがい・大変なこと
データベースエンジニアのやりがいは、システム全体のパフォーマンス向上に貢献できる点です。
適切な設計やチューニングを行うことで、データの処理速度を大幅に改善し、業務の効率化に貢献できます。
また、現在流行のデータ分析・AI分野に関わることができる点に魅力を感じている人もいるようです。
一方で、データベースは企業にとって極めて重要な資産であるため、障害時の対応には大きな責任が伴います。
データ消失やパフォーマンスの低下がビジネスに直接影響を与えるため、適切なバックアップや復旧手順を理解し、迅速に対応できるスキルが求められます。
向いている人
データベースエンジニアには、論理的思考が得意で、データの最適化やパフォーマンスチューニングに興味がある人 が向いています。
特に、以下のような人におすすめです。
・データの構造を深く理解し、効率的な設計・運用を考えられる
・問題解決のために試行錯誤するのが苦にならない
サーバーエンジニアとしてDB運用に携わる中で、データベースの設計・チューニングに興味を持ったなら、この分野への挑戦を検討するとよいでしょう。
必要スキル・資格
まずSQL(データを操作する言語)を学ぶことが重要です。
SQLを使って、データの登録・検索・更新・削除ができるようになりましょう。
また、MySQL・PostgreSQL・Oracle・SQL Serverといった代表的なデータベースの基本的な使い方を学ぶことも必要です。
以下の資格が、専門性を証明するのに役立ちます。
ORACLE MASTER | Oracle DBの専門資格 |
AWS Certified Database – Specialty | クラウド(AWS環境)DB向け |
情報処理試験 データベーススペシャリスト | 国家資格、データベース設計・チューニングの知識を体系的に学べる |
サーバーエンジニアの経験を活かしつつ、データベースの専門知識を深めることで、より高度なキャリアを築くことができます。
サーバーエンジニアのキャリアパス⑨フリーランス
フリーランスは、企業に所属せず、プロジェクト単位で仕事を受ける働き方です。
自分のペースで働ける自由さが大きな魅力ですが、その分、営業活動やクライアント対応、契約交渉など、自分で仕事を取るための努力も必要です。
サーバーエンジニアとしての技術力を活かし、独立して多様な案件に挑戦できる点が特徴です。
異なる企業や業界のニーズに対応することで、幅広い経験を得ることができます。
年収
フリーランスの年収は、受けるプロジェクトやその規模、個々の技術力や交渉力によって大きく異なります。
上級者の場合は、1,200万円以上達成している人もいるようです。
やりがい・大変なこと
フリーランスとしてのやりがいは、まず自分のペースで働ける自由です。
自分でスケジュールを組むことができるため、ライフスタイルに合わせた働き方が可能になります。
また、多様なプロジェクト経験が積めることも魅力です。
企業やクライアントによって異なる技術要件に触れ、広範な知識やスキルを得ることができます。
一方で、フリーランスには安定した収入がないというリスクもあります。
また、自己管理能力が求められ、プロジェクトの進行状況や納期を自分で管理しなければならないため、時間管理や計画力が必要です。
向いている人
フリーランスのサーバーエンジニアに向いているのは、自由な働き方を求め、自己管理能力に自信がある人です。
特に、以下の特徴を持つ人には向いています。
・自己管理能力が高い
自分でスケジュールを立て、プロジェクトを効率よく進められる人。
・営業やクライアントとのコミュニケーションが得意
クライアントとの信頼関係を築き、仕事を獲得するために積極的にコミュニケーションを取れる人。
・自分のペースで働きたい
自分の時間を自由に使い、ライフスタイルに合わせた働き方がしたい人。
フリーランスとして成功するには、自分で仕事を取りに行くという積極的な姿勢が求められます。
必要スキル・資格
フリーランスとして活躍するためには、独りでいろいろ対応しなければいけないため、幅広いサーバー技術が必要です。
そして、ネットワーク技術も求められます。
また、技術以外にも、納期やスケジュールを自己管理する必要があるため、プロジェクト管理や進行管理のスキルも重要です。
以下の資格を取得しておくと、信頼性やスキルを証明しやすくなります。
LPIC | Linuxサーバーの運用・管理に関する資格。 |
AWS Certified Solutions Architect | クラウドインフラの設計・構築能力を証明する資格。 |
プロジェクトマネジメントの資格(PMPなど) | 複数のプロジェクトを効率的に進めるための管理スキルを証明。 |
フリーランスは自分の働き方を自由に選べる反面、技術だけでなく、自己管理や営業活動も重要な要素です。
キャリアパスに関係なくサーバエンジニアにまず必要なスキル・資格
サーバーエンジニアとしてどのキャリアを選ぶにせよ、まずは基礎的なスキルと資格を身につけることが重要です。ここでは、最低限必要なスキルと、取得しておくと有利な資格を紹介します。
・OS(Linux・Windows)の基礎知識
・ネットワークの基礎知識
・サーバーの構築・運用スキル
・セキュリティの基礎知識
また、以下の資格を取得しておくとよいでしょう。
LPIC | Linux(サーバーによく使われるOS)の基礎から応用まで |
CompTIA Server+ | サーバーのハードウェア、OS、仮想化 |
CCNA | ネットワークの基礎 |
詳しくは以下の記事で解説しています。ぜひ併せてお読みください。
LPICやCCNAのような資格は、独学で学ぶこともできますが、単に資格を取得するのでなく、より深く理解したいのなら「活学ITスクール」のご利用がおすすめです。
活学ITスクールでは、アニメ教材による学習+講師によるオンラインでの指導(質問対応、機器の設定の実践)により、ITの面白さに触れながら、実践的な学習をしていただけます。
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未経験からサーバーエンジニアへのキャリアパス
未経験からサーバーエンジニアを目指すなら、まず以下のことに取り組みましょう。
・サーバー・ITの基礎を学習する
・転職エージェントを利用する
・資格を取得する
詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
サーバーエンジニアになってあなたの理想のキャリアパスを歩もう
サーバーエンジニアとしてのキャリアは、非常に多様であり、自分の興味やスキルに応じて様々な方向に進むことができます。
まずは基礎的なスキルを身につけ、現場で経験を積みながら、自分に合ったキャリアパスは何か考えてみることが大切です。
重要なのは、自分がどんな仕事をしているときに最も充実感を感じるのか、またどの分野で成長していきたいのかを考えることです。
キャリアの途中で選択を変えたり、新しい分野に挑戦したりすることも可能です。
どの道を選んでも、サーバーエンジニアとしての基盤がしっかりしていれば、幅広いチャンスを掴むことができるので、スキルを身につけ成長することも忘れずに。
「千里の道も一歩から」
サーバーエンジニアとして、理想のキャリアパスを歩むには、どの会社からキャリアをはじめるかが大切です。
「とりあえず入れる会社に」というのは失敗の元!



じゃあどうすればいいの?
というあなたは、転職エージェント「活学キャリア」のご利用がおすすめです。
活学キャリアでは、入った後のこともしっかり考えて、希望のキャリアを歩んでいけるような優良企業のみを紹介いたします。
業界を知り尽くしたプロのエージェントとの面談で、理想と現実をすり合わせ、間違いのないキャリアを選びましょう。
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